ホームルーターの速度は遅い?通信速度の速いホームルーター6選
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自宅のインターネット環境の構築のために、ホームルーターを検討している方は多いのではないでしょうか。
ホームルーターは、コンセントに挿すだけでインターネットに接続できるため、工事の必要がありません。
しかし、ホームルーターの契約を検討している方にとって、十分な通信速度が出るのか、遅い通信速度が出ることがあるのか気になりますよね。
そこで本記事ではホームルーターの利用者が測った通信速度の平均や、光回線との比較を行います。
ホームルーターの通信速度が不安な方や、光回線とホームルーターで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
ホームルーターの通信速度は遅い?
ホームルーターの通信速度は、ポケット型Wi-Fiより速く、光回線より遅いです。
ポケット型Wi-Fiよりも内蔵されているアンテナ数が多いため、通信速度が速く安定しています。
一方で、光ファイバー線を利用した光回線と比べると通信速度は劣ります。
これらを踏まえ、利用環境に合わせたインターネットサービスの選び方は以下の通りです。
インターネット環境の選び方
- 工事なしですぐにインターネット環境を構築したい:ホームルーター
- オンラインゲームができるインターネット環境を構築したい:光回線
- 持ち運びできるインターネット環境を構築したい:ポケット型Wi-Fi
ホームルーターは動画視聴などが快適に行える通信速度が出ます。
しかし、オンラインゲーム目的だとPing値や上り通信速度が物足りないというのが現状です。
NetflixやAmazonプライムなどがメインの方なら問題ないため、「主な利用はネットサーフィンや動画鑑賞」という方にはホームルーターがおすすめです。
ポケット型Wi-Fi・光回線との通信速度を比較
ホームルーターとポケット型Wi-Fi・光回線との通信速度の比較表をご覧ください。
種類 | 速度(下り/上り/Ping値) |
---|---|
ホームルーター | 下り:165.4Mbps / 上り:23.0Mbps / Ping値:46.2ms |
ポケット型Wi-Fi | 下り:86.4Mbps / 上り:17.4Mbps / Ping値:48.5ms |
光回線 | 下り:383.6Mbps / 上り:409.9Mbps / Ping値:17.2ms |
「ホームルーターの通信速度は遅い?」内で説明したとおり、「光回線>ホームルーター>ポケット型Wi-Fi」の順番で通信速度が速いです。
ここからは、さらに詳しく通信速度の比較を行っていくので、ひとつずつご覧ください。
ホームルーターとポケット型Wi-Fiの通信速度を比較
まずは、人気のホームルーター2種類とポケット型Wi-Fiの通信速度の比較表をご覧ください。
項目/回線種類 | ドコモ home 5G ※ホームルーター | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ※ホームルーター | Speed Wi-Fi 5G X11 ※ポケット型Wi-Fi |
---|---|---|---|
通信速度 |
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|
|
ホームルーターとポケット型Wi-Fiの通信速度を比較した結果、ホームルーターの方が通信速度・Ping値ともに速い結果となりました。
ただし、ホームルーターもポケット型Wi-Fiも、どちらも基地局からの電波を受信しているサービスのため、そこまで大きな違いはありません。
しかしながら、ホームルーターの方が内部に搭載されているアンテナの数が多く、5Gにも対応していることから、自宅での利用がメインの場合はホームルーターを選ぶのがおすすめです。
ホームルーターと光回線の通信速度を比較
続いてはホームルーターと光回線の通信速度の比較をご覧ください。
回線種類 | 速度(下り/上り/Ping値) |
---|---|
ドコモ home 5G ※ホームルーター | 下り:169.86Mbps / 上り:19.46Mbps / Ping値:46.97ms |
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ※ホームルーター | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms |
フレッツ光 ※光回線 | 下り:240.67Mbps / 上り:260.58Mbps / Ping値:19.81ms |
ホームルーターと光回線の通信速度を比較すると、すべての数値で光回線の方が上回っていました。
光回線は下り・上りともに200Mbps以上出ており、Ping値も19msと高速通信を実現しています。
特にオンラインゲームや動画配信、ビデオ通話などを行う方は、ホームルーターだとカクついたりラグが出たりする可能性があります。
そのため、オンラインゲームや動画配信に向けて、通信速度を重視する方はホームルーターよりも光回線がおすすめです。
以下の記事では、光回線の選び方や通信速度が速く月額料金も安い光回線などさまざまな情報を掲載・紹介しています。
通信速度の速いおすすめホームルーター6選
ここからは、数あるホームルーターの中でも通信速度の速く安定しているおすすめのホームルーターを6つ紹介します。
ホームルーター | 料金 | 速度 | 対応規格 | 対応 エリア | 契約 期間 | 解約時の 違約金 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドコモ home 5G | 4,950円 | 下り:169.86Mbps / 上り:19.46Mbps / Ping値:46.97ms | 5G、4G | 全国 | なし | なし |
SoftBank Air | 1~24か月目:2,970円 25か月目以降:5,368円 | 下り:112.52Mbps / 上り:9.22Mbps / Ping値:45.15ms | 5G、4G | 全国 | なし | あり |
Rakuten Turbo | 1~6か月間:0円 7か月目以降:4,840円 | 下り:101.95Mbps / 上り:39.15Mbps / Ping値:50.31ms | 5G、4G | 全国 | なし | なし |
モバレコ Air | 1か月目:1,320円 2~12か月目:3,080円 13~36か月目:4,180円 37か月目以降:5,368円 | 下り:112.52Mbps / 上り:9.22Mbps / Ping値:45.15ms | 5G、4G | 全国 | なし | なし |
シンプルWi-Fi | 4,840円 | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms | 5G、4G | 全国 | なし | なし |
カシモバ | 1日:800円 1か月:12,000円 | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms | 5G、4G | 全国 | なし | なし |
ホームルーターはキャリア回線を使っているため、通信速度を重視する際には「5G」に対応しているかが重要です。
また、5G通信対応エリアに住んでいる必要もあるため、お住まいの地域によってもおすすめホームルーターは異なります。
本章では使用回線が異なる5G対応のホームルーターを紹介していくため、お住まいの地域で繋がりやすいホームルーターを選んでください。
ドコモ home 5G
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 4,950円 |
通信速度 | 下り:169.86Mbps / 上り:19.46Mbps / Ping値:46.97ms |
対応通信規格 | 5G、4G(LTE) |
対応エリア | サービスエリアマップ |
契約期間 | なし |
解約料金 | なし ※端末の残債が発生する可能性あり |
ドコモ home 5Gは、スマホや光回線で有名なドコモが提供するホームルーターです。
5G通信と4G通信の両方に対応しているため、繋がるエリアが広く通信速度が速いという特徴があります。
月額料金が4,950円で、契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しないこともポイントのひとつです。
ただし、ホームルーター本体は71,280円と高額です。
36回払いで購入すれば実質無料になる料金体系を提供していますが、途中解約で端末代金の残債を一括で支払わなければならない点には注意が必要です。
また、ドコモスマホとのセット割引も用意されており、ドコモ・exsimo・irumoのスマホをお使いの方はスマホ料金から月額1,100円の割引が適用されます。
ですので、対象スマホを利用中の方や長期利用を検討している方におすすめです。
SoftBank Air
)
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 1~24か月目:2,970円 25か月目以降:5,368円 |
通信速度 | 下り:112.52Mbps / 上り:9.22Mbps / Ping値:45.15ms |
対応通信規格 | 5G、4G |
対応エリア | SoftBank Air・SoftBank 光 提供エリア確認 |
契約期間 | 2年 |
解約料金 | 10,450円(2年プラン契約の場合) ※端末の残債が発生する可能性あり |
SoftBank Airは、ソフトバンクが提供するホームルーターです。
SoftBank Airは、ソフトバンクやワイモバイルスマホとのセット割引があり、対象スマホをお使いの方はスマホ料金から最大1,650円の割引を受けられます。
また、ソフトバンクの回線網を使っており、ソフトバンクやワイモバイルが快適につながる自宅であれば問題なく使えることもポイントです。
SoftBank Airは2年間、月額料金が割引されるため、負担額を抑えつつホームルーターが利用できます。
ソフトバンク・ワイモバイルスマホをお使いの方や、月額料金を抑えてホームルーターを契約したい方はSoftBank Airを検討しましょう。
Rakuten Turbo
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 1~6か月間:0円 7か月目以降:4,840円 |
通信速度 | 下り:101.95Mbps / 上り:39.15Mbps / Ping値:50.31ms |
対応通信規格 | 5G、4G |
対応エリア | Rakuten Turbo 対応サービスエリア |
契約期間 | なし |
解約料金 | なし ※端末の残債が発生する可能性あり |
Rakuten Turboは、楽天が提供しているホームルーターです。
楽天モバイルと同じ回線を使っているため、楽天モバイルが快適につながる地域の方だと使いやすいでしょう。
Rakuten Turboは、契約後6か月間無料で使える特徴があり、初期費用を抑えやすいです。
ただし、ホームルーターの端末代金の支払いが必要です。一括で41,580円、24回払いで月々1,732円、48回払いで月々866円の料金が発生するので、注意が必要です。
また、途中解約の場合は端末料金の残債が一括請求されるので、「数ヶ月、1年前後の利用を考えている」という方には向いていません。
引っ越し直後や就職直後などで、インターネットサービス契約の初期費用を抑えたい方はRakuten Turboがおすすめです。
モバレコ Air
)
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 1か月目:1,320円 2~12か月目:3,080円 13~36か月目:4,180円 37か月目以降:5,368円 |
通信速度 | 下り:112.52Mbps / 上り:9.22Mbps / Ping値:45.15ms |
対応通信規格 | 5G、4G |
対応エリア | SoftBank Air・SoftBank 光 提供エリア確認 |
契約期間 | なし |
解約料金 | なし ※端末の残債が発生する可能性あり |
モバレコAirは、SoftBank Airと同じ回線、端末を使ったホームルーターです。
モバレコAirとSoftBank Airの違いは、月額料金やキャンペーンのみとなっており、その他は一切変わりません。
モバレコAirでもソフトバンクやワイモバイルとのセット割引があるため、これらのスマホをお使いの方も使いやすいでしょう。
モバレコ Airは契約で29,200円のキャッシュバックや3年間月額割引キャンペーンを実施しており、お得に契約したい方はモバレコ Airがおすすめです。
シンプルWi-Fi
)
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 4,840円 |
通信速度 | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合 |
対応通信規格 | 5G、4G |
対応エリア | 対応サービスエリア(UQ WiMAX) |
契約期間 | なし |
解約料金 | なし |
シンプルWiFiは、月額料金が4,840円で一切変動しないシンプルなホームルーターです。
他のホームルーターとは異なり、端末をレンタルできます。
端末のレンタル料金は月額料金に含まれており、別途レンタル料金が発生することがありません。
また、契約期間の縛りもないため、短期間でも解約しやすいです。
他のホームルーターと比べるとキャンペーン面では劣りますが、端末代の負担がないため、ホームルーターを短期で契約したい方におすすめです。
カシモバ
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 1日:800円 1か月:12,000円 |
通信速度 | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合 |
対応通信規格 | 5G、4G |
対応エリア | 対応サービスエリア(UQ WiMAX) |
契約期間 | なし |
解約料金 | なし |
カシモバは、1日単位でのレンタルが可能なホームルーターです。
数日単位や1週間など短期間の利用に向いており「短期間のイベントでインターネット環境を構築したい」「光回線開通までの繋ぎにホームルーターを契約したい」という方におすすめです。
ただし、長期間のレンタルになる場合は、他のホームルーターよりも割高なので、あくまでも短期間のレンタル時に使いましょう。
項目別のホームルーター人気ランキング
項目別に分けてホームルーターの人気ランキングを紹介します。
ホームルーターのランキング
それでは詳しく解説します。
最速のホームルーターはどれ?通信速度の実測値が速いホームルーターランキング
本記事で紹介したホームルーターの中で、通信速度が速かったものは以下の3社です。
項目 | 内容 |
---|---|
シンプルWiFi | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合 |
カシモバ | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms ※Speed Wi-Fi HOME 5G L13の場合 |
ドコモ home 5G | 下り:169.86Mbps / 上り:19.46Mbps / Ping値:46.97ms |
通信速度の速さを比較した結果、シンプルWiFi、カシモバ、ドコモ home 5Gの3社が優れていました。
シンプルWiFiとカシモバは、WiMAX回線を使える上に最新の端末である「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」がレンタルできることから、速い測定結果が出ています。
そのため、通信速度のみで選ぶ場合は「シンプルWiFi」や「ドコモ home 5G」、短期間のレンタルを考えている方は「カシモバ」がおすすめです。
最安のホームルーターはどれ?月額料金が安いホームルーターランキング
続いては月額料金が安いホームルーター3社を紹介します。
ホームルーター | 月額料金 | 3年利用時の総額 |
---|---|---|
モバレコ Air | 1か月目:1,320円 2~12か月目:3,080円 13~36か月目:4,180円 37か月目以降:5,368円 | 135,520円 |
SoftBank Air | 1~24か月目:2,970円 25か月目以降:5,368円 | 135,696円 |
Rakuten Turbo | 1~6か月間:0円 7か月目以降:4,840円 | 145,200円 |
本記事で紹介したホームルーターの中で、料金が安かったのはモバレコAir、SoftBank Air、Rakuten Turboでした。
これらのホームルーターは契約から数ヶ月〜数年は月額料金の割引が適用されるため、3年利用時のトータルコストが安いです。
月額料金だけで考えるとモバレコ Airがおすすめですが、ホームルーターを選ぶ際には「自宅で快適に利用できるか」が重要になります。
モバレコAirとSoftBank Airはソフトバンク回線、Rakuten Turboは楽天回線のため、ご自身の繋がりやすいエリアに合ったホームルーターを選ぶと良いでしょう。
短期で契約できるホームルーターはどれ?契約期間の縛りがないホームルーターランキング
短期で契約できるホームルーターをランキング形式で紹介します。
ホームルーター | 契約期間 | 端末代金 |
---|---|---|
カシモバ | なし | なし |
シンプルWiFi | なし | なし |
Rakuten Turbo | なし | 41,580円 |
上記の表でまとめたホームルーターだけでなく、その他のホームルーターも契約期間自体に縛りはありません。
ただし、カシモバ・シンプルWiFi以外は端末代金が発生するので、特におすすめできるのは契約期間も端末代金も発生しないこの2社です。
Rakuten Turboは契約期間の縛りがないものの、端末代金の4万円台は発生するため、ルーターを購入する予定の方以外にはおすすめできません。
数日から数週間の短期レンタルにはカシモバ、数か月から1年単位のレンタルではシンプルWiFiという選び方がおすすめです。
ホームルーターを選ぶメリット
光回線やポケット型Wi-Fiではなく、ホームルーターを選ぶメリットは以下の2つです。
ホームルーターを選ぶか、他のネット回線を選ぶか迷っている方は、メリットをひとつずつご覧ください。
申し込みから最短翌日で利用できるほど簡単にインターネット環境を導入できる
ホームルーターは提供元によっては、申し込み日の翌日から利用できるため、急いでインターネット環境を構築したいときにおすすめです。
例えば本記事で紹介したカシモバは、当日17時までに申し込めば当日発送してくれるため、最短で翌日から利用できます。
一方の光回線は申し込んでから、2週間程度かかることが多く、素早くインターネット環境を構築するのは難しいです。
そのため、素早くインターネット環境を構築したいという方や、手軽にインターネット環境を構築したいという方にホームルーターはおすすめです。
コンセントさえあればホームルーターの設置位置を自由に変えられる
ホームルーターはコンセントさえあれば、設置位置を自由に変えられるため利便性も優れています。
リビングに設置したいときや、寝室に設置したいときにも、コンセントの差込口だけあれば、簡単に移動が可能です。
電波が繋がりにくい場所があれば移動させられるため、1階から2階への移動なども行えます。
また、光回線のように壁に穴をあける工事も必要ないため、住宅の外装・内装の外観を損なうこともありません。
ホームルーターを選ぶデメリット
ホームルーターを選ぶデメリットは以下の4つです。
ホームルーターを契約するか迷っている方は、事前にデメリットを把握していきましょう。
光回線と比べると通信速度が劣る
ホームルーターは光回線と比べて通信速度が劣ります。
回線種類 | 速度 |
---|---|
ドコモ home 5G ※ホームルーター | 下り:169.86Mbps / 上り:19.46Mbps / Ping値:46.97ms |
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ※ホームルーター | 下り:175.89Mbps / 上り:29.55Mbps / Ping値:45.57ms |
フレッツ光 ※光回線 | 下り:240.67Mbps / 上り:260.58Mbps / Ping値:19.81ms |
ホームルーターはポケット型Wi-Fiより通信速度が速いものの、光回線と比べると通信速度は遅いです。
特に上り通信速度とPing値は大幅に劣っているため、オンラインゲームやWeb会議では遅延が発生する可能性があります。
YouTubeの動画やNetflixの視聴などは問題ありませんが、特にオンラインゲーム目的の方は注意しましょう。
エリアによっては5Gを利用できない
ホームルーターの提供エリア内で合っても、5G対応エリアでなければ5G通信を利用できません。
サービスエリア確認
- ドコモ回線:サービスエリアマップ
- ソフトバンク回線:SoftBank Air・SoftBank 光 提供エリア確認
- 楽天回線:Rakuten Turbo 対応サービスエリア
- WiMAX回線:対応サービスエリア(UQ WiMAX)
各提供エリアマップでは、4G・5Gのエリアマップを分けて確認できます。
また、住所検索による提供エリアの確認もできるので、自宅が「4G・5G」の両方に対応しているか確認しておかなければなりません。
ルーターを購入する場合はトータルコストが高くなりやすい
ホームルーターの端末を購入する場合は、トータルコストが高くなりやすいです。
ホームルーターの端末は安くても4万円、高ければ7万円程度かかってしまいます。
毎月の月額料金とホームルーターの購入費用を分割で支払う必要があるため、トータルコストは高くなってしまいます。
ホームルーターをレンタルできる場合は、月額料金にプラスしてレンタル費用を支払う必要がありますが、短期での利用であればレンタルの方がトータルコストを抑えられます。
モバイルルーターのようにどこでも使えるわけではない
ホームルーターは、コンセントに接続しているときしかインターネットに接続できません。
ポケット型Wi-Fiのようにコンセントに接続して充電、充電後に持ち運ぶといった使い方はできないのです。
そのため、車の中や旅行先、カフェなどで使いたいと考えていた方は注意してください。
ホームルーターがオススメな人・そうでない人の特徴
ホームルーターがおすすめな人、おすすめでない人の特徴は以下のとおりです。
項目 | 特徴 |
---|---|
おすすめな人 |
|
おすすめできない人 |
|
ホームルーターは光回線の開通工事が待てない方や、光回線の工事ができない方におすすめのインターネットサービスです。
光回線ほどの通信速度は出ないものの、動画視聴や音楽鑑賞程度であれば、問題なく行えます。
しかし、オンラインゲームや動画配信などは快適に行えない可能性があるので、契約には注意が必要です。
お住まいの物件によっては光回線の開通工事が行えないこともあるため、そのようなケースではホームルーターが最適です。
ホームルーターに関するよくある質問
ホームルーターに関するよくある質問に回答します。
ホームルーターに関するよくある質問
ホームルーターのことで疑問点や不明点が残っている方は、ひとつずつご覧ください。
ホームルーターでオンラインゲームはできる?
ホームルーターではオンラインゲームのプレイ自体はできるものの、カクついたりラグが発生する可能性があります。
特にPing値が勝敗を分ける格闘ゲームやFPSなどのゲームでは、ホームルーターの通信速度のせいで負けるシーンが多くなるでしょう。
ホームルーターは通信速度自体は安定しているものの、オンラインゲームの応答速度に関係するPing値が低いため、オンラインゲームに支障が出てしまうのです。
そのため、オンラインゲーム目的でのホームルーターの契約はおすすめしません。
オンラインゲームを快適にするなら以下の記事を参考に、光回線の導入を検討しましょう。
ホームルーターの速度を上げる方法はある?
ホームルーターの通信速度を上げたいときは、以下の方法を試してください。
項目 | 内容 |
---|---|
設置場所の変更 | 床から1~2mの高さ、中央付近に設置 窓際など電波の入りやすい場所に設置 |
接続端末の削減 | 同時に接続する端末数を減らす |
周波数帯の変更 | 2.4GHz帯と5GHz帯を使い分ける |
有線接続への切り替え | LANケーブルで直接接続 CAT.6A以上のケーブルを使用 |
上記の方法を試すことで通信速度が上がる可能性があります。
ホームルーターの通信速度が気になる場合は、ひとつずつ試してみてください。
ホームルーターは一人暮らし以外にもおすすめできる?
ホームルーターは一人暮らし向けのインターネット回線のため、複数人での利用にはおすすめしません。
複数人での利用自体は可能ですが、通信が混雑しやすくなり、通信速度が低下する可能性があります。
ただし、動画視聴やWebサーフィン、SNS利用だけであれば4人以上でも利用できます。
高画質動画の視聴やオンラインゲームを行うと、通信速度の低下が目立つため注意しましょう。
まとめ
本記事ではホームルーターの通信速度について解説しました。
ホームルーターはポケット型Wi-Fiと比べると速いものの、光回線よりも通信速度が遅いです。
ホームルーターは、ポケット型Wi-Fiより通信速度が速いものの、通信速度やPing値が低いため、オンラインゲームや動画配信などには向いていません。
ホームルーターでも動画視聴や音楽鑑賞などは快適に行えるので、通信速度や品質に拘らない方におすすめです。
ただし、ホームルーターによってキャリア回線が異なるだけでなく、提供エリア(繋がりやすいエリア)も大きく変わります。
ホームルーターを選んでから「通信速度が出ない」「動画や音楽の再生がぶつぶつと途切れてしまう」とならないように、提供エリアを確認しておきましょう。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。