インターネットの引っ越し手続きは解約新規と継続どっちがお得?

2018/10/18

インターネットの引っ越し手続きするイメージ

突然ですが、あなたはインターネットの「解約新規」という言葉を知っていますか?
解約新規とは、一度インターネット回線を解約して、再び同じ回線会社に新規として契約する方法を指します。

解約新規を使うことで、キャッシュバックなどのキャンペーンを受けることができるので、普通に移転するよりもお得にインターネットの引越しができる可能性があります。
しかし、本当にインターネットの移転費用をお得にできるかどうかは、契約しているネット回線会社によって異なります。

今回は、フレッツ光・ドコモ光・SoftBank光・auひかり・NURO光の5社で、解約新規で本当にインターネットの移転費用を安くすることができるのかをまとめました。
これからインターネットの引越しを考えている方は、ぜひ参考にしてください!

インターネットの「解約新規」とは

前述のとおり、「解約新規」とは、現在使っているインターネット回線契約を解約し、引越し先で再度契約を結ぶ方法です。
契約期間中の解約の場合、違約金等が発生してしまいます。
ただ、それ以上に新規契約者へのキャッシュバックがあり、結果的に移転手続きよりも安くインターネットを引ける仕組みです。

少しずるいやり方のように思われるかもしれませんが、引越しによる移転では有効な方法です。
もちろん、引越しをせず、同一住所で同一名義人の再契約は認められません。
ただ、引越しはほとんどの場合、解約新規が可能で、キャッシュバックキャンペーンを使いお得に引越しができます。

解約新規が移転費用よりも安くなる仕組み

移転手続きは1万円~数万円かかるケースが多いですが、解約新規では数千円~実質ゼロ円で移転できます。

解約新規では、解約時に必要な違約金や工事費に相当するキャッシュバックを、新規契約時に受け取ることができるからです。
解約新規には以下の費用が必要となります。

  • 解約金
  • 工事費用
  • 手数料

ただ、新規契約時に工事費用分のキャッシュバックを受けることができれば、必要な費用は解約金と手数料だけになります。 さらに解約金については、2年間などの契約期間が終わり、次の契約期間に入るまでの「契約更新月」に解約すれば、必要ありません。

例えばドコモ光で解約新規を行う際、違約金として戸建てで13,000円、マンションで8,000円かかってしまいます。
しかし再び新規契約する際、キャンペーンを活用すれば工事費が無料になるほか、キャッシュバックとして1万円分のポイントがもらえます。
実質数千円でインターネットを引くことができる計算になります。
ドコモ光の移転手続きは1万円近くかかってしまうので、解約新規がお得になるのです。

解約新規はキャッシュバック制度を十分に活用することで、移転手続きよりも安く、引越し先へインターネットを引くことができます。

ただ、キャンペーンの種類などにより、一部のインターネット会社では、反対に移転手続きしたほうが、お得になってしまう事もあります。
ここからはインターネット回線の会社別に、具体的な費用を調査し、比較していきます。
自分の契約タイプと照らし合わせて、お得な方を選んでください。

フレッツ光は移転がおすすめ

最も契約者数の多いフレッツ光のケースで見ていきます。
フレッツ光の場合は、例外で基本的に解約新規よりも、移転手続きをお勧めします。

なぜなら、フレッツ光は、新規契約に対するキャッシュバックをほとんど行っていないからです。

フレッツ光の移転には次の費用がかかります。(東日本/西日本の同一エリア内の引っ越しの場合)

東日本 西日本
戸建て ~9,000円 ~18,000円(割引適用で9,000円)
マンション ~7,500円 ~15,000円(割引適用で7,500円)

フレッツ光に関しては移転手続きがおすすめです。
フレッツ光の移転手続きの方法については、「引っ越しによるNTTフレッツ光の移転手続き方法」で紹介しています。
手続きの参考にしてください。

しかし、NTT東日本から西日本など、エリアをまたぐ引越しの場合、NTTの仕組み上、一度契約を解除する必要があります。
改めて移転先で新規契約することになってしまうので、割高になってしまいます。
上記の通り、新規契約者へのキャッシュバックが使えないので、その際は、他社へ乗り換えを検討しても良いでしょう。

ドコモ光は解約新規がお得

ドコモ光の場合、移転費用と比べると、解約新規のほうが数千円お得に移転できます。

ドコモ光はNTTのフレッツ光の通信回線を共用しています。
このため、NTT東日本/西日本のエリアを越える移転の場合は、移転費用も高くなります。
その場合、さらに解約新規のメリットが高まります。

ただ、引越し先がドコモ光の対応エリアでない可能性もあります。
上記の通り、フレッツ光の回線を使うので、フレッツ光のホームページで提供エリアの確認ができます。
事前に確認しておきましょう。

西日本

サービス提供エリア確認・お申し込み | フレッツ光公式 | NTT西日本

東日本

フレッツ光(光回線) 提供エリアのご確認|フレッツ公式|NTT東日本

それでは具体的な費用を見比べましょう。

ドコモ光の移転費用

ドコモ光の場合、移転手続きには以下の料金がかかります。
戸建て…11,000円(手数料2,000円、移転手続き9,000円)
マンション…9,500円(手数料2,000円、移転手続き7,500円)

NTT西日本エリア、東日本エリアをまたぐ引越しの場合は、移転にかかる費用が上記の2倍ほどかかってしまいます。
注意しましょう。

ドコモ光の移転工事費用については、「ドコモ光の引越しでかかる移転工事費はいくら?」で紹介しています。 参考にしてください。

ドコモ光の解約新規にかかる費用

では次に、ドコモ光の解約新規にかかる費用を見てみましょう。
解約新規にかかる費用とキャッシュバックの一覧が以下の表になります。

  解約時 新規契約時 実質合計費用
解約金 手数料と工事費 キャッシュバック
戸建て 13,000円 21,000円 新規工事費最大18,000円分、
dポイント1万円分
6,000円
マンション 8,000円 18,000円 1,000円

※2018年8月現在。

dポイントとはドコモ独自のポイントで、携帯料金の支払いのほか、一部店舗でも現金代わりに使えるポイントです。
戸建てでは6,000円、マンションでは1,000円でインターネットを引くことができそうです。

反対に工事費無料のキャンペーンが終わる10月以降は、移転費用の方が安くなります。
ただドコモ光の場合、東日本、西日本のエリアをまたぐ引越しの場合、移転費用が高くなってしまいます。
エリア外への引っ越しの場合は、キャンペーンの有無にかかわらず、解約新規の方法がお得になりそうです。

エリアをまたぐ引越しの際は、解約新規をお勧めします。

SoftBank光を引っ越ししたい場合

続いてソフトバンク光を引っ越す場合です。
ソフトバンク光は、2018年8月現在、特別なキャンペーンを実施中なので、移転手続きをお勧めします。

Softbank光もドコモ光同様、フレッツ光の回線を共用しています。
そのため、提供エリアも広いです。
ドコモ光同様、フレッツ光のホームページで、引越し先が対応しているか確認してください。

ソフトバンク光は解約新規よりも移転がお得

ソフトバンク光の場合、2018年8月現在、移転手続きの方がお得なチャンスです。
移転工事費無料のキャンペーンが行われているからです。

通常、SoftBank光の移転手続きにかかる費用は次の通りです。

既存設備・光コンセントあり 24,000円
既存設備・光コンセントなし 9,600円

ただ、SoftBank光は移転費用が無料となるキャンペーンが、2018年1月にスタートしました。
次の条件を満たせば、上記の基本移転費用が無料で移転できます。

  • Softbank光を利用中であること
  • 引っ越し手続きから引越し先の工事完了日が90日以内であること
  • 引越し先の住所が決まっていて、住所変更を伴った引越しであること

通常の引っ越しであれば、ほとんどの方が条件を満たすことができます。
このため、ソフトバンク光の場合は解約せず、キャンペーンを使って、そのまま移転手続きすることをお勧めします。

手順や期日に注意して、確実に申請してください。
ただ、予告なく、キャンペーンが終了する場合もありますので、注意してください。

またドコモ光同様エリアをまたぐ引越しには手数料がかかります。

auひかりの場合は解約新規がおすすめ

続いて、auひかりの場合を紹介します。
auひかりの場合は、移転手続きよりも解約新規がおすすめです。
実質ゼロ円で解約新規ができます。

ただ他社とは異なり、キャッシュバックの受け取りには注意点も多いです。

また、auひかりは独自回線網を設立して、サービスを運営しているため、提供エリアがまだ十分ではありません。
auひかりのホームページで提供エリアの確認ができますので、引越し先が対応しているか、事前に調べておきましょう。

提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社

では具体的に解約新規をお勧めする理由を見ていきましょう。

auひかりの移転手続きにかかる費用

auひかりの移転にかかる費用は次の通りです。

転居先工事費 その他
戸建て 37,500円(転居先工事費) 工事費キャッシュバックの残金
マンション 30,000円(転居先工事費) 工事費キャッシュバックの残金

auひかりでは、転居先でも開通工事費用が必要になるので、金額が大きいです。

auひかりの移転工事費については、「auひかりの引越しにかかる移転費用」をご覧ください。

また、ここで注意してほしいのが、「工事費キャッシュバックの残金」部分です。
自身の契約を把握していないと、思わぬ出費になるので注意して下さい。
次で説明します。

工事費キャッシュバックの残金とは

工事費キャッシュバックの残金とは、キャッシュバックを受けるはずだった、工事費の残金のことです。

auひかりでは、工事費キャッシュバックを、「月額料金への割引」という形で分割して還元しています。
戸建て、マンションのそれぞれの月々のキャッシュバック金額は以下の通りです。

戸建て 625円×60か月=37,500円
マンション 1,250円×24か月=30,000円

期間いっぱい契約を続けると、結果的に工事費相当額の割引がされる仕組みです。

しかし、反対にキャッシュバックを満額受け取る前に、解約してしまうと、キャッシュバックの権利がなくなります。
途中解約すると、キャッシュバックを受けるはずだった工事費を、一括で支払う必要が出てしまうのです。

例えばマンションで24か月のキャッシュバックを受けている場合で想定します。
12か月で移転、解約する必要が出た場合、残りの12か月分の工事費を一括支払いしなければいけません。
つまり1,250円×12か月=15,000円を、移転、解約費用とは別で支払わなければなりません。

期間いっぱい、利用した方は問題ありません。
自身のキャッシュバック期間がどれくらい残っているか、引越し前に確認しておくと良いでしょう。

auひかりは解約新規がお得

一方で、解約新規の場合を紹介します。

  解約時 新規契約時 実質合計費用
解約金 登録料と工事費 キャッシュバック
戸建て 7,000円 40,500円 工事費実質無料、10,000円 ゼロ円
マンション 7,000円 33,000円 工事費実質無料、10,000円 ゼロ円

解約新規の場合も、工事費キャッシュバックの残金を支払う必要があるので注意してください。

同様に、次の契約で月額料金へのキャッシュバックが始まりますので、数年以内の引っ越しを予定している方は無理に注意してください。
またキャッシュバックには、指定のプランへの加入や電話加入なども条件も指定されています。

もしも、また近く引越しの予定がある方や、指定の条件が使用方法に合わないという方は、他社回線への乗り換えも視野に検討すると良いでしょう。

NURO光の場合

NURO光の場合も紹介します。

NURO光は回線速度が2Gbpsと、他社と比較して非常に高速であることが特徴です。
一方で、NURO光の提供エリアはまだ都市部に限られています。
下記申し込みサイトで、エリア確認ができますので、転居先が対応しているか確認してみましょう。

NURO 光 のお申し込み | NURO 光@世界最速インターネット NURO 光 お申し込みは今すぐ

NURO光は、解約新規しか方法がありません。
その理由を説明します。

NURO光は移転ができず、解約新規しか方法がない

実は、NURO光は、もともと移転手続きに対応していません。
新居でもNURO光を使用したい場合、一度解約して、再度新規契約することが必須となります。

その際の費用とキャッシュバックは、以下の通りです。

解約料 手数料、工事費 キャッシュバック 実質負担
光G2Vプラン 9,500円 43,000円 工事費無料割引、月額料金の割引 ゼロ円

NURO光もauひかり同様、引越し時に工事費キャッシュバックの残金を支払う必要があります。
キャッシュバック満了以前の引っ越しの際は、工事費の残金に注意しましょう。

新規契約で、再度転居先での工事費実質無料の月額割引が始まります。
またこれに加え、契約から1年間は月額料金の割引が効きます。
これにより、実質ゼロ円で移転ができます。

ただauひかり同様、新規契約から工事費のキャッシュバックが再度始まります。
30か月内の引っ越しを予定している方は注意しておきましょう。

WiMaxなどのモバイル回線は移転費用が不要

最近人気のWiMaxなどのモバイルルーターを使ったWifi通信を使っている人は、移転費用が必要ありません。

モバイルルーターは回線の開通工事が不要のため、費用も必要ありません。
そのまま契約しているプロバイダに、住所の変更を連絡するだけで済みます。

ただ、自宅で固定回線を契約し、家でWi-Fi設定している場合とは違います。
モバイルーターではなく固定回線から引いた回線を移転手続きが必要になります。
混同されやすいので注意しましょう。

モバイル回線の方はそのまま引越しし、住所変更を申込むだけで良いです。
モバイル回線について詳しくは「インターネットを引越し即日から開通契約する方法」で紹介しています。
便利な接続方法なので、引っ越しの機会に切り替えるのも良い方法でしょう。

解約新規を行うときの注意点

解約新規を行うときには注意事項がいくつかあります。

申し込みの名義人を変える
再び新規契約する際、同じ名義人で申し込むと、移転とみなされ、キャッシュバックを認めてもらえない場合があります。 同居する家族など別の名義人で申し込むと、認められる可能性が高いので、家族の許可を得て、新しい名義人で申請しましょう。
キャッシュバックの条件に注意する
キャッシュバックの受け取り条件に、「オプションプランへの加入」や「必要書類の提出」などが求められることが多いです。 少しでも漏れがあると、キャッシュバックを受け取ることができない可能性が高いです。 事前に条件を十分に確認し、確実に条件を満たすようにしてください。
レンタルしていた機器等を返却する必要がある
解約新規の場合、一度解約することになるので、回線会社からレンタルしていた機器を返却する必要があります。 主にモデムやルーター、アダプターなどが対象です。 返却を怠ると、機種分の費用を請求される可能性があるので、必ず忘れないようにしましょう。
期間限定のキャンペーンなどに注意する
キャッシュバックの中には期間限定で行われているものもあります。 時期によって終わってしまっていたり、反対に新しくキャンペーンが始まっていたりする場合が多くあります。 各社のホームページなどで、情報を確認しておきましょう。

実際に手続きのミスで、キャッシュバックを満額受け取ることができなかったユーザーもいます。
事前にしっかり確認しておきましょう。

まとめ

ここまで各社の移転手続きと解約新規の方法について、比較しました。

インターネット回線事業者によって、どちらがお得か異なるので、自身の契約状況と合わせて選ぶと良いでしょう。
少しでも費用を節約して、新居のインターネット環境を整えましょう。

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