外壁塗装の2色塗りにかかる費用とおすすめの色の組み合わせをご紹介

あなたは、外壁塗装の2色塗りにかかる費用や、おすすめの色の組み合わせについて調べている最中ではありませんか?
外壁塗装で2色塗りを行う場合、一般的な1色塗りと比較すると、費用が若干高額になります。
業者によって2色塗りの費用は異なりますので、ある程度相場を把握しておかないと、費用面で損をしてしまう可能性があります。
また、外壁に取り入れる色を慎重に検討しないと、イメージしていたものとは異なる外壁になってしまうかもしれません。
そこで、今回は外壁塗装の2色塗りにかかる費用と、おすすめの色の組み合わせについてご紹介します。
高額な金銭的損失や、不満の残る仕上がりになったりしないように、このページを最後までご覧ください。

外壁を2色に塗り分ける方法
外壁を2色に塗り分けると、建物にアクセントがつきます。
個性のある外観にしたいという方には、外壁の2色塗りがおすすめです。
また、外壁の模様を残したままの塗装もできますので、「模様を塗りつぶしたくない」という方にも、2色塗りはおすすめです。
実際に外壁を2色に塗り分ける場合、どのような方法があるのでしょうか。
まずは、外壁の塗り分け方法についてご紹介します。
外壁の上下で色を分ける
外壁を2色に塗り分ける方法として挙げられるのが「2階建て建物の1階部分と2階部分で色を分ける」「平屋でも下半分と上半分で色を分ける」というものです。
外壁の上下で色を分ける場合、色の選び方によって建物の雰囲気を大きく変えられるのが魅力です。
例えば、外壁の上部をホワイトにして、下部をブラウンにするといった色分け方法があります。
あなたの好きな色をチョイスして塗り分けるのも良いですし、周囲の景観に合わせて2色使いすることもおすすめです。
出っ張り部分のみ色を分ける
外壁を2色に塗り分ける方法の一つが、「出っ張り部分のみ色を分ける」というものです。
凹凸のある外壁の場合、出っ張っている部分と、へこんでいる部分とで色が異なると、立体感をより強調できるというメリットがあります。
外壁の模様が気に入っているなど、「模様を塗りつぶしたくない」という場合は、出っ張り部分のみ色を分けることがおすすめです。
また、「ベランダのみ色を変えたい」「建物の突出している部分のみ色を変えたい」といった色の分け方もありますので、希望するイメージに合わせて塗り方を考えてみてください。
外壁塗装の2色塗りにかかる費用

外壁塗装の2色塗りにかかる費用は、どれくらいなのでしょうか。
まずは、下記の表をご覧ください。
塗装方法 | 塗装事例 | 費用相場 |
---|---|---|
1色塗 | 一色で外壁全体を塗装 | 50万~80万円 |
2色塗 | 1階部分と2階部分をそれぞれ異なる色で塗装 | 50万~100万円 |
ベランダのみ別の色にする | 80万~160万円 |
外壁塗装で2色塗りを行う場合、1色塗りと比べると、施工費用はほぼ同じか、若干高額になります。
また、塗料のグレードによっては、上記の費用相場を上回ることがありますので注意してください。
特に、「フッ素塗料」「光触媒塗料」などのような塗料の種類は、一般的なシリコン塗料などと比較するととても高額です。
ちなみに、平屋の場合は2階建ての建物と比べると、外壁の面積が狭いのでやや安価な施工費用となります。
2色塗りする場合のおすすめの色組み合わせ
外壁を2色塗りするにあたり、「どのような色の組み合わせにするか」で悩んでしまうものですね。
ここからは、2色塗りする場合の、おすすめの色の組み合わせについてご紹介します。
実際に塗装してから後悔しないためにも、参考にしてみてください。
イエローやグリーンの組み合わせ
外壁を2色塗りする場合、イエローやグリーンの組み合わせがおすすめです。
イエローやグリーンは自然に溶け込みやすい色ですので、お庭に植えこみがある場合や、自然豊かな地域に位置する建物などであれば、周囲から浮くことなく美しい仕上がりになります。
また、一口に「イエロー」「グリーン」といっても、それぞれ明るさや深みは様々ですので、トーンを慎重に選べば、エクステリアや周辺環境に合ったより良い仕上がりになるでしょう。
明るいベージュと濃いめのブラウン
外壁塗装で2色塗りを行うにあたり、「無難なカラーを選びたい」という場合は、明るいベージュと濃いめのブラウンの組み合わせが良いでしょう。
いずれの色も住宅では定番の色ですが、2色塗りにすることで立体感や重厚感を強調できます。
また、汚れも目立ちにくいので、「経年劣化や汚れで美観を損なうのが不安」という方でも安心です。
外壁塗装の注意点

外壁塗装を行うにあたり、いくつか注意点があります。
ここからは、外壁塗装で失敗しないための「注意点」について詳しくご紹介します。
思いがけない失敗を防ぐためにも、しっかりと目を通しておいてください。
サンプルの確認では光の加減に気を付ける
外壁塗装でのサンプル確認では「光の加減」に注意しましょう。
外壁塗装ではサンプル確認が必須ですが、光の加減によって色の見え方が若干異なります。
特に、屋内と屋外とでは色の見え方に違いがあります。
例えば、電気の下と、太陽光の下では光の反射度合いが異なりますので、それぞれ違った見え方になるのです。
屋内でサンプルを確認しただけで塗料を決めてしまうと、実際に外壁に塗ってから「思っていたのと違う…」と不満を感じてしまうかもしれません。
塗料のサンプルを見るときには、屋外に出てから確認してみてください。
建物に合う色を選ぶ
外壁の塗装で失敗しないためにも、建物に合う色を選びましょう。
「好きな色を取り入れたい」と、自分の好みだけに合わせて色を選んでしまうと、実際に塗装してみたときに建物とマッチせず、違和感のある仕上がりになってしまいます。
屋根や窓枠、玄関ドアなどの雰囲気もしっかりと把握してから、色を選んでください。
周辺の景観も視野に入れて色を選ぶ
外壁塗装を行う場合は、周辺の景観も視野に入れて色を選ぶようにしましょう。
例えば、建物の周りに自然が多い場合、外壁に原色を取り入れてしまうと近隣の景観を損ねてしまうことが考えられます。
また、周辺の建物の色と大きく異なる色を選んでしまうと、あなたの建物だけが浮いて見えるかもしれません。
場合によっては、近隣からクレームが生じてしまう可能性もありますので注意しましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装で2色塗りをする場合の費用やおすすめの色の組み合わせ、塗装の注意点などについてご紹介しました。
外壁塗装は高額な費用がかかることですので、慎重に判断しなければなりません。
せっかく数十万円かけた外壁塗装で、不満が残るようなことは避けたいですよね。
現在、外壁塗装で2色塗りを行うことを検討しているあなたは、このページでご紹介した内容を参考にしながら、計画を立ててみてはいかがでしょうか。