ADSLはあと4年で廃止!契約・乗り換え候補のインターネットをわかりやすく比較
もしあなたが現在ADSLをお使いなら、「2023年にADSL廃止」という報道にビックリしたのではないでしょうか。
ADSLの廃止は、2025年にある「アナログ回線の廃止」や、そもそもADSL利用者が減少したことなどが主な理由となっています。

この記事ではこんな疑問に答えます!
- ADSLのインターネットを使い続けるにはどうしたらいいの?
- 光回線に乗り換えると料金が高くなるんじゃないの?
- そもそも自宅がどういう回線を使っているのかわからない…
この記事ではそんなADSL利用者のネット環境に関するお悩みの解決方法をご提案いたします。
結論から言うと、以下の2パターンに別れます。
- お住まいの地域に光回線が敷かれていなければADSLを引き続き利用可能
- お住まいの地域に光回線が敷かれていれば、ADSLは2023年で廃止
⇒他の回線へ契約し直す必要がある

後半の「タイプ別・ADSLからの乗り換え候補インターネット」の章では、ADSLから乗り換える場合のオススメ回線も紹介しているのでご安心ください。
これからもインターネットを楽しくお得に使い続けるために、今の自分のインターネット状況をしっかりチェックしましょう!
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- ソフトバンク光
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- おうち割光セットでソフトバンク・ワイモバイルのスマホ代がお得に
- フレッツ光と同じ回線でマンションでも安心
- 他社からの乗り換えで最大38,500円キャッシュバック
- 公式サイトへ
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- ドコモ光
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- ドコモ光セット割でドコモのスマホが毎月最大1,100円割引
- フレッツ光と同じ回線でマンションでも安心
- オプションなしで最大45,000円のキャッシュバック実施中
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- NURO光
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- 最大2Gbpsと通常プランの速度が速い!
- オプション不要で45,000円の高額キャッシュバック
- 月額料金も2Gbpsなのに高くない
- 公式サイトへ
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- WiMAX 2+
(GMOとくとくBB) -
- 工事なしですぐに使えるポケット型WiFi
- 40,000円の高額キャッシュバック
- 速度・エリアともに安定のWiMAX回線
- 公式サイトへ
- WiMAX 2+
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- eo光
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- オリコン顧客満足度6年連続1位受賞
- 関西エリアの戸建て住宅向けにサービスを展開
- プラン問わず12ヶ月間月額3,250円で利用可能
- 公式サイトへ
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戸建て マンション NURO光 5,217円 2,090円~ ドコモ光 5,720円~ 4,400円~ ソフトバンク光 5,170円~ 3,630円~ WiMAX 2+ 3,936円~ eo光 3,248円~ ー
※料金はすべて税込価格です。
ADSLは2023年1月廃止
参照:NTT東日本_「フレッツ光」提供エリアにおける「フレッツ・ADSL」の提供終了等について
2017年11月、NTT東日本/西日本は2023年1月31日をもってADSLサービスを終了させることを発表しました。
同社はその理由として、
- ADSLから光回線への移行が進み利用者が減少したこと
- 設備の保守部品の入手が難しくなってきたこと
を挙げています。
NTTは、現在ADSLを利用している人に対して光回線への移行を推奨しています。
フレッツ光非対応エリアならADSLは引き続き利用可能
ADSL終了に関して気をつけたいのはADSLの提供終了はフレッツ光の提供エリアに限られていることです。
つまり、あなたの家がフレッツ光に対応していないエリアの場合、2023年以降もADSLを使い続けることができます。
下記のページで自分の地域がフレッツ光対応かどうかを調べてみましょう。
2023年に廃止されるのはNTTのADSLのみ
またYahoo!BB、@nifty、tigers-net.comなどのADSLサービスはNTTとは違い、今のところ引き続きADSLを提供し続けていくとのことです。
これらの事業者では現在も、引き続き新規申込も募集しています。
ただしこれらのサービスも、2023年以降のいずれ近い将来に終了するだろうと予測されています。
なぜなら前述の通り、ADSLで使用しているアナログ回線の設備の保守部品が枯渇し、維持できなくなることが決まっているからです。
フレッツ光未対応エリアに関しても、ADSLでのインターネット接続サービスを提供しているプロバイダがフレッツADSL終了の前後で撤退する可能性が高いとみられています。
どちらにしても現在ADSLを使っている人は、どこかのタイミングで何らかの手続きが必要になりそうです。
次の章ではその「手続き」について解説していきます。
ADSL廃止前に利用者がやるべきこと
何らかの手続きをしなければならないという前提で考えた時に、今ADSLを使っている人はまず何をしたらいいでしょうか。
ADSL廃止前に利用者がやるべきこと
それぞれくわしく説明していきます。
ステップ1.インターネット契約内容の確認
ADSLから乗り換える場合、現在の契約を解約しなければなりません。
そのために、まずは今自分が契約しているインターネットの契約内容を確認するところから始めましょう。
ADSL普及から10年以上が経過しており、昔の契約からそのままになっている場合も多いです。
自宅のインターネットがどういう契約形態になっているのかを、資料や書類で確認します。
書面が見つからなければ契約先に連絡して確認してみましょう。
いずれにしてもADSLから乗り換える場合、現在の契約を解約しなければなりません。
プロバイダと回線事業者双方の契約内容を確認して、解約の準備をしましょう。
また、今使っているメールアドレスなどを変更したくない場合は、現在契約しているプロバイダの別プランへの乗り換えなども検討する必要があります。
そういった相談をするにも、現在の契約を確認する事が重要です。
ステップ2.普段のネットの使い方の確認
自分がインターネットをどれくらい使っているかを理解したうえで乗り換えを検討しないと、速度や価格面で不満足な結果になりかねません。
ADSLが爆発的に普及した頃は、速度や価格面においてネット接続はほぼADSL一択の状況でした。
しかし現在ではスマートフォンが普及し、スマホでしかネットを使わないという人います。
あなたのインターネット利用度合いによっては、そもそも光回線を引く必要すらないかもしれません。
- たまにしか使わない
- メールやLINEでのやりとりにしか使わない
- 子どもの写真を大量に祖父母に送る
- 画像や動画を多用したホームページを毎日よく見ている
- NetflixやHuluなどの映像配信サービスを利用してみたい
など、自分の使い方を改めて考えてみることで、自分に合ったインターネットを正しく選択することができます。
インターネットの使いほうがハッキリしたら、次に乗り換えの検討をしていきましょう。
使い方を確認したら乗り換え先を検討しよう
選ぶ基準が明確であれば、どんな回線を使用するかそんなに迷うことはありません。
たとえば数日に一度しか利用しない場合や、テキスト中心のやり取りばかりといった全体的に通信容量が少ない人にとっては毎月4~5,000円も払って光回線を引く必要はないと言えます。
現在のインターネット接続はADSLが最安なので金額をそれ以下にすることは難しいですが、ライトユースであればネット利用はスマートフォンの契約のみに絞ってしまうという方法もあります。

スマートフォンを経由してPCをネット接続する「テザリング」という方法もあります。
スマホをデータ通信量が少し多めのプランに変更しテザリングすれば、インターネット通信費をおさえることができます。
逆に画像や動画などを見たり送受信しているデータ通信量の多い人は、料金よりも通信速度で選んだほうが満足できるでしょう。
テザリングやADSLよりは割高になりますが、光回線に乗り換えればインターネットの読み込み時間がとても短縮されて快適です。
このように、自分のインターネット使用用途に応じてネット回線を選択することが何より重要です。
タイプ別・ADSLからの乗り換え候補インターネット
ADSLからの主な乗り換え候補の種類は3つあります。光回線とモバイルWi-Fi、そしてCATVです。
回線 | 料金 | 速度 | その他特徴 |
---|---|---|---|
ADSL | 月額1,801円~(yahoo!BB) | 12Mbps | 2023年1月廃止 |
光回線 | 月額4,600円~ (フレッツ光・1年目) |
1Gbps | 屋内工事が必要/導入できない場合も。 安定的なネット速度 |
モバイルWi-Fi | 月額3,609円~ (WiMAX2+) |
440Mbps | 持ち運び可能 |
CATV ※例:J:COM | 月額3,600円~ | 320Mbps | テレビと併せての契約で格安の場合も |
※表内の金額はすべて税抜
※表内の速度はすべてベストエフォート(理論上の最大速度)です
ADSLの速度に不満があるなら光回線で決まり
上記の表でもわかるようにADSLと光回線の速度を比べると差があるのは一目瞭然です。
ここからはADSLの代替案として検討すべき光回線について見ていきます。
NTT推奨の移行先「フレッツ光」は割高
NTT東/西日本も光回線である「フレッツ光」への移行を推奨しています。
ただし、フレッツ光は戸建ての通常料金が5,000円台など、料金が割高になってしまう傾向があります。
さらにプロバイダも別途契約しなくてはならないため、かなり高くつく結果となります。
(NTT東日本の場合、キャンペーンなどで割引がある場合もあります)
なお、契約数にもよりますが集合住宅の料金は、3,000円台から加入できるようです。(NTT東日本の場合)
またマンションやアパートなどの集合住宅の場合、建物が対応していないと導入できない場合もあるので注意が必要です。
下記のリンクから、自宅がフレッツ光に対応しているかどうかを確認してみましょう。
具体的には、光ファイバーが各戸まで引かれていない場合は個人で回線を引き込まなければなりませんが、その際に壁に穴をあけるなどの工事が必要になります。
当然管理組合もしくは賃貸物件のオーナー様の同意がなければ導入できません。

次の章からはフレッツ光以外のおすすめ光回線を見ていきます。
速度より安さ優先ならフレッツ光以外の光回線がおすすめ
YahooBBのADSL回線が1,000円台(YahooBBのバリュープラン)で利用できるのに対し、フレッツ光では4,000円台以上とかなり割高になってしまいます。
料金中心で選ぶのであれば、その他の光回線事業者も比較するといいでしょう。
などが候補として挙げられます。
ただし、電力会社系の光回線は利用エリアがかなり限定されます。(全国展開ではないため)
回線 | 料金 |
---|---|
ADSL | 月額1,980円~(yahoo!BB) |
フレッツ光 | 月額5,940円~(戸建て) 月額3,355円~(マンション) プロバイダ料金別 |
ソフトバンク光 | 月額5,750円〜(戸建て) 月額4,180円〜(集合住宅) |
auひかり | 月額5,610円~ (ホーム・ずっとギガ得プラン・1年目) 月額3,400円〜(マンション・お得プランA) |
NURO光 | 月額5,217円〜 |
eo光 | 月額3,562円〜(1年目) |
コミュファ光 | 月額6,920円〜(1ギガホーム・1年目) 月額5,220円 |
※表内の金額はすべて税込
参照:YahooBBバリュープラン/フレッツ光/auひかり/NURO光/eo光/コミュファ光
ご自身がそれを利用できるかどうかの事前チェックは必ず必要です。
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- ソフトバンク光
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- おうち割光セットでソフトバンク・ワイモバイルのスマホ代がお得に
- フレッツ光と同じ回線でマンションでも安心
- 他社からの乗り換えで最大38,500円キャッシュバック
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- ドコモ光
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- ドコモ光セット割でドコモのスマホが毎月最大1,100円割引
- フレッツ光と同じ回線でマンションでも安心
- オプションなしで最大45,000円のキャッシュバック実施中
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- NURO光
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- 最大2Gbpsと通常プランの速度が速い!
- オプション不要で45,000円の高額キャッシュバック
- 月額料金も2Gbpsなのに高くない
- 公式サイトへ
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- WiMAX 2+
(GMOとくとくBB) -
- 工事なしですぐに使えるポケット型WiFi
- 40,000円の高額キャッシュバック
- 速度・エリアともに安定のWiMAX回線
- 公式サイトへ
- WiMAX 2+
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- eo光
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- オリコン顧客満足度6年連続1位受賞
- 関西エリアの戸建て住宅向けにサービスを展開
- プラン問わず12ヶ月間月額3,250円で利用可能
- 公式サイトへ
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戸建て マンション NURO光 5,217円 2,090円~ ドコモ光 5,720円~ 4,400円~ ソフトバンク光 5,170円~ 3,630円~ WiMAX 2+ 3,936円~ eo光 3,248円~ ー
※料金はすべて税込価格です。
引越し予定があるなら工事不要のモバイルWi-Fiがおすすめ!
光回線は家に光ファイバーを引き込む必要があるため、必ず屋内工事が必要になります。
そういった煩わしさが嫌な人には手のひらサイズで工事不要の「モバイルWi-Fi」がオススメです。
「Speed Wi-Fi NEXT W06」の特徴
- WiMAX製品内で最速の通信速度!(USB接続なら受信最大1.2Gbps)
- USB Power Delivery 2.0に対応し、急速充電が可能に!
- 高性能ハイモードアンテナでアンテナ感度が向上、Wi-Fi通信の受信速度が平均約20%向上する「TXビームフォーミング機能」などを搭載
届いたその日からADSLの最大速度47Mbpsより断然早い、最大440Mbpsの高速インターネットが利用できます。
- 回線のスピードにこだわりがない
- 頻繁に引っ越しをするので毎回工事は面倒
- 外出先でもネットに接続したい
そういった人にもモバイルWi-Fiはオススメです。
モバイルWi-Fiルーターで一番魅力度の高い回線が「WiMAX」です。
■WiMAXのオススメポイント
・データ使い放題プラン(ギガ放題)がある
・ギガビット級の高速通信
また、気になる通信制限もWiMAXは「3日間で10GB」。これはWi-Fiルーターの競合他社よりかなりゆるい制限で、普通の使い方ではそうそう制限にひっかからないことも大きな魅力です。
WiMAXの契約窓口はいくつもありますが、その中でも業界最大級の現金キャッシュバック(なんと最大32,000円!)&即日発送のGMOとくとくBBがオススメです!
もし満足いかなかったとしても、20日以内ならキャンセル料無料で解約できるのも安心です。
外に持ち出さないなら据え置きタイプもおすすめ
外へ持ち運ぶことが不要という人や、家で家族と使う必要がある方なら、Speed Wi-Fi HOME 01やSoftbank Air のような据え置きタイプのルーターもあります。
画像引用:おうちWi-Fi
このタイプは、持ち運びタイプより電波を飛ばすパワーも強く、広い一軒家での複数機器利用にも対応しています。
モバイルWi-fiを提供している会社はさまざまありますが、WiMAXが代表的です。
二段階制の料金設定になっており、3,000円台からモバイルWi-Fiの利用が可能です。
モバイルWi-Fiのデメリットは「不安定さ」
ただし、モバイルWi-Fiは
モバイルWi-Fiのデメリット
- 提供エリアが限定的なこと(都市部には強いが山間部には弱い)
- 戸建ての場合、1階と2階で電波の届きにくい場合もある
- 充電が必要な場合もある
このようなデメリットも含めたうえで検討する必要があるでしょう。
モバイルWi-Fiの契約を検討している場合には以下の記事を参考にしてください。
エリアによってはCATVを使う手も
都市部を中心にさまざまな会社がサービスを提供しているケーブルテレビ(CATV)。
ほとんどのCATV会社はインターネット接続サービスを提供しています。
この場合はテレビアンテナ回線の同軸ケーブルを使って接続する事になります。
光回線よりもかなり遅く、ネット接続のみの場合の料金はかなり高めに設定されています。
たとえばですが、J:COMといったCATVだと、NET320Mコースだと6,000円/月になります。
ただし、テレビサービスと併せて契約するコース、スマートお得セレクトNET320Mコースだと5,505円になり、Web限定スタート割が適用されると月額3,600円(※6ヶ月間)になります。
家のテレビが既にCATVの場合や、テレビを多チャンネル化したいという希望をお持ちの場合には検討してみてもいいでしょう。
まとめ
ここまで、ADSLの廃止前にやっておくこと、タイプ別乗り換え先のおすすめの回線について見てきました。
今回の記事のポイントを以下にまとめます。
- ADSLは2023年の1月に終了
⇒ただし、ADSLが終了するのはNTTが提供しているADSLのみ - ADSL利用者がやるべきこと
- 現在の契約内容を確認
- 解約に向けた準備をする
- 普段のネットの使い方を確認し、自分が重視する部分(価格、速度など)をハッキリさせる
- ADSLの乗り換え候補
⇒光回線
⇒モバイルWi-Fi
⇒CATV などの選択肢がある
ADSLの廃止は2023年なのでもう少し時間はあります。また、インターネットを楽しむ上でADSL以外にもさまざまな選択肢はあります。
自分の普段の使い方を理解した上で、光回線、モバイルWi-Fi、CATVの中から自分にあった回線を選んで見てはいかがでしょうか?
今回の記事が少しでも安心材料となっていれば幸いです。
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とくとくBB3,969円 4,688円 0円 Board
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WiMAX0円 4,500円 4,750円 0円 THE WiFi
(100GB)3,828円 4,226円 0円 MUGEN WiFi
(100GB)3,718円 0円
※料金はすべて税込価格です。
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