- 新築へドコモ光移転は住所登録必要、手続きに最大1ヶ月。
- 速やかなネット利用には引越し前にドコモ連絡を。
- 新築移転はNTT登録含め約2ヶ月の準備期間を見込む。
- ドコモ光解約時、解約金と機器返却が必要。
現在、ドコモ光でインターネットを利用している人は、引越しの際に移転手続きを行わなければいけません。
インターネットの手続きには時間がかかることが多いため、早めの行動が大切です。
特に、新築へ引越しする予定の人は、通常よりかなり早めに手続きすることをおすすめします。
なぜなら、ドコモ光を新築に移転する場合、「住所登録」という、通常とは違う手続きが必要になるからです。
この住所登録は、2~3週間、長い場合では1ヶ月近くかかってしまうことがあります。
もしも住所登録に1ヶ月かかってしまった場合、インターネットが利用できるようになるのは、2ヶ月近く先になってしまいます。
このことから、引越し後にすぐインターネットを利用するためには、早めに行動する必要があるのです。
ここでは、ドコモ光の移転方法や移転にかかる時間、解約方法などについて紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
ドコモ光を新築物件に引越しする方法
新築への引越しで、ドコモ光を移転する手続きの流れは以下の通りです。
ドコモ光の移転を申し込むには、ドコモインフォメーションセンターへ電話するか、ドコモショップへ直接足を運ぶかの2つの方法があります。
ドコモインフォメーションセンターの電話番号は下記のとおりです。
ドコモの携帯電話から | 151 |
---|---|
一般電話などから | 0120-800-000 |
※お問い合わせ|NTT docomo 受付時間は9:00~17:00で年中無休
ただし、2月~4月の繁忙期に引越しをしようと考えている場合、上記の方法では混雑による待ち時間が発生することがあります。
引越し後すぐにインターネットを利用したいと考えている場合は、とにかく早めにドコモへ連絡しましょう。
もしも早めに連絡ができなかった場合は、工事が完了するまでWi-FiルーターやポケットWi-Fiをレンタルするという方法もあります。
レンタルWi-Fiの一例
新築物件への移転は「住所登録」が必要
基本的なドコモ光の引越し手続きは、「ドコモ光の引っ越し手続きの4つの手順と費用をお得にする方法」で紹介している方法と同じです。
ただし、新築へ引越しをする場合、大きく違う点があります。
それは、NTTへ住所登録をする必要があるということです。
NTTは、サービス提供エリアを全て「エリアマップ」で管理しています。
新築の場合、このエリアマップに住所が登録されていないため、サービスを受けることができません。
そのため、まずはNTTへ住所を登録しなければいけないのです。
NTTへ住所を登録するため、まずは「住居新築届」(名称は各自治体によって異なる)を提出し、新居の住所を確定させましょう。
その後、ドコモへインターネットの申し込みをすることでNTTの住所登録が行われます。
ただし新築物件でも、同じ住所で以前に登録がされていた場合、新規で住所登録をする必要がありません。
新居の住所が登録されているかどうかは、NTT東西フレッツの公式サイトから確認することができます。
ドコモ光を新築に移転するための期間はどれくらい?
通常、ドコモ光の引越し手続きには、2~3週間ほどかかります。
ただし、新築へ移転する場合には、NTTへ住所登録が必要なため、さらに2~3週間ほどかかります。
2~4月の繁忙期に引越しをする場合、混雑のため、更に日数が必要です。
そのため、新築物件に引越しをする場合、インターネットの利用を開始したい日から2ヶ月~2ヶ月半前にはドコモへ連絡しておくのが理想的です。
ドコモ光を新築でも早く開通する方法
ドコモ光を新築へ引越しする場合には、上でも紹介したように、通常の手続きに加え住所登録が必要なため、2ヶ月ほど日数がかかることがあります。
少しでも早く新居でインターネットを利用するには、以下の方法を試してみましょう。
- 早めに手続きをする
- 一度解約して新規で申し込みをする
早めにインターネットを申し込む場合、住居新築届も早めに提出しましょう。
また、一度解約してから新規で申し込みをする場合、現在利用しているサービス内容をそのまま引き継ぐことはできなくなるため、注意が必要です。
ここからは、ドコモ光の解約方法について紹介します。
ドコモ光の解約方法
ドコモ光を解約手続きは、移転の手続きと同様に、電話もしくはドコモショップで行います。
手続きの際には、契約時に設定した4桁の暗証番号がわかるようにしておきましょう。
詳しい手続き方法は「ドコモ光の解約手続き方法」で紹介していますので参考にしてください。
また、ドコモ光を解約する際は、条件によって下記の料金が発生します。
よく確認しておきましょう。
支払う金額 | 支払いが必要な場合 | |
---|---|---|
解約金 (2022年7月1日以降にお申込みの場合) |
戸建てタイプ:5,500円 マンションタイプ:4,180円 |
契約満了の翌月・翌々月以外のタイミングで解約する場合 |
解約金 (2022年6月30日以前にお申込みの場合) |
戸建てタイプ:14,300円 マンションタイプ:8,800円 |
契約満了の翌月・翌々月以外のタイミングで解約する場合 |
初期費用 | 残債を一括請求 | 分割払いにした初期費用のうち未払い分がある場合 |
さらに、ドコモ光を解約する場合、モデムなどの機器を返却する必要があります。
明確な期限が設けられているわけではありませんが、できるだけ早く返却しましょう。
返却が遅くなってしまうと、ドコモから督促状が届いたり、機器相当額を支払わなければいけなくなったりしてしまいます。
当社がお貸出しした機器の返却をお願いしたときは速やかにご返却願います。一定期間経過後、機器の返却がないお客様については、NTT東西より督促状または電話による連絡がある場合があります。最終的に未返却の場合、機器相当額を請求させていただく場合があります。
出典:ドコモ光の解約|NTT docomoより
乗り換えと移転ではどちらが良い?
インターネットを新規で契約すると、様々な特典がつくことがあります。
そのため、引越しを機に乗り換えを検討する人も多いのではないでしょうか?
実際に、どちらにどのようなメリットがあるのか、まとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
乗り換え | 乗り換え先の契約条件によっては、キャンペーンなどで安くなる | 契約継続によるメリット(ポイントや携帯電話とのセット割など)がなくなる |
移転 | 手続きが楽 | 移転料がかかる |
他社に乗り換える場合、キャンペーンなどがあれば、初期費用や月額使用料が安くなるかもしれません。
ただし、ドコモ光では、スマホとインターネットをセットで利用している場合に限って適用される「セット割」があります。
この「セット割」がかなりお得なため、他社のキャンペーンで大幅に料金が安くなるといった場合以外では、乗り換えはおすすめできません。
一方移転の場合は、他社に新規で申し込んだときに比べて、手続きが楽に済むというメリットがあります。
移転料金が発生してしまうため、「手間がかかっても安く済ませたい」という人の場合は、割引率の高いインターネット回線を探した方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?インターネットの手続きは、時間も手間もかかるもの。
ついつい後回しになってしまいがちですが、早めに手続きをしないと、引越し後にすぐインターネットを利用することができません。
仕事や学校などで、引越し後すぐにインターネットを使う予定がある人は、早めに手続きを進めておきましょう。