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移住者支援情報

南幌町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

南幌町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

北海道の空知南部に位置し、札幌市から約45分でアクセスできる暮らしやすい南幌町。
農産物に恵まれた穏やかな環境や子育て支援など実用的な制度が充実し、移住者からも注目されています。

都市部との距離感を保ちながら静かに暮らせる、家族にも単身にも心地よい規模のまちです。

本記事では、南幌町役場 まちづくり課の宮川さんから伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる南幌町の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。

宮川さん/南幌町役場 まちづくり課 地域振興係

南幌町の魅力を広く発信し、地域と移住者をつなぐまちづくり課の地域振興係としてご活躍されている宮川さんにお話を伺いました。

南幌町の基本情報  

所在地

北海道の中央部よりやや西南

人口
(2025年11月1日現在)

人口数:8,160人(男性3,935人 / 女性4,225人)

世帯数:3,868世帯

面積

81.36㎢

気候

■平均気温 

夏(6~8月)21.4℃ 

冬(12月~2月)-2.95℃ 

 

積雪量は札幌市とほぼ同じくらい

都市部へのアクセス

■JR+路線バス 

札幌駅から約55分 新千歳空港から約55分 

 

■自動車 

札幌市中心部から約45分 新千歳空港から約40分

 

■高速バス 

札幌市まで45分

医療機関数・介護施設数

病院:1 

診療所:1 

歯科診療所:5 

介護施設:3 

グループホーム:4 

デイサービス:3

教育機関数

保育園:1 

認定こども園:1 

※2027年(令和9年)4月に認定こども園が開園予定 

小学校:1 

中学校:1 

特別支援学校:1 

近隣都市

札幌市、江別市、岩見沢市、北広島市、恵庭市、千歳市など

南幌町公式移住定住促進HP

https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/migration/

札幌・千歳へ好アクセスの「ちょうどいい距離感」

南幌町は北海道空知南部、石狩平野のほぼ中心部に位置する町です。
人口は約8,160人、面積は81.36㎢と、広すぎず狭すぎない「人の顔が見える規模感」が特徴です。

冬の移動を心配する声もありますが、一定の降雪があった場合、早朝から朝7時頃までに主要道路の除雪が実施されるため、冬場でも通勤・通学の負担が大きくなりにくい環境です。

さらに、南幌町の強みは「札幌・千歳の両方向にアクセスしやすい立地」です。
札幌中心部へは車で約45〜50分、新千歳空港へも40〜50分ほどで到着でき、通勤・通学・旅行のどれにも便利です。

都市機能に手が届く距離にありながら、暮らしは静かでゆったり。
広い土地、自然の景色、農業の恵みがそろい、「都会すぎず、田舎すぎない」バランスの良い暮らしを求める人にとって理想的なロケーションと言えます。                  

四季の変化が映える撮影スポットが豊富な写真映えの町

南幌町は、広い空と田園風景がどこまでも続く、写真好きにはうれしいロケーションがそろった町です。

春は田んぼに水を張られ、淡い緑が少しずつ濃くなる様子を楽しめます。
夏には畑の作物が育ち、とうもろこしや稲が風に揺れる様子が町のあちこちで見られます。
秋は収穫期を迎えた田園が落ち着いた色合いになり、冬は一面の雪景色が広がります。

町内にはいわゆる「有名観光地」こそ多くありませんが、その分、生活の中で自然の光や季節の変化をそのまま切り取れるスポットが豊富。

農作業の景色や、どこまでも続く防風林のライン、朝霧に包まれる畑など、シンプルだからこそ写真映えする瞬間にたびたび出会えます。

キャンプ場やワカサギ釣りなどアウトドアが一年中楽しめる

南幌町は、季節ごとに異なる楽しみ方ができるアウトドア環境が魅力です。
町内にはキャンプ場が2カ所あり、夏休みには幅広い年代のキャンパーで賑わいます。

料金もテント2張まで500円、バンガロー2,000円と手頃で、家族連れでも気軽に利用できます。
町の中心部からも近いため、キャンプの翌日に地元野菜を買って帰る、温泉に寄ってから帰るなど、暮らしとアウトドアを自然につなげられるのもこの町ならではのメリットです。

冬はワカサギ釣りが楽しめる穴場スポットがあり、氷上でのんびりと過ごす時間は北海道らしさそのもの。

南幌町のアウトドアは、大げさな準備はいらず、週末にふらっと自然の中へ出かけられる身軽さが魅力。
自然と共に暮らしたい人にとって、一年を通して飽きずに遊べる懐の深さがあります。

南幌町での移住生活に役立つ情報

引用:南幌写真館 - 南幌町

ここからは、南幌町での移住生活に役立つ情報について紹介します。

南幌町の移住支援制度情報

南幌町では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。
特に以下の3つの支援制度をチェックしておきましょう。

  • 支援制度① 子育て世代住宅建築費助成事業
  • 支援制度② 中古住宅購入費助成
  • 支援制度③ 移住体験住宅

支援制度①子育て世代住宅建築費助成事業

南幌町では、子育て世代のマイホームづくりを応援するため、中学生以下の子どもがいる世帯または夫婦ともに40歳未満の世帯を対象に新築住宅の建築費を最大200万円助成しています。

さらに、助成対象者が分譲中の住宅団地「南幌ニュータウンみどり野」の宅地を購入する場合には、宅地価格を半額にするタイアップキャンペーンを行っています。

対象者

中学生以下のお子様がいる世帯または夫婦ともに年齢が40歳未満の世帯

対象となる住宅の要件

  1. 住宅部分の床面積が50平方メートル以上の新築住宅
  2. 自己の居住用の住宅で、台所・便所・浴室及び居室を有していること

(別荘など、一時的に使用するもの及び賃貸住宅は除きます)

事業期間

2024年度(令和6年度)~2026年度(令和8年度)

助成要件

  1. 南幌町に5年以上定住する意思がある子育て世帯で、町内に住宅を新築すること
  2. 助成金の認定申請書の提出後1年以内に住宅の建築工事が完了すること
  3. 建築工事完了後、速やかに入居すること
  4. 市町村税の滞納がないこと
  5. 建築した住宅の所有者であること
  6. 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団の構成員でないこと
  7. 南幌町防災行政無線戸別受信機の設置を希望する者であること

【助成金額】

区分

転入者
助成額

既住民
助成額

みどり野団地

美園及びみどり野きた住まいるヴィレッジ区画

200万円

100万円

みどり野ゼロカーボンヴィレッジ区画(東町)

西町・北町・緑町・東町

100万円

50万円

ふれあいタウン稲穂

150万円

75万円

上記以外

50万円

25万円

みどり野団地とは、北海道住宅供給公社が保有する分譲地をいいます。

みどり野団地の分譲地を購入する場合は、定価から50%割引となります。

 参考:助成金制度 – 南幌町

支援制度②中古住宅購入費助成

南幌町では、町内において中古住宅を購入する者に対し、その費用を一部助成することにより、移住・定住の促進及び空き家等の増加を抑制し、持続可能な住環境の保全・向上を図っています。

対象となる中古住宅(併用住宅含む)

次の条件を全て満たすもの

 

  • 昭和56年6月1日以降に着工した住宅又は耐震診断の結果により、建築基準法等の規定に適合していると認められる住宅
  • 玄関、便所、台所、浴室、居間及び適正な居住室を有する住宅
  • 購入に要する費用が50万円以上であること。
  • 南幌町空き家・空き地情報バンク制度に登録された住宅であること。

対象者

住民票異動後から1年以内の助成制度実施期間中に次の条件を全て満たす方

 

  • 自己の居住のために中古住宅を購入及び移転登記を行い、直ちに居住する者
  • 2親等(祖父母・孫・兄弟姉妹)内の親族からの購入ではないこと。
  • 世帯全員が町税等を滞納していないこと。(転入者については前居住地の証明書も必要)
  • 暴力団に所属していないこと。

助成金額

 

 

  • 購入に要した費用の20%
  • 限度額25万円
  • 過去にこの要綱による助成金の交付を受けていないこと。

参考:住宅について – 南幌町

支援制度③移住体験住宅

「南幌町に住んでみたい、でもいきなり移住はちょっと…」といった方向けに移住体験事業を実施しています。設備が充実しているので、実際の生活に近い生活体験ができます。  

対象者

  • 南幌町に移住を検討している20歳以上の世帯員を含む家族
  • 現在町外に居住し、将来的に南幌町への移住を検討されている方
  • 移住体験プログラムの利用に同意される方
  • 事業の趣旨を理解し、アンケート調査にご協力いただける方

 

※防犯上の理由からお一人での応募はお断りしております。

移住体験住宅

南幌町東町2丁目10番8号

南幌町東町2丁目10番9号

構造:木造平屋建

建築年:2023年

体験期間

2日以上14日以内

参考:移住体験~ちょっと暮らし~ – 南幌町

南幌町のお家情報

大手不動産ポータルサイトで南幌町の物件を探してみたところ、以下の検索結果が得られました。

賃貸

(マンション・アパート・一戸建て)

約13件

購入

(新築一戸建て)

約1件

購入

(中古一戸建て)

約23件

※2025年11月現在の情報です

南幌町の住まい事情は、都市近郊のベッドタウンとも地方の農村エリアとも少し異なるバランスが特徴です。

現在、町内で確認できる賃貸物件(マンション・アパート・一戸建て)は約13件と、民間賃貸住宅の数は多くはなく、移住を機に新築住宅を建てるケースが比較的多いのが特徴です。

特に人気を集めているのが南幌ニュータウンみどり野です。
平均区画面積はゆったりとした約90坪、分譲価格帯は400万円台が中心で、札幌近郊としてはかなり手に届きやすい価格設定となっています。

広い土地を活かして平屋を建てる家族も多く、のびのびとした暮らしを実現しやすいエリアです。

南幌町の教育・子育て支援情報

南幌町は、子育て世代が無理なく日常を楽しめる環境が整っており、札幌・千歳へ通える立地と、のびのびした生活の両方を手に入れたい家族に選ばれています。

町内には子育て関連の制度がそろっており、中でも農業のまちならではの制度として「子育て支援米 」があります。
中学生以下の子どもがいる世帯に、子ども1人につき10kgの南幌町産米「ゆめぴりか」を支給しています。

子どもが遊べる環境も充実しており、全天候型の子ども室内遊戯施設「はれっぱ」は地域の人気スポットです。
町民100円・町外の方300円で利用でき、保護者は無料。工作のワークショップやハイハイレースも開催され、天気に左右されず安全に遊べる場所として親子に喜ばれています。
併設のドトールコーヒーショップや広い休憩スペースは、地域の交流拠点にもなっています。

札幌圏へのアクセスの良さ、広い土地と自然、日常使いできる遊び場や温泉、そして実用的な子育て支援制度。
この組み合わせが、南幌町を「子どもも大人も無理なく暮らせる町」として支えています。

南幌町の医療・介護・高齢者支援情報

南幌町は、医療・介護・高齢者支援の仕組みがきめ細かく整備されており、年齢を重ねても安心して暮らし続けられる環境が特徴です。
町内には日常的に利用できる医療機関があり、札幌圏の専門病院にもアクセスしやすい距離にあるため、「普段は地元で、必要な時は都市部で」という柔軟な医療利用がしやすい立地です。

高齢者向けの支援事業は種類が豊富で、健康づくりから生活サポートまで段階に応じた支援が揃っています。

介護予防 の取り組みはとても活発で、「快足シャキッと倶楽部」「水中運動教室」など、身体づくりだけでなく仲間づくりにもつながるプログラムが用意されています。
運動の習慣をつくりやすく、閉じこもり予防にも効果的と評価されています。

在宅で暮らし続けたい高齢者のための支援も充実しており、見守り・緊急時の備え・生活の不便解消を支えるサービスが複数準備されています。

「安全安心見守りネットワーク」や「あんしんキット配布事業」「緊急通報装置設置事業」など、日常の“もしも”に備える体制が整っているほか、除雪サービスや屋根雪下ろし助成、高齢者等ごみ出し支援など、北海道の冬に特化したサポートも用意されています。

ひとり暮らし高齢者には、安否確認システム「マゴコロボタン」が活用されており、遠方の家族も安心できる仕組みになっています。

南幌町が暮らしやすい3つの理由

引用:南幌写真館 - 南幌町

 ここからは、「南幌町って暮らしやすい!」と実感できる以下の3つの理由について紹介します。

  • 広い土地とゆとりの住環境で叶うのびのび暮らし
  • 源泉かけ流しの「なんぽろ温泉」で整う日常
  • 農業が身近にある、食材の恵みを感じられる町

広い土地とゆとりの住環境で叶うのびのび暮らし

南幌町の大きな魅力は、札幌近郊ではなかなか手が届かない「広い土地」と「ゆとりある住環境」が確保しやすい点にあります。

札幌中心部から車で約45分という好立地でありながら、土地価格は周辺市町村と比べて手頃で、区画も広めに設定されているため、家族がのびのび過ごせる住まいを実現しやすい環境です。

特に人気が高いのが「南幌ニュータウンみどり野」。
平均約90坪というゆとりのある区画がそろい、庭で遊んだり、家庭菜園をつくったり、平屋を建てたりと、家族のライフスタイルに合わせた住まい方が選べます。

分譲価格帯が400万円台と手頃で、住宅建築を前提に移住する子育て世帯から高い支持を集めています。

自然との距離が近いのも南幌町の特徴で、四季を感じながら暮らせるゆとりがあります。
町内にはキャンプ場やワカサギ釣りのスポットもあり、休日に自然の中で気軽に過ごせるのも魅力。農産物が身近にあるため、新鮮な米や野菜を日常的に楽しめる暮らしも叶います。

源泉かけ流しの「なんぽろ温泉」で整う日常

なんぽろ温泉ハート&ハート は、南幌町の暮らしの中で気軽に利用できる源泉かけ流しの温泉施設です。
町民には年間3回分の無料入浴券が配布されており、日常的に立ち寄りやすい環境が整っています。

館内には休憩スペースや食事処があり、入浴後にゆったり過ごせる点も便利です。
日帰り利用だけでなく宿泊にも対応しているため、町外から訪れる家族や友人の滞在先としても使い勝手の良い施設です。

大規模な娯楽施設ではありませんが、生活圏の中に落ち着いて利用できる温泉があることで、日々の疲れをリセットしやすい環境が整っています。
必要なときに適度に利用できる距離感が、南幌町の暮らしを支える大きな要素のひとつになっています。

農業が身近にある、食材の恵みを感じられる町

南幌町は農業が盛んな地域で、キャベツや長ねぎ、玉ねぎなど、日常の料理に欠かせない作物が多く栽培されています。

気候や土壌の条件に恵まれていることに加え、ハウス栽培や予冷施設の活用など、生産者が品質管理に丁寧に取り組んでいるため、食材の鮮度が生活の中で実感しやすい環境です。

特にキャベツは町を代表する作物で、葉がしっかりしているのに使いやすく、さまざまな料理に向いていると評価されています。
長ねぎや玉ねぎも品質の安定したものが多く、季節に合わせて出荷されるため、旬の味わいをそのまま楽しめます。

町内では農家から直接作物を購入できる場面も多く、生活のすぐそばで季節の変化を感じられる点が南幌町らしさのひとつ。
日々の買い物の中で地元の食材が自然と選択肢に入ることは、移住した人からも喜ばれているポイントです。

南幌町への移住のデメリットや懸念点はある?

引用:南幌写真館 - 南幌町

南幌町へ移住を考えるときには、あらかじめ知っておきたい点もいくつかあります。

町内にはJRがなく、移動はバスか車が中心になります。
バスは1時間に1本ほどなので、普段の生活は車があるほうが便利です。また、町内に高校がないため、進学すると町外への通学が必要になりますが、町では高等学校等へ通学する生徒の通学費用の一部を補助しています。

買い物に関しては、日用品は町内でそろいますが、大きな商業施設や飲食チェーンなどは近隣の市町に出る必要があります。
ただ、札幌・江別・千歳が生活圏に入る距離なので、車があれば不便を感じにくい環境です。

こうした条件は「車を使わずに暮らしたい」「公共交通だけで移動したい」という人には少し負担に感じるかもしれません。
一方で、静かな環境で暮らしたい人、車で動く生活に抵抗のない人、必要な時だけ町外に出ればいいというスタイルの人には、南幌町は暮らしやすい場所でもあります。

南幌町に移住した人の口コミ・感想

引用:南幌写真館 - 南幌町

南幌町に移住した人の感想で多いのは、「暮らしに余裕ができた」「思っていたより日常が快適」という声です。
車移動が前提になるものの、高速が近くて動きやすいことや、雪の時期でも除雪が丁寧で安心して過ごせることなど、実際に住んでから気づく便利さがあるようです。

寄せられた主な声は次のとおりです。

  • 車があれば移動しやすく、どこへ行くにもストレスが少ない
  • 広い土地で暮らせるので、家庭菜園やバーベキューも気軽にできる
  • 近くに大きな公園があって子どもが外で遊びやすい
  • 旬の野菜がそのまま手に入るのがうれしい
  • 冬の除雪が丁寧で安心

全体を見ると、生活のスピードをゆるやかにしたい人や、外の空気を身近に感じながら暮らしたい人にとって、ちょうど良い環境が整っているといった印象の声が多く届いています。

南幌町への移住のお問い合わせ

担当課

まちづくり課 地域振興係

住所

〒069-0292 北海道空知郡南幌町栄町3丁目2番1号

電話番号

011-398-7021(直通)

FAX

011-378-2131

公式HP

https://www.town.nanporo.hokkaido.jp/