移住者支援情報
八雲町への移住の魅力は?人気の理由や住環境、支援制度などについて紹介

北海道南西部に位置する八雲町は、太平洋と日本海の両方に面する日本唯一のまちです。
道南北部地域の中心拠点として発展してきた一方で、農業・漁業・酪農などの一次産業が盛んで、ホタテや鮭、北里八雲牛など豊かな食資源に恵まれています。
子育て支援や就農支援など町独自の制度も多く、函館・札幌へのアクセスも良好で、幅広い世代が安心して暮らせる環境が整っています。
本記事では、八雲町役場 政策推進課の小池さんから伺ったお話をもとに、移住者から選ばれる八雲町の住みやすさのポイントや生活関連情報、移住支援制度について紹介します。
八雲町の魅力を広く発信し、地域と移住者をつなぐ政策推進課の小池さんにインタビューさせていただきました
八雲町役場の基本情報

所在地 | 北海道の南西部 |
|---|---|
人口 | 人口数:14,274人(男性7,087人/ 女性7,187人) 世帯数:7,939世帯 |
面積 | 956.08k㎡ |
気候 | 1月 最高気温 5.9℃ / 最低気温 -12.0℃ 8月 最高気温 31.7℃ / 最低気温 16.3℃ ※八雲 / 2025年度気象庁データ |
都市部へのアクセス | ■電車 八雲駅〜函館駅:約1時間10分(JR函館本線) 八雲駅〜札幌駅:約2時間50分(JR函館本線) 八雲駅〜新千歳空港駅:約2時間30分(JR函館本線・千歳線)
■車 八雲駅〜函館駅:約1時間30分(道央自動車道 ) 八雲駅〜札幌駅:約3時間(道央自動車道 ) 八雲駅〜新千歳空港駅:約2時間30分(道央自動車道 )
※参考データ:NAVITIME |
医療機関数・介護施設数 | 医療機関数:4施設 |
教育機関数 | 幼稚園(私立):1園 保育園(公立):1園 保育園(私立):3園 こども園(私立):1園 認可外保育施設:2園 学童保育所:3か所 小学校:7校 中学校:4校 高校(公立):1校 |
近隣都市 | 北海道:長万部町・今金町・せたな町・乙部町・厚沢部町・森町 |
八雲町公式移住定住促進HP | https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/seisaku/content-ijyuu.html |
日本唯一の「二つの海を持つまち」八雲町
北海道南西部に位置する八雲町は、渡島半島の中央部に広がるまちで、太平洋と日本海の両方に面する日本唯一の「二つの海を持つまち」として知られています。人口14,274人(2025年8月31日現在)、面積956.08㎢と広大で、周囲を山々に囲まれた自然豊かな地域です。
気候は比較的温暖で、1月の最高気温は5.9℃、最低気温は−12.0℃、8月は最高31.7℃・最低16.3℃と、北海道の中では穏やかな気候に恵まれています。
降雪は12〜3月の3か月間が中心で、道南に位置するため北海道内では積雪量は少なめです。また、台風の直撃はほとんどなく、自然災害が比較的少ない地域です。
交通面では、函館市までJR函館本線で約1時間10分、車で約1時間半とアクセスも良好です。
噴火湾を一望できる道立公園噴火湾パノラマパーク
八雲町には、海・山・川の自然を満喫できる名所が点在しています。代表的なのが、噴火湾を一望できる「道立公園噴火湾パノラマパーク」。白樺並木が続くパノラマロードは人気のフォトスポットで、カフェやパークゴルフ場、キャンプ場なども併設され、ドライブやアウトドアに最適です。
夏には北海道三大あんどん祭りの一つ「八雲山車行列」が開催され、迫力ある太鼓と幻想的なあんどんが夜のまちを彩ります。
また、八雲町は北海道木彫り熊発祥の地としても知られ、令和6年に100周年を迎えました。町内の「八雲町木彫り熊資料館」ではその歴史を学ぶことができます。
豊富な海産物(ホタテ・鮭・北海道二海サーモン)や農産物(軟白ねぎ・もち米「風の子もち」)、酪農品(牛乳・チーズ・北里八雲牛)など、特産品も多彩で、自然と文化、食が調和する魅力あふれるまちです。
八雲町での移住生活に役立つ情報

ここからは、八雲町での移住生活に役立つ情報について紹介します。
八雲町の移住支援制度情報
八雲町では、移住者へのさまざまな支援制度を用意しています。
特に以下の3つの支援制度をチェックしておきましょう。
- 八雲町U・Iターン就職奨励金
- 八雲町介護従事者就職支援資金貸付
- 新規就農支援制度
八雲町U・Iターン就職奨励金
八雲町では、町内の事業所に正規雇用された方を対象に、定住と就業の促進を目的とした奨励金を交付しています。町外からの転入者や地元出身でUターン就職した方など、地域に根付いて働く人を応援する制度です。
補助金概要 | 町内産業の担い手確保と移住・定住促進を目的として創設された制度です。 正規雇用として町内事業所に就職した場合に、2年間にわたり奨励金が交付されます。 |
|---|---|
補助金額 | 1年目:30万円(現金) 2年目:20万円(やくも商品券) ※やくも商品券は八雲商工会が発行する、町内登録事業者で利用可能な商品券です。 合計で最大50万円の支援が受けられ、現金と地域商品券の両方で生活を支える形になっています。 |
補助金対象者 | 令和4年4月1日以降に町内の事業所へ正規雇用された、以下いずれかに該当する方が対象です。 ・新規学卒者 申請時に八雲町に住民登録があり、中学・高校・大学・専門学校などを卒業した翌日から1年以内に町内で就職した方。 ・町外から転入した方 転入後1年以内に町内事業所に正規雇用された方。ただし転勤などの一時的な異動は対象外で、八雲町への転入前に他市町村に累計1年以上住民登録があることが条件です。 |
補助金要件 | 以下のすべての要件を満たす必要があります。 ・期間の定めがない正規雇用であること(契約社員・パート・アルバイトは対象外) ・雇用保険被保険者および被用者保険に加入していること ・八雲町の住民基本台帳に登録されていること ・所定の申請期限内に申請を行うこと 【申請手続きの流れ】
八雲町での安定した雇用と定住を支援し、若者や転入者が地域に根付いて働けるよう後押しする制度です。 |
八雲町介護従事者就職支援資金貸付
八雲町では、介護人材の確保と移住促進を目的として、町内の介護保険事業所に就職するために転入した方へ最大20万円を無利子で貸付けています。2年間継続して勤務した場合は、返済が全額免除となる支援制度です。
概要 | 介護従事者として八雲町内の介護保険事業所に就職する方を対象に、就職にかかる費用を支援するための貸付制度です。 令和2年4月1日以降に、町外から八雲町へ転入して就職する方が対象となります。 |
|---|---|
貸付金額 | ・貸付金額:20万円以内(無利子) ・償還免除制度あり 一定期間勤務を続けることで返済が免除される仕組みで、2年間継続して勤務した方は全額免除となります。 |
対象者 | 以下すべての条件を満たす方が対象です(令和2年4月1日以降の転入が対象)。 ・八雲町外に1年以上居住したのち、八雲町に転入し住民票を異動した方 ・八雲町内の介護保険事業所に正職員の介護職として就職した方(短時間雇用を含む) ※転入・就職した日から3月を経過する日までに申請が必要です。 |
新規就農支援制度
八雲町では、将来の農業を担う人材の確保を目的に、新規就農者や研修生への支援制度を整備しています。町外からの移住者や地元で独立を目指す方に向けて、家賃助成や資金貸付などの支援を行っています。
概要 | 八雲町で就農を目指す方を対象に、農業担い手の育成・支援の取組として、「農業研修生への支援」と「新規就農者への支援」を行っています。 また、町内には酪農の担い手育成を行う「株式会社青年舎」があり、実践的な研修も受けられる環境が整っています。 |
|---|---|
金額 | 農業研修者家賃助成金 ・町外から新規就農を目指す研修者に対して交付。 ・月額家賃の2分の1以内で、上限月額2万5千円を助成。 新規就農支援資金貸付制度 ・八雲町内で新たに農業を開始する方に対し、営農開始に必要な資金を最大500万円以内で貸付。 ・農業関係制度資金等の額の5分の1を限度として算出。 ・借入後10年間営農を継続することで償還を全額免除します。 |
八雲町のお仕事情報
ハローワークインターネットサービスで八雲町の求人を検索したところ、約157件の情報が見つかりました。職種は、農業・酪農・営業や配送・介護・福祉が多い傾向にあります。 ※2025年10月現在の情報
八雲町では、町内で働き、暮らしを築く人を幅広く支援する制度が整っています。
正規雇用での就職を促す「八雲町U・Iターン就職奨励金」では、町外からの転入者や地元出身でUターン就職した方に対し、2年間で最大50万円(現金+商品券)を交付します。
また、介護分野での人材確保を目的とした「八雲町介護従事者就職支援資金貸付」では、町外から転入して町内の介護保険事業所に就職する方へ最大20万円を無利子で貸付。2年間勤務を続ければ返済が全額免除されます。
さらに、農業を志す人を支える「新規就農支援資金貸付制度」では、最大500万円の営農資金貸付(10年継続で償還免除)を実施。就農開始の段階から支援を受けられる仕組みです。
このように八雲町では、就職・介護・農業の3分野を柱とした多角的な支援制度を展開しています。移住後の「働く・暮らす・根付く」を一貫してサポートする環境が整っています。
八雲町中小企業等設備導入支援事業補助金
八雲町では、新たに起業及び事業を承継する方の設備等の導入並びに中小企業及び小規模事業者が実施する経営の改善に資する設備等の導入に対し補助金を交付することで、起業支援及び事業承継等の課題解決並びに事業者等の業務効率改善を図り、町の中小企業及び小規模事業者を活性化させる制度を導入しています(ただし、第一次産業は除く)。
補助金概要 | 本制度は、新規起業・事業承継・経営改善・転業を行う町内事業者が対象で、経営の効率化や生産性向上を目的とした設備導入を支援するものです。 建物や機械設備、備品などの購入費用に対し補助金が交付され、事業者の成長や地域産業の継続的な発展を促進します。 ※第一次産業(農林水産業など)は対象外です。 |
|---|---|
補助金額 | 補助上限:1件あたり300万円 補助率:対象事業費の1/2以内 申請回数:1事業者につき1回のみ申請可能 補助は予算範囲内で行われ、採択数や金額は審査により決定されます。 |
補助金対象者 | 町内に居住、または居住予定の以下の方・法人が対象となります。 ・新たに事業を開始する方・法人 申請年度の4月1日時点で、過去2カ年以内に起業したもの。 ・事業承継者 親族や現に事業を営む方から業務を引き継いだ方。 ・経営改善目的で設備更新を行う個人事業主・法人 ・転業する事業主・法人 |
補助金要件 | ・対象経費の合計が50万円(税抜)以上であること。 ・購入する建物・設備・備品は、事業の効率化や生産性向上に資するものであること。 ・一点あたり10万円(税抜)以上が対象。 ※ただし、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連設備は合算での対象可。 ・原則として、施工・購入は町内事業者によるものとする。 ・国または北海道の補助対象となる場合でも、本制度の対象となる可能性あり。 |
参考:八雲町中小企業等設備導入支援事業補助金|八雲町ホームページ
八雲町のお家情報
八雲町では、町外から新規就農を目指して八雲町へ移住し、農業研修を受ける方を対象に、月額家賃の2分の1以内(上限2万5千円)を助成する「農業研修者家賃助成金」が活用できます。
研修期間中の住まいにかかる負担を軽減し、安心して就農に向けた準備ができるよう支援します。
八雲町空き家バンク制度
八雲町では、空き家の有効活用と定住促進を目的に「空き家バンク制度」を運用しています。空き家を売りたい・貸したい所有者と、住まいを探している移住希望者などをマッチングし、地域の活性化と安全なまちづくりを推進する取り組みです。
概要 | 「八雲町空家バンク」とは、町内の空き家情報を登録・公開し、売却・賃貸希望者と利用希望者をつなぐ仕組みです。 空き家の再利用を促進することで、町全体の生活環境を守ることを目的としています。 |
|---|---|
対象者 | ・空き家を売却または賃貸したい所有者(または管理者) 町に「登録申込書」を提出し、空家バンクに登録することで利用可能。 ・空き家を購入または借りたい方(移住希望者・町内在住者など) 町ホームページで情報を確認し、希望物件があれば「利用申込書」を提出して申し込みます。 どちらの利用者も、不動産業者を通じてお取引いただきます。 |
要件 | ・空き家バンクの運用対象は、都市計画区域内の物件に限ります。 ・登録・利用には、それぞれ申込書の提出が必要です。 ・取引交渉や契約は、町が仲介するのではなく、不動産取扱業者の仲介による交渉となります。 ・登録物件は町のホームページ上で一般公開され、希望者が自由に閲覧できます。 |
八雲町空家等対策支援補助金
八雲町では、空き家の有効活用とまちなか居住の促進を目的に、「八雲町空家等対策支援補助金」を実施しています。自ら所有する空き家を改修して居住する場合、その改修費の一部が補助される制度です。
補助金概要 | この制度は、使用実績のない一戸建ての空き家を所有し、改修後に自ら居住する方を対象に、改修費用の一部を補助するものです。 対象となる空き家は、昭和56年6月1日以降に着工した建物で、八雲町立地適正化計画に定める居住誘導区域内及び落部・熊石地域で下水道が完備されている住宅が条件となります。 申請は随時受け付けており、補助予定件数に達し次第、受付終了となります。 |
|---|---|
補助金額 | ・補助率: 改修工事費の2分の1以内(千円未満切り捨て) ・補助限度額: 100万円 ・対象工事費: 30万円以上の工事が対象 【補助対象となる主な改修工事】 ・屋根や外壁などの外装改修 ・内装、建具、給排水設備の改修 ※店舗併用住宅の場合は、住宅部分のみ補助対象です。 |
補助金対象者 | ・対象となる空き家を所有し、取得後1年以内及び改修して3年以上居住する方 |
補助金要件 | ・改修工事費が30万円以上であること。 ・施工を行う事業者は、町内に本店を置く以下のいずれかの事業者であること。 建設業法に基づく建設業の許可を受けた事業者 北海道住宅リフォーム推進協議会の登録事業者 |
参考:空家改修費補助金-空家等対策支援補助金|八雲町ホームページ
合併浄化槽設置補助金制度
補助金概要 | 合併処理浄化槽を設置する場合に、設置費用の一部を町が補助するものです。 対象となるのは、公共下水道の事業認可区域や落部地区農業集落排水処理区域を除く八雲町全域で、環境負荷の軽減と衛生的な住環境整備を目的としています。 |
|---|---|
補助金額 | 設置する浄化槽に応じて、以下の金額を上限に補助されます。 5人槽:70万円 7人槽:90万円 10人槽以上:130万円 補助金は予算の範囲内で交付され、申請時期や年度内の予算状況によっては交付が受けられない場合もあります。 |
補助金対象者 | ・公共下水道事業認可区域や落部地区農業集落排水処理区域を除く八雲町全域で浄化槽を設置する方 |
八雲町の教育・子育て支援情報
八雲町の魅力のひとつは、乳幼児から高校生まで切れ目のない教育・子育て支援が充実している点です。八雲町が実施している子育て支援は、以下の通りです。
種別 | 名称 | 概略 |
|---|---|---|
医療費等 | 子ども医療費助成制度 | 入院・通院・調剤・訪問看護・補装具などの費用を助成。 ※8月診療分より、満18歳到達年度末までの子どもの医療費を無償化。 |
医療費等 | ひとり親家庭等医療費助成制度 | ひとり親家庭や無職児童等を対象に、入院・通院・調剤・訪問看護・補装具費を助成(自己負担分・食事代除く)。 18歳到達年度末まで無償化。 |
教育・保育 | 学校給食費無償化事業 | 町内の小中学校に通う児童生徒の給食費を全額無償化。 |
教育・保育 | 保育料軽減 | 認可保育所・認定こども園・幼稚園の利用者負担金(保育料)を国基準より一律30%軽減。 ひとり親家庭は祖父母収入を除外して算定。 |
教育・保育 | 一時預かり事業(幼稚園)・一時預かり「クルミ」施設等利用費軽減事業 | 令和6年度から実施。国基準上限を超える利用費の一部を町が補助。 ・幼稚園預かり保育(3〜5歳児):上限なし ・幼稚園預かり保育(満3歳児):上限なし ・一時預かり(クルミ・3〜5歳児):上限なし ・一時預かり(クルミ・0〜2歳児):月42,000円(国基準から変更なし) |
さらに、八雲町独自の支援に加えて、北海道などが行う各種子育て支援制度も併せて利用できます。
種別 | 名称 | 概略 |
|---|---|---|
手当 | 児童扶養手当 | 18歳到達後最初の3月31日までの子ども(または障がいを有する満20歳までの子ども)を養育するひとり親家庭などに手当を支給。 |
八雲町の医療・介護・高齢者支援情報
八雲町には地域の中核医療機関として「八雲総合病院」があり、幅広い診療科と充実した設備を備えています。
町内外からの患者を受け入れており、人工透析や人間ドック、訪問医療なども実施。定期的な通院が必要な方や、高齢になっても自宅での療養を希望する方も安心して生活できる体制が整っています。
また、地域の高齢化に対応するため、町では介護施設や在宅支援の充実にも力を入れています。
65歳以上または障がいにより除雪が困難な方に対し、除雪費用の一部を助成。 町が指定する事業者が玄関〜道路まで除雪を行い、利用者負担は1回あたり800円。 | |
65歳以上または障がいのある方を対象に、町内の入浴施設で使える入浴助成券を交付します。 1枚200円で年間最大24枚を配布し、健康増進を支援します。 | |
高齢者や障がい者の外出支援として、年額12,000円分(100円券×最大120枚)のタクシー助成を実施。 | |
独り暮らしの高齢者などに週2回(八雲・熊石地域ともに同条件)夕食を自宅へ配達。 1食あたり八雲地域500円、熊石地域400円。 食生活改善や安否確認を兼ねた在宅支援事業。 |
八雲町が暮らしやすい5つの理由

ここからは、「八雲町って暮らしやすい!」と実感できる以下の5つの理由について紹介します。
- 便利な生活環境と豊かな自然が共存するまち
- 噴火湾パノラマパークなどの絶景スポット
- 一次産業が支える食の豊かさ
- 温泉やアウトドアが身近に楽しめる
- 歴史と文化が息づくまち
便利な生活環境と豊かな自然が共存するまち
八雲町は、太平洋と日本海の両方に面する日本唯一の町です。
市街地にはスーパー・ホームセンター・家電量販店などの商業施設がコンパクトに集まり、車で5分圏内で日用品の買い物が済む便利さがあります。町内には総合病院もあり、日常生活の安心感も十分です。
一方で、市街地から数キロ足を伸ばすと、サケの遡上やオジロワシなどの野生動物が見られる自然が広がり、利便性と自然がほどよく共存しています。
雪の影響も比較的少なく、北海道の中でも暮らしやすい地域として人気があります。町内の交通は自家用車が中心ですが、主要施設がまとまっており、移動の負担は少ないのも特徴です。
噴火湾パノラマパークなどの絶景スポット
町を代表する観光地「道立公園噴火湾パノラマパーク」は、噴火湾を一望できる高台にあり、四季折々の景色を楽しめます。
隣接する白樺並木「パノラマロード」は写真映えする人気スポットです。園内にはカフェやバーベキュー場、キャンプ場もあり、家族連れや移住者にも親しまれています。
高速道路パーキングエリアからも直接アクセスできるため、観光と生活の距離が近い点も魅力です。休日は地元住民がゴルフやバーベキューなどのアウトドアを楽しみ、観光客も訪れる憩いの場所です。自然と人が調和する景観が、町のシンボル的存在となっています。
一次産業が支える食の豊かさ
八雲町は海と大地の恵みが豊富な一次産業のまちです。海ではホタテや鮭、ブランド魚「北海道二海サーモン」が水揚げされ、農業では軟白ねぎやもち米「風の子もち」が栽培されています。
酪農も盛んで、北里八雲牛やチーズ、牛乳などの特産品も知られています。地元産の食材を使った加工品や料理も多く、町内の飲食店や直売所で新鮮な味を楽しめます。
こうした「食の自給圏」が整っていることは、移住者にとっても安心感のあるポイントです。生産から消費までが近い距離で結ばれており、地産地消の文化が根付いています。
温泉やアウトドアが身近に楽しめる
町内には多彩な温泉施設があり、日帰り入浴から宿泊まで幅広く楽しめます。
海・山・川に囲まれた地形を活かし、夏は「オートリゾート八雲」や「熊石青少年旅行村」でキャンプ、冬は町営スキー場でウィンタースポーツを満喫できます。
季節ごとに体験できる自然遊びが豊富で、家族や友人とのレジャーにも最適です。
休日には温泉と自然を組み合わせた過ごし方ができ、観光客だけでなく地元住民の憩いの場にもなっています。北海道らしい自然体験を、日常の中で気軽に楽しめる環境です。
歴史と文化が息づくまち
八雲町は北海道木彫り熊の発祥地として知られ、令和6年に発祥から100周年を迎えました。
「八雲町木彫り熊資料館」では、木彫り文化の歴史を学ぶことができ、全国から多くの来訪者が訪れています。
また、夏には「八雲山車行列」が開催され、太鼓やお囃子が鳴り響く幻想的な夜祭りが町を彩ります。地域住民が一体となって作り上げる、どなたでも参加しやすいお祭りです。
文化と交流の両面から、八雲町の人々の温かさを感じられるイベントとなっています。
八雲町への移住のデメリットや懸念点はある?

八雲町は自然豊かで暮らしやすい環境が魅力ですが、生活スタイルによっては注意が必要な点もあります。冬は積雪と冷え込みが厳しく、夏は30℃を超える日もあるため、四季の寒暖差に慣れるまでは戸惑うかもしれません。
また、交通手段はJRや路線バスがあるものの便数が少なく、市街地外での日常生活には車が欠かせません。都市部のように多様な仕事を選びたい人には不便な面もありますが、自然の中でのびのび暮らしたい方や、静かな環境を求める方にはぴったりのまちです。
八雲町に移住した人の口コミ・感想

実際に八雲町に移住した方々の口コミや感想を紹介します。
八雲町への移住者からは、「人が優しい」「自然の中で穏やかに暮らせる」といった声が多く聞かれます。交通や仕事の面で不便さはあるものの、地域のつながりが強く、助け合いの中で安心して暮らせる環境が魅力です。
熊石地域に移住した方からは、「自然に囲まれ、地域の方々の温かさに支えられながら暮らしています。不便さもありますが、挨拶や会話が自然に生まれる穏やかな日常が心地良い」との声が寄せられています。
八雲地域への移住者からは、「思ったより過ごしやすく、生活用品も町内でそろいます。地域の人との交流も多く、温かい雰囲気の中で安心して暮らせています」との感想が聞かれます。
八雲町への移住のお問い合わせ

担当課 | 政策推進課 企画係 |
|---|---|
住所 | 〒049-3192 北海道二海郡八雲町住初町138番地 |
電話番号 | 0137-62-2300 |
FAX | 0137-62-2120 |
公式HP | https://www.town.yakumo.lg.jp/soshiki/seisaku/content-ijyuu.html |