バナナWiFiの評判や口コミは悪い?|料金プランから速度、解約金まで徹底解説
「バナナWi-Fiのサービスってどうなの?」
「バナナWi-Fiの口コミや評判ってどんな内容かな?」
そう思って調べていませんか?
当記事では、バナナWiFiの評判やサービス内容を知りたい人のために、バナナWiFiの評判はもちろん料金プランやキャンペーンも含めて解説していきます。
結論から言えば、バナナWiFiはコスパに優れ電波に繋がりやすいサービスです。
しかし、加入必須オプションや13,200円の解約金については注意が必要です。
バナナWiFiは2021年11月に提供開始したばかりのサービスのため、2022年1月の執筆時点では評判や口コミは調査中ですが、確認でき次第紹介します!
他にもメリットやデメリット、他社モバイルルーターとの比較、契約方法や解約方法などについても紹介していきます。
バナナWi-Fiを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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バナナWiFiの料金プランや特徴
それでは、バナナWiFiの料金プランや特徴について解説します。
バナナWiFiには3つの料金プランと5つのオプションが用意されており、ユーザーの好みに応じた使い方ができることが特徴です。
では、次項から詳しく確認していきましょう。
料金プランと初期費用
バナナWiFiには、3種類の料金プランがあります。
月間20GBまで使えるバナナブルー、月間100GBまで使えるバナナイエロー、月間300GBまで使えるバナナレッドの3種類です。
いずれのプランを選択した場合でも、初期費用(契約事務手数料)として3,300円が発生します。
理解の一助となるように、料金プランと初期費用を一覧表にしてみました。
バナナブルー | バナナイエロー | バナナレッド | |
---|---|---|---|
通信容量 | 20GB/月 | 100GB/月 | 300GB/月 |
月額料金 | 2,750円 | 3,300円 | 4,400円 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
端末代金 | 0円 | 0円 | 0円 |
※2022年1月20日現在
※参考:【公式】バナナWiFi|圧倒的神コスパのレンタルWiFi
表をご覧いただくとわかりますが、3つのプランで月額料金には差がある一方で、初期費用は一律3,300円に設定されています。
端末代金が0円なのは、端末を購入せずレンタルされたものを利用するからです。
なお、端末のレンタル価格も無料です。
ただし、端末の紛失・破損・未返却等があった場合、別途端末代金を請求される可能性があります。
取り扱いモバイルルーター機種と通信速度
バナナWiFiで取り扱っている端末は3種類あります。
プランによって利用する端末が決まっており、ユーザーは端末の選択ができません。
プラン別の対応端末は以下の表のとおりです。
バナナブルー | バナナイエロー | バナナレッド | |
---|---|---|---|
端末名 | FS030W | 304ZT, 602HW | 304ZT |
端末代金 | 0円 | 0円 | 0円 |
通信速度 | 下り最大: 150Mps 上り最大: 50Mbps | 下り最大: 612Mbps 上り最大: 37.5Mbps | 下り最大: 187.5Mbps 上り最大: 37.5Mbps |
同時接続台数 | 15台 | 14台 | 14台 |
WLAN基準 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
連続通信時間 | 最大20時間 | 最大9時間 | 最大9時間 |
※2022年1月現在
※参考:バナナWiFi | なんでも比較ネット@機種詳細 | バナナWiFi
プランによってレンタルされる端末(機種)が違うとはいえ、どの端末でも実用性には大きな問題はありません。
というのも、3種類の端末どれも他社のモバイルWi-Fiサービスでも取り扱われているからです。
強いて言えば、FS030Wと比べて304ZTや602HWのほうが、連続通信時間が短い点が気になるかもしれません。
バナナイエロー(100GB/月)やバナナレッド(300GB/月)に申し込む予定の人は、連続通信時間がご自身の用途に合っているかを確認しておく必要があると言えます。


最大通信速度というのは、あくまでも条件を揃えたときの理論値にすぎず、実際に使ってみると最大通信速度が出ることはほぼありません。
それよりも大事なのは実測値であり、実測値を比べてみるとどの端末でも下り10~50Mbps程度、上り10Mbps程度となっています。
(詳しくは後述)
3種類どの端末でも、日常的な使用や仕事でのビデオ通話などに使うことができる数値です。
端末まとめ
- プランによって異なる端末(機種)がレンタルされる
- 3種類どの端末も、十分に実用に耐えうるスペックである
提供エリア
バナナWiFiではプランによって使用する回線が異なるため、対応エリアも異なります。
具体的には、バナナブルー(20GB/月)ではドコモ回線を、バナナイエロー(100GB/月)やバナナレッド(300GB/月)ではソフトバンク回線を利用します。
提供エリアについて
- バナナブルー: ドコモ対応エリア内でのみ利用可能
- バナナイエロー: ソフトバンク対応エリア内でのみ利用可能
- バナナレッド: ソフトバンク対応エリア内でのみ利用可能
都市部においては、ドコモ回線もソフトバンク回線も問題なく繋がるエリアがほとんどであり、どちらの回線であっても問題は生じにくいと言えます。
それに対して、人口の少ないエリアなどでは繋がりやすさに差がある場合もありますので、事前にエリアマップを確認しておくことを推奨します。
ドコモ回線:(通信・エリア | NTTドコモ)
ソフトバンク回線:(サービスエリア | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク)
オプション一覧
バナナWiFiには、複数のオプションが用意されています。
他社サービスでもよく見られる端末保証に加えて、用途に応じたオプションを選ぶことができます。
オプション名 | オプション概要 | 月額料金 |
---|---|---|
バナナガード | 年間3回まで容量追加オプション利用やプラン変更、備品交換などが無料 | 660円 |
バナナガード+ | 年間5回まで容量追加オプション利用やプラン変更、備品交換などが無料(盗難や紛失も対象) | 990円 |
バナナアンロック | 解約時の事務手数料13,200円が無料 | 440円(初月無料) |
バナナセキュリティ | パソコン、スマホ、タブレット3台までを対象に、フィッシングサイトを検出してブロック | 550円(初月無料) |
バナナクラウドモンスター | 容量無制限で、連絡先、写真、動画を常に自動バックアップ | 550円(初月無料) |
※2022年1月現在
※参考:【公式】バナナWiFi|圧倒的神コスパのレンタルWiFi
この中で特に注目すべきなのは、解約時の事務手数料が無料になる「バナナアンロック」です。
バナナWiFi公式サイトではあまり目立つように表記されていませんが、解約時には13,200円の事務手数料がかかります。
名称の違いはあれど、いわゆる「違約金」のようなものです。
月額440円の「バナナアンロック」に加入すれば、解約時の事務手数料13,200円を支払う必要がなくなります。
解約時に13,200円を支払いたくない人や、契約縛りを気にせず使いたい人には、この「バナナアンロック」というオプションに加入し続けて使う必要があります。
バナナWiFiの悪い評判・デメリット
バナナWiFiは、2021年11月21日にリリースされたばかりの新しいサービスです。
サービス開始直後のため、この記事の執筆時点ではユーザーの投稿が少なく評判もほとんど見つかりません。
そこで、ここでは他社サービスと比較したバナナWiFiのデメリットを紹介します。
バナナWiFiのデメリット
- 加入必須オプションがある
- 契約縛りと違約金がある
- 希望するプランや端末を選べないことがある
3つのデメリットについて、以下でそれぞれ解説します。
加入必須オプションがある
バナナWiFiでは、申し込み時に加入必須となっているオプションがあります。
具体的には、以下の4つのオプションに加入しなければなりません。
初月加入必須オプション一覧
- 「バナナガード」「バナナガード+」のいずれか1つ
- 「バナナアンロック」
- 「バナナセキュリティ」
- 「バナナクラウドモンスター」
このうち、「バナナアンロック(440円/月)」「バナナセキュリティ(550円/円)」「バナナクラウドモンスター(550円/月)」の3つは初月無料ですが、2か月目からはオプション料金が毎月発生します。
この中で不要なオプションがあっても、使用しているうち解約を忘れる人がいるかもしれません。
その場合、本来払う必要がない料金が発生し続けるため、気になる方はマイページへログインして解除することをおすすめします。
契約縛りと違約金がある
バナナWiFiには、契約縛りと解約事務手数料(違約金)があります。
その概要は以下のとおりです。
バナナWiFiの契約縛りについて
- 契約の縛りが1年ある
- 解約事務手数料が13,200円かかる
- 縛りを解除するためのオプション(アンロック)がある
バナナWiFi では「契約期間1年縛り」が設けられており、解約時には解約事務手数料として13,200円が発生します。
この契約縛りを解除するためには、有料オプション「バナナアンロック(440円/月)」に加入する必要があります
「バナナアンロック」のオプション代は年間で5,280円なので、契約縛りなしでバナナWiFiを使いたい人は、契約前にこの点を理解しておきましょう。
なお、バナナアンロックに加入していても返却時には返却処理手数料1,100円が発生しますので、完全に無料で解約できるわけではありません。
希望するプランや端末を選べないことがある
バナナWiFiでは、希望するプランや端末を選べないことがあり、人によってはデメリットとなりえます。
(画像引用:バナナWiFi│プラン選択)
執筆時、実際に申し込み画面に進んでみると、「バナナイエロー」にしか申し込むことができませんでした。
上記申し込み画面を見ると分かるとおり、「バナナブルー」や「バナナレッド」を申し込もうとしても選べないことがわかります。
このように、在庫状況によっては希望するプラン申し込めない場合があることを知っておいてください。
また「バナナイエロー」でレンタルされる端末は2種類ありますが、希望する端末を選ぶことができない点についても注意が必要です。
とはいえ、304ZTでも602HWでも、端末の性能に大差があるわけではありません。
バナナWiFiの良い評判・メリット
バナナWiFiは、2021年11月21日にリリースされたばかりの新しいサービスです。
先述していますがサービス開始直後のため、この記事の執筆時点ではユーザーの投稿が少なく、評判もほとんど見つかりません。
そこで、ここでは他社サービスと比較したバナナWiFiのメリットを紹介します。
バナナWiFiのメリット
- コスパに優れているプランがある
- 電波に繋がりやすい
- 全額返金制度がある
それぞれのメリットについて、以下で1つずつ解説します。
コスパに優れているプランがある
バナナWi-Fiで提供されているプランには、コストパフォーマンス抜群に優れているものがあります。
特に「バナナイエロー」は、月間100GB使える競合他社のモバイルWi-Fiサービスと比較しても、最安値に近いプランであることがわかります。
以下の表では、月間100GB使えるモバイルWi-Fiサービスを、2年間利用したときの利用総額(初期費用+25ヶ月分の利用料金-キャッシュバック)を比較してみました。
バナナイエロー | 2年間の利用総額 | |
---|---|---|
バナナWiFi | 85,800円 | |
THE WiFi | 82,588円 | |
AiR-WiFi | 85,250円 | |
Mugen WiFi | 86,250円 | |
MONSTER MOBILE | 88,000円 | |
ZEUS WiFi | 97,350円 | |
Nomad WiFi | Nomad WiFi | |
FUJI WiFi | 125,675円 |
※2022年1月現在
純粋に料金だけで比較してみると、バナナWiFi(バナナイエロー)が最安値に近い価格設定になっていることがわかります。
バナナブルー | 通信容量 | 2年間の利用総額 |
---|---|---|
バナナWiFi | 20GB | 72,050円 |
MONSTER MOBILE | 20GB | 50,800円 |
ZEUS WiFi | 20GB | 54,156円 |
Chat WiFi | 20GB | 75,878円 |
FUJI WiFi | 30GB | 88,550円 |
※2022年1月現在
バナナブルーについては、率直に言ってしまうと競合他社のプランと比べてやや見劣りします。
というのも、最安値のMONSTER MOBILEや、次点のZEUS WiFiと20,000円ほど差をつけられてしまっているからです。
料金面で判断すると、20GBの通信容量を使うためにバナナWiFi(バナナブルー)を選ぶメリットはあまりないと言えます。
バナナレッド | 通信容量 | 2年間の利用総額 |
---|---|---|
バナナWiFi | 300GB/月 | 113,300円 |
限界突破WiFi | 10GB/日 (※最大300GB/月) | 99,550円 |
hi-ho Let’s WiFi | 7GB/日 (※最大210GB/月) | 100,826円 |
大容量WiFi | 300GB/月 | 125,800円 |
Chat WiFi | 200GB/月 | 127,578円 |
FUJI WiFi | 200GB/月 | 153,175円 |
※2022年1月現在
バナナレッドは、大容量通信を行いたい人にとって有力な選択肢と言えます。
200~300GB帯をまとめて1つの表にしましたが、この中で月間300GB使えるのはバナナWiFiと大容量WiFiの2つだけです。
※限界突破WiFiは、1か月間毎日欠かさず10GBまで使ってようやく300GBに届くという条件付きなのでここでは除外します。
バナナWiFiと大容量WiFiの2つを料金面で比較すると、バナナWiFiに軍配が上がります。
「バナナレッド」というプランは月間300GB使えるモバイルWi-Fiサービスの中では最安値であり、月間200GBのサービスまで含めてもコストパフォーマンスに優れたプランであると言えます。
オプション、通信品質、契約縛り、保証の有無など、モバイルWi-Fi選びにはいくつかの判断基準があるため、料金だけで判断するのは難しいのですが、費用対効果に優れている点はバナナWiFiのメリットと言えます。
電波に繋がりやすい
バナナWiFiはソフトバンク回線やドコモ回線を利用しており、電波が繋がりやすいというメリットがあります。
利用する回線
- バナナブルー: ドコモ回線
- バナナイエロー: ソフトバンク回線
- バナナレッド: ソフトバンク回線
WiMAXのスタンダードモードや楽天モバイルなどは、大手3大キャリアと比べて通信エリアが狭く繋がりにくかったり、周波数の関係で建物などの遮蔽物があると電波が弱くなったりします。
それに対してバナナWiFiでは、ソフトバンクやドコモから回線をレンタルしてサービスを提供しています。
そのため、ソフトバンクやドコモのスマホが繋がるエリアであれば、バナナWiFiも同様に繋がります。

全額返金制度がある
バナナWiFiには「全額返金制度」があります。
初めて使う商品が自分に合うかどうかは、実際に使ってみなければわからない部分もあります。
申し込み前の不安を解消してくれる制度があるのはユーザーフレンドリーと言えます。
ただし、返金を受けるためには以下の3点を確認してください。
「全額返金制度」利用上の注意点
- 到着日から3週間以内に返却しなければならない
- バナナWiFiを初めて利用する人しか使えない
- 返金処理手数料1,100円+配送料がかかる
特に、到着日から3週間以内に返却しなければならないという点は重要です。
バナナWiFiを数か月使ってから、この全額返金制度を利用することはできません。
主なモバイルルーターのサービス比較表
それでは、バナナWi-Fiと主なモバイルWi-Fiルーターサービスとを比較してみました。
サービス名 | 通信容量 | 月額料金 | 端末代金 | 通信速度(下り) | 通信回線 |
---|---|---|---|---|---|
バナナWiFi | 20~300GB | 2,750~4,400円 | 無料 | 最大187.5Mbps | ドコモ回線 ソフトバンク回線 |
UQ WiMAX | 月間無制限 (3日で10GB) | 4,268~4,818円 | 21,780円 | 最大2.7Gbps | WiMAX2+ au回線 |
カシモWiMAX | 月間無制限 (3日で10GB) | 4,455円 | 無料 | 最大2.7Gbps | WiMAX2+ au回線 |
Broad WiMAX | 月間無制限 (3日で10GB) | 2,090~5,313円 | 21,780円 | 最大2.7Gbps | WiMAX2+ au回線 |
どこよりもWiFi | 月間無制限 (1日4GB) | 900~3,900円 | 無料 | 最大150Mbps | ドコモ回線 |
それがだいじWiFi | 50~100GB | 2,948~3,718円 | 2年利用で無料 (2年以内に解約の場合は残債請求あり) | 最大150Mbps | ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線 |
THE WiFi | 100GB | 0~3,828円 | 無料 | 最大150Mbps | ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線 |
Mugen WiFi | 100GB | 3,718円円 | 無料 | 最大150Mbps | ドコモ回線 au回線 ソフトバンク回線 |
※2022年1月現在
この表を「通信品質」「月額料金」「データ容量」という3つの着眼点から解説します。
先に結論から言うと「バナナWiFiは月額料金とデータ容量が優秀な一方で、通信品質は使ってみないとわからない」となります。
通信品質の比較
まず通信速度では、WiMAXに軍配が上がります。
WiMAXの下り最大2.7Gbpsという通信速度は、他社の類似サービスを圧倒していると言えるでしょう。
なぜなら、WiMAXの通信速度が速いのは、auの5G回線に繋がるようになったからです。
それに対して、バナナWiFiをはじめとする大手キャリアのLTE回線を利用したサービスでは、最大150Mbps程度と控えめな通信速度である点が気がかりです。
一方で、LTE回線を利用したサービスでは、電波の繋がりやすさでWiMAXを上回ります。
それは、ドコモ、au、 ソフトバンクなど大手キャリアの回線が使えるからです。
通信速度 | 繋がりやすさ | |
---|---|---|
WiMAX | ◎ 速い | ○ 山間部や遮蔽物にやや弱い |
LTE系 | ○ 実用レベル | ◎ とても繋がりやすい |

LTE系のモバイルWi-Fiサービスで比較すると、バナナWiFi、どこよりもWiFi、それがだいじWiF、THE WiFi、Mugen WiFiは、最大通信速度でほぼ差がありません。
しかし、実測値を参照してみると差があることがわかります。
サービス名 | Ping値 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
---|---|---|---|
バナナWiFi | データなし | データなし | データなし |
どこよりもWiFi | 62.93 ms | 18.43 Mbps | 12.7 Mbps |
それがだいじWiFi | 36.0 ms | 47.52 Mbps | 30.4 Mbps |
THE WiFi | 69.69 ms | 18.67 Mbps | 8.58 Mbps |
Mugen WiFi | 59.4 ms | 9.37 Mbps | 6.27 Mbps |
※参考:みんなのネット回線速度
それがだいじWiFiとMugen WiFiの下り平均速度を比較すると、5倍以上の差があります。
バナナWiFiについては「みんそく」内にまだデータがありませんでした。
新しいサービスであるため、ユーザー投稿がまだないということです。
したがって、残念ながら執筆時点では「実際に使ってみないと通信速度がわからない」と言わざるをえません。
参考として、バナナWiFiで利用する端末の実測値を記事の終盤にまとめています。
月額料金の比較
料金面で比較すると、バナナWiFiは優秀だと言えます。
WiMAXは4,000円~5,000円が標準であるのに対して、LTE系のサービスは軒並み3,000~4,000円台です。
割引等が終了したあとの月額料金を比較すると、以下のとおりとなっています。
サービス名 | 月額料金 |
---|---|
バナナWiFi(バナナイエロー) | 3,300円 |
UQ WiMAX | 4,818円 |
カシモWiMAX | 4,455円 |
Broad WiMAX | 4,708円 |
どこよりもWiFi | 3,400円 |
それがだいじWiFi | 3,718円 |
THE WiFi | 3,828円 |
Mugen WiFi | 3,718円 |
※2022年1月現在
実際には、WiMAXにはキャンペーンがあったり、他社のTHE WiFiでは最初に4か月間の割引期間があったりする影響で、トータル費用でバナナWiFiが最安値とまでは言えません。
しかし、単純に月額料金だけで比較すると、バナナWiFiは安いということがわかります。
データ容量の比較
それでは、データ容量を他社と比較してみるとどうでしょうか。
サービス名 | 月間の通信容量 |
---|---|
バナナWiFi(バナナイエロー) | 100GB |
UQ WiMAX | 月間無制限 (3日で15GB) |
カシモWiMAX | 月間無制限 (3日で15GB) |
Broad WiMAX | 月間無制限 (3日で15GB) |
どこよりもWiFi | 月間無制限 (1日4GB) |
それがだいじWiFi | 100GB |
THE WiFi | 100GB |
Mugen WiFi | 100GB |
一覧表を見てわかる通り、バナナWiFiのデータ容量は競合他社と同等のデータ容量が用意されています。
WiMAX(15GB/3日)や、どこよりもWiFi(4GB/日)のように、1日単位での制限がかかるわけではありません。
極端な話ですが、1日で90GB使ったとしても、月間で100GB使ってさえいなければ通信制限にかからず翌日以降も使うことができます。
それがだいじWiFi、THE WiFi、Mugen WiFiと並んで、バナナWiFiは自由度の高い使い方ができます。
バナナWiFiのお得なキャッシュバック・乗り換えキャンペーン一覧
バナナWiFiでは、2022年2月現在、キャッシュバックや乗り換えキャンペーン等を実施していません。
(画像引用:バナナWiFi)
過去には月額料金が安くなるクーポンコードが公開されていたようですが、執筆時点では有効期限内のクーポンが公開されていませんでした。
ただし、申込みフォーム内にはクーポンコードを入力する欄があるため、今後なんらかのキャンペーンやクーポンがリリースされる可能性はあると言えそうです。
バナナWiFiの契約方法
ここまでバナナWiFiについて確認してまいりました。
バナナWiFiの契約方法は以下のとおりです。
バナナWiFiの契約方法
- 公式サイトにアクセスする
- 申し込みフォームに必要情報を入力する
- 端末を受け取る
詳しく見ていきましょう。
1.公式サイトにアクセスする
バナナWiFiの申し込みは、公式サイト経由のみとなっています。
電話やメールでの申し込みはできません。
公式サイトにアクセスすると、トップページの上部に「お申し込み」というボタンがありますので、そこから申し込みます。
画像はパソコン版の表示ですが、スマホ版でも同様にトップページ上部に「お申し込み」ボタンがあります。
(画像引用:【公式】バナナWiFi|圧倒的神コスパのレンタルWiFi)
なお、申し込み後のサポートはメールのみとなっており、電話でのサポートは受け付けていませんのでご注意ください。
2.申し込みフォームに必要情報を入力する
次に、申し込みフォームへ必要情報を入力します。
最初のページでは、申し込み台数、希望するプラン、端末保証オプション、利用開始希望の4つを選択します。
その後、氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、郵便番号、住所を入力し、何でバナナWiFiを知ったかについても回答します。
続いて、本人確認書類をアップロードします。
本人確認書類 一覧
- 本人確認書類 一覧
- 運転免許証の表面
- パスポートの顔写真ページ
- 保険証の表面
- 在留カードの表面
- 外国人登録証明書の表面
なお、本人確認書類がアップロードできない場合は、次の3つの理由が考えられます。
アップロードできない理由
- jpg、png、gif形式の画像ファイル以外で対応されている。
- ファイルサイズが3MB(3000KB)以上で添付されている。
- デバイスとの動作環境に問題がある。
ログインパスワードを設定し、クレジットカード情報を入力して、申し込み内容の確認が済んだら、申し込みを送信します。
なお、バナナWiFiの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
口座振替、コンビニ払いでの決済はできません。
申し込みにはクレジットカード情報が必要ですので、事前に準備しておくといでしょう。
送信が済んだら申し込み完了です。
3.端末を受け取る
端末の発送は3営業日以内に完了します。
また、住居や配送状況によりますが、発送完了から手元に届くまでにはさらに数日かかります。
配送業者は日本郵政であり、「ゆうパケット」サービスにてポストに投函されます。


紙使用量の削減のため、バナナWiFiから送られてくるモバイルルーターに説明書は付属していません。
説明書が必要な人は、バナナWiFi公式サイトからアクセスしてみてください。
また、発送された端末が到着したら、電源を入れてインターネットに接続できるかどうかをその日のうちに確認しておくことをおすすめします。
というのも、使ってみて満足できない場合の「全額返金保証」の期限が、到着から3週間以内に設定されているからです。
満足できない例としては、通信速度が期待したほど出ない、端末のスペックに不満がある、などが考えられます。
バナナWiFiが届いたら、開通作業をしておきましょう。
バナナWiFiの解約方法
万が一バナナWi-Fiがニーズに合わない場合、解約することも可能です。
バナナWiFiの解約方法は以下のとおりです。
バナナWiFiの解約方法
- マイページにログインし、解約申請をする
- 返却に必要な内容物を揃える
- 返却期限までに返却を完了させる
次項より詳しく確認していきましょう。
マイページにログインし、解約申請をする
バナナWiFiは、契約の申込みだけでなく、解約の申請も公式サイト経由でなければなりません。
電話やメールで申請するわけではないので、その点にはご注意ください。
解約のためには、まずバナナWiFi公式サイトからマイページにログインします。
ログイン情報
- ログインID: 申し込み時に入力したメールアドレス
- パスワード: 契約申し込み時に設定したパスワード
マイページにログイン後は「お申し込み内容確認」「各種申請はこちら」と進むと、返却申請ができます。
申請後は、返却方法の通知がメールで届くので、そのメールの記載内容に従って解約を行います。
返却に必要な内容物を揃える
次に、返却に必要な内容物を揃えます。
具体的には以下の3点を揃える必要があります。
返却に必要な内容物
- レンタル機器本体
- SIMカード(端末に挿入したまま返却)
- 付属品USBケーブル
バナナWiFiを長期間利用していると、手持ちのUSBケーブルと、バナナWiFiからレンタルされたUSBケーブルとが混ざってしまう可能性があります。
もしも返却すべきUSBケーブルがどれかわからなくなった場合は、バナナWiFiからレンタルされたモバイルWiFiルーターの機種が充電可能なUSBケーブルを選定し、それを返却しましょう。
>返却するUSBケーブルがどれか分からなくなりました。
>お客さま提供している機種が充電可能なUSBケーブルを機種台数分ご返却してください。
(引用:返却するUSBケーブルがどれか分からなくなりました。 | FAQ)
返却期限までに返却を完了させる
バナナWiFi返却時の注意点は2つあります。
1つは返却方法です。
バナナWiFiは返却方法が定められており、ユーザー側で梱包と配送料金を負担する必要があります。
>衝撃緩和材を使用し、レターパックライトまたはクリックポストでご返却してください。
(引用:機種の返却は着払いでいいですか? | FAQ)
もう1つは返却期限です。
バナナWiFiでは解約申請日によって返却期限が異なります。
解約申請日 | 利用可能期間 | 返却期限 |
---|---|---|
1日~21日 | 当月28日まで | 当月末日 |
22日~末日 | 翌月28日まで | 翌月末日 |
こちらの表からもわかるとおり、21日までに返却申請を完了させなければ翌月まで契約が続くことになります。
また、定められた返却期限を過ぎてしまった場合、さらに1か月分の利用料金が発生してしまいますので注意してください。
バナナWiFiの解約金
バナナWiFiでは、解約時に解約事務手数料13,200円が発生します。
名称こそ違いますが、事実上の違約金だと考えていいでしょう。
月額440円の有料オプション「バナナアンロック」に加入している間だけは、この解約事務手数料13,200円が無料となります。
もしも解約金を支払いたくない場合は、月額440円を上乗せして「バナナアンロック」に加入することをおすすめします。
バナナWiFiのよくある質問
バナナWiFiのよくある質問についてまとめました。
バナナWiFiのよくある質問
- バナナWiFiの通信速度実測値はどれくらい?
- バナナWiFiの支払い方法は?
- 申し込み後端末はいつ発送される?
それぞれ解説していきます。
バナナWiFiの通信速度実測値はどれくらい?
記事執筆時点では、「みんなのネット回線速度」内にバナナWiFiの通信速度の実測データはありませんでした。
そこで、バナナWiFiに対応している各モバイルルーター端末の実測値を掲載します。
端末名 | Ping値 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
---|---|---|---|
Pocket WiFi 304ZT | 50.31ms | 16.56Mbps | 9.05Mbps |
Pocket WiFi 602HW | 44.86ms | 52.73Mbps | 11.83Mbps |
FS030W | 75.37ms | 21.8Mbps | 12.24Mbps |
※参考:みんなのネット回線速度
下りは15~50Mbps程度、上りは10Mbps程度と、日常的な利用やビデオ通話といった仕事での利用にも使えるレベルの数値が出ています。
中身のSIMカードによって通信速度はかわることがありますが、実測値は上の表のとおりとなっています。
参考にしてください。
バナナWiFiの支払い方法は?
バナナWiFiの支払い方法は、クレジットカードのみです。
口座振替、コンビニ払い、請求書払い、デビットカード払いなどには対応していません。
もしもクレジットカード以外の方法で支払いたい場合は、他のモバイルWi-Fiルーターサービスを探す必要があります。
申し込み後端末はいつ発送される?
通常、申し込み完了から3営業日以内に発送されます。
住んでいるエリアや配送の混雑状況等によって左右されますが、発送から到着までには概ね2~3日程度かかると考えておくといいでしょう。
参考:【当月】利用で申し込んだ場合、 レンタル機器はいつ発送されますか?
なお、発送が完了するまでに連絡すればキャンセルも可能です。
まとめ
バナナWiFiについて解説しました。
変わった名前ではあるものの、実はコストパフォーマンスに優れたプラン(バナナイエロー)があるなど、料金面については有力な選択肢と言えるでしょう。
一方で、加入必須オプションがあったり、解約時に13,200円の解約金が発生したりと、契約前に確認すべき注意点もあります。
もしもバナナWiFiを使ってみて、自分には合わないと思ったら「全額返金保証」を利用して解約することも可能です。
また、冒頭でも説明したように、口コミや評判はまだ調査中です。
確認でき次第こちらのページにてご紹介します。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。