ワイモバイルと OCNモバイルONEを料金・速度などで比較!おすすめなのはどれ?
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「ワイモバイル」と「OCNモバイルONE」は、同じ格安SIMでもそれぞれサービス内容に違いがあります。
あなたのニーズに合うMVNOはどちらでしょうか。
個人で格安スマホを契約するという視点で見ると、基本料金プランが比較的安く、豊富な機種ラインナップから選べるOCNモバイルONEがおすすめです。
しかし、実際に確認してみないとわからないですよね。
そこで、当記事ではワイモバイルとOCNモバイルONEの総合比較からメリット・デメリットをピックアップいたします。
選ぶ時の参考にしてみてくださいね。
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「ワイモバイル」の特徴
「ワイモバイル(Y!mobile)」の特徴は以下の通りです。
- 通信速度が安定している
- 全国4,000店舗で対面サポートが受けられる
MMD研究所の調査結果表をご覧ください。
ワイモバイルは朝・昼・夕と通信速度が速く、他の格安SIMよりも安定して快適に通信できるとわかりますね。
全日 | 朝 (9時~10時) | 昼 (12時~13時) | 夜 (17時~18時) | |
---|---|---|---|---|
UQモバイル | 47.6 | 38.5 | 46.7 | 57.5 |
Y!mobile | 38.5 | 41.8 | 36.4 | 37.2 |
イオンモバイル(D) | 29.1 | 29.7 | 29.1 | 28.6 |
OCNモバイルONE | 28 | 28.2 | 15.5 | 40.3 |
mineo(D) | 27.5 | 32.4 | 6.3 | 43.8 |
mineo(A) | 17.7 | 30.3 | 3.2 | 19.5 |
BIGLOBEモバイル(A) | 16.6 | 34.3 | 4.1 | 11.3 |
mineo(S) | 14.8 | 21.6 | 4.5 | 18.4 |
BIGLOBEモバイル(D) | 8.8 | 23.8 | 0.9 | 1.7 |
IIJmio(D) | 8.5 | 21.6 | 1.4 | 2.7 |
楽天モバイル(A) | 7.1 | 17.5 | 1.3 | 2.4 |
イオンモバイル(A) | 5.7 | 13.3 | 1 | 2.8 |
IIJmio(A) | 5.1 | 11.6 | 1.1 | 2.6 |
楽天モバイル(D) | 5.1 | 11 | 1.7 | 2.5 |
LINEモバイル(D) | 4.8 | 9.8 | 2.5 | 2 |
LINEモバイル(S) | 4.1 | 9.1 | 1 | 2.2 |
LINEモバイル(A) | 3.7 | 10.2 | 0.3 | 0.5 |
(単位はMbps、数値が高いほど速い)
参照:MMD研究所_2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査「主要3都市の通信速度調査結果」
なぜ通信が安定しているのかというと、ワイモバイルはSoftBankのサブブランドのため他社回線を間借りするのではなく、ソフトバンク回線を使用してサービスを提供しているためです。
また、ワイモバイルは全国に約4,000店舗を構えています。
サービスや料金面で気になることがあっても、すぐ相談に行ける・サポートが受けられることが特徴です。
「OCNモバイルONE」の特徴
「OCNモバイルONE」も通信速度が安定していることが特徴です。
なぜなら「OCNモバイルONE」は、docomoと同じNTTグループブランドで、docomo回線を使用しているためです。
さらにOCNモバイルONEは「ドコモのエコノミーMVNO」として販売されており、OCNモバイルONEのサポートはドコモショップでも受けることができます。
相談しながら端末選び・購入手続きをしたい方は、家電量販店の即日受渡カウンターを確認してみましょう。
ワイモバイルとOCNモバイルONEを総合比較
それでは、両ブランドを総合的に比較していきましょう。
- 月額料金プランを比較
- 通信速度を比較
- 対応端末・取り扱い機種を比較
- キャンペーンを比較
どちらが自分に合う格安SIMか確認してくださいね。
月額料金プランを比較
OCNモバイルONEは2021年4月に新料金プランを新設し、ワイモバイルは2021年8月から料金プランを刷新しました。
両社の月額料金を比較すると、OCNモバイルONEの方がお得です。
以下の料金表を確認してみましょう。
ワイモバイル | OCNモバイルONE(音声) | |
---|---|---|
500MB | - | 550円 |
1GB | - | 770円 |
2GB | - | - |
3GB | 2,178円 | 990円 |
6GB | - | 1,320円 |
10GB | - | 1,760円 |
15GB | 3,278円 | - |
25GB | 4,158円 | - |
※2022年4月現在
3GBプランを比較するとわかりますが、料金に2倍の差があることがわかります。
そして、OCNモバイルONEでは10GBでも1,760円です。
一方、ワイモバイルの基本料金はOCNモバイルONEに比べて高くなっています。
しかし、OCNモバイルONEには設定されていない15GB・25GBのデータプランがあります。
このことから、基本料金を抑えたい人はOCNモバイルONE、データ容量で選びたい方はワイモバイルがおすすめです。
通信速度を比較
通信速度は、双方とも自社回線を利用するため遜色はありません。
朝 | 昼 | 夜 | |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 81.48Mbps | 49.67Mbps | 36.09Mbps |
OCNモバイルONE | 48.74Mbps | 28.98Mbps | 52.84Mbps |
(画像引用:みんなのネット回線速度)
※2021年10月現在
通常、多くの方が回線を利用する昼・夜の時間帯は速度が遅くなってしまうのですが、両社とも極端に速度が落ちることはありません。
大手キャリア並みに安定して通信でき、定期的にネットワークの増強を行なっているため、 どちらも格安SIMながら快適に利用できます。
対応端末・取り扱い機種を比較
取り扱い機種のラインナップが豊富なのはOCNモバイルONEです。
iPhoneは両ブランドとも新品を購入できますが、ワイモバイルは最新機種中心の品揃え、OCNモバイルONEは比較的リーズナブルな古い機種もラインナップしています。
また、Android機種についてもバリエーションが豊富です。
ワイモバイル取り扱い機種 | OCNモバイルONE取り扱い機種 | |
---|---|---|
iPhone | iPhone SE(第3世代) iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone SE(第2世代) iPhone 11 iPhone 7 iPhone 6s | iPhone 12 iPhone 12 mini 中古 iPhone (iPhone 7) (iPhone XR) (iPhone XS) (iPhone 11) |
Android | Android One S9 かんたんスマホ2+ OPPO Reno5 A AQUOS wish Libero 5G Ⅱ Redmi 9T Xperia 10 III Libero 5G Android One S8 AQUOS sense4 basic OPPO Reno3 A かんたんスマホ2 かんたんスマホ Xperia 10 Ⅱ Android One S7 Android One S6 Libero S10 Xperia 8 HUAWEI P30 lite Android One X5 Android One S5 | Xiaomi 11T Pro |
※2022年4月現在
MMD研究所の満足度調査では、格安SIMの端末のお得さ(セット端末の安さ)で、OCNモバイルONEは1位に輝いています。
実際に端末ラインナップは豊富であり、中古端末も安いためか売切れ続出です。
狙っている機種は早めに入手した方がよいでしょう。
このように、機種選びの視点ではOCNモバイルONEをおすすめします。
キャンペーンを比較
新規契約がお得なのは、ワイモバイルのキャンペーン展開です。
新規申し込みから1年間、月額550円のデータ増量が無料なのでデータ量を使い切っても安心なうえ、Yahoo!やPayPayなどのグループブランドの特典が受けられることも強みです。
一方、OCNモバイルONEは端末購入をお考えの方・他社からの乗り換えをお考えの方に嬉しいキャンペーンを展開しています。
MNPで13,000円の割引・対象オプション同時加入で2,000円割引のため、期間中に申し込むとお得です。
ワイモバイルキャンペーン | OCNモバイルONEキャンペーン | |
---|---|---|
新規契約・ 契約変更・端末購入 | ソフトバンクホークスオンラインファンミーティングへ無料ご招待キャンペーン 【期間:2021年10月31日まで】 シンプルM/L加入者にホークスの選手やOBが参加するオンラインファンミーティングに招待 | スマホ最安1円(税込)~ セール 【期間:2021年10月25日まで】 ※他社からの乗り換え(MNP)で13,000円オフ! 対象オプション同時加入で2,000円オフ |
データ増量無料キャンペーン2【期間:終了未定】 初めてデータ増量オプション申し込み・契約の場合、データ増量オプションの月額料が1年間無料 | OCN モバイル ONE 音声対応SIM&「ABEMAプレミアム」新規お申し込みで5,000円キャッシュバック&「ABEMAプレミアム」実質6カ月無料!キャンペーン 【期間:2021年10月31日まで】 | |
下取りプログラム【期間:終了未定】 新規加入、MNP、機種変更の際、それまで利用していた機種を下取りし、機種に応じて毎月のご利用料金から割引 | OCNでんわ 最大12カ月おトクがつづく完全かけ放題が月額1,100円キャンペーン【期間:終了未定】 【期間:2021年10月31日まで】 gooポイントサイトからエントリーで翌月から12カ月間、「OCNでんわ 完全かけ放題オプション」通常月額基本料1,300円を月額基本料1,000円に | |
60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン【期間:終了未定】 60歳以上の場合、国内通話がかけ放題のシンプルS/M/Lの通話定額オプション「スーパーだれとでも定額(S)」の月額料が1,100円(永年)割引き | - | |
ワイモバイル→ソフトバンクのりかえ特典【期間:終了未定】 ソフトバンクへののりかえで、各種手数料が無料に。さらに、毎月の通信料を2,800円(税抜)(3,080円)×12ヵ月割引 | - | |
新どこでももらえる特典 【期間:終了日未定】 エントリー後にワイモバイルを契約するとpaypayボーナスがもらえるチャンス | - | |
その他 | でんき代初月全額が0円!ぜんぶタダ! 【期間:終了未定】 おうちでんきに乗り換えるとでんき代初月無料 | 買い替え応援プログラム 【期間:終了未定】 古いスマホを下取りに出すとスマホセットで使える15,000円引きクーポンプレゼント |
街のPayPay祭 【期間:2021年11月28日まで】 ソフトバンク・ワイモバイルスマホユーザーはPayPayを使うと超おトクに | OCN光モバイル割「もっと割」キャンペーン 【期間:2021年11月1日まで】 OCN光とOCNモバイルONEのセット割でスマホ代がお得になる | |
もっとPayPayあげちゃう! 【期間:終了未定】 ワイモバイルユーザーは厳選ストアだけを集めたPayPayモールでのお買い物がとってもおトクに | - |
※2021年10月現在
期間限定と終了未定のキャンペーンがあるため、こまめに公式ホームページはチェックしておきましょう。
データ繰越を比較
これまでは、OCNモバイルONEの方が繰り越せるデータ量の上限を気にせず使えました。
しかし、2021年8月からはワイモバイルでも繰越できるようになっています。
OCNモバイルONEでは、余ったデータ量は翌月末まで上限なしでそのまま繰り越せます(ただし110MB、170MB/日コースは、翌日までの繰越)。
ワイモバイルのシンプルS/M/Lプランも余ったデータの繰り越しは翌月末までですが、繰り越しできるデータ量には上限が設けられる予定です。(2022年1月(予定)までは、翌月に繰越できるデータ容量に上限はありません)。
オプションを比較
オプション数は、ワイモバイルの方が充実しています。
通信・通話のオプション以外にも、ワイモバイルならではのヤフー連携サービスも付加できます。
ヤフー関連のサービスを日頃から利用している人なら、ワイモバイルのオプションの方が魅力的です。
ヤフー連携サービス |
| |
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便利・お楽しみ |
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通信 |
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安心・安全 |
| |
国際サービス |
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その他 |
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通話 |
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---|---|---|
国際サービス |
| |
セキュリティ |
| |
サポート |
| |
国際サービス |
| |
その他 |
|
ワイモバイルの方が、自分に必要なオプションを細かく設定することができます。
サポート体制を比較
サポート体制ではワイモバイルが優位です。
実店舗での対面サポートだけでなく、チャットや電話の24時間自動応答、twitterへの直接質問など非対面のサポートも充実しています。
OCNモバイルONEは専用の実店舗はありませんが、月額500円のオプションで、専用電話や遠隔操作の有料サポートを無制限で受けられます。
操作に慣れるまではオプション契約をしておくと便利です。
実店舗 | 電話 | チャット | メール | その他 | |
---|---|---|---|---|---|
ワイモバイル | 全国約4,000店舗 | 自動応答/24時間 有人対応/9時〜20時 年中無休 | 自動応答/24時間 有人対応/9時〜18時 年末年始休業 | メールフォームから受付 | twitter公式アカウントに直接質問可能 |
OCNモバイルONE | 専用実店舗なし 家電量販店にて受渡カウンター | <新規・変更> 有人対応/10時〜19時 日曜・祝日・年末年始除く <接続・設定> 有人対応/10時〜18時 年末年始除く <料金請求> 有人対応/9時〜17時 土曜・日曜・祝日・年末年始除く | 自動応答/24時間 | メールフォームから受付 | 専用電話や遠隔操作サポートあり(月額500円/無制限) |
格安スマホビギナーなら、実店舗での対面サポート、非対面サポートの対応時間といった面から見て、ワイモバイルの方が安心して利用できます。
解約ルールを比較
契約に縛りがないのは、ワイモバイルです。
いつでも無料で解約ができて、解約金(違約金)も発生しません。
OCNモバイルONEは、音声対応SIMの場合のみ購入時期によって最低利用期間と解約違約金が設定されています。
SMS対応SIM、データ通信専用SIMの場合はいつでも解約ができて解約金(違約金)も不要です。
音声対応SIMを2019年11月20日以降に契約した人は、新コースの場合、最低利用期間なし・解約違約金なしになっています。
新コース以外の場合は最低利用期間6ヶ月目までは1,000円の解約違約金が必要です。
ワイモバイルの方が、解約ルールがシンプルで、解約タイミングを気にすることはありません。
ワイモバイルとOCNモバイルONEのメリット・デメリット比較
両社のメリット・デメリットを抜粋して比べてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ワイモバイル |
|
|
OCNモバイルONE |
|
|
ワイモバイルのメリット・デメリット
ワイモバイルのメリットは、なんといってもSoftBankのサブブランドであることです。 自社回線で通信速度は安定していて、困った時は実店舗に頼れるといった安心感があります。
デメリットは他ブランドと比べると料金設定が高めということで、自分にとってのコスパを見極める必要があります。
OCNモバイルONEのメリット・デメリット
OCNモバイルONEのメリットは、 料金プランが柔軟に選べるので無駄のない使い方ができるという点です。
プランに設定されているデータ容量も控えめなので、docomo回線をお得に使えるのも嬉しいポイントです。
ただし、購入時は家電量販店のカウンターで有人対応を受けられますが、実店舗はありません。
使い方を相談したい方は不便さを感じるかもしれません。
こんな人はどっちを選べばいいの?
それでは最後に、ワイモバイルとOCNモバイルONEのどちらを選べばいいか、3つのケースをご紹介します。
家族で一緒に契約したい人はワイモバイルがおすすめ
家族で一緒に契約したい人はワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルは3Gプラン料金で2,178円、OCNモバイルONEは990円と1回線だと高額ですが、家族割は2回線目以降1,188円の割引が適用されるので、一緒に契約したい回線数が多いほどお得になるからです。
iPhoneを使いたい人はOCNモバイルONEがおすすめ
iPhoneをお得に購入できるのはOCNモバイルONEです。
中古iPhoneから最新のiPhoneまで、お得なセット販売をしているからです。
MNP・対象オプション加入キャンペーンが適用されると、15,000円も安くなります。
(2021年10月現在)
使い方を直接教えて欲しい人はワイモバイルがおすすめ
契約後も対面で相談したいという人にはワイモバイルがおすすめです。
全国約4,000の専用実店舗があるので、相談しやすい環境にあります。
OCNモバイルONEには専用の実店舗はありませんが、家電量販店にある即日受渡カウンターで対面契約が可能です。
まとめ
SoftBankのサブブランドのワイモバイル、NTTグループのOCNモバイルONEは、いずれも大手キャリアに準ずるサービスが充実していて、同様の優位点があります。
個人で格安スマホを契約するという視点で見ると、基本料金プランが比較的安く、豊富な機種ラインナップから選べるOCNモバイルONEがおすすめです。
それぞれの強みをチェックして、どちらが自分に合うか検討してみてくださいね。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。