格安SIMの電話かけ放題を比較!【無制限・5分・10分】
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格安SIMで使える電話(通話)のかけ放題は、無制限のかけ放題、5分・10分の短時間のかけ放題、アプリを利用したかけ放題と大きく分けて3つの種類があります。
通話できる時間以外にも通話の品質や方法にも違いがあり、それに伴って料金も違ってきます。
この記事では電話かけ放題の格安SIMの選び方、プランや料金、通話の品質などを徹底比較し、それぞれのおすすめの格安SIMを紹介します。
最安のプランも紹介しますが、あなたに最適な通信会社やプランは何を重視したいかによって変わるので、この記事を参考に選んでいきましょう。
【結論】電話かけ放題プランごとにおすすめの格安SIM
目次
電話かけ放題の格安SIMの選び方
電話かけ放題の格安SIM選びは、何を重視したいかによって最適なものが変わります。
ここでは選ぶ時にチェックしておきたい3つのポイントを紹介します。
かけ放題の格安SIM選びの3つのポイント
すぐに電話かけ放題のおすすめの格安SIMを知りたい方はこちらの章は飛ばしてください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 通話したい時間はどれくらいか
かけ放題のプランには主に以下の3つがあります。あなたの普段の通話時間に合わせて選ぶことが一番重要です。
それぞれどんな人におすすめかを紹介していきます。
完全かけ放題 (無制限)
通話時間や回数を一切気にせず電話ができるのがメリットです。
おすすめの人
- 仕事などで長電話が多い人
- 家族や友人と長時間話す人
- 通話料を完全にゼロにしたいという安心感を求める人
キャリア | かけ放題オプションの月額 |
---|---|
![]() | 無料(プラン料金のみ) |
![]() | 1,980円 |
![]() | 1,980円 |
![]() | 1,210円 |
![]() | 1,400円 |
※税込み価格
10分かけ放題
1回10分以内の国内通話がかけ放題で無料となります。多くの格安SIMで主流のオプションです。
10分かけ放題がおすすめの人
- お店の予約や簡単な問い合わせなど短時間の通話が多い人
- 長電話はあまりしないが、短い通話を頻繁にする人
- 10分を超過した場合は追加料金がかかることを許容できる人
キャリア | かけ放題オプションの月額 |
---|---|
![]() | 880円 |
![]() | 880円 |
![]() | 550円 |
![]() | 700円 |
※税込み価格
5分かけ放題
1回5分以内の国内通話が無料になります。最近は10分かけ放題が主流のため、提供している会社は減少傾向です。
5分かけ放題がおすすめの人
- ごく短い通話しかしない人
- なるべく費用を抑えたい人
キャリア | かけ放題オプションの月額 |
---|---|
![]() | 550円 |
![]() | 500円 |
![]() | 無料(プラン料金のみ) |
※税込み価格
2. 通話品質と安定性をどこまで求めるか
格安SIMの通話品質は、利用する回線や通話方法によって差が出ることがあります。
大きく分けて2パターンの通話方法があります。
- 大手キャリアの回線を使う
- 専用のアプリを使う
それぞれについて解説します。
大手キャリアの回線を使う場合
UQモバイル、ワイモバイル、LINEMOは大手キャリアのサブブランドのため大手キャリアの回線をそのまま使うことができます。
通話品質や電波の安定性は非常に高く、ストレスを感じることなく安心して使うことができます。
その分、他の格安SIMとと比べて月額料金がやや高めになる傾向があります。
多少費用はかかっても品質を重視したい方は大手キャリアのサブブランドがおすすめです。
専用アプリを使う場合
楽天モバイルは通話をする際専用のアプリ「Rakuten Link」を使うことになります。
こちらは通話の回線ではなく、データ通信を利用するため電波状況や通信速度に左右されることがあります。
また、専用のアプリを利用する必要があるのでひと手間かかります。
その分価格はかなり抑えられるので、多少品質が落ちたり手間がかかっても費用を抑えたい方におすすめです。
3. データ容量と月額料金のバランスはどうか
かけ放題オプションの料金だけでなく、基本となるデータ容量と月額料金の合計で比較しましょう。
かけ放題はオプションで追加するものもありますが、データ容量+かけ放題がセットでお得になっているプランがある格安SIMもあります。
データ容量は最小限で通話を使いたい方、データ容量もしっかり使いつつ通話もしたい方、人によってかなり違う部分になるので、自分に合ったものを見つけましょう。
自分の通話頻度とスタイル、データ利用量を考えて比較検討してみてくださいね。
最安の電話・通話かけ放題が使える格安SIM
電話・通話かけ放題プランを選ぶなら、自分に合っている一番安いプランを選びたいところです。
電話・通話かけ放題プランのある格安スマホは何社もありますが、どこが最も安いかは考え方によって異なります。
最安値になる可能性が高いのは、下記の格安SIMです。
最安のかけ放題が使える格安SIM
楽天モバイル以外は別のキャリアの通信を活用しているMVNOなので、基本料金が安いところが多いです。
会社によって基本料金やオプション価格などシステムが異なるため、それぞれのかけ放題について比較していくので参考にしてください。
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最大40,000円(税込/不課税)相当がおトク
無制限かけ放題の格安SIM
1回あたりの通話時間に制限がない、無制限かけ放題の料金を比較しました。
最安プラン料金 | かけ放題料金 | 合計金額 | |
---|---|---|---|
![]() | 3GB 1,078円 | 0円 | 1,078円 |
![]() | 高速通信なし0円 | 1,650円 | 1,650円 |
![]() | 3GB 990円 | 1,650円 | 2,640円 |
![]() | 4GB 2,365円 | 1,980円 | 4,345円 |
![]() | 4GB 2,365円 | 1,980円 | 4,345円 |
![]() | 低速通信無制限250円~ | 1,210円 | 1,460円~ |
※税込価格
無制限かけ放題の場合、アプリ利用の通話で良ければ1,078円で最も安くなるのが楽天モバイルです。
通常の音声通話の場合は、最安は税込1,460円のmineoとなります。
ただしこの税込1,460円は最大32kbpsで無制限利用可能な、マイそくスーパーライトプランの価格となるので注意してください。
続いて安いのはpovoやLINEMOですが、通信速度が遅かったり通信容量が少なかったりするので頭に入れておきましょう。
使うデータ容量などを加味して、通信会社を選択するようにしてください。
通話アプリで無制限かけ放題の楽天モバイルが最安
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 |
|
かけ放題料金 | 0円 |
合計 | 1,078円〜 |
※税込価格
※かけ放題はRakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題のみ無料
※2025年6月時点
参考:Rakuten最強プラン(料金プラン) | 楽天モバイル
楽天モバイルは、専用の通話アプリである「Rakuten Link」を利用することで、国内通話がかけ放題になります。
オプション料金や、1回あたりの通話分数などの制限はありません。
Rakuten Linkはダウンロードや利用料も無料なため、楽天モバイルの月額料金のみで無制限で通話できるスマホを利用可能です。
楽天モバイルは、使用したデータ容量によって月額料金が変動するプランを採用しています。
そのため、電話しかせずデータ容量が少ない月であれば費用は月額1,078円(税込)です。
楽天モバイルと大手キャリア かけ放題料金の比較
楽天モバイルと大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)を同等のプラン+無制限かけ放題オプションをつけた形で比較をしました。
どのプランも使用したデータ量に応じて料金が変動するプランですが、今回は3GBでの利用を想定した場合の料金比較となります。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
---|---|---|---|---|
プラン | Rakuten最強プラン(3GB) | EXIMO(3GB) | スマホミニプラン+ 5G/4G(3GB) | ミニフィットプラン+(3GB) |
月額利用料 | 1,078円 | 5,665円 | 6,358円 | 5,478円 |
かけ放題料金 | 無料 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 |
合計 | 1,078円 | 7,645円 | 8,338円 | 7,458円 |
※税込価格
これを見てもらえば分かるように、圧倒的に楽天モバイルが安い形となっています。
まず月額利用料の時点で既に大手キャリアを圧倒する安さですが、それに加えて無制限かけ放題が無料となっています。
大手キャリアの場合、無制限かけ放題をつけるには2,000円近いオプション利用量がかかる形です。
楽天モバイルは料金が変動する
楽天モバイルの場合、上記プランが最安となるのですが、注意が必要です。
楽天モバイルは3GBを超えると料金が上がる
楽天モバイルは従量課金制と言って、データ利用量に応じて料金が変動する仕組みを取っています。
最安となるのが3GB未満のデータ容量になるのですが、これを超えた途端に料金が上がってしまいます。
上記比較表の料金に収めるためには、確実に3GB以内にデータ利用を抑える必要があります。
最安とは言え、絶対に3GBを超えないというケースでなければ最安とは言えず、ややリスキーな面もあります。
最安にこだわる場合、3GBを超える可能性が少しでもあるなら、後述のmineoなども検討してみましょう。
Rakuten Linkはやや難がある
ただ、専用アプリである「Rakuten Link」の音質や通信の安定性は手放しにいいとはいえません。
地下の部屋や電波の悪いエリアでは通信できなくなってしまったり、音質が下がってしまったりします。
音質や安定性は大手の3大キャリアより良くないこともありますが、時間無制限でかけ放題なプランは少ないため、電話の使用回数が多く費用を抑えたい方は楽天モバイルがオススメです。
実はRakuten Linkを使用しないかけ放題オプションもある
楽天モバイルはRakuten Link利用を前提とした国内通話無料を強く謳っているので、目立ちにくいですが、実は普通の通話のかけ放題オプションもあります。
Rakuten Linkの利用に抵抗がある場合はこちらも検討してみましょう。
後述の15分かけ放題の章にて解説していますので、こちらを参考にしてください。
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通話中心ならmineoのかけ放題プランがおすすめ
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 (マイピタ) |
|
月額料金 (マイそく) |
|
かけ放題料金 |
|
合計 | 800円〜 |
※2025年6月時点
※税込価格
参考:格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】
全くデータ容量を使わず通話中心の用途なら、mineoの「マイそくスーパーライトプラン」+「かけ放題オプション」がおすすめです。
通話中心なら、楽天モバイルよりもmineoを選んでおけば間違いないでしょう。
mineoのマイそくスーパーライトプランなら基本使用料が250円(税込)なので、10分以内のかけ放題であれば月額800円(税込)、無制限かけ放題オプション料金(月額1,210円/税込)を合わせても月額1,460円(税込)となります。
mineoと大手キャリア かけ放題料金の比較
mineoと大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)を無制限かけ放題オプションをつけた形で比較をしました。
今回対象とするmineoの「マイソク スーパーライト」は速度で料金が決まるプランで、それに相当するプランが大手キャリアにないため、「データ通信をほとんど利用しない」を前提に、低容量プランで比較をします。
テーブルヘッダー | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|
プラン | マイそく スーパーライト | EXIMO(1GB) | スマホミニプラン+ 5G/4G(1GB) | ミニフィットプラン+(1GB) |
月額利用料 | 250円 | 4,565円 | 4,708円 | 2,978円 |
かけ放題料金 | 1,210円 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 |
合計 | 1,460円 | 6,545円 | 6,688円 | 4,958円 |
※税込価格
こちらも楽天モバイルと同様に、大手キャリアを圧倒する安さで、かけ放題込みでも1000円台を実現しています。
驚異的な月額料金の安さ
注目すべきは月額利用料です。
マイそく スーパーライトではデータ無制限で250円を実現した驚異的な安さを誇っています。
ただし何のデメリットもないというわけではなく、通信速度に制限があるプランとなっていて、その速度は最大32kbps。
イメージとしては、常時速度制限にかかっているようなものです。
そのため、基本的には通話とWiFiをメインとした利用が中心となります。
データ超過で料金が跳ね上がる心配がない
楽天モバイルと比較すると400円ほど高くなる形ですが、楽天モバイルの場合はデータ利用をした分だけ料金が変動します。
確実に3GBまでの料金に収まるのであれば、楽天モバイルの方が安いですが、3GBを超えた途端に料金が上がってしまうおそれがあります。
mineo マイそくプランは速度に制限があるとは言え、データ利用については無制限です。
mineoは楽天モバイルと違ってデータ利用を使いすぎて料金が跳ね上がってしまうというおそれがないため、Wifi利用や通話中心ならmineoの方がおすすめです。
mineoのかけ放題はオプションだからいつでも切り替えられる
月額料金が250円(税込)という安さに対して、無制限かけ放題は1,210円(税込)とかかってしまうため、無制限かけ放題の場合のトータル料金は1,460円(税込)となりますが、ポイントは「かけ放題はオプションである」という点です。
楽天モバイルの場合はかけ放題込みで1,078円(税込)で、そこから料金が増えることはあっても下げることはできません。
一方、mineoの場合は、かけ放題はオプション扱いなので、いつでもオプションを変更できます。
「10分かけ放題に変更する」「使わない月はかけ放題オプションを外す」ということが可能で、月額料金の安さを活かした節約を行うことが出来たりもします。
mineoの10分かけ放題に関しては、後述の「10分かけ放題」の章にて紹介いたします。
通話に専用アプリ不要
楽天モバイルはアプリを利用した通話が前提で、アプリの通話品質に対してやや難があると紹介しましたが、mineoはアプリの利用が不要となっています。
純粋な電話機能がかけ放題となっており、通話品質に関して不安がないというのが、さすが顧客満足度ナンバーワンのmineoといったところでしょうか。
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それ以外はPOVOがおすすめ
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 基本料0円(必要に応じてデータトッピングを購入) |
データトッピング |
|
かけ放題料金 |
|
合計 | 940円〜 |
※税込価格
※基本料金0円で利用できるが、povo2.0のSIMを有効化した日から180日の間で有料トッピングの購入がない場合は利用停止の可能性あり
参考:【公式】povo2.0 | 基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
※2025年6月時点
povoは、データ通信やかけ放題プランを選んで自分でプランを作る、月額料金0円から利用できる格安SIMです。
mineoは非常に安いですが、最安となる「マイそくスーパーライトプラン」はWifi主体や通話主体の利用で、高速データ通信を全く利用しない想定での料金なので、データ通信を利用したい場合は都度データを購入できるpovoがおすすめです。
法人携帯や、普段使いしないスマホならpovoが良いでしょう。
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5分・10分・15分かけ放題
格安SIM各社が提供している通話かけ放題の多くは5分・10分・15分となっています。
格安SIM各社が設定しているかけ放題時間と料金を比較してみましょう。
※税込価格
※1 5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
※2 機種代金別途
※3 データ利用量が5GB超~30GBの場合、基本料金が4,048円/月に変動します。
最も安いのはpovoです。
ただ、この料金で利用するためには、高速通信ができません。
したがってケータイの使用目的を電話だけにするなど、最安値にするには工夫が必要となります。
かけ放題時間が10分あり、データ無制限で使用できるmineoもコスパが良いでしょう。
5分かけ放題:povoが最安
5分かけ放題なら、トータルでpovoが一番安くなります。
高速データ通信を利用しないのであれば、5分かけ放題のオプション料金のみで利用可能です。
月額550円(税込)という低価格はほかの事業者にはない魅力なので、かけ放題は5分で十分!という方は、povoを検討しましょう。
また、15分のかけ放題プランを探しているなら楽天モバイルの一択となる場合もあります。
povoでデータ容量を使う場合は、次に紹介する10分かけ放題で最安のmineoや無制限で利用できる楽天モバイルがおすすめです。
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10分かけ放題:mineoが最安
10分かけ放題なら、mineoのマイそく スーパーライトプランが最安になります。
基本料金250円(税込)に550円の10分かけ放題オプション(税込)をつけて、税込800円で利用できます。
mineoのかけ放題料金
プラン | 月額料金 | かけ放題(10分) | 合計 |
---|---|---|---|
1GB | 1,298円 | 550円 | 1,848円 |
5GB | 1,518円 | 550円 | 2,068円 |
10GB | 1,958円 | 550円 | 2,508円 |
20GB | 2,178円 | 550円 | 2,728円 |
50GB | 2,948円 | 550円 | 3,498円 |
※税込価格
プラン | 月額料金 | かけ放題(10分) | 合計 |
---|---|---|---|
スーパーライト(最大32kbps) | 250円 | 550円 | 800円 |
ライト (最大300kbps) | 660円 | 550円 | 1,210円 |
スタンダード (最大1.5Mbps) | 990円 | 550円 | 1,540円 |
プレミアム (最大3Mbps) | 2,200円 | 550円 | 2,750円 |
※税込価格
かけ放題オプション料自体が安い
上の表を見ると分かるように、まず、mineoはかけ放題のオプション料金自体が550円(税込)と安く設定されています。
それに加えて、データ容量で選ぶ「マイピタ」と通信速度で選ぶ「マイそく」とプランが豊富で自分に合ったプランを選択しやすくなっています。
通話オンリーならかけ放題最安にできる
中でも最安は「マイそく スーパーライトプラン」で、通信速度に制限があるものの、かけ放題をつけても800円と破格の料金になっています。
通話オンリーの用途であれば非常にコストパフォーマンスがいいので、マイそくプランとかけ放題オプションの併用はおすすめです。
「マイそく スーパーライトプラン」は通話中心の利用を想定されたプランで、WiFi以外はほとんどデータ通信しないことを前提としたプランになっています。
例えば、小さな子供に持たせるのにも最適なプランと言えるでしょう。
なおキャンペーンを適用させると、さらにお得に利用できます。
当サイトからの申込をすれば事務手数料(3,300円/税込)も無料になるので、是非お申し込みください。
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15分かけ放題:楽天モバイル一択
15分のかけ放題は他社にないため、楽天モバイルの一択となります。
Rakuten Link以外でも通話かけ放題はある
ここで言う15分かけ放題とは、Rakuten最強プランに含まれている「Rakuten Link」を利用した通話無料ではなく、OSに標準搭載されている普通の電話がかけ放題ということを指しています。
実は楽天モバイルでも、Rakuten Link以外でのかけ放題オプションが存在しています。
かけ放題に設定されている時間が15分のため、5分や10分のかけ放題と比べて、かけ放題のオプション料金はやや高めですが、長時間の電話を頻繁に使うようであれば、楽天モバイルを選択肢にしてみましょう。
勿論、Rakuten Linkで問題ない人であればオプションを使わずに、無料にすることが可能です。
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最大40,000円(税込/不課税)相当がおトク
特定の相手に電話・通話かけ放題の比較
特定の相手にのみ電話・通話がかけ放題にできるプランを比較しました。
項目 | かけ放題相手 | 最安プラン料金 | かけ放題料金 | 合計金額 |
---|---|---|---|---|
![]() | 家族 | 1GB 5,698円 | 0円 | 5,698円 |
![]() | 家族 | 1GB 4,708円 | 0円 | 4,708円 |
![]() | 家族 | 1GB 3,278円 | 0円 | 3,278円 |
※税込価格
大手キャリア3社は、家族相手であればオプション料金不要で無制限かけ放題です。
ただし、料金プランが最安であっても3,000円を超えてしまうので、格安SIMと比べると高額になります。
格安SIMには特定の相手へのかけ放題はない
特定の相手へかけ放題できる格安SIMは、現状ありません。
正確には、新規受付を停止しているOCNモバイルONEにのみ用意されています。
現在も使い続けている方であれば申し込めるものの、これからOCNモバイルONEは契約できないため、2025年6月現在の格安SIMには、特定の相手へのかけ放題はないといえるでしょう。
かけ放題の種類にこだわるなら、UQモバイルがおすすめです。
月額基本料にかけ放題オプションを付けますが、オプションは料金や内容が異なる3種類から契約できます。
UQモバイルのかけ放題プラン
- 1回あたり10分以内の国内通話:月額880円
- 最大60分/月の国内通話が定額:月額660円
- 国内通話の時間と回数が無制限:月額1,980円
※税込価格
参考:通話オプション【5G対応料金プランご契約中のお客さま】|格安スマホ_格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
特徴的なのはオプション②で、月間の通話時間が60分までなら月額660円(税込)で利用可能です。
トクトクプラン2と合わせると、合計月額4,708円(税込)で月間60分間のかけ放題となります。
しかし、月額3,828円で10分かけ放題+データ容量35GBのコミコミプランバリューのほうがお得になるので、最大限に月額料金を下げたい方向けのオプションといえるでしょう。
他社からSIMのみ乗換&条件クリアで
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60歳以上で電話・通話かけ放題の比較
60歳以上の場合に、お得になるプランがある会社もあります。
最安プラン料金 | かけ放題料金 | 合計金額 | |
---|---|---|---|
![]() | 5GB 2,948円 | 880円 | 3,828円 |
![]() | 4GB 2,365円 | 880円 | 3,245円 |
※税込価格
UQモバイルは大手キャリアであるauのサブブランド、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、60歳以上を対象としたシニアプランがあります。
UQ・ワイモバイル共に60歳以上なら880円
通常、UQモバイルのかけ放題料金は、24時間かけ放題のオプション「通話放題」は月額1,980円(税込)かかりますが、60歳以上であれば月額880円(税込)まで安くなります。
ワイモバイルも同様に、本来は月額1,980円(税込)の24時間かけ放題プラン「スーパーだれとでも定額+」の利用が60歳以上であれば月額880円(税込)になります。
なお、UQモバイル・ワイモバイル共に、電気やインターネット回線と併用させるセット割を適用させることで、4GBプランの料金が1,265円(税込)になるので、かけ放題オプションを適用しても月額の合計料金がたった2,145円(税込)で無制限かけ放題が利用できます。
ガラケーの場合でもかけ放題プランを付けられるため、スマホに慣れていない方でも安心して利用可能です。
他社から乗り換え&条件達成で
最大15,000円(非課税)相当PayPayポイントプレゼント
他社からSIMのみ乗換&条件クリアで
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大手キャリアと格安SIMの通話料金・かけ放題を比較
大手キャリアと格安SIMでは、通話料金や通話品質、かけ放題プランにどのような違いがあるのでしょうか。
比較ポイントをまとめました。
大手キャリアと格安SIMの通話料金・かけ放題を比較
格安SIMのかけ放題を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。
大手キャリアと格安SIMの通話料金を比較
基本的な従量制の通話料金は、大手キャリアも格安SIMも共に22円/30秒(税込)が一般的です。
しかし、格安SIMの中には、プレフィックス(中継電話)やIP電話(インターネットを利用した電話)利用することで、通話料金を11円/30秒と安く設定している会社もあります。
例えば、IIJmioでは専用アプリ不要で11円/30秒(税込)の通話料が適用されます。
また、mineoが提供している「mineoでんわ」もプレフィックスにより提供されており、専用アプリから電話をすることで「通常22円/30秒(税込)」が「10円/30秒(税込)」と安く利用できます。
このように、格安SIMの中には大手キャリアより通話料金が安くなる場合があります。
大手キャリアと格安SIMの通話品質を比較
大手キャリアと格安SIMの通話品質は基本的に同等の品質を誇っています。
しかしながら、格安SIMの中には、mineoや楽天モバイルのようにプレフィックスやIP電話を利用することで通話料金を抑えているキャリアもあり、これらを利用している場合は、大手キャリアよりも通信品質が不安定です。
このため、仕事で電話を多用する方など、通信品質を求める方はプレフィックスやIP電話を利用していない「povo」「LINEMO」「ワイモバイル」「UQモバイル」などの格安SIMを選びましょう。
大手キャリアと格安SIMの家族割を比較
大手キャリア3社(ドコモ、au、ソフトバンク)では、家族間通話が24時間無料となる家族割引サービスが提供されています。
しかし、格安SIMでは家族間通話無料のプランを提供しているサービスはほとんどありません。
本記事で紹介している格安SIMの中で、楽天モバイルは家族に限らずアプリを使用すれば通話料無料で利用できますが、それ以外のSIMは家族間での無料通話を提供していません。
専用アプリを利用すれば通話料が無料になる格安SIMもある
格安SIMの中には、専用アプリを利用することで通話料が無料になるサービスも存在します。
楽天モバイルは、「Rakuten Link」アプリを使用すれば、国内通話が無料でかけ放題となります。
mineoは「mineoでんわ」という専用アプリから通話するだけで「通常22円/30秒(税込)」が「10円/30秒(税込)」と30秒あたり12円安い料金で利用できます。
ただし、これらの通話方法は通常の音声通話に比べると若干の品質低下が生じる可能性があるため、繋がりにくい可能性がある点に注意してください。
電話・通話のかけ放題についてよくある質問
かけ放題プランは、かけ放題の時間が違っていたり専用アプリが必要だったりと、会社によってルールが異なります。
以降の記事では、かけ放題に関するよくある質問をまとめました。
それでは、それぞれについて詳しく解説します。
格安スマホでの電話かけ放題アプリ不要なのはどこ?
格安スマホでのかけ放題でアプリが不要なのは、以下の通信事業者です。
かけ放題アプリ不要な格安スマホ
- povo
- ahamo
- ワイモバイル
- UQモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio
- イオンモバイル
各社の対応状況を表にまとめました。
※税込価格
※1 5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
※2 機種代⾦別途
※3 データ利用量が5GB超~30GBの場合、基本料金が4,048円/月に変動します。
この中で特殊なのは、楽天モバイルです。
楽天モバイルは専用アプリでかけ放題も利用でき、専用アプリなしで音声通話のかけ放題も利用できます。
楽天モバイルの専用アプリだと無制限かけ放題が無料で利用できますが、通信が不安定になったり音質が悪くなるのはデメリットです。
安定した通話を安く利用したい場合は、povoが最も安くかけ放題オプションをつけられます。
ただし、povoの場合は高速データ通信を利用しない場合の料金設定になっていますので、頭に入れておきましょう。
楽天の電話・通話15分かけ放題はおすすめ?
楽天の15分かけ放題は、通話の安定性を求める方におすすめです。
楽天には「Rakuten link」という専用アプリから電話をかけると無制限に通話ができ、料金がかかりません。
ただ、アプリでの通話は通信状況によって音質が悪くなったり、場合によっては通話が途切れてしまうこともあります。
問題を感じなければ無料のアプリでの通話を利用し、ストレスを感じたら、15分かけ放題のプランを検討してください。
かけ放題でも0570番号はなぜ有料?
どのかけ放題プランでも、0570番号は通話代が有料になります。
これは、0570はナビダイヤルとなっていて、NTTコミュニケーションズが提供するサービスを通じての通話となるからです。
ナビダイヤルは定額通話の対象外となっているため、かけ放題をつけていても通信料が発生し有料となってしまいます。
会社によっては0570番号と、そうではない番号の2種類を準備しているところもあります。
かけ放題の中で通話したい場合は、0570番号を避けてかけることがオススメです。
まとめ
電話・通話のかけ放題プランについて各通信会社の比較を行いました。
かけ放題プランには時間指定があるものや専用アプリがあるものなど、さまざまなプランがあります。
指定される時間も会社によって異なるため、自分の利用状況にあったプランを選択するようにしてください。
前述したように楽天モバイル・povo・mineoあたりは、通話メインの方に使いやすい通信事業者となるのでおすすめです。
電話をよくかける方はかけ放題プランに加入したほうが安くすむので、自分に合ったぴったりのかけ放題プランに加入してみましょう。
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