ソフトバンクからLINEMOへのMNP転出手数料は無料!乗り換えする手順や注意点を解説
2021年2月18日、SoftBankは新料金プランLINEMOのオンライン契約を3月17日からスタートすると発表しました!
LINEMOは月額料金こそauのpovoと同じ20GBで2,728円(税込)ですが、LINEのトークや通話が使い放題であることが特徴です。 「通話はLINEが中心!」という人にとっては、魅力的なプランなのではないでしょうか? しかしLINEMOはMNPの手続きが面倒との話しも漏れ伝わってきます。
そこで今回の記事では、LINEMOへのMNPやソフトバンクやワイモバイルからの契約変更を考えている人に向けて、手順や注意点をくわしく紹介します。
記事を読み終わったころには、LINEMOにMNPするにはどうすればいいのか把握して、スムーズに乗り換えできるようになっているはずです!
※なお、記事内の価格はすべて税抜で表示しています。
目次
目次
◀︎
ソフトバンク・ワイモバイルから乗り換えの場合もMNPが必要
LINEMOは、同一ブランドであるソフトバンク、ワイモバイルから乗り換える場合でもMNPが必要です。
ドコモのahamoやauのpovoは、同一ブランド内の別プランから新プランへの乗り換えは、契約変更の手続きのみで済みます。
LINEMOは他キャリアから乗り換える人と同様に、ソフトバンクやワイモバイル利用者であってもMNPの手続きが必要になる点が、「MNPが面倒」といわれている理由です。
乗り換え手数料は無料
ソフトバンクやワイモバイルからLINEMOへの乗り換えは、MNPの手続き自体は必要ですが、乗り換え手数料は無料です。
また、SoftBankはソフトバンク・ワイモバイルからLINEMOへの乗り換えは、契約解除料9,500円も無料にすると発表しています。
MNPの手続き自体はなくなりませんが、費用は発生しないので、気軽に乗り換えができるのではないでしょうか。
LINEMOへMNPする手順
それでは具体的にLINEMOへMNPする手順を確認していきましょう。
SoftBankユーザーも、同じ手順を踏むことになりますので、乗り換えを検討している人はチェックしておいてくださいね!
①契約中の会社からMNP予約番号の取得
SoftBank、または他社からMNPするときには、MNP予約番号を取得します。
SoftBankを含む大手キャリアの、MNP予約番号の取得方法は以下のとおりです。
キャリア | 電話で取得する場合 | Webで取得する場合 | |
---|---|---|---|
SoftBank | *5533 (ソフトバンク携帯電話から) または 088−100−5533 (一般電話などから) (午前9時~午後8時) |
| |
au | 0077-75470 (午前9時~午後8時) |
| |
ドコモ | 151 (ドコモ携帯電話から) または 0120-800-000 (午前9時~午後8時) |
| |
楽天モバイル | 050-5434-4653 (午前9時~午後8時) |
|
その他の通信事業者については、それぞれのホームページから確認してみてくださいね。
ただ、MNP予約番号の取得時期には注意が必要です。
MNP予約番号は15日間の有効期限があるので、あまりに早く取得してしまうと使う前に期限が切れてしまうためです。
有効期限が切れると無効になり、再度取得する手間がかかってしまいます。
MNP番号は、通常は申し込んだらすぐに発行されるので、乗り換える日を決めてから申し込むのが無難です。
②LINEMO専用サイトから申し込み
MNP予約番号を取得したら、LINEMOの専用サイトから申し込みへと進みましょう。
LINEMOはオンライン専用プランとなっているので、近所にあるSoftBank店舗に行っても手続きしてもらえません。
2月20日現在、まだ申し込みページは開設されていないので、準備が整うのを待ちましょう。
なおLINEMOは、2021年3月16日まで先行エントリーを受付しています。
エントリーしたうえで、2021年3月17日〜2021年5月31日までに正式契約すると、PayPayボーナス3,000円相当がもらえます。
乗り換えを予定している人は、PayPayボーナスがもらえるうえ、最新情報もメールしてもらえるのでエントリーしておくといいでしょう。
LINEMOへMNPする際の注意点
LINEMOにMNPするには、いくつか注意点があります。
他キャリアを使っている人はもちろん、SoftBankユーザーもMNPが必要ですので、あらかじめチェックしておいてくださいね!
契約更新月と違約金を確認する
LINEMOにMNPする前に、契約更新月と違約金は必ず確認しておきましょう。
現在契約しているプランが、「1年契約」や「2年契約」など、契約期間に縛りがあるものだったときには、違約金が発生する可能性があるためです。
たとえばドコモやauの場合では、契約更新期間以外で解約すると、契約内容によっては1,000円〜9,500円もの契約解除料が発生してしまいます。
更新期間は契約更新日の前に1カ月、後に2カ月取られているのが一般的なので、
「更新月が始まるまであと1カ月で、今MNPしたら契約解除料が9,500円かかる」
といったケースでは、1カ月待ったほうが乗り換えにかかる費用を安く抑えられる可能性が高くなります。
ただ、契約更新期間の開始が数カ月先といったケースでは、契約解除料を払ってでも乗り換えたほうが、トータル的に安くなることもあります。
たとえば契約更新期間の開始が3カ月後だとした場合、
- 契約更新日までに払う見込みの3カ月分の料金
- LINEMOに乗り換えて払う見込みの3カ月分の料金+契約解除料+MNP転出手数料
を比較して、乗り換えたほうがお得になるかを判断するのがおすすめです。
なお、ソフトバンク・ワイモバイルからのMNPは、契約解除料・MNP転出手数料ともに不要とされています。
手続きは必要ですが、費用は発生しないので気軽に乗り換えできますね!
手数料を確認する
通信事業者 | MNP転出手数料 |
---|---|
SoftBank | 3,300円 ※2021年3月17日に廃止 ※LINEMOは手数料なし ※LINEMOヘのMNPは手数料不要 |
au | 3,300円 ※2021年4月1日に廃止 ※povoは手数料なし |
ドコモ | 3,300円(一部2,200円) ※2021年4月1日に廃止 ※ahamoは手数料なし |
楽天モバイル | 手数料なし |
このように、現在MNP転出手数料を徴収しているキャリアも、順次廃止を決めています。
場合によっては、廃止になる日まで待ったほうがお得にMNPできる可能性があります。
更新期間がいつなのか、契約解除料がいくらになるのかとあわせ、いつMNPするのが一番お得かを考えるのがおすすめですよ!
これまでのキャリアメールは使えなくなる
LINEMOでは、これまでのキャリアメールは使えなくなることにも注意しましょう。
キャリアメールとは、「@i.softbank.ne.jp」のように、携帯を契約したキャリアから発行されていたメールアドレスのことです。
最近はメールよりもLINEなどのアプリやSNSのメッセージ機能を使う人が増えてきました。
それでもまだまだメールが中心!といった人は少なくないでしょう。
とくに同じキャリアをずっと使っていた人は、慣れ親しんだメールアドレスが使えなくなったら困る人もいるかもしれません。
そういった人は、乗り換えするかはよく考えるようにしましょう。
なお、キャリアメールが使えなくなっても、Gmailなどのフリーメールでアドレスを取得すれば、メール自体は使用できます。
友人や知人にお知らせするのが少々面倒かもしれませんが、思い切ってキャリアメール依存から脱却しておくと、今後気楽に乗り換えができるようになります。
この機会に検討してみるのもおすすめですよ!
現在使っている端末がLINEMOで使えるか確認する
MNPするときには、現在使っている端末がLINEMOの対応機種かを確認しておくことも大切です。
LINEMOはeSIMにも対応を予定しています。
対応機種を持っているなら、オンライン上での申し込み手続きが完了して開通すれば、すぐにサービスが使えるようになります。
ただ、LINEMOの対応端末は2021年3月上旬に発表するとされていますが、3月10日現在でまだ対応端末の発表がありません。
ワイモバイルで使える機種はLINEMOでも使用できる見込みとされてはいますが、未確定です。
2014年前後に発売された古い機種は非対応となる可能性もあるので、乗り換えを検討する方は対応端末の発表を待ってから乗り換えを検討するようにしましょう。
なおLINEMOでは、端末のセット販売は現時点では予定されていません。
LINEMOにMNPするなら、対応端末を確認し、用意してから契約手続きに進むようにしてくださいね。
端末を変える場合は、各種アプリの引き継ぎ設定を行う
LINEMOへの乗り換えと同時に端末を変えるときには、各種アプリの引き継ぎ設定をしておきましょう。
今使用している端末をそのまま使うなら、SIMの切り替えだけで問題ありませんが、端末自体も変更するならデータの移行が必要です。
多くのアプリはデータを移行すればそのまま引き継がれ、ログインしなおすだけで使用できます。
しかしなかにはLINEのように、引き継ぎ設定をしておかないと、データが消える可能性があるアプリもあるので注意しましょう。
LINEの場合は、古い端末の設定画面から「アカウント引き継ぎ」をオンにしておく必要があります。
そして36時間以内に新しい端末で引き継ぎ設定すれば、スムーズにデータを引き継げる仕組みです。
LINEMOはLINEがギガフリーになることが売りなので、スムーズに移行を済ませたいですね。
ほかにも使用しているアプリで引き継ぎ設定が必要なものがないか、あらかじめ調べておくと「データが消えた!」と慌てなくてすみますよ。
LINEMOのMNP手順のまとめ
LINEMOは、他社からはもちろん、ソフトバンクやワイモバイルからの乗り換えでもMNPの手続きが必要です。
SoftBankを使っている人にとっては少々面倒かもしれませんが、MNP予約番号をもらうだけなのでそれほど手間ではないですよ!
もちろんSoftBankからのMNPなら手数料もかかりません。
MNPをするときには、更新期間やMNP転出手数料の廃止日を確認しておくようにしましょう。
いつMNPするかによって、契約解除料やMNP転出手数料が違ってくるので、わずか数日で損をしてしまう可能性があります。
同じMNPするなら、少しでもお得になるタイミングを見計らうのがおすすめです!
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。