外壁塗装

外壁塗装の支払いタイミングは4パターン|注意すべき支払い方法とは

外壁塗装の支払いタイミングは4パターン|注意すべき支払い方法とは

住宅の外壁塗装には100万円規模の費用がかかるので、塗装の材質や施工方法はもとより、施工してくれる業者選びにも慎重になりますよね。
今回は、外壁塗装の費用の支払いに焦点を当て、支払いのタイミングや決済方法の種類、トラブル回避のコツなどを解説します。

瀧澤輝

監修者:瀧澤 輝 弁護士

2009年 中央大学法学部卒業
2011年 中央大学法科大学院修了
2012年 司法修習修了(新65期)東京弁護士会所属
2013年 シティユーワ法律事務所
2017年 たきざわ法律事務所開所
2021年 HyAS&Co.社外取締役(監査等委員)就任

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外壁塗装の支払いタイミングは4パターン

外壁塗装を支払うタイミングは、基本的に下記の4パターンです。

  1. 施工後に一括払い
  2. 施工前・施工後に各1回の2回払い
  3. 【危険】施工前・施工中・施工後の3回払い
  4. 【危険】施工前に一括払い

支払うタイミングによっては、悪意ある業者に施工費用を持ち逃げされたり、施工品質が悪くてもやり直しをしてもらえなかったりと、トラブルに巻き込まれる恐れが高まることを知っておきましょう。
トラブル回避の視点からも、業者に言われるがままではなく、大金を支払う側としてタイミングについて知識を持っておくと安心につながります。

1.施工後に一括払い

最も安心できる支払いのタイミングは、施工後に一括払いする方法です。
基本的に多くの業者が施工を完了してから請求する流れをとっています。
この方法なら、施工が終わらない限り業者は代金を得られないので、お金を持ち逃げされる心配はありません。
依頼先を探す際には、支払いタイミングを施工後に一括払いできないかについても問い合わせてみましょう。

2.施工前・施工後に各1回の2回払い

外壁塗装を施工する前と後に1回ずつ、計2回の支払いを求められるパターンもあります。
施工前と施工後の2回払いは、どちらかに支払いが偏っていない限り依頼側と業者側がともにリスクを抑えられる方法です。
1回目の代金によって、業者は施工前に塗料や施工道具などを手配し、作業をスムーズに進められます。
依頼者側も施工が終了するまで残りの支払いをせずに済むので、お金を全額持ち逃げされる心配は避けられます。

3.【危険】施工前・施工中・施工後の3回払い

外壁塗装を施工する前と後、そして作業の中ほどに1回ずつ、計3回の支払いをするパターンは一見、問題のない支払いのタイミングに思えますが、実は業界では悪徳業者の手口として問題になっている方法です。

例えば、「10%残し」という名のよくある詐欺の手口があります。
100万円の外壁塗装を、施工前に45万円、中間地点に45万円、施工後に10万円の3回に分けて支払うよう施工業者が指示したとします。
施工業者は中間地点で2回目の支払いを確認すると、残りの作業をせずに途中で逃げてしまうというトラブルです。

施工後の10万円の支払い、つまり10%の代金を受取らなくても利益は十分に出ているので、次のクライアントに乗り移った方が次の利益を取りに行けるからです。
また、2回目の支払い以降も施工業者が途中で逃げずに作業を続けている場合でも、残りの作業の手を抜いて杜撰な施工をするケースもあります。
3回払いだから必ず悪徳業者である、ということはありませんが、特に3回目の支払い設定が1、2回目よりも大幅に少ない場合は、注意が必要です。

4.【危険】施工前に一括払い

施工前に一括払いを求められるのは、最も危険なケースのため、依頼してはいけません。
施工前に全額を払い込んでも、予定通りに業者が施工を始めない、連絡が取れなくなるといった事例が起こっているためです。
外壁塗装に限らず、本来、支払いとは施工の対価として発生するはずです。
全額前払いはトラブルに遭遇する確率が高いので、そのような支払い方法を要求してくる業者には、依頼しないようにしましょう。

なぜ、前払いや3回払いが危険なのか

「前払いや3回払いは危険」とされる理由は、施工が終わる前に支払い済みの金額が大きくなり、利益が出た途端に業務を放棄する悪徳業者がいるからです。
全額前払いをしてしまうと、着工すらしない場合もあります。
また、支払いが済んでいる場合は、施工品質が劣悪でもやり直しを引き受けない業者もいます。
そのような悪徳業者はあえて事務所を構えていない場合もあり、転々と詐欺を働き続けるケースもあります。
結局は、連絡が取れずに依頼者側が泣き寝入りするしかなくなるため、施工前に支払ってしまうのは非常に危険といえます。

外壁塗装の支払いのタイミングの比較
支払いのタイミング 特徴
施工後に一括払い 最も一般的。トラブルの心配も少ない。
施工前・施工後に各1回の2回払い 費用の半分ずつを2回に分ける方法。
依頼者と施工業者の双方にメリットがあり、比較的安心。
施工前・施工中・施工後の3回払い 1、2回目の支払いが多額なほど、途中で作業を辞めるトラブルにつながる恐れがある。危険とされる方法。
施工前に一括払い 最も危険な方法。費用の持ち逃げをされる恐れがあるため、契約しない。
瀧澤輝

監修者:瀧澤 輝 弁護士

2009年 中央大学法学部卒業
2011年 中央大学法科大学院修了
2012年 司法修習修了(新65期)東京弁護士会所属
2013年 シティユーワ法律事務所
2017年 たきざわ法律事務所開所
2021年 HyAS&Co.社外取締役(監査等委員)就任

専門家の解説

金銭だけ受け取り、一切施工を行わない、あるいは低品質な施工を行う業者とのトラブルは後を絶ちません。しかし、仮に裁判で勝訴したとしても、そういった悪徳業者は賠償金を支払うだけの財産をもっていない場合もあり、必ずしも失ったお金が戻ってくるわけではありません。施工業者を選ぶ際には、支払いタイミングを考慮することで、不要なトラブルに遭遇するリスクを避けることが重要です。

悪徳業者にだまされないための支払いパターン交渉術

依頼側として支払いパターンを交渉する術を知っておき、悪徳業者のいいようにされないようにしましょう。

施工前一括払いの業者には絶対に注文しない

まず、施工業者に全額前払いを指定してくる業者には注文しないと決めておきましょう。
他の方法はないのかを問いかけても「施工前に一括払いをしないと施工できない」と譲らない場合は、トラブルが潜んでいると考え、絶対に契約しないようきっぱりと断る方が安全です。

回払いの場合は最後の支払いの割合を高くする

施工する前、途中、後の計3回の支払いを指定された場合は、最後の支払いの割合を多くするよう交渉しましょう。
前述した「10%残し」のように、最後の支払いの割合を少なくしてしまうと、2回目の代金を得た後に逃げてしまう恐れがあるからです。
最後の支払いの割合を多くできないと業者が言う場合も、契約しない方が無難です。

外壁塗装の決済方法のメリット・デメリット

外壁塗装の支払いは、下記の4つの決済方法があります。
いずれもメリット・デメリットがあるので、双方のポイントを踏まえた上で、自分に合った決済方法を選びましょう。

外壁塗装の決済方法の比較
決済方法 おすすめポイント メリット デメリット
現金払い まとまった資金がある場合に選択
  • 手続き不要
  • 審査不問
  • 詐欺に遭うリスクを伴う
  • 振込手数料が自己負担
クレジットカード払い まとまった資金がない場合や、ポイントが欲しい場合に選択
  • 決済が簡単
  • カードのポイントが得られる
  • 限度額を超える場合は手続きが必要
  • 取扱業者が限られる
  • 割引の適用外になる場合もある
ローン まとまった資金がない場合に選択
  • 月額負担が軽くなる
  • 借り換えで利率が下がることも
  • 支払い総額が大きくなる
  • 手続きが複雑
  • 審査に時間がかかる
財形貯蓄 会社員で利用できるなら選択
  • 資金を無理なく用意できる
  • 利用条件が決まっている

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

現金払い

すでに外壁塗装の資金を全額用意できている場合は、「現金払い」を選べます。
メリットとしては、面倒な書類手続きの必要がないことが一番に挙げられます。
後に紹介する「ローン払い」と違って、審査に時間を取られることもありません。
ただし、およそ100万円にもなる外壁塗装の代金全てをキャッシュで手渡しするのは、紛失や盗難など、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
基本的には口座振込での支払いにして、支払いの証拠が残るようにしておきましょう。
なお、振込手数料は支払い側の負担になるので惜しいと思うかもしれませんが、トラブルを避けるために必要なお金と理解してください。
また、振込は金融機関の受付時間により期日を過ぎてしまうこともあるので、余裕を持って手続きを行いましょう。
やむをえずキャッシュで支払う場合でも、必ず領収書と引き換えにすることを忘れてはいけません。
現金を渡したにもかかわらず、「もらっていない」と再度支払いを要求されないとは限らないからです。
現金払いは、業者としてもクレジットカードの支払い手数料の負担やローン申請の手続きといった他の支払い方法で発生する手間を負わずに済むため、好都合な方法といえます。

クレジットカード払い

外壁塗装の支払いにも、「クレジットカード」を使える場合もあります。
総額が大きいので、その分クレジットカードのポイントがつくのは嬉しいメリットです。
そして決済が簡単であることも利点です。

ただし、デメリットとして、クレジットカードでの支払いは業者が提供するキャンペーン割引の適用外となってしまうことがあります。
クレジットカードでの決済は、支払額の3〜5%の手数料を受取業者がクレジット会社に支払う仕組みです。
業者の費用負担が大きくなってしまうので、割引適用外としている業者やクレジットカードの取り扱いそのものを設けていない業者もあります。

また、外壁塗装は100万円前後の支払いになるので、使用するクレジットカードの限度額を事前に確認しておきましょう。
限度額を超える金額を支払いたい場合は、一時的に限度額を上げる手続きをしておく必要があります。
ポイントを得られるメリットだけでなく、割引条件や限度額設定などを鑑みて選択すると良いでしょう。

ローンを組む

外壁塗装を「リフォームローン」で支払うことも可能です。
自分でローンを組むか、施工業者の指定する提携ローンを組む方法があります。
「外壁塗装をしたいが支払いが不安」「予算オーバーだけど希望の工事は譲れない」と、まとまった資金を用意できない場合でも、ローンだと月々の支払いを抑えられるのがメリットです。

一方、デメリットとしては、支払い総額が現金払いよりも大きくなることです。
しかし、住宅ローンが残っている場合は、借り換えて利率を抑えることができる場合もあり、住宅ローン減税制度を利用するなどして、住まいにかかる費用そのものを抑えることができるかもしれません。
もうひとつのデメリットとしては、ローンを組むための書類の手続きを手間に感じたり、ローンの審査に時間がかかって施工の開始が遅れるケースがあることです。

適切な時期に外壁塗装をするのは、家そのものの寿命を考えると重要です。
現時点の資金が心許ないならローンも検討してみると良いでしょう。
ただし、ローンはあくまでも借金です。
月々の支払額だけでなく、金利や返済の総額、担保の有無などをしっかり理解してから選択してください。

外壁塗装のローンについては下記の記事を参考にしてください。
外壁塗装でローンは組める?金利相場・返済シミュレーションも金利別に一挙解説

財形貯蓄を活用する

「財形貯蓄」の積立制度がある会社に勤めている場合は、この積立金から支払いができるかもしれません。
財形貯蓄とは、従業員の給与からを天引きして毎月積立をし、その一部を運用して従業員に還元するという制度のことです。
メリットは無理なく資金を用意できることです。
財形貯蓄からの支払いにあたっては、主に下記のような利用条件があります。

  • 外壁塗装の費用が75万円を超えること
  • 積立期間が5年を過ぎていること
  • 外壁塗装をする住宅に従業員本人が住むこと

一方で、これらの条件に合わなければ利用できないということがデメリットといえます。
自分が財形貯蓄を利用できるかどうかを会社に問い合わせてみてください。

支払い額を少しでも抑えるには

支払い額を少しでも抑えたい方は、施工の条件によっては助成金や補助金を受けられる場合があるのでチェックしてみましょう。
助成金や補助金については、下記の記事を参考にしてみてください。
外壁塗装で助成金・補助金を受け取る方法は?条件と申請手順・注意点を解説

瀧澤輝

監修者:瀧澤 輝 弁護士

2009年 中央大学法学部卒業
2011年 中央大学法科大学院修了
2012年 司法修習修了(新65期)東京弁護士会所属
2013年 シティユーワ法律事務所
2017年 たきざわ法律事務所開所
2021年 HyAS&Co.社外取締役(監査等委員)就任

専門家の解説

家計の都合にあわせて、最適なものをお選び頂くのがよいかと思います。
ただし、いずれの方法による場合でも「支払った」「支払ってない」の水掛け論になることを防ぐために、口座振込などきちんと金銭の動きが証拠として残る形で支払う方がトラブルを避けられます。
助成金や補助金、控除などに関してご自身で判断されるのが難しい場合には税理士や弁護士などの専門家に相談してみることもご検討ください。

トラブル回避のためには契約書を要チェック

トラブルに巻き込まれないためには、自分自身が外壁塗装の支払いについての知識を持っておくことが重要です。
そして、契約書の内容をよく読んで、疑問があればとことん質問し、依頼者側に不利な支払い条件が記載されていないかしっかり確認しましょう。
契約書のチェックを疎かにすると、下記のようなトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

契約書に潜むトラブルの火種の一例

  • 支払いのタイミングについて明確な話をしないまま契約させて、最後まで施工をするつもりのないケース
  • 契約書に支払い方法の記述がなく、サインしてから全額前払いを当然のように求めてくるケース
  • 営業マンから聞いている内容と契約書の内容が異なるケース
  • 施工の作業中に「ここもやっておきましょう」と契約書を交わさず作業内容を増やし、追加で法外な料金を請求するケース

特に不信感がない相手であっても、必ず書面で契約書を交わして施工条件や支払いのタイミング、決済方法を明確にしてください。

瀧澤輝

監修者:瀧澤 輝 弁護士

2009年 中央大学法学部卒業
2011年 中央大学法科大学院修了
2012年 司法修習修了(新65期)東京弁護士会所属
2013年 シティユーワ法律事務所
2017年 たきざわ法律事務所開所
2021年 HyAS&Co.社外取締役(監査等委員)就任

専門家の解説

裁判所は全知全能ではありませんので、証拠がなければ実態と異なる判断が下されることがありえます。悔しい思いをしないためにも、交わした書面をはじめとする証拠の有無は重要なファクターとなります。
もっとも、書面を交わしたからといって安心してはいけません。
中には相手方に不利な条項を堂々と契約書に盛り込む業者もいます。不要なトラブルを避けるためにも契約書の内容をきちんと把握することが重要です。
そのためにも、手間を惜しまずご自身で契約書を読む習慣をつけましょう。
内容が難しくご自身で判断ができない場合には弁護士などの専門家に契約書を確認してもらうことも視野にいれてください。

支払いについて業者と対等に話せるよう知識を身につけておこう

  • 外壁塗装の支払いのタイミングは4パターン
    • 1.施工後に一括払い
    • 2.施工前・施工後に各1回の2回払い
    • 3.施工前・施工中・施工後の3回払い
    • 4.施工前に一括払い
  • 特に、3回払いや一括前払いは、お金を持ち逃げされる場合があるので危険
  • 外壁塗装の決済方法は4種類
    • 現金
    • クレジットカード
    • リフォームローン
    • 財形貯蓄
  • 営業マンの話と契約書の内容が合致しているか確認し、契約書に不備がある場合は内容が整うまでサインをしない

外壁の塗り替えは10年に一度あるかないかの機会です。
初めて依頼する場合はもちろん、10数年前に塗り替えたきりでは、費用の相場や支払いの条件が前回と異なっていることも考えられます。
また、外壁塗装は一般的に100万円ほどかかる高額な施工です。
「よくわからないからお任せするわ」と、業者の説明のいいなりになっていると思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので注意が必要です。

ぜひ、こちらの記事を参考に、外壁塗装の支払いに関する問題をクリアにしてご自分が納得できる業者に依頼してみてください。

監修者情報

瀧澤輝

監修者:瀧澤 輝 弁護士

2009年 中央大学法学部卒業
2011年 中央大学法科大学院修了
2012年 司法修習修了(新65期)東京弁護士会所属
2013年 シティユーワ法律事務所
2017年 たきざわ法律事務所開所
2021年 HyAS&Co.社外取締役(監査等委員)就任

公式サイト たきざわ法律事務所
専門・得意分野 不動産・企業法務

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