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更新日: 2024年1月25日
新居へ引越しした後の荷解きや後片付けって大変ですよね。「何から手を付ければいいかわからない…」「上手に片づけるコツが知りたい!」と悩む方も多いでしょう。
この記事では、整理収納アドバイザーの中山真由美さんを招いて、引越しの後片付けや新居の荷物の整理整頓のコツを紹介していきます。
散らかった部屋を片付け、スムーズに新生活を迎えられるように、今から紹介する片付けのワザを実践してみてくださいね。
目次
引越し先での後片付けは、以下の順序で進めるのがおすすめです。
それぞれの項目を具体的に見ていきましょう。
三つ目の工程は、各部屋のスペースや備わっている収納のサイズを確認しておくことです。「どの部屋にどの量やサイズの荷物が収納できるか」を確認しておかないと、荷物の開梱を進めた後の片付けが進まなくなってしまう恐れがあるからです。
物件の下見などのタイミングで各部屋に収まる荷物量が把握できている人もいますが、実際に荷物を運びこんだあとで予想外の問題が生じるケースもあります。
例えば、クローゼットにモノが入りきらず、別途で収納家具を購入する必要がでてきた、といったものです。
なので、本格的に荷ほどきを始める前に、収納や配置スペースのチェックをしておきましょう。
次に行いたいのが、サイズの大きな家具や家電の配置です。
大型の家財は後々で配置変更するのが大変ですし、他の後片付けの際に「動線(家の中を人が移動する経路)」の邪魔にならないかも確認する必要があるからです。
冷蔵庫や洗濯機、ソファにベッド…といった大物は、先に配置を決めてしまいましょう。
なお、大型家具や家電は、引越し当日に業者が設置してくれるのが一般的です。
もしくは、新しく購入する人であれば、引越し当日に家電量販店から届くようにしておけば、そのまま設置してもらえるケースもあります。
本来、引越し前に家具の設置場所の計画を立てて業者に伝えておくと楽ですが、当日の確認になる場合は、新居に到着した直後に部屋をチェックし、早急に配置を決めましょう。
引越し先での家具配置については、以下の記事も参考にしてみてください。
次は、荷物をしまう部屋ごとに段ボール箱などを振り分けていきます。
荷解きをする部屋と収納をする部屋がバラバラだと、逐一、別の部屋に運ぶ手間が出てしまうからです。
また、たくさんの荷物を開封している中で、それぞれの部屋に必要な荷物同士が紛れてしまうのも良くないので、先に荷物と部屋をセットにするのが最適な進め方と言えるでしょう。
まずは、自身が普段から使用する頻度の高い荷物を開梱しましょう。
仮に後片付けを中断した場合、普段使いの多い用品が開梱されていないと日常生活に困るからです。
例えば、着用の多い服や洗面用具、キッチン、洗面用品といったものが挙げられます。
これらは基本的にサイズも小さく、収納する場所も定位置になっていることが多いので、先々に他の荷物を開封していったとしても邪魔になりづらいという面もあります。
<引越し当日から使う生活用品の例>
トイレットペーパーやティッシュ、洗剤、除菌シート、歯ブラシセット、お風呂セット、パジャマ、ドライヤー、化粧品、常備薬、寝具など
また、カーペットやラグなどの敷物も同様です。
後から配置し直すのは大変なので、大物家財の配置と合わせて設置を進めましょう。
各部屋に収める荷物を運搬し終わったら、段ボール箱などの梱包を荷解きしていきます。
この際、面倒に感じて開梱しない荷物があると、日常生活に追われて、ずっとそのまま置きっぱなしにしてしまう…といったことが起きます。
そのため、とにかくすべての荷物を荷解きしきる意識が大切す。
もし、開梱しきれない荷物がある場合でも、他の荷物の下敷きにして、忘れてしまわないようにしましょう。
なお、開梱していないダンボールがあることを忘れないために、部屋ごと目につく場所にまとめて置くのを心がけましょう。
ただまとめるだけではなく、いつ開梱するかスケジュールを立てておくことも重要です。
開梱する日は、スケジュールを丸1日開けられる日に設定するのがポイントです。
日程が決まったら、スケジュール帳やスマホで管理できるようにしてくと忘れずに開梱できます。
荷解きがすべて完了したら、ダンボールや緩衝材、テープ類などの処分を行いましょう。
新居でのゴミの分別や回収日を間違えないように注意が必要です。
なお、不要になったダンボールの処分は、引越し業者に持って行ってもらったり、近隣の資材回収センターへ持ち込んだり、といった方法で処分ができます。
以下の記事も参考にしてください。
参考:引越し後に出る大量のダンボールはどうやって処分すればいい?
監修者:中山真由美 / 整理収納アドバイザー
専門家の解説
つづいては、運んできた荷物の種類ごとに、引越し先で上手く片づけるやり方を紹介していきます。
洋服はたくさんの量を持っている人もいますし、片づけるのが大変に感じますよね。
洋服を上手く片づけるためのコツは以下の7点です。
まず大事なのは、片付けの対象になる服の量を減らすことです。
なので、もう着ない服や古くなってしまった服があれば、思い切って捨てる判断をしましょう。
また、夏場に冬服はすぐに必要ないですし、逆も同様です。
今すぐに使わない服はダンボールのまま開梱しないと衣類が痛んでしまうので、一旦開梱して、収納ケースに入れて収納の上段へしまうのが良いです。
衣類は水分を多く含んでいるので、できるだけダンボールから開梱してから収納することをオススメします。
なお、引越し業者を利用する場合、服を衣装ケースに入れたまま運搬してもらうことが可能ですし、衣類専用のハンガーラックに掛けて運んでくれる場合もあります。
引越し当日は整理をする時間があまりとれないのが一般的です。
そのままの形で運んだ衣類に関しては同じ状態で収納場所にしまい、ダンボールに入っているものは外へ出して、要らなくなったダンボールは業者に持ち帰ってもらいましょう。
参考:衣装ケースの中身はそのままで引越し可能?衣類ごとの運搬で注意点すべき点を解説
キッチン・台所用品をスムーズに片づけるコツは以下の通りです。
まず、キッチンのどこに何を収納するかを決めます。収納場所は以下の3つのエリアに分けて考えてみましょう。
上記を踏まえて収納の計画を立てましょう。
次に、必要な収納用具を揃えます。
100円ショップなどで購入するのも良いですし、ワンランクアップした収納にするならKEYUCA、IKEA、無印良品などのグッズを上手に組み合わせながら用意してみましょう。
その際、各サイズを測らないで買いに行くと失敗してしまうので、必ず収納の中のサイズを測ることを忘れないようにしましょう。
実際の収納作業は、「普段からよく使うモノ」から行います。
整理収納は、日常的によく使うモノが整理・収納されているだけで、心地がいい環境になると言われています。
初めによく使うモノを収納して、最後に頻度の低いモノを収納しましょう。
こうすることで、不必要なモノも把握でき、手放したり捨てたりの決心もつきやすいです。
次に、普段あまり使わない調理器具から収納するのを心がけましょう。
調理器具はモノによって使用頻度に差が大きいためです。
使用頻度の低い調理器具は、吊戸棚や食器棚の上段へおきましょう。
新居に引越ししたタイミングを活かし、現在の収納をどう工夫して良くするかを考えるのは、後々の日常生活のために大切なことです。
「よく使うものは取り出しやすい所に置く」というルールのもと、すべての収納を考えてみましょう。
食器類の後片付けも、キッチン用品同様に使う頻度が低いものを奥へ、よく使うモノを手間へ、という意識で進めていきましょう。
収納前に食器を洗わなければならない場合は、1つ1つ洗って片づける、という流れではなく、一気に洗ってから片づけるほうがトータルの作業時間は短く済むはずです。
本や雑誌類も片付けが大変な荷物です。
洋服などと同様に、本棚ごと運んでしまうというのもスムーズに片づける手段の1つと言えるでしょう。
ただし、本棚の総重量が重すぎる場合には引越し業者が運搬できないので、現実的に運搬できる重量であるかの確認は大切です。
また、引越しを機に不用品回収に出したり、本の買取ショップへ持ち込んだりするのもおすすめです。
監修者:中山真由美 / 整理収納アドバイザー
専門家の解説
引越し先での後片付けに役に立つグッズを紹介していきます。
押入れの奥ゆきを最大限活用できる押入れの下段にオススメのラックです。
キャスターがついているので、奥行のある押入れでも取り出しやすいのが特徴です。
アイロンや洋裁道具などをまとめて収納することもできます。
「ふしぎテープ」は、テープ同士はくっつくのに、他の素材にはくっつかない特徴を持った便利グッズです。
ガムテープやマスキングテープでは接着剤が付くのが嫌だ、でもビニール紐では物がバラけてしまう…といった荷物を括っておくのに使い勝手が良いです。
出典:ふとん 圧縮袋|ニトリ
敷布団、掛布団も部屋の中でかさばる荷物の一つですよね。
ふとん圧縮袋で小さくしてしまえば、収納が非常に楽になるでしょう。
注意点として、羽毛布団の場合は圧縮袋に収納するのはおすすめできません。
布団の中の羽毛やダウンボールが潰れたり壊れたりする恐れがあるからです。
一般的なかけ布団、毛布などに用いるのが良いでしょう。
布団を置く場所に困ったり、収納に入らなかったりする場合は、布団類を立てて収納できるケースがおすすめです。
省スペースにまとめることができ、ケースが自立するので縦置きして収納するのにも適しています。
吊り下げラックは、空間を有効活用するために棚をつくり、よく使うラップやテッシュなどを置くスペースとしてオススメです。
限られたスペースに棚をつけることで収納スペースが増え、毎日使うモノをワンアクションで取り出すことができます。
出典:ハンドル付きストッカー| KEYUCA オンラインショップ
棚やキッチンの吊戸棚といった高い場所へものを収納する際に便利なのが、取っ手付きの吊戸棚ストッカーです。
取っ手があることで取り出しやすく、様々なサイズのバリエーションがあるのもおすすめのポイントです。
出典:ポリエステル綿麻混 ソフトボックス 衣装ケース|無印良品
衣替えを想定した場合におすすめなのが、布製で折りたたみ可能な衣装ケースです。
冬ものと夏ものでは服の嵩張り方が変わるので、ケースのサイズを可変できる点が便利です。
なお、衣装ケースは「1個売りの商品を購入すること」がポイントです。
3段連結のようなタイプだと、1段壊れても捨てることができないからです。
できれば、引越し後のタイミングで新居に合うサイズに変更しましょう。
前の家で使っていたケースを「壊れていないから」という理由で、サイズが合わないのに無理やり使う方もいますが絶対にNGです。
それだけで部屋が散らかる原因になるので、気を付けましょう。
監修者:中山真由美 / 整理収納アドバイザー
専門家の解説
当サイトで独自に調査した結果、新居での後片付けにかかる期間は以下の通りです。
引越し人数 | 荷解き | 片づけ |
---|---|---|
単身者 | 半日~3日 | 半日~3日 |
家族 | 2日~1週間 | 2日~1週間 |
荷解きとその後の片付けを合わせて考えると、単身者ではトータルで1日~6日ほど、家族は4日~2週間ほどの期間が目安です。
もちろん上記は、1日にどれくらいの時間を後片付けに使えるかという点や、どこまで整理収納をするかという点でも左右されます。
単身者は荷物が少なく、自身のペースで時間を作って後片付けが進められる点でも、完了するまでの日数が少なくて済むでしょう。
しかし、家族の場合は荷物量が大きいうえに、子どもの世話や家事をしながら片づけを進めることになるので、所要時間も長くなりがちです。
なお、どれぐらい荷解きに時間がかかるかの計算は、「旧居での荷造りにどれぐらいかかるか?」というデータを参考にするのもおすすめです。
参考:引越し準備はいつから始める?単身・家族の荷造りにかかる時間
「片付けがめんどくさい」「時間が作れなくて進まない…」といった、引越し後の片付けに対するフラストレーションは溜まりがちです。
そんな時は、以下に挙げる対策を検討してみてください。
1つずつ対策を見ていきましょう。
引越し後の荷物の片付けが進まない、やる気が起きないという人は、整理収納サービスを検討してみましょう。
料金がかかりますが、自身で散らかった部屋を整理できない場合には便利なサービスです。
新居の荷解きや後片付け、掃除などの作業は、家事代行サービスへまとめて依頼するという手段もあります。
参考:引越しに家事代行を利用してみよう!荷造り・荷ほどき代行などのサービス内容や費用を解説
片付けが進まない要因の1つが、荷物の量が多いことです。思い切って不用品を断捨離できれば、その分、後片付けをしなくて済みます。
引越しの前後で不用品の処分や買取を検討する人は、以下の記事も参考にしてみてください。
参考:引越し見積もり前のリサイクル・不用品買取におすすめの業者10選
「早く片づけなければ」と思うがあまり、片付けが終わらないことへのストレスが溜まってしまいます。
そんな時は、「いつ片づけても良いんだ」と気持ちを切り替えてしまうのもおすすめです。
そもそも、引越し作業は非常に労力の大きなイベントです。
よほど荷物が少ない人でなければ、1日2日で片付けが完了するものではありません。
毎日少しずつ片づけを進めたり、休日だけ時間を作って整理収納をしたりと、自身の気持ちとスケジュールに無理のないスケジュールを立てて、整理収納を進めていくようにしましょう。
監修者:中山真由美 / 整理収納アドバイザー
専門家の解説
引越し先での片付けについて重要なポイントは下記のとおりです。
引越し後の片づけは大変に感じる人が多いですが、本記事で紹介したコツを意識すれば、幾分かスムーズに作業を進めることができるはずです。
新生活を爽やかに迎えるために、ぜひ効率の良い片付け方を実践してみてくださいね。
引越し侍では、引っ越し見積もり費用の相場と料金を比較できる2つのWebサービスを提供しています。
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また、引越し業者の選び方は「料金」「口コミ・評判」「サービス内容」「ランキング」が確認するポイントです。
引っ越しは時期によって相場が変わるため、引っ越しの日程が決まったらまずは見積もりを依頼しましょう!
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