引越し準備
【2025年最新】一人暮らしの引っ越しに使える補助金・助成金一覧|申請手順や注意点

一人暮らしの引っ越しには、敷金・礼金、引越し業者の費用、家電や家具の購入費など、思った以上にお金がかかるものです。
しかし、自治体や国の制度を活用すれば、引越し費用の負担を軽減できる可能性があります。
例えば、住居確保給付金は、収入が一定基準以下の方を対象に家賃補助を行う制度です。
また、移住支援金は東京23区から地方に移住する方へ支援金を支給する制度です。
そのほか、近居支援や高齢者の住み替え支援など、条件に応じた助成金も用意されています。
本記事では、一人暮らしの引っ越しに利用できる補助金・助成金の種類や申請方法、注意点を詳しく解説します。
費用を抑えて新生活をスタートするために、ぜひ活用できる制度をチェックしてみてください。
一人暮らしの引越しに使える補助金・助成金の概要

一人暮らしの引越しには、家賃や初期費用、引越し代など多くの出費が発生します。
しかし、国や自治体の補助金・助成金を活用すれば、負担を軽減できる可能性があります。
本章では、一人暮らしの引越しに利用できる主な支援制度の概要を紹介します。
都道府県 | 制度名 | 補助金額 |
|---|---|---|
日本全国 | 自治体により異なる | |
東京~東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)以外に引越し※ | 60万円(上限) | |
日本全国 | 自治体により異なる | |
東京都(新宿区、世田谷区など)、愛知県(名古屋市)大阪府(大阪市)、北海道(札幌市)、福岡県(福岡市)など | 近居支援 | 自治体により異なる |
※2025年3月時点の情報です。
※東京圏以外にも対象とならない地域があります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
以下は、主要な補助金・助成金を申請する際の主な必要書類です。
具体的には、それぞれの公式サイトで確認してください。
- 本人確認書類
- 住民票
- 収入が確認できる書類(住居確保給付金・高齢者世帯住替え助成事業など)
- 預貯金額が確認できる書類(住居確保給付金など)
- 離職・廃業や就労日数・就労機会の減少が確認できる書類(住居確保給付金など)
- 移住後の就業または創業の状況を確認できる書類(移住支援金)
- 親族関係を証明する書類(近居支援)
また、以下は主要な補助金・助成金を申請する際に共通する注意点です。
- 自治体ごとに条件が異なるため、公式サイトや窓口で確認が必須
- 就業や転居後に申請が必要なケースがあるため、タイミングに注意する
- 制度ごとに申請期限が設定されており、期限を過ぎると申請不可となる
- 書類不備で審査が遅れることが多いため、事前にチェックリストを作成するとよい
- 住民票や所得証明書などの公的書類は取得に時間がかかる場合があるので、余裕を持って準備する
- 移住支援金など、一度受け取ると一定期間(例:5年間)住み続ける義務があるものもある
- 規定期間内に条件を満たさなくなると、返還義務が発生するケースもある
- 引越し費用の助成があっても、全額補助されるとは限らない(上限額がある)
一人暮らしの引越しには多くの費用がかかりますが、住居確保給付金や移住支援金などの公的支援を活用すれば、負担を軽減できる可能性があります。
例えば、経済的に困窮している方には住居確保給付金が、東京23区から地方へ移住する方には移住支援金が支給されます。
また、自治体ごとに実施されている高齢者世帯住替え助成や近居支援などの制度を利用できる場合もあります。
ただし、助成金には申請条件や期限があり、自治体ごとに内容が異なるため、事前に公式サイトで確認することが重要です。
自分に合った補助金・助成金を上手に活用し、スムーズに新生活をスタートさせましょう。
一人暮らしの引越し補助金・助成金の申し込み手順・注意点

ここでは、全国の一人暮らしの方向け引越し補助金・助成金について、その制度の内容や申し込み手順・注意点などを詳しく解説します。
都道府県 | 制度名 | 補助金額 |
|---|---|---|
東京都(渋谷区)など | 53,700円(単身世帯) | |
東京都(新宿区) | 360,000円(単身世帯) | |
東京都(渋谷区) | 月々1万円 | |
愛知県など | 60万円(単身世帯) | |
山梨県(韮崎市) | 1人につき10万円 | |
山梨県(富士川町) | 固定資産税及び都市計画税相当額(千円未満の端数は切り捨て) | |
千葉県(千葉市) |
※2025年3月時点の情報です。
東京都
東京都では、一人暮らしの引越しを支援する補助金・助成金制度がいくつかあります。代表的なものは以下の通りです。
- 住居確保給付金:離職、自営業廃業から2年以内(条件により4年以内)、または休業などにより離職および廃業と同程度の状況にある方で、家賃の支払いに困り、住居を失うおそれがある方、失った方に、就労支援とともに、自治体から住宅の貸主や管理会社などへ直接家賃を支給する制度
- 住み替え居住継続支援:居住する新宿区内の民間賃貸住宅の取り壊しなどに伴う立退きにより転居を余儀なくされる高齢者や障害者等に転居に要する費用の一部を助成し、住み替え居住継続を支援する制度。
- 立ち退きに伴う住み替え家賃補助制度:立ち退きで区内の民間賃貸住宅へ住み替えを行う高齢者世帯等に、家賃上昇分や転居費用の一部を補助する制度。
いずれの制度も、所得制限や対象条件があるため、詳細は各自治体の窓口や公式サイトで確認してください。
渋谷区ほか 【住居確保給付金】
対象条件 | 次のすべてに該当する人
|
|---|---|
補助金最高額 |
|
申請期限 | 随時 |
必要な書類 |
|
申し込み手順 |
|
申込先 | https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/jutaku/yushi/seikatu_jyutaku.html |
新宿区 【住み替え居住継続支援】
対象条件 | 対象世帯のいずれかに該当し、かつ、資格要件のすべてを満たす世帯です。
【資格要件】
|
|---|---|
補助金最高額 |
|
申請期限 |
|
必要な書類 | 支援予定登録申請
支援申請
支援金請求
|
申し込み手順 | 対象世帯や支援内容等の詳細は、下記の問い合わせ先にお問い合わせください。 |
申込先 | https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file07_02_00004.html |
参考:【2024年】東京都新宿区への引っ越しでもらえる助成金・補助金・支援金等の一覧
渋谷区の立ち退きに伴う住み替え家賃補助制度
対象条件 |
|
|---|---|
補助金最高額 | 上昇分家賃に対する補助で、上限額は月々1万円 |
申請期限 | 随時 |
必要な書類 | 公式サイトを参照 |
申し込み手順 | 公式サイトを参照 |
申込先 | https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kurashi/jutaku/yushi/shien_3.html |
東京都では、一人暮らしの引越しを支援する複数の補助制度が用意されています。
これらの制度を活用すれば、引越し時の経済的負担を軽減できます。
ただし、対象条件や助成額には制限があるため、事前に確認しましょう。
愛知県など
移住支援金は、東京23区に在住または通勤する方が、愛知県など東京圏外へ移住し、起業や就業等を行う方に、都道府県・市町村が共同で交付金を支給する事業です。
移住支援金
対象条件 | (1)の要件を満たす者のうち、(2)~(5)の要件のいずれかを満たす者からの申請に基づき、転入先市町村(一部の市町を除く)から移住支援金を支給する。 【(1) 移住等に関する主な要件】 ア 移住元に関する要件 ただし、東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住しつつ、東京23区内の大学等へ通学し、東京23区内の企業等へ就職した者については、通学期間を修業年限を上限(ただし、高等専門学校は2年を上限)として本事業の移住元としての対象期間とすることができる。
※2 雇用者としての通勤の場合にあっては、雇用保険の被保険者としての通勤に限る。 イ 移住先に関する要件
ウ 世帯に関する要件
エ その他の要件
【(2) 就業に関する要件】
イ 専門人材の場合
(3) テレワークに関する要件
(4) 関係人口に関する要件 (5) 起業に関する要件 (6)返還要件
| |
|---|---|---|
補助金最高額 | 60万円(単身世帯) | |
申請期限 | (1)移住就業者 (2)テレワーカー及び関係人口 (3)移住起業者 ア 転入後に起業支援金の交付決定を受けた場合は、交付決定日以降であり、かつ、転入後1年以内 ※1 イ 起業支援金の交付決定を受けた後に転入した場合は、交付決定日から1年以内であり、かつ、転入後1年以内※2 | |
必要な書類 | 移住先の市町村の様式により申請してください。 | |
申し込み手順 | 申請手続きに関するお問合せは、移住(予定)先の市町村にご連絡ください。 | |
申込先 | https://www.pref.aichi.jp/soshiki/shugyo/j-2019-ijyushien.html |
参考:【2024年】愛知県名古屋市への引っ越しでもらえる助成金・補助金・支援金等の一覧
山梨県(韮崎市)
就職又は起業を目的に本市へ転入する若者に対し、奨励金を支給し、若者の定住促進を図る制度です。
対象条件 |
|
|---|---|
補助金最高額 | 1人につき10万円 |
申請期限 | 随時(基準日から1年が経過した以後60日以内に申請を行わないと受給資格がなくなりますので、お早めに申請をお願いします) |
必要な書類 | ⑴ 就職した場合
⑵ 起業した場合
|
申し込み手順 | 公式サイトよりお問合せください |
申込先 |
山梨県(富士川町)
定住人口の増加を図るとともに、地域の活性化に資するため、本町に居住する方及び町外から転入する方の定住を奨励することを目的として、奨励金を交付する制度です。
対象条件 | (1)土地を取得(原因の日)してから3年以内に住宅を建築し、定住を開始した方。(※) ※(1)、(2)共に定住を開始してから引き続き5年以上定住する意思のある方。 |
|---|---|
補助金最高額 | 固定資産税及び都市計画税相当額(千円未満の端数は切り捨て) |
申請期限 | 5年 |
必要な書類 |
|
申し込み手順 | 当該年度の固定資産税・都市計画税納税通知書を受領した日から当該年度の10月末までに、申請書及び添付書類を提出してください。 |
申込先 |
千葉県(千葉市)
千葉市では、高齢者の孤立防止と家族の絆の再生を目的として、三世代家族の同居・近居に必要な費用の一部を助成しています。
対象条件 | 以下のすべての要件を満たす必要があります。
|
|---|---|
補助金最高額 | ⒈ 1年目の助成
(2)貸家の場合、賃貸借契約に要する費用(礼金・権利金・仲介手数料) 【助成額】 【助成額】 |
申請期限 | 随時 |
必要な書類 | 公式サイトを参照 |
申し込み手順 |
|
申込先 | https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/koreishogai/korei/sansedai.html#sansedai04 |
一人暮らしの引越し補助金・助成金に関するよくある質問

一人暮らしの引越しには、家賃や初期費用などさまざまな費用がかかりますが、自治体や企業によっては補助金や助成金を活用できる場合があります。
ここでは、「家賃補助金はもらえるのか?」や「初期費用は助成金の対象になるのか?」といった、一人暮らしの引越しに関するよくある質問に分かりやすくお答えします。
家賃補助金はもらえますか?
家賃補助金がもらえるかどうかは、自治体の制度や勤務先の福利厚生によります。
自治体によっては、若者の定住促進や移住支援のために家賃補助を行っている場合があります。
例えば、一部の市区町村では、一定の年齢以下の単身者が対象となる家賃補助制度を設けています。
ただし、多くの場合、所得制限や地域限定の条件があるため、事前に詳細を確認することが重要です。
また、勤務先の企業が住宅手当や家賃補助を提供している場合もあります。
特に大手企業や公務員向けには、一定額の家賃補助を支給するケースが多いです。
転職や就職を機に引っ越しをする場合は、会社の制度をチェックするとよいでしょう。
もし自治体や勤務先の補助がない場合でも、UR賃貸住宅など、初期費用が抑えられる賃貸物件を検討するのも一つの方法です。
住んでいる地域の制度をよく調べて、最適なサポートを活用しましょう。
初期費用は助成金対象になりますか?
引越しの初期費用が助成金の対象になるかどうかも、自治体の制度によります。
一般的には、敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用が補助の対象になるケースは少ないですが、一部の移住支援や就職支援の制度では、引越し費用の一部が助成されることがあります。
例えば、地方への移住を促進する「移住支援金」では、引越し費用や住宅取得費の補助が受けられる場合があります。
また、生活困窮者向けの支援制度では、引越しに関する費用の一部を補助するケースもあります。
ただし、これらの制度には所得制限や申請条件が設けられているため、詳細を確認する必要があります。
引越し前に自治体のホームページや窓口で情報を確認し、活用できる補助金があるか調べてみましょう。
まとめ
一人暮らしの引越しには、家賃や初期費用など多くの費用がかかりますが、自治体や企業の補助金・助成金を活用することで、負担を軽減できる可能性があります。
自治体によっては家賃補助や移住支援金、転入支援金などの制度が用意されており、対象条件を満たせば助成を受けられる場合があります。
ただし、助成金や補助金は地域や申請条件によって異なるため、自分が住む予定の自治体や勤務先の制度を調べることが必要です。
さらに、補助金の申請には期限や書類の提出が求められることが多いため、余裕を持って準備することが大切です。
本記事で紹介した情報を参考にしながら、自分に合った補助制度を活用し、引越しの負担を少しでも軽減しながら新生活をスタートさせましょう。
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