ドコモからIIJmioにMNPで乗り換える6つの手順と4つの注意点!
ドコモからIIJmioに乗り換えたいとお考えの方のために、乗り換える手順について解説します。
結論から言うと、ドコモからIIJmioへの乗り換えは基本6ステップで完了します。
ただし、「SIMのみを購入する場合」と「SIMと端末をセットで購入する場合」で内容が若干異なるので、乗り換え前に確認しておきましょう。
また、ドコモからIIJmioに乗り換える際の注意点やメリット、現在開催中のお得なキャンペーンについても詳しく解説していきます。
最後まで読んでいただくと、ドコモからIIJmioに乗り換える方法や詳しい手順がわかります。
ぜひ、参考にしてください。
目次
目次
◀︎

ライター兼エディター
むかい・りょうじ 1969年生まれ。信州大学人文学部人文学科西洋史学専攻卒業。パソコンショップ、出版社など、数社の勤務を経て1996年よりフリーランス。現在神奈川県在住。 おもにIT系技術書や実用書、ビジネス書の原稿を書いたり編集したりしています。ライターとしてはおもに、Mac、Linux、クリエイティブ向けアプリケーション、ビジネス向けアプリケーション、モバイルなどの解説書を執筆しています。ほかに、雑誌原稿の執筆、ソフトウェア付属のマニュアル執筆、専門学校のテキスト執筆、著名技術者などへのインタビュー、技術者が執筆したラフ原稿のリライト、英日翻訳(日英は不可)なども行っています。エディターとしては、おもにIT系やビジネス系などで、原稿整理・校正、インタビュー構成などを行っています。なお現在は、進行管理、予算管理、InDesignが必要な編集案件は承っておりません。また、以前はWebサイト制作やチラシ・パンフレット制作も承っていましたが、現在こちらの分野についても新規案件を受け付けておりません。
ドコモからIIJmioに乗り換える際の4つの注意点
大手キャリアのドコモからIIJmioに乗り換える際には、4つの注意点があります。
ドコモからIIJmioに乗り換える際の4つの注意点
- ドコモのキャリアメールや割引が使えなくなる
- ドコモの料金は解約月も日割りされない
- 期間限定のdポイントは失効する
- IIJmioは最新のiPhoneを販売していない
乗り換える前にこれらの注意点を知っておくと、安心してIIJmioと契約できるでしょう。
次項でくわしく解説していくので、必ずチェックしておきましょう。
①ドコモのキャリアメールや割引が使えなくなる
ドコモからIIJmioに乗り換えると、ドコモで使っていたキャリアメール(アドレスが「〜@docomo.ne.jp」のメール)や、ドコモ関連の各種割引サービスが使えなくなります。
IIJmio契約時にキャリアメール以外のメールアドレスが必要なので、事前にGmailなどのフリーメールアカウントを取得しておきましょう。
注意
- フリーメールでは迷惑メール扱いになってしまいフィルタブロックがかけられることがあるので、家族や友人にはフィルタ設定の変更をお願いしておきましょう。
また、IIJmioに乗り換えた時点でドコモは自動的に解約となります。
今までドコモで利用していた家族割やセット割、窓口サポートなども利用できなくなるのでご注意ください。
ドコモの契約内容の確認などは、IIJmioに乗り換える前に済ませておきましょう。
②ドコモの料金は解約月も日割りされない
ドコモは、原則として解約した月の利用料金が日割りされません。
月の途中で解約しても、丸々1ヶ月分の料金が請求されてしまいます。
したがって、できる限り月末までドコモを使ってからIIJmioに乗り換えたほうが、料金の無駄がなくお得です。
月初めにドコモを解約すると日割りされないので、使っていなくてもその1ヶ月の料金を全額支払う必要があるので注意して下さい。
③期間限定のdポイントは失効する
ドコモを解約する前にdポイントを使い切りましょう。
なぜなら、dポイントはスマホの料金の支払いや街のお買い物で使用できる便利なポイントですが、有効期限が設定されているdポイントがあるからです。
また、ドコモを解約するとポイントの存在を忘れがちになり、ポイントが貯まる機会も減ってしまいます。
ドコモ解約後のdポイントについて
- dカウントを持っている場合:ドコモ解約後もdアカウントを持っていればdポイントは失効しない
- dアカウントを持っていない場合:解約後にポイントが失効する
dアカウントを持っている場合は、ドコモ解約後もdポイントクラブ会員としてdポイントを継続利用できます。
しかし、どちらの場合でも、ドコモ解約前にdポイントを使い切ることでポイントの失効を防ぐことができます。
④IIJmioは最新のiPhoneを販売していない
(画像引用:IIJmio│SIMフリースマートフォンなど)
2023年5月現在、IIJmioでは最新のiPhone 14シリーズの販売はありません。
また、IIJmioで販売されているiPhoneは全て中古品・未使用品になるため、新品のiPhoneが欲しい場合は自分で用意する必要があります。
しかし、iPhone 13やiPhone SE(第3世代)の取り扱いはあるので、中古品であることが気にならず最新のiPhoneでなくても問題がないという方は、端末セットで購入するのもいいでしょう。
また、IIJmioでは最新のAndroid端末やリーズナブルな端末を数多く取り扱っているので、幅広い選択肢からスマホを選ぶことが可能です。
ドコモからIIJmioに乗り換える6つの手順
それでは、ドコモからIIJmioに乗り換える6つの手順をお伝えします。
ドコモからIIJmioに乗り換える手順(お手持ちのスマホをそのまま使いたい人)
- ドコモの機種をそのまま使いたい場合、IIJmioで使えるか確認する
- ドコモでMNP予約番号を取得する
- IIJmioへ申し込みをする
- SIM到着後、ドコモからIIJmioへ開通手続きをする
- ネットワーク設定(APN設定)をする
- データ移行・バックアップをする
乗り換えるステップをそれぞれ確認していきましょう。
①ドコモの端末をそのまま使いたい場合、IIJmioで使えるか確認する
(画像引用:IIJmio│動作確認端末)
ドコモで使っていたお手持ちの端末をそのまま使いたい方は、あらかじめIIJmio公式サイトの動作確認端末を確認しておきましょう。
なお、IIJmioへの乗り換えと同時に端末も購入する場合は、端末の動作確認は不要ですので、「②ドコモでMNP予約番号を取得する」へ進んでください。
IIJmioが取り扱っている回線は、ドコモ回線(タイプD/eSIM)とau回線(タイプA)の2種類です。
eSIMを使わず、かつ、ドコモ回線を選ぶ場合は、SIMロックを解除しなくても対応機種であれば手持ちの機種をそのまま使うことができます。
しかし、au回線を選ぶ場合や機種によっては、事前にSIMロックの解除が必要になります。
SIMロックについて
大手キャリアから購入したスマホは、そのキャリア以外の回線で利用できないようにロックが掛けられています。
このロックを解除することによって購入元以外の回線でも端末が使えるようになるので、必要に応じてSIMロックを解除しておきましょう。
尚、2021年10月以降に大手キャリアから販売された端末は予めSIMロックが解除されているため解除手続きは不要になります。
例えば、ソフトバンクで購入したスマホは、通常SIMロックを解除しないとソフトバンク回線でしか利用できません。
しかし、SIMロックを解除すれば、ドコモ回線やau回線を利用することも可能です。
ドコモで使っていた機種をそのまま使いたい方は、最初にIIJmioで使うことができる機種か確認しましょう。
ドコモで使っていたスマホをSIMロック解除する方法
ドコモで購入した端末のSIMロックを解除する手順を、以下8つの項目に分けて解説します。
① SIMロック解除の対象機種か確認する
まず、IIJmio公式サイトの動作確認端末から、回線タイプを選んだ上で、メーカー名や端末名を入力し、SIMロック解除対象機種か確認しましょう。
また、SIMロック解除対象端末をチェックする際は、以下4つの項目も事前に確認して下さい。
4つの確認事項
- SIM対応端末でもSIMロック解除できるか?
動作確認端末(eSIM/ドコモ網)に記載されている端末であれば可能です。 - 端末を分割購入している場合でもSIMロック解除できるのか?
購入日から100日経過していて、支払い方法をクレジットカード払いに設定している方は可能です。 - 端末購入サポートを適用している場合、いつでもSIMロックを解除することができるのか?
端末購入サポート(※新規受付は2019年5月31日に終了)が適用されてから100日経過していれば可能です。 - ネットワーク利用制限やおまかせロックがかかっていてもSIMロック解除できるのか?
スマホ代金の未払いや一定の条件でかかるネットワーク利用制限や、ドコモに連絡するだけで遠隔で端末をできるおかませロックがかかっている場合、SIMロックを解除することはできません。
② IMEI(製造番号)を確認する
続いてIMEI(製造番号)を確認しましょう。
IMEIは端末の識別番号のことで15桁の数字です。
後ほど必要になるので、メモしておくことをおすすめします。
IMIEの確認方法は以下のとおりです。
IMEI(製造番号)の確認方法
- iPhoneの場合:「設定」→「一般」→「情報」または電話アプリで「*#06#」と入力する
- アンドロイドの場合:電話アプリで「*#06#」と入力する
③ My docomoにログインして左上の「メニュー」をクリックする
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
④ メニューの中から「サービス一覧」をクリックする
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
⑤ 「SIMロック解除」の「パソコン/スマホ共通」をクリックする
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
⑥ 「SIMロック解除を行う機種の製造番号(IMEI)」に15桁のIMEI番号を入力する
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
⑦ 「手続内容を確認」の「SIMロック解除を申し込む」と「注意事項」に同意して先に進む
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
⑧ 「手続きを完了する」をクリックするとSIMロック解除が完了です
(画像引用:IIJmio│NTTドコモ SIMロック解除方法)
Android端末の場合、SIMロック解除コードが手続き画面に表示されるので、端末側で入力する必要があります。
忘れずにメモしておきましょう。
②ドコモでMNP予約番号を取得する
ドコモで使っていた電話番号をそのままIIJmioでも利用したい場合、ドコモから「MNP予約番号」を取得する必要があります。
MNP予約番号取得の手数料は無料です。
MNP予約番号とは?
現在利用している電話番号を他社に引き継ぐために必要な10桁の番号のこと。
移転元のキャリアで発行してもらい、移転先のキャリアへ伝える。
今回はドコモでMNP予約番号を発行してもらい、その番号をIIJmioへ伝える必要があります。
MNP予約番号は、以下3つの方法で取得できます。
連絡先 | 受付時間 | |
---|---|---|
オンライン | ドコモオンライン手続きから申込み | 24時間 |
店舗 | 全国のドコモショップ/d garden | 各店舗の営業時間内 |
電話 | ドコモの携帯電話から:151(無料) 一般電話から:0120-800-000 | 午前9:00 ~午後8:00 |
オンライン、店舗、電話それぞれの窓口で受付時間が違うため、事前に確認してから手続きを行ってください。
また、MNP予約番号には有効期限があります。
MNP予約番号を取得した日を含めて15日以内となっているので期限内にIIJmio(他社)へ乗り換えましょう。
注意ポイント
IIJmioに申し込むときは、MNP予約番号の有効期間が7日以上残っている必要があります。
もしも期間内に手続きできなかった場合は、ドコモで再発行してもらいましょう。
③IIJmioへ申し込みをする
IIJmioへ申し込む前に、以下の4つを用意しておく必要があります。
(画像引用:IIJmio│お申し込みの前にご用意ください)
IIJmioへの申込みに必要なもの
- クレジットカード:契約者本人名義のもの
- 本人確認書類:運転免許証、個人番号カード、日本国パスポートなど
- MNP予約番号:取得済みの10桁の番号
- メールアドレス:Gmailなどキャリア以外のもの
申込みに必要なものを用意したら、内容を確認しつつIIJmio公式サイトから申込みを進めていきます。
まず、公式サイトトップページの「ご購入お申し込み」を選択します。
(画像引用:IIJmio│お申し込みの前にご用意ください)
「量販店やオンラインショップなどで、事前支払いされたものはありますか?」の項目の「事前支払いしたものはない(通常)」を選択して「次へ」で先に進みます。
注意点
家電量販店などで有料販売されている「IIJmio音声通話パック」など、事前支払いしたものがある場合は、「事前支払いした(IIJmio音声通話パック等)」を選択して下さい。
(画像引用:IIJmio|お申し込み内容をお選びください。)
今回はドコモからの乗り換え(MNP)なので、「現在の携帯電話の電話番号はそのまま使いますか?」の項目の「他社から乗り換え(MNP)」を選択します。
(画像引用:IIJmio|お申し込み内容をお選びください。)
冒頭でも述べたように、ドコモで使っていた端末を使うか、端末も新しく購入するかによって申し込み内容が若干異なります。
SIMカードのみを購入する場合は「SIMカードのみ購入する場合」、端末も購入する場合は「端末とSIMカードをセットで申し込む場合」へ進んでください。
以後は、画面表示に従って手続きを進めていきましょう。
(画像引用:IIJmio│お申し込み内容をお選びください)
なお、ドコモで購入したスマホを継続して使用したい場合、「docomo、auどちらの回線を使いますか?」での項目では必ず「docomo回線(タイプD)を使う」を選択して下さい。
SIMカードのみ購入する場合
ここからは、SIMカードのみ購入する場合の手続きについて解説します。
SIMカードのみ購入する場合は、IIJmioで使用する端末のSIMカードのサイズを必ず確認してください。
SIMカードのサイズは以下の3つです。
SIMカードの種類
- 標準SIM
- microSIM
- nanoSIM
お使いの端末の種類によって利用できるSIMカードのサイズが異なります。
SIMカードのサイズが違うと端末にSIMカードを入れることができないので、通信することができません。
各端末のSIMカードサイズは、IIJmio公式サイト上の動作確認済み端末のSIMサイズ欄で確認できます。
事前に必ず確認しておいて下さい。
端末とSIMカードをセットで申し込む場合
続いて、端末とSIMカードをセット購入する場合の手続きについて解説します。
(画像引用:IIJmio│お申し込み内容をお選びください)
端末とSIMカードをセットで購入する場合は、音声通話SIM(「音声通話+SMS+データ通信」)を選びましょう。
これ以外を選ぶと、今まで使っていた電話番号を引き継ぐことができません。
(画像引用:IIJmio│お申し込み内容をお選びください)
IIJmioでは2021年12月時点で約40種類のスマホを取り扱っているので、セットで購入したいスマホを選んで申込みを進めて下さい。
④SIM到着後、ドコモからIIJmioへ開通手続きをする
申込み完了後、一週間程度でIIJmioからSIMカードが届きます。
手持ちのスマホのSIMを差し替えて開通手続きを行いましょう。
(画像引用:IIJmio│SIMサービス マニュアル)
開通手続きを行うには、IIJmioオンデマンド開通センターに電話をかけて、音声ガイダンスに従ってMNP転入の操作をします。
開通手続き完了後、自動的にドコモは解約となります。
IIJmioオンデマンド開通センターの連絡先電話番号や営業時間は下記の通りです。
電話番号 | 0120-711-122 |
---|---|
営業日 | 年中無休 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
開通手続きでは、乗り換え対象の電話番号とSIMカードの裏面に記載された識別番号の下4桁を入力する必要があるので、事前に準備しておきましょう。
ちなみに、全国のビックカメラ・ソフマップ・コジマ・ヨドバシカメラは即日開通に対応しています。
お急ぎの方は、お近くの店舗で手続きができるので検索してみてください。
⑤ネットワーク設定(APN設定)をする
開通手続きが完了したら、端末のAPN設定をしましょう。
(画像引用:IIJmio│初期設定)
インターネット通信を利用するにはAPN設定が必要です。
APN設定とは?
通信サービスを利用するために必要な設定です。
必要な情報を入力すると通信サービスを利用できるようになります。
APN設定の方法はiPhoneとAndroidで異なるので、以下にそれぞれの手順を詳しく解説します。
iPhoneのAPN設定
①スマホ本体にSIMカードをセットする
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
スマホ本体の電源を切った状態でSIMカードを交換します。
②App Storeから「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」アプリをダウンロードして起動する。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
「みおぽん」アプリをダウンロードする前に、iPhoneをWi-Fiにつなげておきましょう。
App Storeからみおぽんをダウンロードしたら、③「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」ログイン画面の下にある「設定」をクリックするへ進んでください。
みおぽんのダウンロードができない場合は、iOS(iPhone等) APN構成プロファイルから直接APN構成プロファイルをダウンロードし、構成プロファイルダウンロードの許可を求められたら「許可」を選択しましょう。
③「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」ログイン画面の下にある「設定」をクリックする。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
④「構成プロファイルのインストール」を選択します。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
構成プロファイルダウンロードの許可を求められるので「許可」を選択します。
ダウンロードが完了したら「閉じる」を選択してアプリを終了します。
⑤「設定」アプリを起動し、「一般」、「プロファイル」の順に選択する。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
⑥「ダウンロード済みプロファイル」内の「(Cellular) IIJmioモバイルサービス」を選択して「インストール」を選択して、「APN構成プロファイル」を「インストール」する
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
iPhoneにパスコードの設定をしている場合、パスコードの入力を求められるので入力して下さい。
⑦APN構成プロファイルのインストールが完了後、「構成プロファイル」内に「(Cellular) IIJmioモバイルサービス」が表示されていれば設定完了。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
注意点
AndroidのAPN設定
IIJmioで販売しているAndroid端末の多くは最初からAPN設定が済んでいる状態なので、SIMを挿すだけで使用できます。
通信できなかった場合はAPN設定が別途必要なので、必要に応じて設定して下さい。
①スマホ本体にSIMカードをセットする。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
スマホ本体の電源を切った状態でSIMカードを挿入します。
SIMカードの装着方法は機種ごとに異なるので、利用する端末の取扱説明書などを参考にセットしましょう。
②「設定」アプリを起動し、「無線とネットワーク」内の「モバイルネットワーク」を選択する。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
③「アクセスポイント名」を選択。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
④「アクセスポイント名(APN)」の中から「IIJmio」を選択すれば設定完了
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
※「IIJmio」の選択項目がない場合は、次の手順に進んで下さい。
⑤右上のメニュー(または「+」)から「新しいAPN」を選択して、以下の内容でAPN設定情報を入力して保存すれば設定完了
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
APN | iijmio.jp |
---|---|
ユーザ名 | mio@iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
MVNOの種類 | SPNp |
MVNO値 | タイプD:NTT DOCOMO タイプA:KDDI |
MCC | 440 |
MNC | タイプD:10 タイプA:51 |
注意点
- 端末のAndroidバージョンによっては表示内容や項目が異なる場合があります。
- デュアルSIM対応端末で他社SIMと併用して利用する場合の設定手順はこちらをご参照下さい。
- ギガプランの場合は、「MyIIJmio」アプリをインストールし、画面左上のメニューアイコンを開き、「構成プロファイルダウンロード」を選んでも、APN構成プロファイルをダウンロードできます。
⑥データ移行・バックアップをする
ドコモからIIJmioに乗り換える際、新しい端末を購入した方は、データ移行・バックアップが必要です。
電話帳や写真/動画、LINEやおサイフケータイなどアプリのデータの引き継ぎ設定は忘れずに済ませておきましょう。
データの移行・バックアップ方法としては以下の方法があります。
データの移行/バックアップ方法
- クラウド経由:iCloudやGoogle Driveなどのクラウドストレージサービス
- SDカード経由:SDカードスロット搭載機種のみ
- PC経由:iTunesなどのPCアプリ
- 赤外線経由:赤外線搭載機種のみ
新しい機種で乗り換え前と同じスマホ環境を作るためにも、データの移行やバックアップは必ず済ませましょう。
ドコモからIIJmioに乗り換える5つのメリット
ドコモからIIJmioに乗り換えると以下5つのメリットがあげられます。
ドコモからIIJmioに乗り換える5つのメリット
- ドコモより月額料金が3,575円安くなる(3GBの場合)
- データ量や契約SIMの種類が豊富なのでニーズに合わせて選べる
- 端末ラインアップが豊富
- ファミリー通話割引がある
- 契約後も充実したサポート体制
以下で、音声通話の料金で解説していくのでチェックしていきましょう。
①ドコモより月額料金が3,575円安くなる(3GBの場合)
MM総研が2021年8月に発表した調査結果によると、スマホ利用者の月間通信量は1GBが31.8%、「2GB」が11.7%、「3GB」が14.1%で、57.6%のユーザーが3GB以下の通信量というデータが出ています。
(画像引用:IIJmio│APN設定の流れ)
3GB以下が中央値のため、ここでも3GB使う場合で比較してみます。
ただし、IIJmioのギガプランには3GBプランがないため、4GBプランで比較いたします。
以下、料金プランを比較した結果です。
プラン名 | ドコモ | IIJmio |
---|---|---|
データ容量 | ギガライト ~3GB(割引なし) | 4GBプラン(割引なし) |
月額料金 | 4,565円 |
990円
|
※参考:(docomo|ギガライト)
※参考:(IIJmio|料金表)
IIJmioの4GBプランとドコモのギガライト(〜3GB)プランを比較すると、ドコモよりIIJmioの方が月額料金は3,575円安くなります。
年間で計算すると、なんと42,900円もIIJmioの方がお得です。
また、ギガライト(~3GB)は、IIJmioの4GBプランよりも1GBデータ容量が少ないにも関わらず料金が約4倍高いです。
この場合、みんなドコモ割が1,100円・ドコモ光セット割が550円・dカード割187円が毎月割り引かれたとしても月額2,728円なので、ドコモからIIJmioに乗り換えると、毎月の利用料金を大幅に削減することができます。
IIJmioはahamoより月額料金が970円安い
それでは、大容量が必要な場合はどうでしょうか。
今度は、容量が20GBに一本化されているドコモの新プラン「ahamo」とIIJmioを比較してみましょう。
プラン名 | アハモ | IIJmio |
---|---|---|
ギガ数 | 20GB | 20GBプラン |
月額料金 |
2,970円
|
2,000円
|
※参考:(ahamo|料金)
※参考:(IIJmio|料金表)
IIJmioも20GBの大容量プランが用意されており、ドコモの新プランであるahamoと比較しても、IIJmioの方が970円安いです。
年間だと、11,640円もお得になります。
②データ量や契約SIMの種類が豊富なのでニーズに合わせて選べる
IIJmioはニーズに合わせて豊富な5つの料金プランから選ぶことができます。
ドコモ(2種類) | IIJmio(5種類) |
---|---|
・ギガホ プレミア(データ容量無制限) ・ギガライト(1〜7GB|従量課金制) | ・2GBプラン ・4GBプラン ・8GBプラン ・15GBプラン ・20GBプラン |
ドコモは主にデータ容量無制限の「ギガホ プレミア」と、1〜7GBまで2GBごとに使った分だけ毎月料金を支払うギガライトの2種類しかありません。
IIJmioはライトユーザー向けの2GBからヘビーユーザー向けの20GBプランまで容量ごとに5種類から選べるので、ドコモより自分に合った最適なプランを選択しやすくなっています。
また、IIJmioはセット割(mio割)が適用されると、料金がさらに660円引きになるので大変お得です。
mio割とは?
光回線の「IIJmioひかり」とIIJmioのSIMサービスを同時に利用すると、毎月料金が660円割引になるサービスです。
mio割を適用すると月額金額の合計が以下のように割引されます。
ネット代 | スマホの通信代 | 合計金額 | mio割適用後の合計金額 | |
---|---|---|---|---|
マンションタイプ | 4,356円 | 858円 | 5,214円 | 4,554円 |
ファミリータイプ(戸建て) | 5,456円 | 858円 | 6,314円 | 5,654円 |
mio割は5つの料金プランから自分に合ったプランを選ぶことができて、さらにmio割を適用することでよりお得に利用することができる格安SIMです。
③端末ラインアップが豊富
(画像引用:IIJmio│豊富な端末ラインアップ)
IIJmioは取り扱うスマホの種類が豊富です。
最新のAndroid端末からMVNO限定機種、中古のiPhoneシリーズなど、取り扱いスマホは全部で40機種以上に及びます。
販売価格は量販店より安い場合が多く、さらにお得なMNP限定特価が設定されている機種もあります。
ただし、売り切れて「次回入荷未定」となっている機種もあるので、気に入った端末があれば早めに購入しましょう。
また、IIJmioでは端末の転売対策の取り組みを行っています。
以下のような場合、転売目的の購入と判断され申込みを断られる可能性があります。
端末の転売目的と判断される例
- 申し込み日から直近1年以内に音声SIMを10回線以上解約している場合
- 同一世帯/同一住所に属する複数人の方がそれぞれ複数の端末を購入する場合
④ファミリー通話割引がある
(画像引用:IIJmio│便利で充実した機能)
IIJmioは申込不要・月額基本使用料0円でファミリー通話割引を利用することができます。
ファミリー通話割引は、同一契約者名義または同一mioID内ご契約中の音声通話SIM同士で通話する場合、通話料が20%割引になるサービスです。
通常料金 | 11円/30秒 |
---|---|
ファミリー通話割引適用時 | 8.8円/30秒 |
ファミリー通話割引利用時の通話料金は、通常の通話料金と比べて30秒あたり2.2円安くなります。
家族でIIJmioに乗り換える方は、家族間での通話料金が安くなるので大変お得です。
⑤契約後も充実したサポート体制
(画像引用:IIJmio│安心安全のサポート)
IIJmioは契約後のサポート体制が充実しています。
実店舗が無いので不安に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、1,700件以上のFAQを掲載したサポートサイトをはじめ、電話、メール、Twitter、WEBチャットが完備されているので安心です。
契約後のサポート体制も万全なのはIIJmioの強みになります。
IIJmioのお得なキャンペーンを活用しよう
現在、IIJmioでは新規申し込みの方へお得な2つのキャンペーンが開催されています。(2023年5月現在)
- ギガプラン限定 スマホ大特価セール
- 通話定額オプション割引キャンペーン
キャンペーン期間 | 2023年4月1日 ~2023年5月31日 まで | |
---|---|---|
内容 | ・キャンペーン期間中に新規でギガプランの音声SIM(MNP転入)と対象端末をセット購入すると端末本体を特別価格で提供。 ・さらに、一部機種は音声SIM(MNP転入)と対象端末をセットと同時に通話定額オプションを申し込むとさらに割引。 |
ギガプラン限定 スマホ大特価セールは、音声SIMプランと端末を同時に購入すると、端末が特別価格で提供されるお得なキャンペーンです。
通話定額オプションも申し込むとさらにお得になるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
キャンペーン期間 | 2023年4月1日 ~2023年5月31日 まで | |
---|---|---|
内容 | ギガプランを新規申し込み、またはご利用中の方がキャンペーン期間中に通話定額オプションを申し込むと、通話定額オプション料金を利用開始月から最大6ヵ月間410円割引されます。 | |
対象の通話定額オプション | ・通話定額5分+ ・通話定額10分+ ・かけ放題+ |
通話定額オプション割引キャンペーンは、対象の通話定額オプションを申し込むと、月額料金が6ヵ月間410円割引になるキャンペーンです。
こちらは、新規の方だけでなく利用中の方も申し込めます。
まとめ
ここまで、ドコモからIIJmioに乗り換える手順や、8つの注意点について説明してきました。
ドコモからIIJmioに乗り換えるには、SIMのみ購入する場合と端末セットで購入する場合で申込み手順が若干異なりますが、基本的な申込手順に変わりありません。
本記事を参考に、メリット・デメリットを理解した上で、ドコモより月額料金の安いIIJmioへ乗り換えてみてはいかがでしょうか。
格安SIMは安いって聞くけれど、キャリアを乗り換えるのはなんとなく面倒そう……。
そんな印象がありますか? もしも乗り換えが初めてであれば、なおさらですね。
でもドコモからIIJmioへ乗り換えれば、家族割やdカード割の分を差し引いても、あるいはahamoと比べても、けっこう安くなるんです。
IIJmioではハイエンド機からバリュー機まで数多くのスマホを扱っていますし、機種によってはキャンペーンでギフト券までもらえちゃうので、スマホの買い換えと同時に乗り換えるのも一案ですね。
IIJmioのメリット・デメリットから、実際の手順まで、チェックポイントを網羅したこの記事をガイドにして、乗り換えを検討してみましょう!