一人暮らしにおすすめのポケット型Wi-Fiは？安くて大容量のモバイルルーターを紹介

「これから一人暮らしを始めるけれど、ポケット型WiFiって必要？」
「データ利用料を抑えたいけど、ポケット型WiFiで大丈夫かな？」などお考えではないでしょうか。

ポケット型WiFi（モバイルルーター）は、持ち運びできるデータ通信端末です。
スマホやタブレットとWi-Fi接続することで、快適にインターネットを楽しめます。

しかしポケット型WiFiは、月額数千円の利用料がかかります。
そのため、「スマホだけでもなんとかなるのでは？」と考えている方もいると思います。

しかし、結論から申し上げると、一人暮らしの方はポケット型WiFiを利用することをおすすめします。
ポケット型WiFiなら工事の必要もなく、スマホのデータ通信料も抑えられるからです。

そこで、ポケット型WiFi契約を考えている人に向けて以下の内容を紹介します。

• 一人暮らしにおすすめのポケット型WiFi
• 一人暮らしのポケット型WiFiを選ぶときのポイント

これから一人暮らしを始める方は、ぜひ参考にしてください。

一人暮らしにおすすめのお得なポケット型WiFiを紹介！

それでは、一人暮らしにおすすめのポケット型WiFiを確認しましょう。
一人暮らしにおすすめのポケット型WiFiは、以下の6つです。

各ポケット型WiFiの特長をまとめると、以下の通りです

それでは、各ポケット型WiFiについて詳しく見てみましょう。

UQ WiMAX

（画像引用：UQ WiMAX）

UQ WiMAXはモバイルルーターとしてお馴染みの「WiMAX」を提供している事業者です。
テレビCM等で名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。

WiMAXは利用しているユーザーも多く長年サービスを提供してきた歴史があるので、安定感があります。
ただし3日間で10GB以上通信すると速度制限がかかったり、場所によっては電波が入りにくかったりするなど弱点もあります。

「3日間で10GB以上利用しない」「WiMAXの利用可能エリア内に住んでいる」という人は、UQ WiMAXとの契約を考えてみてはいかがでしょうか。

※2021年11月現在

UQ WiMAXの公式サイトはこちら

MUGEN WiFi

（画像引用：MUGEN Wi-Fi）

MUGEN WiFiは毎月最大100GB利用できるのが特徴のポケット型WiFiです。

MUGEN Wi-Fiの特徴は以下の通りです。

ドコモ・au・ソフトバンク回線に対応しており、幅広いエリアで利用可能です。
たとえばau回線のエリア外の地域では、自動でドコモやソフトバンク回線に切り替わり、通信サービスを継続して利用できます。

また25か月目以降は解約違約金が発生しないのも魅力的です。

MUGEN WiFiでは「3日間で10GBを超えると速度制限が発生する」といった縛りはありません。
ただし、大容量のデータをダウンロードする場合はその限りではないようなので、気を付けておきましょう。

「幅広いエリアで利用したい」「解約違約金に縛られたくない」方は、MUGEN WiFiの契約を検討してみてはいかがでしょうか。

※2021年11月現在

MUGEN WiFiの公式サイトはこちら

Y!mobileのポケット型WiFi

ワイモバイルのポケット型WiFiは、ソフトバンクユーザーにおすすめです。
ソフトバンクの光回線やホームルーターとのセット割引が適用されるため、お得に利用できます。

ワイモバイルのポケット型WiFiの特徴は以下の通りです。

Y!mobileのポケット型WiFiは以下の2プランとなっています。

上限なしプランは、4G通信で無制限でデータ通信が可能なプランとなっており、7GBプランは、5G通信が利用できるプランとなっています。

注意点は、5G通信は対応ルーターを使用しなければ利用できないことです。
また、無制限プランでも利用状況によっては通信速度が制限される可能性がある点に注意が必要です。

「無制限のデータ通信プランを利用したい」「ソフトバンクの固定回線との設置割引を活用したい」と考えている方は、Y!mobileとの契約を考えてみませんか。

※2021年11月現在

ワイモバイルの公式サイトはこちら

ドコモ・au・ソフトバンクのポケット型WiFi（3大キャリアのポケット型WiFi）

ドコモ・au・ソフトバンクの提供しているポケット型WiFiは、大手キャリアが提供する通信プランのため、高品質で安定した通信速度が期待できます。

しかし、3大キャリアが提供するWi-Fiには割高感があり、プランの内容が分かりづらいのが難点です。

以下は3社の比較です。

スマホの通信プランも契約している方は、ポケット型WiFiとのセット割引やデータ容量を共有できる「データプラス」を活用できるなど、キャリアによる特典もあります。

「スマホも大手キャリアだから、ポケット型WiFiと揃えたい」「安心感・安定感のあるポケット型WiFiを利用したい」という方は、大手キャリアが提供するポケット型WiFiを契約してみてはいかがでしょうか。

一人暮らしのポケット型WiFiを選ぶときのポイントを3つ紹介！

ここからは、一人暮らしのポケット型WiFiを選ぶときに注意すべきポイントを紹介します。
ポケット型WiFiを選ぶときのポイントは、以下の3つです。

それぞれ詳しく見てみましょう。

【ポイント1】大容量or無制限のデータ通信に対応しているか？

ポケット型WiFiを契約するときは、できるだけ大容量通信に対応したサービスを選んだ方がよいでしょう。

ポケット型WiFiの中には、月7 GBまでなど、利用できるデータ通信量が少ないプランもあります。
月7GBだと、スマートフォンのデータ通信容量と同じくらいです。

そうなるとテザリングでも代用できてしまうため、ポケット型WiFiを契約した意味があまりなくなります。
一人暮らしで利用するポケット型WiFiを選ぶときは、大容量のデータ通信に対応しているかを目安に選びましょう。

【ポイント2】月額料金や対応エリアなどの条件を満たしているか？

ポケット型WiFiを契約するときは、毎月支払う料金や利用できるエリアなどを十分理解したうえで契約しましょう。

月額料金の安さだけで契約すると、1年後や2年後に月額料金が高くなる場合があります。
またポケット型WiFiによって、利用できるエリアが異なるからです。

契約後にサービスエリア対象外と判明した場合、解約すると違約金発生等で大変な出費や手間がかかります。
対応エリアは、各社のホームページで事前に確認しておきましょう。

先に紹介したUQ WiMAXは、15日間無料で試せる「Try WiMAX」サービスを行っています。
実際の接続状況を確認したい方は、このようなサービスも利用してみてください。

【ポイント3】契約期間や速度制限について確認

ポケット型WiFiを契約するときは、契約期間の縛りや速度制限の発生条件について、事前にチェックしましょう。

例えばWiMAXでは、3日間で10 GB以上通信すると、速度制限が発生します。
またポケット型WiFiの中には、契約更新月以外で解約すると解約違約金を請求されるプランもあります。

よってポケット型WiFiを契約するなら、契約期間の縛りや速度制限の発生条件について、事前にしっかり確認することが大切です。

一人暮らしはポケット型WiFiを契約すべき？おすすめできる人の特徴を3つ紹介！

ここからは、ポケット型WiFiの契約をおすすめする人の特徴について紹介します。
これから一人暮らしを始めるときにポケット型WiFi契約を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

それぞれ詳しく解説します。

【特徴1】契約などの理由で自宅の回線工事ができない人

光回線の設置工事はできないけれど、ネット環境を充実させたい方はポケット型WiFiの導入がおすすめです。

ポケット型WiFiの場合、回線の設置工事等は必要ありません。
ルーターさえ届けばいつでもどこでもデータ通信を利用できるため、賃貸でも利用しやすいのがポイントです。

マンションやアパート等、賃貸物件に入居している方は、管理会社や大家の許可を得ないと回線工事が行えない場合が多いです。
もし、勝手に固定回線の工事をするとトラブルの原因になったり、退去する際に撤去費用を請求されたりします。

しかし、ポケット型WiFiならこのようなリスクは生じません。
また、引っ越しの際も持っていくだけですぐに利用できることがメリットです。

【特徴2】外出先でたくさんデータ通信を利用する人

外出先でスマホ・パソコン・タブレットを利用する機会が多い人は、ポケット型WiFiの契約をおすすめします。

テザリングの場合、スマホのバッテリーをたくさん消費しますが、ポケット型WiFiはスマホなどのデバイスに同時接続ができます。
そのため、外出先でのデータ通信も安心です。

また、スマホのバッテリーにも負荷をかけないので、たくさん外出先でインターネットを楽しめます。

【特徴3】移動や出張が多い人

出張が多い方や単身赴任の方にも、ポケット型WiFiの契約をおすすめします。

最近ではフリーWi-Fiやビジネスホテルでも無線LANに対応しているところが増えています。
しかし、移動中や商談中に利用したいというニーズのほうが多いのではないでしょうか。

ポケット型WiFiがあれば手軽で快適にインターネットを利用できるので、単身赴任の方や出張の多いひとり暮らしの方は、ポケット型WiFiの契約を検討してみてください。

一人暮らしのポケット型WiFi購入でよくある3つの疑問を解説！

ここからはポケット型WiFiの購入時によくある3つの疑問について解説します。

詳しく確認していましょう。

【疑問1】ポケット型WiFiと光回線、どちらを導入すべき？

実は、光回線とポケット型WiFiの月額料金には大差がありません。

例として、ソフトバンク光とワイモバイルのポケット型WiFiを比較してみます。

※2021年11月現在

ご覧のように、ポケット型WiFiの方が約600円高いくらいで、ほぼ料金に変わりはありません。

そのため、ポケット型WiFiと固定回線のどちらを選ぶべきか悩んでいる方は、以下を確認してみましょう。

そもそも光回線工事ができない場合はポケット型WiFi一択になりますが、外出先でよく使いたい・開通工事まで待てない場合など、ニーズによって検討することをおすすめします。

【疑問2】ポケット型WiFiとテザリング、どちらを活用すべき？

データ通信量を気にせず利用したい方は、ポケット型WiFiを契約した方がよいでしょう。

テザリングだと、スマホのデータ通信量を超えると通信制限がかかったり、その通信制限解除のため追加料金が発生したりするからです。

そのうえスマホのバッテリーも消費が激しくなるので、長時間のテザリング利用はおすすめできません。
また、通話中はテザリング機能が使えないので、仕事で利用する方にも不向きでしょう。

では、UQ WiMAXとauテザリングオプションで比較してみましょう。

表をご覧いただくとわかりますが、それぞれ内容が異なります。

特に、UQ WiMAXのデータ通信量が上限なしに対し、auのピタットプランでテザリングを利用すると、7GBを超えたらすぐに通信制限がかかってしまいます。

（参考：au│よくある質問│1GBで利用できる目安）

上記は1GBでできる目安です。

ピタットプランは上限7GBなので、YouTubeで高画質動画を閲覧すると、10.5時間で7GB使ってしまう計算になります。
そのため、データ容量を気にせずインターネットを楽しみたい方は、テザリングよりポケット型WiFiの活用をお勧めいたします。

【疑問3】ゲームを楽しみたいけど、ポケット型WiFiで問題ない？

ポケット型WiFiの購入を考えている人の中には、オンラインゲームができるかと悩んでいる方もいるでしょう。

結論ですが、ポケット型WiFiでも一部のオンラインゲームは楽しめます。

ただしFPSゲームや格闘ゲームのような、わずかなラグがゲーム性に大きく関わるようなゲームの場合は、速度が安定している光回線がおすすめです。

一人暮らしにはポケット型WiFiがおすすめ！

ここまで、一人暮らしにおすすめのポケット型WiFiや、ポケット型WiFiを選ぶ際のポイント等を解説いたしました。

以下のような方は、ぜひポケット型WiFiの申し込みを検討してください。

ポケット型WiFiは工事の必要がなく気軽にインターネットができるので、ひとり暮らしの方でも快適に利用できます。
一方で、ゲームや動画を楽しみたい方やリモートワークの方は、通信品質が安定している光回線の契約をおすすめします。

UQ WiMAXの公式サイトはこちら