楽天モバイルのポケットWi-Fiの評判は?料金・メリット・デメリットや速度を解説
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楽天モバイルのポケットWi-Fiは端末が1円で購入できるだけでなく、月額料金が最大3,278円と他社のポケットWi-Fiと比べても割安で利用できます。
しかしながら、「料金は安いけど通信速度は安定しているの?」「値段は安いけど、繋がらない・使えないなどのデメリットはない?」など楽天モバイルのポケットWi-Fiの口コミ・評判などを確認してから契約を考えたいという方もおられるのではないでしょうか。
そこで本記事では、楽天モバイルのポケットWi-Fiの基本内容から利用するメリット・デメリット、評判や口コミを解説します。
本記事を読めば、楽天モバイルのポケットWi-Fiを契約するかを判断できます。10分ほどで読めるので、楽天モバイルのポケットWi-Fiが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
楽天モバイルのポケットWi-Fiの基本内容
楽天モバイルのポケットWi-Fiは楽天モバイルの本回線として利用されている「Rakuten最強プラン」をルーター、もしくは使っていないスマホにSIMカードを差し込んで利用するタイプのポケットWi-Fiです。
楽天モバイルのポケットWi-Fiの基本内容は以下の通りです。
楽天モバイルの基本内容
それでは詳しく解説します。
楽天モバイルのポケットWi-Fiの料金は月額1,078~3,278円
楽天モバイルのポケットWi-Fiは通信量に応じて料金が変動する従量制を採用しており、月々1,078〜3,278円で利用できます。
料金システムの詳細は以下の通りです。
データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
データ使用量に応じて料金が変動するので、月々のデータ使用量にばらつきがある場合は、毎月の月額料金が変動します。
データ使用量を使わない月は月額費用を抑えることができるので、ご自身で利用料金をコントロールすることができます。
楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターは「Rakuten WiFi Pocket 2C」のみ
現在楽天で提供されているWi-FiルーターはRakuten WiFi Pocket 2Cというルーターになります。
Rakuten WiFi Pocket 2Cのスペックは以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
本体価格 | 1円 |
事務手数料 | 0円 |
重さ | 107g |
サイズ | 高さ約64.8 × 幅約107.3 × 厚さ約15(mm) |
バッテリー容量/連続通信時間 | 約2,520mAh / 約10時間 |
機能 |
|
楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターに差し込むSIMカードは、楽天モバイル同様のSIMカードを挿入します。
また、テザリングによるWi-Fi環境を提供しているので、ポケットWiFiルーターを購入しなくても使っていないSIMフリーのスマホに差し込めばポケットWi-Fiの代わりとして利用可能です。
とはいえ、現在はルーターを1円で購入できるので、Wi-Fiルーターをお求めの方はこの機会に購入されることをおすすめします。
楽天モバイルのポケットWi-Fiの通信エリアは独自回線・パートナー回線を利用
楽天モバイルのポケットWi-Fiの通信エリアは独自回線エリア・パートナー回線エリアを利用しており、全国どこでも無制限でデータ通信を利用できます。
これまでの楽天モバイルは楽天モバイルエリア外専用のパートナー回線では、5GBまでしか利用できない制限がありましたが、現在はパートナー回線の制限が撤廃されており、全国どこでも無制限で利用できます。
ただし、エリアによっては電波が届きにくい可能性があります。
ご自身のお住まいの地域やデータ通信を利用する地域の通信状況を楽天モバイルの公式サイトから確認しておきましょう。
楽天モバイルのポケットWi-Fiのデータ容量は無制限で利用可能
楽天モバイルのポケットWi-Fiはデータ容量無制限で利用できます。
もともと楽天モバイルでは1日で10GBの容量を超過した場合、3Mbpsまで通信速度が制限される規制がありました。
現在はこの制限が撤廃されており、毎日データ使用量無制限で利用できます。
なお、他社のポケットWi-Fiでは3日で10GB制限などを設けていることも多く、それらのポケットWi-Fiと比べると、楽天モバイルのポケットWi-Fiは利用制限がなく自由度が高いです。
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するメリット
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するメリットは以下の通りです。
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するメリット
それでは詳しく解説します。
端末1円キャンペーンが開催されておりルーター購入にかかる費用は1円
前述した通り、楽天モバイルでは2024年3月現在、Wi-Fiルーターを1円で購入できるキャンペーンが実施されています。
通常7,980円する端末が1円で購入できるので、ポケットWi-Fiルーターを持っていない方にはおすすめのキャンペーンです。
ただし、購入にはRakuten最強プランへの申し込みと端末購入が条件となっており、端末だけを1円で購入することはできないので注意が必要です。
現在は楽天モバイルの公式サイトからルーターを1円で購入できますが、このキャンペーンは終了期間が未定であり、いつなくなってもおかしくありません。
ポケットWi-Fiルーターの購入を検討されている方は、キャンペーンが終了しないうちにお早めにお申し込みください。
月額料金が他社と比べて安い
楽天モバイルで提供されているポケットWi-Fiは月額料金が他社と比べるとリーズナブルな価格で提供されています。 以下の表は、他社とのポケットWi-Fiの料金・利用できるデータ量を比較したものです。
ポケットWi-Fi | データ量 | 月額料金 |
---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket | 無制限 | 1,078円~3,278円 |
AiR-WiFi | 100GB | 3,278円 |
MUGEN WiFi | 100GB | 3,718円 |
THE WiFi | 100GB | 3,828円 |
GMOとくとくBB | 無制限 | 4,158円 |
Nomad WiFi | 100GB | 4,180円 |
UQ WiMAX | 無制限 | 4,268円 |
楽天モバイルのポケットWi-Fiと同額で利用できる「AiR-WiFi」ですが、月の最大データ使用量が100GBと制限があるため、月額料金は同じでも使用感は全く異なります。
また、他社のポケットWi-Fiは月額料金が一定であることに対し、楽天モバイルのポケットWi-Fiは使わない月は月額料金を抑えることができるので、使い方次第ではコストを抑えることも可能です。
楽天通信エリアであればデータ量無制限で利用できる
楽天モバイルのポケットWi-Fiは楽天が提供する通信エリア内であれば、データ量を無制限で利用できます。
楽天モバイルのデータプランはデータ量をいくら使っても最大3,278円しか発生しません。
また、他社のポケットWi-Fiにあるような「3日10GB制限」等もないので、データ量の使用制限もありません。
ですので、自宅で利用するメインのWi-Fiとしてや、インターネット環境を手軽に導入したい方におすすめです。
口座振替にも対応しておりクレジットカードを持っていなくても契約できる
楽天モバイルのポケットWi-Fiは口座振替に対応しており、クレジットカードがなくても契約できます。
ポケットWi-Fiをはじめとする「オンライン契約」が主流のサービスでは、支払方法としてクレジットカードしか利用できないことも少なくありません。
しかしながら、楽天モバイルのポケットWi-Fiは口座振替に対応しており、クレジットカードを持っていない方でも契約できます。
ただし、支払方法に口座振替を選択する婆雨は’鋼材振替手数料として110円が発生するので、その点を理解した上で支払方法を選択しましょう。
なお、楽天カードをお持ちの方は、貯まった楽天ポイントで支払うことができるだけでなく、楽天カードでの支払いでポイントも貯まります。
ですので、楽天カード利用者は利用だけでなく支払い面でもお得に利用できます。
楽天モバイルのポケットWi-Fiはいつでも解約可能
楽天モバイルのRakuten最強プランは契約期間が設けられていないため、いつでも解約可能です。
これにより、「通信速度や使用感を試すため数ヶ月だけ試しに利用する」「海外に長期滞在するために滞在期間中だけ契約する」のような利用が可能です。
端末代金も1円しかかからないため、端末残積を気にすることなく解約することも可能です。
ただし、「利用実績がないまま解約する」などの場合は、今後楽天モバイルに契約できなくなる可能性があるため注意が必要です。
例えば、ポケットWi-Fiのルーターを1円で購入するためだけにデータプランを契約し、1ヶ月もしないうちに解約した場合などが当てはまります。
このような一般的な利用とは異なる契約・解約を行った場合は、楽天モバイルのブラックリストに入れられてしまい、再度契約が難しくなるため注意してください。
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するデメリット
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するデメリットは以下の通りです。
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するデメリット
それでは詳しく解説します。
ルーター自体が5Gに対応していない
楽天モバイルで現在販売されているルーターは5Gに対応していないため、たとえ5Gエリア内であっても4Gしか利用できません。
ただし、これはあくまでも楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターのみ5Gに対応していないのであって、5g対応のSIMフリースマホに楽天モバイルのSIMを挿入して利用する場合は5gを利用することができます。
楽天モバイル回線はプラチナバンド未対応で室内に電波が届きにくい
楽天モバイル回線はプラチナバンドに対応しておらず、室内では電波が届きにくいという特徴があります。
プラチナバンドとは?
プラチナバンドとは電波の届きにくい障害物や鉄筋コンクリート、地下街でもデータ通信を利用しやすい周波数のこと。
楽天回線は2024年3月現在ではプラチナバンドに対応していないものの、今年の5月から順次プラチナバンドにも対応していくと楽天モバイルが発表しています。
これまではプラチナバンドを利用していないことがデメリットでしたが、今年から契約する方にとってはそれほどデメリットにはなりません。
ただし、現状ではプラチナバンドを利用していないため、室内や地下街等では電波がつながりにくいです。
楽天ポケットWi-Fiルーターの評判・口コミ
実際に楽天ポケットWi-Fiルーターを使用している方の評判・口コミを紹介します。
楽天ポケットWi-Fiルーターの良い評判・口コミ
楽天ポケットWi-Fiルーターの良い評判・口コミは以下の通りです。
楽天モバイル ポケットWi-Fi 使用開始から4ヶ月ですが問題ないです。 つながり具合は許容範囲内ということです。 主に仕事利用です。 パソコン1台、スマホ2台、タブレット1台接続。 このポケットWi-Fiの前はWiMAX5G契約していて同時並行で3ヶ月くらい使用しましたが、郊外でも街中でも電波のつかみ具合に大差なかったです。WiMAX5Gでもダメな時はダメでした。 欲を言えば、楽天のモバイルルーターの機器ラインナップを増やして欲しいです。 Rakuten WiFi Pocket 2Cはコンパクトで電池持ちも良くて良いのですが。 熱持つと接続状態がかなり悪化します。 その時は電源外してしばらく小休止。 ただ、どっぷり楽天経済圏にお世話になってますし、応援しているので使用し続ける予定です。 てか 毎回ポスト長っ! #楽天モバイル
X から引用
楽天ポケットWi-fi、適当に契約しつつ1円で買ってダイソーでモバイルバッテリー買い足せば実用ラインだから優秀と認めざるを得なくなった。でも元々のバッテリーの貧弱さなんとかして欲しい。
X から引用
家のWi-Fiよりも楽天モバイルの方が速いし安定してるしグラブルやるのに快適
X から引用
利用者の楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターや通信速度の口コミ・評判をみると「データ通信も快適」「ルーターがとにかく安い」「データ通信の速度が速くゲームも快適にできる」といった意見がみられました。
実際に「みんなのネット回線速度」では楽天モバイルの通信速度が速く、ドコモやau、ソフトバンクを抑えて1位の通信速度を誇っています。
楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターは1円で購入できるだけでなく、データ通信の速度も速いので「仕事用として使えるポケットWi-Fiが欲しい」「低価格で契約できるポケットWi-Fiが欲しい」「ポケットWi-Fiの利用をを試してみたい」という方におすすめです。
楽天ポケットWi-Fiルーターの悪い評判・口コミ
楽天ポケットWi-Fiルーターの悪い評判・口コミは以下の通りです。
楽天ポケットWi-fi、もしかしてこいつバッテリー3000mAhギリギリないんか!? 保たないわけだよ!
X から引用
楽天モバイル人から金取るレベルじゃない位不安定だぞ。 別キャリアのポケットWi-Fi持ってなかったら何にもならんぞ。
X から引用
LINEMOユーザーですが、ギガを鬼ほど使うので楽天モバイルのポケットWi-Fiを使っています。安さと無制限は最高ですが、やはりターミナル駅での繋がらなさはネックだなぁ。
X から引用
楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用しているユーザーの中には、「バッテリー量が少なく充電が保たない」「通信状況が悪く使えない」という意見が見られました。
デメリットを解説した章でも紹介しましたが、楽天回線は現在プラチナバンドに対応していないため、室内や地下街など、一部のエリアでは通信速度が遅くなります。
ただし、2024年5月から楽天回線でもプラチナバンドに対応することが発表されているので、通信状況は改善されるはずです。
そのほかにも、楽天モバイルで購入できるポケットWi-Fiルーターのバッテリー容量は2,520mAhと容量が少ないため、バッテリーが1日保たないのもユーザーの間で指摘されています。
この問題に関してはモバイルバッテリーを持ち運べば充電しながら利用できるため、大きなデメリットとはならないでしょう。
楽天モバイル以外のポケットWi-Fiでは、1日中利用できるルーターや通信環境が良好なポケットWi-Fiもあるので、他社のポケットWi-Fiが気になる方は「ポケットWiFiのおすすめ10社を比較!1番安いWiFiは?」こちらの記事を参考にしてください。
楽天モバイルのポケットWi-Fiに関するよくある質問
楽天モバイルのポケットWi-Fiに関するユーザーからのよくある質問をまとめました。
よくある質問
それでは詳しく解説します。
楽天モバイルのポケットWi-Fiはルーターが必要?なしでも接続できる?
楽天モバイルはポケットWi-Fiルーターがなくてもスマートフォンに搭載されているテザリング機能を利用すれば、他の端末でデータ通信を利用できます。
例えば、過去に利用していたSIMフリースマホやSIMロック解除済みのスマホに楽天モバイルのSIMカードを挿入すれば、スマホをポケットWi-Fi代わりとして利用できます。
スマホのポケットWi-Fi化のメリットは以下の通りです。
スマホのポケットWi-Fi化のメリット
- 5Gを利用できる
- バッテリー量が多いので1日中利用できる
- ルーター購入の費用がかからない
最大のメリットは5G通信を利用できるという点です。
前述した通り、楽天モバイルで1円で購入できるポケットWi-Fiは5Gが使えません。そのため、楽天回線で5gを利用したい方は、使っていないスマホをポケットWi-Fiとして利用する方法をおすすめします。
楽天モバイルのポケットWi-Fiはレンタルできる?
楽天モバイルではポケットWi-Fiのレンタルに対応していません。
現状、楽天モバイルで販売されているポケットWi-Fi端末を購入するか、スマホに差し込んでテザリングを利用するかの2パターンの方法しかありません。
しかしながら、楽天モバイルのポケットWi-Fiは1円で購入できるだけでなく、他のオプションを追加するなどの複雑な条件はありません。
楽天モバイルのデータプランの加入とセットでルーターを購入すれば端末金額が1円になるので「ルーター代金を抑えたい」という方にもおすすめできます。
また、最低利用期間がないので、ポケットWi-Fiが不要になった場合はいつでも解約できるので便利です。
楽天のポケットwifiは繋がらないって本当?自宅でのメイン回線の利用は難しい?
前述した通り、楽天モバイルはプラチナバンドに対応していないため、室内や地下街といった特定の場所では繋がらない、あるいは繋がりにくいのは本当です。
また、楽天回線は他の大手キャリアと比べて基地局が少ないため、地方では圏外になるエリアなども多いです。
そのため、 「家庭用ゲーム機でオンライン対戦がしたい」「動画配信を行いたい」と考えている方は、楽天モバイルのポケットWi-Fiを利用するのはおすすめできません。
しかし「自宅でNetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを楽しみたい」「孫や子供とLINEを使ったテレビ電話がしたい」という場合は通信速度をそれほど必要としないため、楽天のポケットWi-Fiを自宅のメイン回線として利用可能です。
楽天モバイルでは「お試しプランが用意されており1ヶ月の試験的な利用が可能」「いつ解約しても違約金が発生しない」ので、自宅のメイン回線としての利用を検討している方は、通信状況を確認するためにも一度お試しで利用してみることをおすすめします。
まとめ
本記事では、楽天ポケットWi-Fiの料金やルーターのスペックといった基本内容から、楽天のポケットWi-Fiを利用するメリット・デメリット、口コミや評判について解説しました。
楽天モバイルのプランは月額1,078円から3,278円の範囲で、データ使用量に応じた従量制で使った分だけの支払いで済むため、コストをコントロールできるのは大きなメリットです。
また、楽天モバイル独自の通信エリア内であればデータ量無制限で利用可能なので、データ使用量超過による速度制限の心配は必要ありません。
楽天モバイルではクレジットカードがなくても口座振替での支払いが可能であり、1円でポケットWi-Fiルーターを購入できる点も魅力的です。
しかし、楽天モバイルから販売されているルーターは5Gには非対応であること、室内や地下などでの電波の届きにくさ、またプラチナバンド未対応のため一部のエリアで通信が不安定になる可能性がある点は注意が必要です。
楽天モバイルのポケットWi-Fiルーターを実際に利用しているユーザーからは、通信速度やコストパフォーマンスに満足している声が多数ありますが、中には「バッテリーの持ちが悪い」「特定のエリアで繋がりにくい」といった意見もあります。
これらの点を踏まえつつ、楽天モバイルのポケットWi-Fiがご自身のライフスタイルや使用環境に合っているかを確認した上で利用を検討してみましょう。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。