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引っ越しの準備
2021/12/03公開
引越し準備や作業の中で最も時間と手間がかかるのが、荷造り・梱包や部屋の片付けです。
日々の仕事や家事と並行しながら準備を行っていたら、「えっ…!引越しまであと◯日しかない…」と残り時間に焦ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
そんな大ピンチに頼りたいのが「家事代行サービス」です。
この記事では、引越し準備や後片付けを家事代行サービスに依頼するメリットや費用を解説していきます。
また、その他にも引越し時に便利な家事代行のサービスを紹介していくので、猫の手も借りたい皆さんはぜひ参考にしてください!
監修者:代表理事 高橋敬子さん / 一般社団法人日本家事代行協会
NPO法人日本ハウスクリーニング協会理事、一般社団法人日本整理収納協会代表理事。長年の家事の現場で培われた経験を生かし、後進の指導や講座開催で、お掃除の啓蒙・普及活動に力を注ぐ。監修著書に「プロが教える「15分掃除」がわが家を変える!(世界文化社)」、「掃除の解剖図鑑(エクスナレッジ)」など。メディアにも多数出演。
「仕事が忙しいあまりに荷造りする時間がとれない」「子どもの世話に追われてなかなか荷造りが進まない」などの事情があるときは、家事代行サービスの利用が便利です。
家事代行の業者が手伝ってくれる内容は、具体的に以下のような項目です。
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
引越しの基本となる荷造りは、家事代行サービスが重宝される準備項目です。
運ぶ荷物を梱包してくれるため、引越しまで時間がなく作業を急いでいたり、荷造りを終えるのが難しかったりする場合に活用しましょう。
なお、主に荷造り代行を専門とするサービスの場合は、大型の家具・家電を梱包するサービスから、小物類まで含めた自宅のあらゆる荷物をまとめてくれるサービスまで、様々なプランが用意されています。
荷造りだけでなく、新居での荷解きを手伝ってもらうのも可能です。
梱包した荷物の開封作業だけでなく、荷ほどきしたものの配置や整理整頓まで依頼すれば、引越しした後にまとまった時間がとれない人でもいち早く部屋を片付けることができます。
そのため、引越し後の新生活をできるだけスムーズ整えたい人におすすめの作業内容です。
荷造りや荷解きと並行して、住まいの掃除も家事代行サービスに依頼することができます。
荷造り・荷ほどきだけでも多くの労力を必要とするため、旧居を退去する際、もしくは新居に荷物を運び入れる前には掃除をしたい人は活用を検討してみましょう。
ただし、「キッチンの油汚れを落としたい」「お風呂場の水垢を落としたい」といった専門的なクリーニングは家事代行サービスでは対応できない場合もあるので、あくまで部屋の掃き掃除や拭き掃除といった「こざっぱり」させる粒度の掃除なら依頼できるものと考えおくと良いです。
専門的なクリーニングがしたい場合は、ハウスクリーニングに精通した別の業者を検討するのが無難です。
業者によっては、荷造りや荷ほどきの際に出るゴミを、所定のゴミ捨て場へ持って行ってもらう、という事も依頼できます。
ゴミの回収は無料の場合と有料の場合がありますが、自分でゴミの日に出す手間を省けるため、分別の手間や長時間自宅に大量のゴミを置いておくストレスがなくなります。
ただし、廃品回収のような大規模なものや、古物商許可が必要な「不用品の買取をしてほしい」といった依頼は、一般的な家事代行サービスでは対応できないケースが多いので注意が必要です。
家事代行サービスを引越しの際に活用できるその他の項目としては、ベビーシッター(キッズケア)やペットの世話、買い物や料理の代行などもあります。
荷造りなどを進める際に子どもやペットにかまっているとなかなか作業が進みませんが、代行業者に預けることができれば安心です。
また、買い出しや引越し前後の調理を依頼することで、引越し準備と日常生活のバランスを取るという活用もできるでしょう。
ただし、お子さんやペットの世話は生命に関わることです。
それらのケアを依頼する場合は、代行サービスの実績や口コミ、万が一事故が起きた場合に補償できる保険に加入しているかなどをよくチェックし、信頼のおける業者を選択するように十分気を付けましょう。
また、「子どもとペットの両方の面倒を見ていて欲しい」といった並行しての作業は対応が難しいので、別途サービスを依頼するようにしましょう。
監修者:代表理事 高橋敬子さん / 一般社団法人日本家事代行協会
専門家の解説
家事代行サービスの料金は、「1時間あたりの基本料金」+「延長料金」+「交通費」+「その他料金」といった内訳で請求する業者が多いです。
また、代行サービスは継続的に利用すると割引されるケースが多いですが、引越し時に単発で利用する人は、基本料金がスポット料金(もしくは「初回お試し料金」)で設定されると想定されます。
そのため、作業の所要時間を見積もりし、その時間に「スポットの基本料金」の相場を掛け合わせることで、どれぐらいの費用がかかるか算出することができます。
各料金の相場は以下の通りです。
■家事代行サービスの料金相場
※各料金相場は家事代行サービスの「ベアーズ」「カジタク」「CaSy」の3社の料金を調査した結果です(2021年10月現在)。各社の料金は変更になる可能性があるので、金額は参考値としてお考え下さい
上記の他に、家主の留守中に家事代行をしてもらう場合に発生する「鍵預かり料」や、「早朝・深夜料金」、「入会金・年会費」などが設定されているケースもあります。
また、「最低利用時間」が決められている業者では、それを下回る短時間での依頼はできません。
概ね、1回2時間以上の作業を依頼するのが基本となるため、7千円~1.5万円ほどを支払うのが、一般的な代行サービスの相場と言えるでしょう。
そして、前項で紹介した家事代行に依頼できる引越し準備項目の、それぞれの目安となる作業時間は以下の通りです。
■家事代行を依頼する引越し作業ごとの想定作業時間
サービス | 単身者 | 2人家族 | 3人家族 |
---|---|---|---|
荷造り | 2時間 | 3時間 | 4時間 |
荷ほどき | 2時間 | 3時間 | 4時間 |
整理整頓・収納 | 1時間 | 2時間 | 3時間 |
掃除・ごみ捨て | 3時間 | 4時間 | 5時間 |
ベビーシッター | 依頼者(親)が手を空けたい時間による | ||
料理 | 何食分の調理を依頼するかによる 目安)2食分…2時間、4食分…3時間 |
※それぞれの時間は、家事代行サービスのスタッフ1名に作業を依頼した場合を想定しています。依頼者の荷物量や部屋の間取りによっても所要時間は変動するため、時間は参考値としてお考え下さい
例えば、2人家族で旧居の荷造りを家事代行へ依頼した場合、4時間×基本料金3,000円+交通費800円=12,800円ほどの料金となります。
掃除・ごみ捨てを3人家族が依頼すれば、5時間×基本料金3,000円+交通費800円=15,800円が相場になると計算できます。
監修者:代表理事 高橋敬子さん / 一般社団法人日本家事代行協会
専門家の解説
やはり多くの人が引越し準備で最も大変だと感じるのが荷物の「梱包」や「開梱」の作業です。
これらの作業を家事代行や荷造り代行に依頼できることは前項まででお伝えした通りですが、引越し業者も荷造り・荷解きを手伝ってくれる「おまかせプラン」を用意しています。
■引越し会社の荷造り・荷解き付きプランの例
これらの引越し業者のプランと、家事代行サービスのどちらを使うべきか、それぞれのメリット・デメリットを比べてみます。
続けて、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
まず、家事代行サービスに依頼する場合は「料金が明瞭」というメリットがあります。
引越し業者のプラン料金は多くの場合が業者の言い値で決まります。
もちろん、不用意に高額な料金を請求してくるような会社はないと信じたいですが、「この荷造り付きプランですとこのお見積りになります」といった説明のみで完結してしまう場合も多いのです。
その点では、「基本料金」×作業時間でほぼ総額が決まる家事代行サービスのほうが、納得しやすい料金体系になっていると言えます。
また、家事代行サービスは1人のスタッフの対応できる作業の幅が広いのもメリットの1つです。
引越し会社のスタッフは、あくまで「荷物の運搬」のプロです。
そのため、例えば「荷造りに加えてキッチン周りの掃除もお願いしたいな…」と依頼者が考えた場合、荷造りは引越しスタッフが行えても、クリーニングは外部委託になる場合が多いです。
その場合はもちろん、クリーニング業者の作業代が別途で見積もりに追加されることになります。
家事代行サービスであれば、「4時間の依頼で荷造りと掃除をお願いします」といった依頼をすることが可能なので、自分の手伝って欲しい作業を万遍なく対応してもらいやすいです。
ただし、全ての分野に精通しているスタッフではないので、融通が利く代わりに、仕上がりに過度な期待はしない方がよいでしょう。
家事代行サービスに荷造り・荷解きを依頼するデメリットの1つは、段ボール箱や緩衝材などの梱包資材を自前で用意しなければならないことです。
一方、引越し会社に依頼した場合は、数十枚のダンボール等がもらえることがしばしばです。
加えて、家事代行サービスと引越し業者の2社とのやり取りを進めなければならないのもデメリットになりえます。
忙しい人にとっては、連絡先が増えると対応する時間が取れないという場合もあるでしょう。
引越し業者に梱包・開梱を依頼するメリットは、荷造りから荷解きまでを一気通貫で依頼できる点にあります。
特に、荷物量が多い家庭の場合は引越し作業を完了させるのが大変です。
そのため、作業の始まりから終わりまでをワンストップで依頼できるというのは、大きな利点だと言えるでしょう。
また、家事代行サービスのデメリットとして挙げた「複数のサービスを相手にやり取りしなくて良い」という点もメリットの1つです。
引越し業者側のデメリットとしては、同じ作業を家事代行サービスに依頼するよりも料金が割高になりがちな点があります。
当サイトの利用者のデータ集計をしたところ、荷造り・荷解きのどちらかを付帯したプランの料金は通常プランの約3割増し、双方を付帯すると約4割増しが相場となりました。
例として、単身引越しで通常プランの相場が4万円だとすれば、片方の作業を付帯すると+1.2万円、両方を付帯すると+1.6万円になる計算です。
これに対して、先ほどの家事代行サービスの相場から計算すれば、片方の作業依頼で+約7,000円、両方を依頼しても+約1.3万円で収まるため、家事代行のほうが安価に済む計算となります。
ただし、引越し業者のように普段から梱包を専門的に行っている家事代行が多いわけではないので、所要時間は多めに見ておくのが大切です。
引越し作業の当日スタートで荷造りなどの作業が始まるのも、引越し業者のデメリットです。
例えば、荷造りと合わせて旧居の掃除を進めたい場合、荷物をどかせないと邪魔になります。
そのため、結局は引越しスタッフが荷造りを進めている間に掃除をして…とギリギリの対応になりがちです。
一方、家事代行サービスなら日取りを選ばず依頼できるので、引越し日の前に来てもらって作業を並行することができるでしょう。
監修者:代表理事 高橋敬子さん / 一般社団法人日本家事代行協会
専門家の解説
引越し準備が間に合わなくなると、引越し業者の追加費用がかかったり、賃貸物件への入居が遅れたりと大変です。
日頃、忙しくて期日までに準備が終わるか不安に感じている方は、ぜひ家事代行サービスに相談してみてはどうでしょうか。
また、具体的にどういった準備を手伝ってもらうべきか定まっていない人も、家事代行の幅広い提供サービスなら様々な活用ができるかもしれません。
まずは、サービスに問い合わせて、自分たちの状況を相談してみることから始めると良さそうです。
ただし、家事代行に依頼できるのは日常的な家事の範疇となるのが基本なので、込み入った内容の作業はそれぞれの専門業者に依頼するほうが良いです。
自身の状況を整理したうえで、家事代行に依頼できる範疇のお手伝いを依頼してみましょう。
監修者:代表理事 高橋敬子さん / 一般社団法人日本家事代行協会
専門家の解説
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