引越し準備

引っ越しの不用品どう買取してもらう?業者の特徴と選び方を解説

引越しの不用品を買取してくれる業者はいくつかあります

  • 出張買取業者
  • 引越し業者の買取サービス
  • 買い取り専門店
  • フリマアプリやオークション

どの業者を選ぶかは、サービスの内容や、買取してもらいたい不用品によって異なります。

例えば、大型家具・家電などは運搬が難しいため出張買取業者か引越し業者の買取サービスに、ブランド品や高級荷電などは買い取り専門店に、コレクションやちょっとした不用品ならフリマアプリ…などと使い分けるのがおすすめです。

ここでは、それぞれの業者の特徴や選び方などを紹介していきます。

目次

  1. 不用品買取ができる業者
  2. 出張買取業者
    1. 出張買取のおすすめ業者
  3. 引越し業者の買取サービス
    1. 引越しのおすすめ業者

不用品買取ができる業者

写真:不用品買取ができる業者。作業着を着た男性がガッツポーズしている写真。

買取サービスにはいくつかの種類があり、それぞれ向き・不向きがあります。

こんな不用品がおすすめ

こんな人におすすめ

出張買取業者

大型家具・家電

大型の不用品を少しでも高く売りたい人

引越し業者の買取サービス

大型家具・家電

複数の業者に連絡するのが面倒だと感じる人

買い取り専門店

ブランド品、カメラやスマホなどの電子機器、高級家電

家の近くに買取専門店の店舗がある人

査定金額など交渉が得意な人

フリマアプリやオークション

ニッチなコレクターがいるコレクション、洋服など店舗では高値がつきにくい不用品

引越しまで時間がある人

アプリやネットの使用に抵抗がない人

続いて、それぞれの方法について特徴や注意点、おすすめ業者を詳しく解説します。
ご自身の状況に合った売却方法を見つける参考にしてください。

出張買取業者

写真:出張買取業者。バインダーと電子レンジが写っている写真。

引っ越し前は何かと忙しく、持ち込み査定に行く余裕がないときは、自宅まで来てくれる「出張買取業者」を利用するのがおすすめです。

大型の家具や家電などを自分で運ぶ負担がかからず、まとめて査定をお願いできる点がメリットです。

ただし、業者によっては出張費や査定後のキャンセル料が発生することもあるので、事前に確認してトラブルを避けましょう。

出張買取のおすすめ業者

買取業者を選ぶときは、安心感と対応地域をしっかり確認しましょう。
以下では、全国展開で上場企業など安心感の高い業者をピックアップしました。
ぜひ参考にしてください。

引越し業者の買取サービス

写真:引越し業者の買取サービス。4人家族とダンボールを持った引越し業者の写真。

引越し費用を少しでも抑えたいなら、引越し業者が提供する「不用品買取サービス」を活用するのも手です。
運搬と不用品の処分・買取を同時にお願いできるため、二度手間になりにくく、トータルコストや時間を節約できる可能性があります。

しかし、業者ごとに買取対象品目や査定方法が異なるため、見積もり時の打ち合わせでしっかりと確認しておくことが大切です。

  • 引越しと同時に家具・家電を買い取ってほしい人には「サカイ引越センター」
  • 幅広い品目を売りたい人には「トレファク引越」
  • 高価買取を重視する人には「アップル引越センター」
  • 家電リサイクル対象品を引き取ってもらいたい人には「アート引越センター」

このあと、それぞれの引越し業者が提供している買取サービスの特徴や注意点を紹介します。
どの業者が自分に合っているかを判断する参考にしてみてください。

引越しのおすすめ業者

サカイ引越センター

一部の家具や家電などを中心に買取査定を行っています。見積もり時にスタッフが査定をしてくれることがあり、引越し料金と相殺できる点が便利です。

トレファク引越

買取(出張買取)品の回収と引越しを、同じ日にまとめて対応し、買取品目が幅広く意外なものも売れるのが特徴です。

アップル引越センター

買取ノウハウや大手リサイクル会社と協業しているため、高価買取されやすいです。

また、アート引越センターでは家電リサイクル法対象製品(テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫)は、引取による処分が可能です。見積もり時に営業担当者に伝えましょう。
なお、査定結果に納得がいかないときは、無理して買取を利用せず、別の業者や方法を探すのも一案です。

相見積もりを取ることで、より高値で買い取ってくれる業者や、サービスが充実しているところを見つけやすくなります。


参照:引っ越し業者の不用品回収・買取やダンボール回収など対応サービスまとめ

専門店

写真:専門店。スーツ姿の女性と男性の写真。

小型家電や高級家電、ブランド品、ホビー関連のアイテムなどを売りたいときは、買取専門店を利用するのが手軽です。

店舗まで直接持ち込む方法と、宅配便で送る方法があり、どちらを選ぶかはライフスタイルや引っ越しまでのスケジュール次第です。

店頭買取は即現金化しやすい反面、店舗までの移動が必要ですが、宅配買取なら荷物をまとめて送るだけで査定を受けられるので、引っ越し準備をしながらでも進めやすいでしょう。

専門店のおすすめ業者

ブランド品専門店

高級バッグや時計、アクセサリーなどを中心に扱う業者では、専門の査定員が相場を見極めるため、高価買取が期待できます。宅配キットを送ってもらい、送料や返送料無料を負担してくれるショップもあるので、手軽に依頼できます。

ホビー・コレクターズアイテムの専門店

フィギュアやプラモデル、限定グッズなどは、一般的なリサイクルショップだと思うような査定額が出ないことも。専門店なら限定版の希少価値や市場での人気を正しく評価してもらえるので、思わぬ高値がつくことがあります。

古書・古本専門店

専門書や廃盤の漫画セット、希少な古書などは、専門店に持ち込んだほうが適切な価格をつけてもらいやすいです。宅配買取に対応している店舗も多く、引っ越しの大量整理にはぴったりです。

いずれの専門店も、公式サイトや口コミをチェックし、対応ジャンルや査定の流れを把握してから依頼すると失敗が少ないでしょう。
必要に応じて複数店舗で比較査定を行うと、納得できる価格とサービスに出会いやすくなります

フリマアプリ・オークション

写真:フリマアプリ・オークション。フリマサイトを開いているスマホの写真。

メルカリやヤフオク!などのフリマアプリ・オークションサイトは、利用者数が多く、個人間で直接売買できる手軽さが魅力です。

買取業者を仲介しない分、相場次第では高値で売れる場合がありますが、取引完了までのやり取りや発送手続きなど、自分で対応する部分も多い点がデメリットです。

引っ越し準備との両立が大変になる可能性もあるので、出品スケジュールや取引の流れをしっかり考慮しましょう。

フリマのおすすめ業者

メルカリ

操作が簡単で初心者でも扱いやすく、利用者が多いぶん商品が売れやすいのが特徴です。写真撮影や商品説明を丁寧に行えば、相場以上の価格で買い手がつくこともあります。売上金をコンビニなどで引き出せる使い勝手の良さも人気の理由です。

ヤフオク!

オークション形式だけでなくフリマ形式も選べる総合サイト。レアなアイテムやコレクター需要がある商品は入札が重なると高値になりやすいです。その反面、落札者との連絡や支払い確認などの手間がかかる場合があるので、引っ越し日程と相談しながら余裕をもって出品したいところ。

ラクマ

楽天グループが運営しているフリマアプリ。メルカリに比べるとユーザー数は少ないものの、販売手数料が安めで売上金を楽天ポイントに交換できるなど独自のメリットがあります。出品後すぐに買い手が見つからない場合もあるので、引っ越しまでの時間に余裕があるなら挑戦しやすいでしょう。

フリマアプリやオークションを利用する場合は、発送方法や送料の設定を明確にしておくのが大切です。
特に大型商品は送料が高くなるため、地域限定の手渡し取引にするなど工夫してみてください

引っ越しのときに不用品を買取してもらうには?

写真:引っ越しのときに不用品を買取してもらうには?。買取と書かれた木のオブジェが置いてある写真。

引っ越しで大量に出た不用品をどう処分するかは、多くの人が悩むポイントです。
そこで「売れるかもしれないもの」を早めに仕分けしておけば、処分費用の削減や臨時収入といったメリットを得られます。

ここでは、買取の基本的な考え方や、よくある疑問点について解説します。

処分より買取のほうがお得になる

大型家具や家電は粗大ごみに出すと費用がかさみがちで、自治体や不用品回収業者に頼むとなると運搬手数料も馬鹿になりません

家電リサイクル法対象品(冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなど)は、とりわけリサイクル料金が高く付きやすいです。

一方、まだ動く状態で製造年が比較的新しい場合は、買取業者やフリマアプリで値段がつく可能性があります

処分費をかけるどころか、売却益が得られるかもしれない点は大きな魅力です。
特に引っ越し時はあらゆる出費が重なるため、少しでもコストを削減できるのは助かります。

どうせ処分と決めつけず、まずは査定に出してみると意外な結果が出るかもしれません。

捨てがちなものほど、実は売れる可能性がある

「これはさすがに誰も買わないだろう」と思うものでも、中古市場では意外な需要があることがあります
例えば、古いゲームソフトや、昔の携帯電話、レトロなカメラやおもちゃなどは、コレクターが探しているケースも珍しくありません。

ブランド品の箱や取扱説明書だけでも、壊れた本体を修理したい人や付属品を揃えたい人に需要があります。

使い勝手が悪くても修理できる人にとっては掘り出し物になったり、パーツ取り用として重宝される場合もあるので、思わず「ゴミ」と思ったものほど一度チェックしてみましょう。

ネットで相場を検索したり、気軽に査定依頼してみるだけでも、引っ越し後に「捨てるんじゃなかった…」と後悔せずに済みます。

売れるかどうか迷ったらどうする?

判断がつきにくいアイテムは、積極的に「とりあえず査定」に出してみるのがおすすめです。
業者によってはオンライン査定やメール査定を無料で行っており、写真と情報を送れば大まかな金額を教えてくれます。

フリマアプリでも、同じ商品を出品しているユーザーの価格設定や売れ残り状況をチェックすると相場感が掴めます。

「値段がつかなかったら処分しよう」というスタンスで構えておけば、損をするリスクはありません。
むしろ使わなくなったアイテムが予想外の値段で売れることもあります

引っ越しまでに少し余裕があれば、査定から買取までの流れをスムーズに行えますし、時間がない場合は即日査定や店頭持ち込みを検討するとよいでしょう。

買取できるものと、売れる傾向のあるもの

写真:買取できるものと、売れる傾向のあるもの。引越し業者と女性の写真。

引っ越し時は「これも買取可能だったんだ!」と意外な再発見があるかもしれません。
とはいえ、すべてが売れるわけではなく、状態やブランド、需要などによって査定額は大きく変動します

ここでは、大型家電や家具から小物類まで、代表的な売れ筋ジャンルと売れにくいものについて整理します。

冷蔵庫・洗濯機・テレビなどの大型家電

大型家電は処分費用が高くつきやすい分、まだ使用できる状態なら買取を検討すべきジャンルです。
特に製造年が5年以内や、人気メーカーの省エネモデルであれば需要があります

査定額をアップさせるコツは、本体の汚れやホコリをしっかり拭き取り、リモコンや取扱説明書などの付属品を揃えておくこと。

一方で、製造から10年以上経過している、著しく故障の兆候がある、見た目のダメージが大きいなどの場合は査定がつかないこともあります

家電リサイクル法対象品なら、処分コストを見越して「査定ゼロでも無料引取してくれるか」などを確認しておくのがおすすめです。

ダイニングセットやソファなどの家具類

引っ越し先の間取りに合わない大きな家具を処分するなら、ブランドやデザイン性に注目して買取に出せるかどうかを検討してみましょう。
カリモクやIDC大塚家具、無印良品、ニトリなど知名度のあるメーカー品は中古市場でも一定の需要があります

傷や汚れが少なく、フレームのガタつきがないなど、使用感が少ない状態なら査定額アップの可能性が高いです。

逆に、組み立て式の安価な家具や大きなダメージがあるものは値段が付きにくいので、処分に回すほうが早い場合もあります
ソファなど布製品はシミや臭いが査定を大きく下げる原因になるため、こまめにカバーを洗ったり拭き取ったりするなど、事前のメンテナンスを忘れないようにしましょう。

小型家電・ブランド品・ホビー系アイテム

スペースを取らず持ち運びもしやすい小型家電は、引っ越し時に買い替えるケースも多いジャンルです。
ヘアアイロン、ドライヤー、掃除機、コーヒーメーカーなどは、中古需要があり、製造年や状態が良ければ値段がつくことがあります
取り外し式のアタッチメントなどの付属品が欠品していないか確認し、清掃しておくと査定額は上がりやすいです。

バッグ・財布・時計・アクセサリーなどのブランド品は、箱やギャランティーカードが揃っていると高評価を得やすいです。
ホビー系ではフィギュアやレアなカード、楽器など、マニア層が存在するアイテムは高額査定の可能性があります。

限定版や未開封品は特に需要が高いので、売りたいものがあれば専門店かフリマアプリで相場をチェックしてみましょう。

買取不可になりやすいものとは?

衛生面が問題となるもの

中古での再販が難しい寝具やマットレス、枕、下着類などはほとんどの業者で買取不可です。

賞味期限や安全性が不確かなもの

食品、サプリメント、医薬品などは開封・未開封にかかわらず買取対象外とされるケースが大半です。

著しく破損・故障した家電や家具

修理コストが高額になる、もしくは修理不可能と判断されたものは引き取ってもらえないことが多いです。

違法品や海賊版、模造品

ブランド品の偽物や盗品、違法に複製されたソフトなどは当然ながら査定不可となります。

これらの品物は、基本的に処分費用をかけて手放すほかありません。
業者ごとに独自の買取基準があるため、迷ったら事前問い合わせで「対象かどうか」を確認しておきましょう

買取サービスを使うメリットとは?

写真:買取サービスを使うメリットとは?。英語でメリットと書かれた木のオブジェが置いてある写真。

買取サービスを賢く活用すれば、不用品を単に捨てるよりもコストを削減できる可能性が高いです。
特に大型家電・家具は自治体や不用品回収に出すと処分費がかかりますが、買取に出せばプラスの収益になることもあります
引っ越し時の大きな出費を補う手段として、ぜひ検討してみてください。

さらに、売却すれば引っ越し当日の運搬荷物が減るため、引越し業者への支払いが安くなることも考えられます
多忙な時期だからこそ、効率よく「売れるものは売る」ほうが結果的に楽になるでしょう。
時間が許す範囲で、査定依頼やフリマアプリの活用をしてみることをおすすめします。

不用品を高く買い取りしてもらうためには

写真:不用品を高く買い取りしてもらうためには。ツボとバインダーが写っている写真。

高額査定を狙うなら、査定に出す前の一手間が重要です。
業者によって査定基準はさまざまですが、共通して大事なのは「商品状態」と「付属品の有無」、そして「売るタイミング」といえます。

ここでは、それらを踏まえて具体的にどのような対策をすればいいかを解説します。

掃除と付属品チェックする

査定員が品物を見たとき、まず目に入るのは外観の状態です。
汚れやホコリが目立つと「手入れされていない=コンディションが悪い」と判断されがちなので、拭き取りや簡単なクリーニングをしておくと査定額アップの確率が高まります

また、購入時の付属品(説明書やリモコン、保証書、予備パーツなど)が揃っているかも重要なポイントです。
これらが欠品していると中古市場での再販価値が下がり、査定額に反映されることが多いです。

特にブランド品なら、箱や保存袋、ギャランティーカードの有無で数千円から数万円単位で差がつくことも珍しくありません。

購入時期や使用年数は正直に伝える

「少しでも新しく見せよう」「使用頻度を少なく申告しよう」と考える方もいますが、査定のプロは商品を見ればある程度の年式やコンディションを推測できます。
嘘をついても信頼を損ない、査定額を下げられてしまうリスクがあるため、正直に答えたほうが無難です。

また、「こまめにクリーニングしていた」「正規店でメンテナンスを受けた」というアピールポイントがあれば積極的に伝えましょう

例えば家電ならフィルター交換の履歴、ブランド品なら修理やクリーニングのレシートなどを提示すると、しっかり手入れしていたことが伝わり評価が高まるかもしれません。

売却タイミングを見極めるのもコツ

実は、家電や家具、季節商品には「売りどき」が存在します。
エアコンや扇風機は夏前、ヒーターは冬前など、需要が高まるシーズンの少し前に売ると中古相場が上昇しやすいです。
特に学生が新生活を始める3~4月の前には、中古家電がよく売れる時期と重なるため、査定も高めに出ることがあります

ただし、引っ越しシーズン自体も業者が忙しくなる時期なので、予約が取りづらかったり、査定に時間がかかったりする場合もあります

もし時期を自由に選べるなら「需要が高まりそうな時期の少し前」に動くのが理想ですが、引っ越しまで時間がない方は宅配買取やオンライン見積もりを併用するとスムーズです。

買取サービスを使うときの注意点

写真:買取サービスを使うときの注意点。注意点と書かれた木のオブジェが置いてある写真。

メリットの大きい買取サービスですが、すべてがスムーズに進むとは限りません。
トラブルを避けるためには、業者の選び方や費用体系、規約などをしっかりチェックしておく必要があります。

以下のポイントを押さえれば、無用な出費やストレスを防ぎやすくなるでしょう。

買取額がつかない場合無料引取ではない場合もある

「買取不可ならそのまま無料で引き取ってもらえる」と思い込むのは危険です。
業者によっては、査定額ゼロの場合でも処分費を請求されることがあります
特に大型家具や家電はリサイクルコストが高くつくため、引取=無料とは限りません。

査定前に「万一値段がつかなかった場合の対応」を確認し、引き取りをお願いするのか、それとも自分で別の処分手段を探すのかを決めておくと安心です。

納得できないまま引き渡してしまうと、想定外の請求が発生する恐れもあるため、費用については必ず事前に把握しましょう。

査定後のキャンセル料や出張料を確認しておく

出張買取を依頼する場合、宣伝では「出張費無料」をうたっていても、実際に査定後キャンセルするとキャンセル料を請求されるケースがあります
宅配買取でも、返品時の送料が自己負担になることがあるので注意が必要です。

事前に利用規約や見積もりの内訳をよく確認し、「査定額に納得できない場合にはどうなるのか」「見積もりと最終的な請求に違いが出る可能性はあるのか」をチェックしておきましょう。

引っ越しが差し迫っていると時間が限られるぶん、焦って契約を結ばないことが大切です。

無許可業者・不当な価格提示には要注意

不用品回収や買取を行うには、古物商許可や一般廃棄物収集運搬許可などの公的資格が必要です。
許可のない業者に依頼すると、法外な回収費用や極端に安い買い取り価格を提示されるなどのトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

怪しいチラシやネット広告を鵜呑みにせず、業者の公式サイトで許可番号の記載をチェックするなどの対策を取りましょう。

また、極端に高額査定を口先だけでアピールしてくる業者にも注意が必要です。
実際に現場で「やっぱり状態が悪いから値段がつかない」と言われ、処分費を請求されるなどの例も報告されています。
不審に思ったら契約せず、一度保留にして他の業者と比較してみると安心です。

引っ越し前のスケジュールに買取をどう組み込む?

写真:引っ越し前のスケジュールに買取をどう組み込む?。目覚まし時計とカレンダーの写真。

買取は不用品を減らすうえで有効な手段ですが、引っ越し直前に慌てて査定を依頼してしまうと、時間的にも精神的にも余裕がなくなりがちです。

忙しい時期だからこそ、計画的に「いつ査定して、いつ手放すか」をスケジュールに落とし込むのがポイントです。

引越し1ヶ月前〜1週間前がおすすめ

一般的な引越し準備では、1〜2ヶ月前から荷物の仕分けを始める方が多いです。
このタイミングで「持っていくもの」と「手放すもの」を大まかに分類し、不要なものは早めに買取業者へ査定を依頼するとスムーズです。

とくに3〜4月は引越しシーズンと重なり、買取需要や業者の繁忙度も高まるため、希望する日時に予約を取りづらい可能性があります。

1週間前までには、売却する品をすべて片付けておかないと、引越し当日の荷物やトラックの容量に影響を及ぼすこともあります。
繁忙期は査定から回収まで数日かかることがあるため、逆算して余裕をもって動き始めましょう。

そうすれば、査定額に納得できなかった際に別の方法で処分する時間も残せます。

買取できなかった物は他の方法で処分

査定に出してみたけれど値段がつかない、あるいは思ったより安かったから売るのをやめたいなど、結果的に買取を利用しないケースもあります
その場合は自治体の粗大ごみとして出すか、不用品回収業者に依頼するなど、ほかの手段を確保しておくと安心です。

家電リサイクル法対象品や大型家具などは、予約制で回収日が決まっている自治体もあるため、直前に手続きをすると間に合わない可能性があります。

引っ越し日が迫ってから慌てないよう、買取がダメだった場合の処分先や方法を早めにリサーチしておくことが大切です。

スケジュールに余裕を持っておく

引っ越しシーズンはどの業者も予約が混み合うため、査定日程の調整や入金手続きに時間がかかることを想定しておきましょう。
フリマアプリでの取引なら、購入者とのやり取りや発送準備、受け取り評価など、プロセスが複数段階にわたります。
落札価格次第では受け渡し方法を変更する必要が出るなど、何かと手間がかかることも多いです。

そのため、最悪の場合は「全部ギリギリで対応しきれず、結局処分に回すしかなくなった」という事態を避けるために、最低でも引越しの1~2週間以上前から動き始めるのがベストです。

多忙ななかでも計画性を持ってスケジュールを組み、臨機応変に対応できるようにしておくと、トラブルが起きにくくなります。

まとめ:買取を活用して、ムダなく引っ越ししよう

写真:買取を活用して、ムダなく引っ越ししよう。引越し業者と女性の写真。

不用品を「買取」に回すか「処分」するかで、引っ越し時の手間や費用は大きく変わるものです。
まだ使える物を捨ててしまうのはもったいないですし、処分費を払うくらいなら売却してプラスを狙うのも賢い選択です。

出張買取や引越し業者の買取サービス、専門店、フリマアプリなど、目的に応じてさまざまな手段があるので、自分にぴったりの方法を見つけましょう。

特に大型家具・家電は自治体に出すだけでもコストがかかりがちなので、積極的に査定を受けてみる価値があります
値段がつけば引越し費用の足しにできますし、売れ残った場合も早めにわかれば他の処分方法に切り替えられます。

余裕を持ったスケジュール管理と、少しのクリーニングや付属品チェックなどの工夫で、スムーズかつお得に新生活へ移行してください。

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