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【2026年】引越し繁忙期の料金は高くなる!?引越し業界の最新動向を大調査

【2026年】引越し繁忙期の料金は高くなる!?引越し業界の最新動向を大調査

ここ数年、国土交通省からも「分散引越しの呼びかけ」があり、引越し繁忙期の料金高騰や予約困難な状況が、社会的に問題となっているといえます。

実際、2025年の引越し繁忙期は、高額見積もりが続出するなど、「引っ越し難民」が話題となりました。

2026年の引っ越しの繁忙期も、引っ越し難民は続くのでしょうか?

引越し侍では、独自のデータや引っ越し業者へのアンケートから、2026年繁忙期の引っ越しを予測しました。

2026年引越し繁忙期の料金予想

引っ越し業者に行ったアンケートでは、2026年の繁忙期(2月・3月)は、「料金が変わらない」と回答した業者が54%で最多という結果になりました。

「値上げする」と回答したのは、合せて41%でした。

このアンケート結果を見ると、値上げする可能性はあまり高くなさそうです。

ただし、2025年に行った同様のアンケートでも「変わらない」の回答が55%で、実際の料金は値上がりしていました。

引越し業者の実際の声としても、「どのくらいかはわからないが、料金が上がる可能性はかなり高い」というコメントもありました。

引越し侍の利用ユーザーに行ったアンケート調査によると、2025年繁忙期の料金相場は、単身で11万円、家族で19万円でした。

引っ越し業者のアンケート結果を参考にして、約105%程度値上がりすると予想すると、2026年の繁忙期は単身で約12万円、家族で約20万円になる計算になります。

どの程度料金が高騰するかはまだ不明ですが、この程度まで高騰する可能性があるので、今年の繁忙期に引っ越しを検討している人は、対策を検討したほうがよさそうです。

高くなる引越しの特徴とは

2026年も高騰する予想が出ている引越し料金ですが、実は全ての引っ越しが高くなるわけではありません。引っ越しの中でも、値上がりしやすい引っ越しと、あまり値段の変わらない引越しがあります。

引っ越し業者に2025年繁忙期の「最も高かった引越し」を尋ねたところ、このような結果になりました。

高額になりやすいのは家族の引っ越しで、かつ長距離の移動が多い傾向にありました。

ランク外ですが、単身でも高額になったものは長距離引越しでした。

つまり、「家族」や「長距離」もしくはその両方の条件が揃った引越しが、高額になりやすい傾向にあることがわかります。

各年の距離別の料金データを見てみましょう。

【2026年】引越し繁忙期の料金は高くなる!?引越し業界の最新動向を大調査

単身引越しも家族引越しも同様に、長距離と近距離では値上がり幅に差があることがわかります。

近距離の引っ越しでは4年前から1.3~1.4倍と緩やかに値上がりしているのに対し、長距離の引っ越しでは1.7~1.6倍と大幅に値上がりしているのです。

さらに詳しく調べてみると、単身・家族ともに移動距離は100kmを超えると、相場料金より高くなる傾向があることがわかりました。

100kmの移動距離を具体的に例えると、東京から静岡市、水戸市、前橋市などです。

【繁忙期】直近2年の距離別料金相場

単身

家族

~5km

56,669円

127,141円

5~14km

61,482円

147,381円

15~99km

76,267円

173,590円

100~499km

140,016円

301,437円

500km~

227,140円

417,129円

また、値上がりする傾向は、料金だけではありません。

3月のタイミング別料金相場

 

単身

家族

上旬

82,227円

157,572円

中旬

131,147円

246,395円

下旬

170,882円

287,505円

特に引越し料金が値上がりしやすい3月の、タイミング別の料金相場を見てみると、中旬以降で大幅に値上がりしていることがわかります。

ここまでの結果をまとめると、下記の条件に当てはまる引越しでは特に値上がりしやすいということがわかりました。

  • 引越し人数が2人以上
  • 移動距離が100km以上
  • 引っ越しのタイミングが3月中旬以降

引っ越しの「予約枠」不足は起きるのか?

昨年の繁忙期では、「料金が高い」という問題のほかに「そもそも予約ができない」という問題もありました。

2026年の引っ越しではどうなるでしょうか?

引っ越し業者に、3月の予約枠を埋めきる時期について尋ねたところ、上記のようになりました。

全体の約35%の引っ越し業者が、2月中に3月の予約を埋めきってしまうことがわかります。

つまり単純計算で、3社に1社は3月に入ると「3月の予約ができない」状態になってしまうということです。

3月上旬までには半数以上の業者が予約枠を埋めきってしまいます。

3月下旬まで予約枠がありそうなのは全体の約5%と少数で、この時期になると急な引っ越しは難しくなることが予想されます。

このことから、3月の引っ越しで難民にならないためには、3月までに予約しておくこと、相見積もりをすることがよさそうです。

引越し業者側の「引っ越し難民」対策

引越し業者に、2026年の繁忙期に対応できる引越し件数について尋ねたところ、このような結果になりました。

最も多いのは「変わらなさそう」という回答で41%でしたが、「増えそう」と回答した業者が37%でした。

「増えそう」と回答した引越し業者にその理由について尋ねると、「人員が増えた」「トラックの台数が増えた」という回答が目立ちました。

逆に「減りそう」と回答した引越し業者は、「人員が減った」「トラック台数が減った」等の回答が多い傾向にありました。

2025年の繁忙期では予約枠がなくなってしまい、引越しの見積もりすらできない人が続出しました。

こうした「引っ越し難民」に対し、引越し業者側ではスタッフやトラックを増やして予約枠を増やすなどの対策を講じているようです。

とはいえ、ほぼ同じくらいの引越し業者が「予約枠は去年と変わらない」と回答しているため、引き続き早めに予約しておくのがよさそうです。

期待の「オンライン見積もり」実施はどのくらい?

現在主流の見積もり方法は、引越し業者が直接家に尋ねてきて荷物量を確認し、引っ越し料金を算出する「訪問見積もり」です。

しかし、様々なもののオンライン化やプライバシー意識の高まりによって、「オンライン見積もり」の要望が増えつつあります。

では、実際に引越し業者ではどのくらいオンライン見積もりを行っているのでしょうか。

引越し業者にアンケートを行ったところ、オンライン見積もりを実施している引越し業者は約6割という結果になりました。

2022年に行った調査によると、当時の実施率が35%だったので、大幅に増えたといえます。

一方で、利用率はまだ高いとはいえない状況です。

「未実施」も含めると、半数以上の引越し業者が2割未満の利用率という結果となりました。

オンライン見積もりは、訪問見積もりに比べてまだ精度が低いため、単身で荷物が少なめの場合にしか利用できない業者が多いことが、大きな障壁となっていそうです。

またユーザー側も、オンラインでは「安くなりにくい」「追加料金が発生しやすい」「本当に全部積みきれるのか不安」といった懸念を持っている人もいます。

さらに、そもそもオンライン見積もりができるということを知らないユーザーも多いことも、利用率が低い原因と考えられます。

しかし、2022年の調査では、約8割の引越し業者で実施率が10%未満だったため、現在増えている途中ということかもしれません。

まとめ

2026年の引越しの繁忙期は、例年通り料金が上がることが予想されます。

そのため、できるだけ早めに準備をするか、時期をずらしての引越しがおすすめです。

しかし、引越し業者側でも、人員やトラックを増やすなどして、繁忙期の「引越し難民」対策は行っています。

そのため、料金の高騰はあっても引越し枠が足りなくなることは、去年よりは少なくなる見込みです。

とはいえ、3月下旬には多くの引越し業者が予約枠を閉め切ってしまうので、特に3月20日以降に引越しを検討している人は、2月中の予約がおすすめです。