移住者支援情報

岐阜県飛騨市への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

岐阜県飛騨市への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

岐阜県の最北端、3000m級の山々に囲まれた飛騨市は、総面積の93%を森林が占める自然豊かな都市です。

ユネスコ無形文化遺産に登録された古川祭や国際大会で金賞を受賞した飛騨米など全国に誇れる個性を持ち、住宅取得支援や米10俵プロジェクトなど、独自の移住支援制度も充実しています。

飛騨地域の中心である高山市へは約30分、名古屋へは東海北陸道・中部縦貫道経由で約3時間、いずれも車でアクセスできます。

本記事では、飛騨市役所企画部ふるさと応援課の方から伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる飛騨市の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。

石島さん/飛騨市役所企画部ふるさと応援課

地域と移住者をつなぐため、飛騨市の魅力を広く発信されています。

飛騨市の基本情報

引用:https://openphoto.app/c/hidacity/photo/24436

所在地

岐阜県の最北端

人口 
(2026年4月1日現在)

人口数:21,065人(男性10,208人 / 女性10,857人)

世帯数:8,797世帯

面積

792.53k㎡

気候

年平均11.4度 

夏(8月)平均25.5度 最高気温36.6度 最低気温16度

冬(1月)平均0度 最高気温10.9度 最低気温-9.8度

都市部へのアクセス

■電車

東京から 約4時間  北陸新幹線 特急ひだ

名古屋から約3時間  特急ひだ

大阪から 約4時間  東海道新幹線特急ひだ

■空港まで

飛騨古川駅~中部国際空港セントレア 車で約2時間30分 電車で約3時間30分~4時間

飛騨古川駅~富山空港 車で約1時間15分 公共交通で約2時間

■市内交通

市内バス「ひだまる」、濃飛バス、JR

医療機関数・介護施設数
(2026年4月1日時点)

市営病院:1か所

市営診療所:6か所

病院:1か所

診療所:14か所

薬局:12か所

介護施設数:57施設

教育機関数
(2026年4月1日時点)

保育園:5か所

認定こども園:1か所

小学校:5校

中学校:2校

小中併設校:1校

高校:2校

大学:1校

特別支援学校:1校

幼稚園:なし

近隣都市

高山市、白川村、富山市、南砺市

飛騨市公式移住定住促進HP

https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/

森林率93%、広葉樹の山々が彩る四季の絶景

飛騨市は岐阜県の最北端に位置する都市です。

人口21,065人、面積792.53k㎡を誇り、総面積の実に93%を森林が占めています。

その7割が広葉樹林であるため、春の萌黄から冬の白銀まで、季節ごとにドラマチックな絶景が広がります。

年間平均気温は約11℃と冷涼で、夏は湿気が少なく、真夏でも夜はエアコンいらずで過ごせる日が大半です。

一方、冬は日本有数の豪雪地帯となり、山間部では2メートルを超える積雪となることも。
市では除雪体制の整備はもちろん、豪雪地域以外からの移住者向けに除雪用具やスタッドレスタイヤの購入補助を行うなど、雪国暮らしを支える実践的なサポートを徹底しています。

また、こうした厳しい自然と共生してきた飛騨市は、地域ぐるみの助け合いが非常に盛んなのも特徴です。

300名以上の市民防災士が活躍するなど、全国的にも先進的な防災体制を確立しています。

万が一の時にも支え合える「顔の見える関係性」が、この街で暮らす大きな安心感に繋がっているのです。

飛騨が誇る食の宝庫——金賞受賞の飛騨米と豊かな山の幸

飛騨市の豊かな自然は、暮らしの景色だけでなく、毎日の食卓にもたっぷりと恵みをもたらします。

まず外せないのが飛騨米です。
昼夜の大きな寒暖差と、広大な広葉樹林を水源とするミネラル豊富な清流に育まれた飛騨米は、2025年11月に北海道で開かれた米‐1グランプリ」でグランプリを受賞するほどの品質です。

移住者からも「毎日のごはんが楽しみになった」という声が多く、日々の食卓の満足度がぐっと上がります。

山の幸も見逃せません。
春になると、飛騨の人々に昔から親しまれてきた「ひめ竹」が旬を迎えます。
チシマザサの若竹で、上品な香りと歯切れのよい食感が特徴で、アクやエグミも少なく食べやすい山菜です。

また、標高1000m近い飛騨市神岡町山之村地域で栽培されるトウモロコシは、生のままでも食べられるほど皮が薄く柔らかで、糖度が非常に高いことから「幻のコーン」とも呼ばれる希少な存在です。

飛騨牛は、広葉樹の森が育んだピュアな水をたっぷり飲みながら恵まれた自然環境でのびのびと育てられ、全国和牛能力共進会での連覇実績を誇る高級ブランド牛です。

スーパーで買うのが当たり前だった食材が、地元の直売所や近所のお裾分けで手に入るといった日常が、飛騨では珍しくありません。

豪華絢爛な屋台巡行と迫力の「起し太鼓」がつなぐ祭りの文化

飛騨市には、暮らしに根付いた伝統的な祭りが各地に息づいています。

飛騨の春を象徴するのが、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている古川祭(4月19日・20日)」です。

見どころは、絢爛豪華な屋台が町を巡り、夜には提灯が幻想的に灯る屋台曳行(えいこう)と、勇ましい起し太鼓です。
伝統美と魂を揺さぶる熱気が共存するこの二日間、町は一年で最も熱い活気に包まれます。

古川祭と並んで忘れてはならないのが「飛騨神岡祭」です。
高山祭・古川祭と並ぶ「飛騨三大祭」のひとつで、神岡町の三社が同日に行う例祭の総称です。

平安絵巻を思わせる総勢700名余りの大行列が最大の見どころで、満開の桜と重なる年には圧巻の光景が広がります。
さらに夏には「ひだ神岡夏まつり」が2日間にわたって開催され、岐阜県の重要無形民俗文化財に指定された「船津盆おどり」や花火大会などで神岡の夜が彩られます。

祭りは観光のためではなく、地域に生きる人々が代々受け継いできた暮らしの一部。
移住者もこの輪に加わりながら、地域の一員として根を張っていけるまちです。

飛騨市での移住生活に役立つ情報

引用:https://openphoto.app/c/hidacity/photo/16128

ここからは、飛騨市での移住生活に役立つ情報について紹介します。 

飛騨市の移住支援制度情報

飛騨市では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。

制度名

内容

お米10俵プロジェクト

転入から3年以内に市内で家を購入した方に米1俵6kgを10年贈呈

ペーパードライバー講習費用補助金

移住者のうち自動車学校でペーパードライバー講習を受講した方の受講費用全額(1人2回まで)

雪国デビューパック補助金

除雪用具購入補助金(上限1万円)

スタッドレスタイヤ購入補助金(上限3万円)

特に以下の支援制度をチェックしておきましょう。 

  • 支援制度①移住促進補助金
  • 支援制度②Uターン奨励品

支援制度①移住促進補助金

​飛騨市では移住を考えてくださる方に寄り添い「きっかけ」や「応援」になるような補助制度を用意しています。

制度名称

内容

補助金額

移住奨励品

飛騨市に移住してから1年経過された方に、飛騨地域限定の電子地域通貨「さるぼぼコイン」等を支給

単身世帯:10万円相当 

2名以上の世帯:15万円相当のさるぼぼコイン(電子地域通貨)または古川町商品券、神岡町商店会連合会商品券

移住検討交通費補助金

飛騨市への移住を検討するため、移住前に飛騨市を来訪し飛騨市移住コンシェルジュの案内または飛騨市住むとこネット登録事業者の案内による空き家見学等を行う方 

最高1万円(住所地によって補助金額が決まります)​ ※一世帯あたり2回まで ​

移住検討宿泊費補助金

​移住体験を目的に市内の対象宿泊施設(ページ下部の補助金一覧に記載)で一泊以上宿泊した方

宿泊費用の2分の1以内 上限30,000円​ ※一世帯あたり2回まで 

引越し費用補助金

移住者のうち飛騨市へ引越した日から1ヶ月以内に転入届を提出した者で引越しをする際に運送業者を利用した方

引越し費用の2分の1以内 上限50,000円 ※一世帯につき1回限り

参考:移住促進補助金~移住の検討から移住後の生活まで幅広く支援します~|飛騨市

支援制度②Uターン奨励品

一旦飛騨市から離れたけど、 再びこの地に戻ってきてくれたあなたに飛騨市から奨励品をお渡しします。※申請時期は、飛騨市へ移住開始後1年経過してから。

対象者

Uターン者

Uターン者要件

  1. ​飛騨市に居住する直前4年以上飛騨市以外の地域に居住していた(居住経験のない方も対象)
  2. 転勤、医療施設または福祉施設への入所等による一時的なUターンでない
  3. 市内に定住する意思を有している
  4. 結婚を機に転入したものではない(夫婦共に転入した場合は除く)

奨励品

10万円相当の地域商品券等を贈呈。

下記3つの中からお選びいただけます。


  1. さるぼぼコイン(さるぼぼポイント)
  2. 古川町商品券
  3. 神岡商店会連合会商品券

参考:飛騨市Uターン奨励品|飛騨市

飛騨市のお仕事情報

ハローワークインターネットサービスで飛騨市の求人を検索したところ、約154件の情報が見つかりました。 

※2026年5月現在の情報です

飛騨市は第2次産業が盛んな都市です。
非鉄金属や家具の製造、食料品など多様な製造業・建設業が市内に根付いており、移住後のお仕事の選択肢は思いのほか幅広くあります。

また、介護・福祉の現場では慢性的な人手不足が続いており、経験やスキルを活かせる職場が求められています。

仕事探しのサポートも充実しています。市の窓口ではハローワークの情報をもとにした就職相談を受け付けているほか、市内の企業や事業所を紹介するウェブサイト「キャリアコネクトひだ」も運営しています。

求人情報の確認から企業の雰囲気まで、移住前からじっくり調べることができるので、「仕事が見つかるか不安」という方もまずはチェックしてみてください。

60歳以上の方には、シルバー人材センターへの登録という選択肢もあります。

「地域の役に立ちたい」「これまでの経験を活かしたい」という思いを持つシニアの方が、自分のペースで働ける環境が整っています。

定年を機に飛騨へ移住し、新たな形で社会とつながるライフスタイルも、ここでは十分に実現可能です。

飛騨市のお家情報

飛騨市では、移住者が安心して住まいを構えられるよう、住宅取得に関する支援制度が充実しています。

制度名

内容

住宅新築・購入支援助成金

基本額最大30万円。

市外からの転入世帯には50万円加算。

「飛騨市住むとこネット」掲載住宅の改修は上限150万円。

合計最大230万円

住宅取得等資金利子補給金

市内金融機関からの融資に対し、年利1%相当額を36か月間補給

※掲載情報は2026年4月1日時点のものです。最新情報は飛騨市公式サイトにてご確認ください。

都市部では手の届きにくかったマイホームも、飛騨市の支援制度をうまく活用することで実現できるかもしれません。

住まい探しや制度の活用については、相談窓口も充実しています。

相談窓口

内容

飛騨市移住支援センター 

移住コーディネーターが2名常駐。住まい・補助制度・空き家活用など移住に関するあらゆる相談に対応。市役所窓口のほか、電話・メール・オンライン面談も可能 

移住コンシェルジュ

実際に飛騨に暮らす地域の方がアドバイザーとして対応。生まれも育ちも飛騨の方、元移住者、子育て世代、農家さんなど多様な立場のコンシェルジュが在籍しており、相談者に合わせて市が調整

市役所の職員ではなく、実際に飛騨で暮らす人がリアルな生活の話をしてくれる移住コンシェルジュは、移住前の「実際どうなの?」という疑問を解消するのにぴったりです。
まずは気軽に問い合わせてみてください。 

飛騨市の教育・子育て支援情報

子育て世帯にとって気になる保育環境です。飛騨市では2026年4月現在、市内に6か所(保育園+認定こども園)の保育施設があり、待機児童数は0人。

「保育園に入れるか不安」という心配をせずに移住の準備を進められるのは、子育て世帯にとって大きな安心材料です。

また、医療費の助成は義務教育修了時まで受けられるため、子どもが中学校を卒業するまで医療費の負担が軽減されます。

経済面でも、飛騨市独自のサポートが充実しています。

子育て世帯応援ポイント」では1歳から18歳までの子ども1人につき毎年5,000ポイントが交付され、地域内での買い物などに活用できます。また、入園・入学準備品の購入を支援するクーポン制度も設けられており、節目ごとの出費を少し和らげてくれます。(2026年4月時点)

地域の助け合いの仕組みとして「ファミリー・サポート・センター事業」も活用できます。美容室や病院への外出時など、ちょっとした時間だけ子どもを見てほしいというときに、地域の協力会員にサポートをお願いできる制度です。

近くに頼れる親族がいない移住者にとって、特に心強いサービスです。

飛騨市の医療・介護・高齢者支援情報

飛騨市には、神岡町に「国民健康保険飛騨市民病院」があり、医療と地域の介護・福祉・保健が一体となった「地域包括医療・ケア」を展開しています。

また、古川町には「古川病院」もあり、市内で幅広い診療に対応できる環境が整っています。

さらに、市内の介護施設は57施設あり、訪問・通所・入所とニーズに合わせた選択肢が揃っています。

種別

施設数

訪問型

15施設

通所型

12施設

入所型

17施設

合計

57施設

飛騨市の高齢者支援は、健康づくりや介護予防にとどまらず、雪国ならではの生活に根ざしたサポートが充実しているのが特徴です。雪下ろし支援や福祉用具・外出支援器具の貸与など、冬の暮らしに直結した見守り支援も用意されています。

外出や社会参加を後押しする「いきいき地域生活応援事業」。施設利用料を助成する「いきいき券コース」と、バスの回数券(4,800円分)を支給する「バス利用券コース」の2種類があり、生活スタイルに合わせて選ぶことができます。

また、地域のつながりを育む「地域複合サロン」への備品購入支援も行われており、新規団体は上限5万円、継続団体は上限2.5万円が補助されます(1団体につき1回限り)。

このように、飛騨市には高齢になっても地域の中で顔なじみと過ごせる居場所づくりが着実に進んでいます。

飛騨市が暮らしやすい4つの理由

引用:https://openphoto.app/c/hidacity/photo/16376

ここからは、「飛騨市って暮らしやすい!」と実感できる以下の4つの理由について紹介します。

  • 自然と科学が学びの場になる「ひだ森のめぐみ」と「カミオカラボ」
  • 古川・河合・宮川・神岡、個性豊かな4つの町
  • 高山市まで30分・富山市まで90分と意外に広がる飛騨市の生活圏
  • 子育て支援も、地域のつながりも。「ヒダスケ!」が生む安心感

「ひだ森のめぐみ」「カミオカラボ」——自然と科学で学べるまち

飛騨市には、大人も子どもも「学ぶ楽しさ」を体感できる施設が二つあります。

古川町にある薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」は、森林が多い飛騨市に自生する豊富な薬草の魅力を、楽しみながら学べる施設です。
薬草茶づくりや七味づくり、丸薬・入浴剤・コケ玉など、体験型ワークショップが常時開催されており、親子で気軽に立ち寄れます。

薬草商品の販売や薬草・製薬標本の展示、薬草茶の試飲もあり、移住後の暮らしの中で飛騨の自然と深くつながる入口にもなっています。

神岡町の道の駅「スカイドーム神岡」に併設された「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」は、ニュートリノの研究でノーベル物理学賞をもたらした「スーパーカミオカンデ」をはじめ、宇宙と素粒子の謎を探求する研究拠点の魅力を広く伝える、すべての人に開かれた施設です。

高さ7mの巨大スクリーンでスーパーカミオカンデの映像を体感できるほか、観測データをリアルタイムで見られるモニターも設置されており、入場無料で楽しめます。

薬草の知恵が息づく里山と、世界最先端の宇宙研究が共存する飛騨市は、子どもの好奇心を育てる環境として、子育て世帯にとっても魅力的な都市といえるのです。

古川・河合・宮川・神岡、個性豊かな4つの町

飛騨市は2004年に4町村が合併して誕生したため、エリアごとに驚くほど異なる表情を持っています。
どこを拠点にするかで、日常の景色やライフスタイルもガラリと変わるのがこの街の面白さです。

エリア

特徴・雰囲気

古川町

市役所や商業施設が集まる中心地。白壁土蔵や瀬戸川の鯉など、歴史情緒と利便性が共存している。

河合町

深い山々に囲まれた静かな里。伝統工芸「山中和紙」や渓流釣りなど、豊かな自然文化が息づく。

宮川町

石積みの棚田や板倉が並ぶ、日本の原風景。地域コミュニティが温かく、ゆったりとした時間が流れる。

神岡町

かつての鉱山町。昭和レトロな街並みと、宇宙物理学の拠点「カミオカンデ」が同居する町。

それぞれの町が独自の歴史や誇りを持ちながら、ゆるやかに繋がっているのが飛騨市の魅力です。
自分にぴったりの空気感を持つ場所を探すのも、この街での家探しの醍醐味かもしれません。

高山市まで30分・富山市まで90分と意外に広がる飛騨市の生活圏

飛騨というと、「山に囲まれた場所だから、生活が不便そう」と感じる方もいるかもしれません。
たしかに飛騨市は山深い場所に位置しますが、実際に暮らしてみると生活圏は思いのほか広がっています。

大型商業施設や専門医療機関が充実する隣の高山市へは車で約30分、少し足を延ばせば、北陸新幹線が通る富山市へも車で約90分で行き来できます。
週末のお出かけや、年に数回の大きな買い物にも十分対応できる距離感です。

また、東海北陸自動車道の開通により名古屋方面へのアクセスも改善されており、移住後も都市部とのつながりを保ちたい方にとって選択肢は広がっています。

「田舎すぎて不便」でも「都会すぎて落ち着かない」でもない、ちょうどいい距離感というのが、飛騨市の生活圏の魅力です。

子育て支援も、地域のつながりも。「ヒダスケ!」が生む安心感

移住先での暮らしで多くの人が不安に感じるのが、「地域に溶け込めるだろうか」という点です。
飛騨市には、そのハードルをぐっと下げてくれる仕組みがあります。

ヒダスケ!」は、高齢化や過疎化で人手不足に悩む飛騨市民の困りごとを解決するために、地域内外の人の力を借りながら楽しく交流し、関係を築いていくマッチングプログラムです

桃の収穫の手伝いや棚田の石積み補修、瀬戸川の鯉の引っ越し作業など、飛騨ならではのプログラムが揃っており、参加者には地域限定の電子地域通貨「さるぼぼコイン」などが「オカエシ」として贈られます。

ボランティアでも体験ツアーでもない、地域の人と対等につながれる場として移住者からも好評で、2026年5月時点でのべ参加者数は6,333名にのぼります。

さらに、地域一体となった学びの場である「飛騨市民カレッジ」の存在も欠かせません。「学びに卒業はない」というテーマのもと、教養や趣味、運動、ものづくりなど多様な講座を全市民向けに展開しています。

充実した子育て支援制度と、地域とつながるための仕組みが両輪で整っている飛騨市は、家族で新しい暮らしを始めたい方にとって心強いまちです。

飛騨市への移住のデメリットや懸念点はある?

引用:https://openphoto.app/c/hidacity/photo/16103

移住を検討するうえで、良い面だけでなく「実際のところ、どうなの?」という部分も知っておきたいですよね。
飛騨市への移住で事前に知っておくといい点をいくつかご紹介します。

まず、市内での移動には基本的に自家用車が必要です。
場所によってはバスも利用できますが本数は限られており、仕事場や学校まで車で40〜50分かかるケースも珍しくありません。

日常の買い物は市内でおおむね揃いますが、都市部のようにお店が豊富にあるわけではありません。
専門的な買い物は高山市や富山市へ出かけることもあります。ただ、それこそが「シンプルな暮らしがしたい」という方には魅力に感じるはずです。

一軒家に暮らす場合、自治会への参加やお祭り・公民館行事などへの関わりも生まれてきます。
ゴミ出しのルールなども自治会と関係していることがあり、エリアによって規模や活動内容はさまざまです。

「山に囲まれた涼しい場所」というイメージを持つ方も多いですが、実は夏は日中35℃を超えることも珍しくありません。
ただし朝晩は涼しく、夜はエアコンなしで眠れる日がほとんど。都市部の熱帯夜に悩まされることは少ないため、トータルで見れば過ごしやすいと感じる方が多いようです。

便利さよりも「豊かさ」を優先したい方、地域とつながりながら四季の中でゆっくり生きたい方にとっては、ここに挙げた点はさほど気にならなくなるかもしれません。

飛騨市に移住した人の口コミ・感想

引用:https://openphoto.app/c/hidacity/photo/16239

飛騨市への移住者から多く聞かれるのが、「水と食べ物が別格においしい」「子どもを自然の中で伸び伸びと育てられる」という声です。

近所の湧水を汲みに行く暮らしや、ほうれん草やトマト、山菜など都会とはまるで違う野菜の味に感動したという方も多く、日々の食卓から豊かさを実感できるのが飛騨ならではと言えます。

冬の雪おろしや水道管の凍結など、雪国暮らしの洗礼を受けた方も少なくありませんが、「その経験が自分を育ててくれた」「地域の人がとても親切にしてくれた」という言葉が続くのが印象的です。厳しい自然環境と、それを一緒に乗り越える地域のつながりがセットになっているのが、飛騨の暮らしの特長といえそうです。

子育て世帯からは「安心して子どもを外で遊ばせられる」「かまくらや虫捕りなど、都会ではできない経験をさせてあげられる」「美しい紅葉や雪景色を間近に見せてあげられる」という声も届いています。四季折々の自然が子どもたちにとっての最高の遊び場になっており、移住してよかったと感じる場面が日常の中にたくさんあるようです。

「自然が好き」「食や農業にこだわった暮らしをしたい」「子どもを豊かな環境で育てたい」、そういった思いを持って飛騨市に来た方が、想像以上の暮らしに出会っているというのが、口コミから伝わってくるリアルな実感です。 

飛騨市への移住のお問い合わせ

担当課

飛騨市役所企画部 ふるさと応援課

住所

〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2番22号

電話番号

0577-62-8904 

FAX

0577-73-7077

公式HP

https://www.city.hida.gifu.jp/

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