iPhoneが使えるおすすめ格安SIM|乗り換えの注意点やMVNOの選び方を徹底解説
「格安SIMでiPhoneは問題なく使えるか不安」
「格安SIMでiPhoneを使って月額料金を抑えたい」とお悩みですか?
操作の使いやすさで人気のiPhoneですが、最新機種だと15万円ほどするものもあるほど高額ですよね。
そこでお勧めしたいのが、格安SIMに乗り換えてiPhoneを使うことです。
毎月の携帯電話料金が3,000円~4,000円も安くできることがあり、通信費の節約ができます。
とはいえ、格安SIMで本当にiPhoneをトラブルなく使えるか不安ですよね。
格安SIMによってはiPhoneの通話機能さえ使えないところもあるのでiPhoneを使う格安SIMは慎重に選ばなければいけません。
- メリット
- デメリット
- 大手キャリアに比べて毎月の月額料金を最大4,000円安く抑えられる
- Apple Storeなら安くスマホ端末を購入できる
- 以前使っていた古いiPhoneも格安SIMで子供用スマホなどに再
- 格安SIMによってはデータ通信など正しく動作しない機種がある
- 5Gが使える格安SIMが限られる
- iOSのアップデートをすぐに行えない
- APN(端末初期)設定を自分でする必要がある
メリット・デメリットを確認した上で今回紹介するiPhone利用におすすめな格安SIMは以下5キャリアです。
乗り換えを検討している方は参考にしてください。
目次
目次
◀︎
iPhoneを格安SIMで使うデメリットや注意点
まずはiPhoneを格安SIMで利用しようと考えている人のために、注意点やデメリットを紹介します。
iPhoneを格安SIMで使う際の注意点
詳しく解説するので必ず目を通してください。
Apple Watchのセルラーモデルは格安SIMで使えない
セルラーモデルのApple Watchを使っている人は、格安SIMへの乗り換えはおすすめしません。
時計単独で通信できる機能が使用できなくなり、Apple Watchのセルラーモデルの利便性が損なわれてしまうからです。
Apple Watchには単独での通信ができず常にiPhoneとペアリングが必要な「GPSモデル」と、ペアリングなしでもApple Watch単独で通信できる「GPS+Cellularモデル」の2種類があります。
細かな説明は省きますが、セルラーモデルでは大手キャリアのLTE回線を使って通信するため、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるとLTE通信ができなくなってしまい、セルラーモデルならではの単独通信ができなくなってしまいます。
GPSモデル同様にBluetoothで携帯端末とApple Watchを接続することはできるので、GPSモデルと同等の機能性を持たせることは可能です。
しかしApple Watchを購入する際、セルラーモデルを選んだ方のほとんどが単独通信できる点を魅力に感じて購入しているはずです。
格安SIMに乗り換えてしまうと、セルラーモデル特有の単独通信できる特徴が損なわれてしまうので、セルラーモデルの単独通信を便利に感じている人は格安SIMへの乗り換えはあまりお勧めしません。
格安SIMによってはデータ通信など正しく動作しない機種がある
既にお使いのiPhoneを格安SIMとして使う場合、絶対に動作確認を調べてください。
契約する格安SIMによっては、iPhoneとSIMカードの相性が悪く、正しく動作しない機能が出てくる可能性があるからです。
契約する格安SIMとiPhone端末によっては、データ通信ができなかったり、一部機能が使えなかったりします。
格安SIMの公式サイトに掲載されている動作確認ページでは、実際にMVNOのスタッフの人が自社のSIMを挿してみて正しく挙動するかをチェックしてくれた一覧になっています。
例えばmineoのau回線プランでは、SIMフリー端末やauから購入したiPhone Xなどは、通信ができないことが分かっています。
動作不可端末一覧|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
正しく動作するかしないかは、契約する格安SIMやiPhoneのシリーズ、どこのキャリアで購入した端末かなどによっても異なってきます。
必ず各社のホームページの動作確認ページで、お使いのiPhoneが正しく動作することが確認できているかチェックしてください。
楽天モバイルは正しく動作しないiPhoneが多い
iPhoneを使って楽天モバイルに乗り換えるのはあまりおすすめできません。
楽天モバイルでは動作確認の結果、正しく動作しないことが分かっているiPhoneが多いからです。
発売からまだ間もないiPhone14やiPhoneSEなどは問題が少ないですが、iPhone XやiPhone8などの2017年以前に発売された端末はどこのキャリアから購入した端末でもデータ通信や通話もできない場合が多いことが分かっています。
※iOS14.4以降を搭載し、キャリア設定のアップデートを実施したすべてのiPhoneで、楽天回線を利用できるようになりました。
またiPhoneではどの端末でも楽天回線からパートナー回線への自動切換えができないことが多いです。
動作確認済端末なら、楽天回線エリア外へ出ても自動で回線を切り替えてくれますが、iPhoneを楽天モバイルで使う場合、手動で切り替える必要があります。切り替えは機内モードのON⇔OFFや、再起動などで切り替えられますが、かなり手間なうえ、知らないうちにエリア外へ出ていた場合、その間通信ができていないことになります。
楽天モバイルはiPhoneの利便性がかなり低くなってしまうので、楽天モバイルを契約する際は、楽天モバイルで専用端末を購入することをおすすめします。
5Gなどは使えない格安SIMに注意
第5世代移動通信システム「5G」(ファイブジー)には、対応していない格安SIMがまだあります。
iPhoneでは2020年10月に発表された「iPhone12」、「iPhone 12 mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」以降のモデルが5G対応端末となっています。
しかし、格安SIMの中には5Gの通信に対応していMVNOもあるため、5Gに対応した最新スマホを持っていても5Gを使うことができません。
2023年2月現在、5Gに対応していない格安SIMは、下記の8社となっています。
※2023年2月現在
ただし、現状5Gサービスは利用可能エリアも限られ、サービスメリットはまだ薄い段階にあります。
現段階では「新しい技術をいち早く体感しておきたい」という方以外は、それほど重視する必要のないポイントとなっています。
「5Gってなに?」「どんなメリットがあるの」と疑問に感じた方は、下記のページも参考にしてください。
iOSのアップデートをすぐに行わない
格安SIMでiPhoneを使用するときは、iOSのアップデートの通知があったとしてもすぐに行わず、2~3週間の間をあけ、不具合報告などを見てから実施するようにしてください。
OSのバージョンと格安SIMによっては相性が合わず、アップデート後に一部の機能が使えなくなるケースがあるからです。
ネットに接続できなくなったり、特定の操作ができなくなったりすることもあります。
OSのバージョンアップ後、不具合報告があった場合、格安SIMでは検証と対処に努めてくれます。
iOSのアップデートを行うのはその後でも問題ないので、格安SIMの不具合報告ページ等を見ながら、安定した動作が確保されてからアップデートを行うようにしてください。
APN設定を自分でする必要がある
iPhoneに限らず、格安SIMで端末を利用するにはAPN設定をしなければデータ通信ができません。
大手キャリアでiPhoneを契約する場合、はじめからAPN設定がされていますが、格安SIMで契約する場合が自分で設定する必要があります。
APN設定とは「Access Point Name」の略で、端末と通信をつなぐ“中継地点”の設定を行う作業のことを言います。
APN設定はネットに接続した状態でなければ行えないため、WiFiに接続する必要があります。
自宅にWiFi環境はない人などは、近隣のカフェや公共施設などWiFi接続できる場所を探す手間があります。
APN設定は難しく聞こえますが実際には簡単な手順で行うことができます。
記事後半で乗り換え後の設定方法とともに紹介しているので参考にしてください。
最新型のiPhoneを購入できるMVNOが少ない
大手キャリアで契約する場合、発売直後の最新型iPhoneを購入できますが、格安SIMでは最新型のiPhoneの取り扱いが少ないです。
基本的に1~2世代前の型落ちのiPhoneしか取り扱いがありません。
また、新品のiPhone販売をする格安SIMは少なく、中古や未使用品のiPhoneしか取り扱いがないところも多いです。
例えばドコモやau、ソフトバンクでは、2022年9月と10月に発売したiPhone14シリーズをすぐ購入できます。
格安SIMによっては新しくても発売から1年近くが経過しないとラインナップに追加されないことがあります。
ただし、「iPhoneを格安SIMで使うメリット」で後述しますが、格安SIMから購入するのではなく、Apple Storeの公式サイトから購入する方法もあります。
大手キャリアで購入するよりも安い本体価格で購入できることもあるので、iPhone14などの新型機種が欲しい方はApple Storeの利用がおすすめです。
また、以下のキャリアなど格安SIMの中でも最新機種を取り揃えていることもあるのでiPhoneを購入する前に一度確認しましょう。
iPhone機種を取り扱っている格安SIM【2023年3月時点】
格安SIMでiPhoneを使うメリット
格安SIMでiPhoneを使うと、下記のようなメリットがあります。
格安SIMでiPhoneを使うメリット
詳しく解説していきます。
大手キャリアよりも月額料金が安い
ドコモやau、ソフトバンクの大手携帯キャリアから格安SIMへ乗り換えると、ほとんど場合月額料金が安くなります。
どのくらい安くなるかは契約するデータ容量にもよりますが、平均して4,000円近く携帯電話料金を安くすることができます。
MMD研究所が行った「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」では、大手携帯3社の携帯電話料金の平均支払額が8,312円/月だったのに対し、格安SIM使用者は4,424円/月でした。月々で実に4,000円近く格安SIMのほうが安くなる結果となっています。
(画像引用:2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査)
年間でいえば5万円近くの差額になるため、大手キャリアから格安SIMへ乗り換えるだけで通信費の大きな節約になります。
格安SIMに乗り換える一番のメリットとなっています。
大手キャリアと格安SIMの料金比較表
では大手キャリアや格安SIMの料金がどれだけ違うか具体的に比較してみましょう。
各データ容量別の料金比較表は下記の通りとなっています。
キャリア名 | 1GB | 3GB | 5GB | 20GB以上 | |
---|---|---|---|---|---|
大手キャリア | ドコモ | ギガホ:3,465円(~1GBまで) | ギガホ:4,565円(~3GBまで) | ギガホ:5,665円(~5GBまで) | ギガホプレミア:7,315円 |
au | スマホミニプラン:3,465円(~1GBまで) | スマホミニプラン:5,665円(2~3GBまで) | スマホミニプラン:6,215円(3~4GBまで) | 使い放題MAX4G:7,238円 | |
ソフトバンク | ミニフィットプラン3,278円 | ミニフィットプラン5,478円 | ー | メリハリ無制限:7,238円 | |
MNO | 楽天モバイル | 1,078円 | 1,078円 | 2,178円(3~20GB) | 3,278円 |
MVNO | UQモバイル | くりこしプランS:1,628円 | くりこしプランS:1,628円 | くりこしプランM:2,728円(~15GB) | くりこしプランL:3,828円(25GB) |
ワイモバイル | シンプルS:2,178円 | シンプルS:2,178円 | シンプルM:3,278円(~15GB) | シンプルL:4,158円(25GB) | |
mineo | 1,298円 | 1,518円(~5GB) | 1,518円 | 2,178円(20GB) | |
IIJmio | 850円(~2GB) | 990円(~4GB) | 1,500円(~8GB) | 2,000円(20GB) | |
BIGLOBEモバイル | 1,078円 | 1,320円 | 1,870円(~6GB) | ー |
※表示価格はすべて税込料金です。
20GB以上の容量帯は、2020年12月以降大手キャリア3社が新料金プランを発表したため、格安SIMよりも安くなることが多くなっています。
しかし1GB~5GBの低容量帯では格安SIMの方が大手キャリアよりも2,000円~4,000円近く安くなっています。
とくに格安SIMで最も利用者が多い3GBのデータ容量では、格安SIMに乗り換えるだけで3,000円近い節約ができます。
「データ容量はそれほど多くなくていい」「自宅はWiFiに繋がっているから安いプランでいい」という人は大手携帯キャリアよりも格安SIMの方がおすすめです!
Apple Storeで安くスマホ端末を購入できる
格安SIMではSIMフリーのiPhoneを安く購入することも可能です。
大手携帯キャリアで契約している場合、契約している携帯キャリアから新しいiPhoneを購入することになりますが、大手キャリアから購入する場合は端末の販売価格が高いです。
割引制度も利用できますが、2年以内に端末を返却や買い替えをしなければいけなかったり、特定のオプションに加入する必要があったり、割引の条件が多いです。
しかしAppleStoreで購入した場合、大手キャリアから購入するよりも1万円~2万円安く端末を購入できます。
条件なしで比較した際の主なiPhoneの販売価格は下記の通りとなっています。
iPhone 14 proMax (128GB) | iPhone 14 pro (128GB) | iPhone 14 plus (128GB) | iPhone 14 (128GB) | iPhone SE3 (64GB) | iPhone 13 pro (128GB) | iPhone 13 (128GB) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ドコモ |
201,850円
|
174,130円
|
158,180円
|
138,930円
|
73,370円
|
172,810円
|
138,380円
|
au |
201,925円
|
175,860円
|
158,490円
|
140,640円
|
70,935円
|
-
|
127,495円
|
ソフトバンク |
201,600円
|
175,680円
|
158,400円
|
140,400円
|
73,440円
|
187,200円
|
169,920円
|
Apple Store |
164,800円
|
149,800円
|
134,800円
|
119,800円
| 62,800円 | オンラインショップ在庫なし |
107,800円
|
※2023年2月現在
ご覧の通り、大手キャリアで購入するよりも、Apple Storeで購入した方が10,000円~30,000円も端末の販売価格が安いです。
Apple Storeの方が条件なしで、安く最新端末を購入できるメリットがあります。
昔のiPhoneも子供用スマホなどに再利用できる
iPhoneと格安SIMの組み合わせの裏ワザとして、昔使っていたiPhoneにSIMカードだけ挿して復活させる使い方もできます。
子供用のスマホとして使ったり、データ通信専用機として使ったりすることが可能です。
格安SIMはSIMカードだけ契約することができるので、届いたSIMカードを使わなくなったiPhoneに挿すだけで普通の携帯電話と同じように使うことができます。
iPhoneは古い端末でもOSのアップデートを行えば、最新機種と同じように使うことができる特徴があります。
Androidの場合は古い端末だと最新のOSに対応できないことが多いです。しかしiPhoneは古い端末でも、カメラや認証などの機種に依存する機能を除き、OSをアップデートすれば最新機種と同じ挙動で使用できます。
「見た目は古いけど中身は最新」という使い方ができます。
古いiPhoneは子供用の端末として最適です。
新しく端末を購入する必要がないため、端末の購入費用を節約できます。
また親が以前使っていた端末であれば操作性もわかりやすく、フィルタリング機能なども設定がしやすいため子供向けの初めてのスマホとして使いやすくなります。
このほかにも、格安SIMで音声通話機能のないデータ専用SIMを契約し、使っていないiPhoneに挿してデータ通信専用機として活用する方法もあります。
iPhoneユーザーの方は、iPhoneから新しいiPhoneへ機種変更する人が多いですが、使わなくなったiPhoneも格安SIMで上手に活用する方法があります。
格安SIMはiPhoneで使いやすい端末となっています。
iPhoneが使える格安SIMおすすめ5選
ここまでiPhoneを格安SIMメリットやデメリットを紹介しました。
ここからは具体的に乗り換えるためにおすすめの乗り換え先の格安SIMを紹介します。
20社以上の格安SIMについて調べ尽くしている筆者が教えるiPhoneが使えるオススメの格安SIM5社をご紹介します。
選ぶ基準は下記の4点です。
- 月額料金の安さ
- 実際の通信速度(実測値)の速さ
- 取り扱っているiPhoneの端末数
- 乗り換えのしやすさ
その結果お勧めする格安SIMは下記の5社となりました。
iPhoneで利用する際のおすすめの格安SIM
それぞれのキャリアの特徴について解説していきます。
UQモバイル:通信速度が速い
画像引用:UQモバイル公式サイト
UQモバイルのおすすめポイント
- 格安SIMの中で通信速度が抜群に速くて安定している
- 日本全国にショップを展開しており、クレカがなくとも契約可能
- 新型iPhoneSEの取り扱いもある
UQモバイルはiPhoneに限らず、通信速度の評判が非常に高いです。格安SIMのデメリットである通信速度の遅さを軽減できる格安SIMです。
J.Dパワー社が実施した「携帯電話サービス顧客満足度調査」では、UQモバイルは「通信品質」「サービスメニュー」「手続き・サポート対応」「提携端末」の4部門で満足度最高評価となっています。
実際のユーザーの実測値を投稿できる「みんなのネット回線速度」でもUQモバイルは常に上位に位置しています。
またUQモバイルは2021年2月に新料金プランを開始しました。これにより月額料金が大幅に安くなったほか、毎月余ったデータ容量を翌月に繰り越せるようになりました。
月額料金 | データ容量 | 容量超過後の速度制限 | |
---|---|---|---|
くりこしプランS | 1,628円 | 3GB | 最大300kbps |
くりこしプランM | 2,728円 | 15GB | 最大1Mbps |
くりこしプランL | 3,828円 | 25GB | 最大1Mbps |
※表示価格はすべて税込料金です。
(参考:くりこしプラン新登場、だぞっ│格安スマホ/SIMはUQ mobile(モバイル)|【公式】UQコミュニケーションズ)
2023年2月現在、UQモバイルで取り扱っているiPhone機種はiPhoneSE(第3世代)を含む以下の通りです。
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12 / iPhone 12 mini
- iPhone 11
- iPhone 12(認定中古品)
- iPhone 12 Pro(認定中古品)
- iPhone SE(第2世代)(認定中古品)
- iPhone 11(認定中古品)
- iPhone 11 Pro(認定中古品)
- iPhone XR(認定中古品)
- iPhone 8(認定中古品)
UQモバイルではUQ mobileオンラインショップより対象機種を新規契約(MNP/番号移行除く)でくりこしプラン +5Gを契約した場合にau PAY 残高へ5,000円分の還元が行われるキャンペーンを実施しています。
対象機種は「iPhone12」と「Redmi Note 10 JE XIG02」の2機種です。
SIMのみの場合でも、UQモバイルは現在、SIMのみの購入でくりこしプランの契約+増量オプションⅡの加入で最大13,000円のau Pay残高還元キャンペーンを実施しています。
キャッシュバックを希望する方は下記のボタンから申し込みしてください。
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Y!mobile:家族割が使える
画像引用:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)- 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバイルは家族そろって乗り換えるときにおすすめの格安SIMです。
ワイモバイルは2021年2月18日から新料金プラン「シンプルプラン」を開始しました。
格安SIMでは珍しく家族割が使え、2回線目以降は月額料金から1,188円割引になります。
また契約から1年間は「データ増量オプション」(月額550円)が無料で利用できます。
月額料金 | データ容量 | 容量超過後の速度制限 | |
---|---|---|---|
シンプルS | 2,178円 | 3GB | 最大300kbps |
シンプルM | 3,278円 | 15GB | 最大1Mbps |
シンプルL | 4,158円 | 25GB | 最大1Mbps |
※表示価格はすべて税込料金です。
(参考:通話もネットもコミコミ | Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで)
家族割を使えば、シンプルSプランは通常月額2,178円のところ月額990円で利用できるので、非常にお得です。
家族割は最大で9回線まで適用できるため、家族にワイモバイルユーザーが増えるほどお得になります。
ただし家族割は1回線目は割引されません。1回線だけだと他の格安SIMのほうが安いので、ワイモバイルは家族そろって乗り換える場合におすすめです。
またワイモバイルはソフトバンクのサブブランドのため、速度の評判が良いです。
MMD研究所が実施した「2020年4月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」では、ワイモバイルの全日全時間帯の平均下り速度が41.8Mbpsで主要の9キャリア中UQモバイルに次いで2番目の速度となりました。
ワイモバイルで2023年2月現在販売しているiPhoneは下記の7機種です。
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12 / iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11(新品・認定中古品)
- iPhone 11(新品・認定中古品)
- iPhone XR(認定中古品)
- iPhone 8(認定中古品)
速度の評判も高いため、家族でそろって格安SIMに乗り換える方にはワイモバイルがおすすめです。
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OCNモバイルONE:iPhone端末のラインナップが豊富
画像引用:OCNモバイルone公式サイトTOP
OCNモバイルONEはiPhone端末とセットで購入したい方におすすめの格安SIMです。
OCNモバイルONEは格安SIMの中でもiPhoneなどトップクラスの取り扱い端末数を誇ります。
また端末の販売価格も他の格安SIMよりも1割~2割ほど安いことが多く、お得に欲しい端末を手に入れることができます。
2023年2月現在、OCNモバイルONEで取り扱いのあるiPhoneは下記の通りです。
64GB | 128GB | 256GB | |
---|---|---|---|
iPhoneSE(第3世代) | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ |
iPhone13 | - | 在庫切れ | - |
iPhone13 mini | - | 在庫切れ | - |
iPhone12 | 在庫切れ | 在庫切れ | 在庫切れ |
iPhone12 mini | 72,600円 | 在庫切れ | 在庫切れ |
iPhoneSE(第2世代) | 在庫切れ | 在庫切れ | - |
※価格は全て税込み他社からの乗り換え価格、一部品切れの商品あり
※2023年2月現在
OCNモバイルONEは定期的にスマホの端末セールを行っているため、タイミングによってはAppleStoreよりも安く端末が手に入ることもあります。
2022年9月時点で、OCNモバイルONEはiPhone12やiPhoneSE2機種をAppleストアよりも2~3万円ほどお得な価格でiPhoneを販売していました。
このほかにも中古機種の販売も行っており、新型機種から比較的古い機種まで幅広く取り扱いがあります。
ただしOCNモバイルONEはドコモ回線にしか対応していないため、既にiPhoneをお持ちでドコモ以外から購入した方はSIMロック解除が必要です。
mineo:顧客満足度No1
mineoは顧客満足度が非常に高いMVNOです。
さまざまな団体・企業が実施する格安SIM利用者満足度調査でTOPの満足度を獲得しています。
mineoが満足度調査で一位を獲得した主な調査結果には下記のようなものがあります。
mineoが満足度1位となった主な調査
- 格安SIMアワード2020上半期(調査会社:株式会社イード)
- 2020年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査(調査会社:サービス産業生産性協議会)
- 格安SIMサービスの満足度調査(調査会社:MMD研究所)
- NTTコム オンライン NPS®ベンチマーク調査2020 MVNO・サブブランド部門(調査会社:NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社)
(参考:mineoサービスの受賞一覧)
mineoの大きな特徴はmineoユーザー同士や、運営スタッフとの交流で頻繁なサービス改善につながっている点です。
余ったパケットを寄付して、容量を超過しそうなユーザーが自由にパケットを利用できる「フリータンク」や、回線が混雑しやすい平日昼間の通信を避けることで達成回数に応じて特典がもらえる「ゆずるね」など、ユーザー同士の助け合いが活発に行われています。
またmineoは2021年2月に料金改定があり、新料金プラン「マイピタ」がスタートしました。
データ容量 | デュアルタイプ (音声通話SIM) |
シングルタイプ (データ通信のみ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイピタは従来の料金よりも大幅に月額料金が安くなっています。
従来は音声通話SIMタイプの3GBで最安1,661円でしたが、マイピタでは5GBを月額1,518円で利用できます。
従来よりもデータ容量が増えた上に月額料金も安くなっています。
とくに20GBプランは月額2,178円と、ドコモのahamo等と比べても1,000円近く安くなっています。
また2023年3月現在、「マイピタ割」を実施しており、データ容量に関わらず月額料金が4ヵ月間1,188円割引になります。
mineoはドコモ、au、ソフトバンクのトリプルキャリアに対応しているうえ、iPhoneの取り扱い端末数も多いため乗り換えがしやすく、セット購入の場合でもおすすめです。
iPhone|端末|格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
イオンモバイル:料金プランが豊富
画像引用:業界最安級 イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】
イオンモバイルは料金プランが豊富で、中でも60歳以上の高齢者におすすめの格安SIMです。
イオンモバイルは60歳以上の方に限り、月額料金が安くなる「やさしいプラン」があります。
例えば音声通話SIM6GBの月額料金は通常1,408円のところ、やさしいプランMの適用で1,188円になります。
このほかにもイオンモバイルは容量のプランが豊富で下記の通り53種類のプランから選ぶことができます。
さいてきプラン | さいてきプランMORIMORI | やさしいプラン | さいてきプラン(音声シェアプラン) | さいてきプランMORIMORI(音声シェアプラン) | やさしいプラン(音声シェアプラン) | さいてきプラン(データプラン) | さいてきプランMORIMORI(データプラン) | やさしいプラン(データプラン) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.2GB | - | - | 748円 | - | - | - | - | - | - |
0.5GB | 803円 | - | - | - | - | - | - | - | - |
1GB | 858円 | - | - | 1,188円 | - | - | 528円 | - | - |
2GB | 968円 | - | - | 1,298円 | - | - | 748円 | - | - |
3GB | 1,078円 | - | 858円 | 1,408円 | - | 1,188円 | 858円 | - | 638円 |
4GB | 1,188円 | - | - | 1,518円 | - | - | 968円 | - | - |
5GB | 1,298円 | - | - | 1,628円 | - | - | 1,078円 | - | - |
6GB | 1,408円 | - | 1,188円 | 1,738円 | - | 1,518円 | 1,188円 | - | 968円 |
7GB | 1,518円 | - | - | 1,848円 | - | - | 1,298円 | - | - |
8GB | 1,628円 | - | 1,408円 | 1,958円 | - | 1,738円 | 1,408円 | - | 1,188円 |
9GB | 1,738円 | - | - | 2,068円 | - | - | 1,518円 | - | - |
10GB | 1,848円 | - | - | 2,178円 | - | - | 1,628円 | - | - |
20GB | - | 1,958円 | - | - | 2,288円 | - | - | 1,738円 | - |
30GB | - | 3,058円 | - | - | 3,388円 | - | - | 2,838円 | - |
40GB | - | 4,158円 | - | - | 4,488円 | - | - | 3,938円 | - |
50GB | - | 5,258円 | - | - | 5,588円 | - | - | 5,038円 | - |
※表示価格はすべて税込料金です。
一番人気は4GBの音声通話SIMタイプなので、プランに迷った人は4GBの容量がお勧めです。
またイオンモバイルは全国のイオンモール等の店舗で相談・申し込みができます。格安SIMは店舗をほとんど持たないMVNOが多いですが、不安を感じやすい格安SIMへの乗り換えについて、スタッフに直接相談しながら乗り換えできるのは安心できるポイントです。
ただし、イオンモバイルはiPhoneの販売が少ないです。2023年2月現在、取り扱いがあるiPhoneはiPhone XS SIMフリー〔未使用品〕256GBとiPhone SE(第3世代)SIMフリー〔未使用品〕64GBのみです。乗り換えのタイミングでiPhoneを購入したい人はApple StoreなどからSIMフリーのiPhoneを購入するようにしてください。
iPhoneが使える格安SIMの選び方
20社以上もある格安SIMの中から筆者がオススメするものを5社ピックアップしましたが、いずれも魅力的なサービスを持つ格安SIMばかりなので、これらの中でどれにしようか決めあぐねている人も多いかと思います。
そこで、この項目ではiPhoneが使える格安SIMで損をしないための選び方について解説していきます。
すでにどの格安SIMにするかを決めている人は「iPhoneを格安SIMに乗り換える方法」の項目へ飛んでしまって大丈夫です。
iPhoneが使える格安SIMで損をしないための選び方
- 音声通話機能が必要かどうか
- データ容量(パケット)はどれくらい必要か
- 通信速度で格安SIMを比較する
- 各MVNOのキャンペーンを比較する
それぞれの項目について解説していきますね。
音声通話SIMかデータ専用SIMか選ぶ
動作確認で正しく動作することがわかったら、スマホに音声通話機能が必要かどうかを決めましょう。
格安SIMは大きく分けて次の3種類のSIMカードがあります。
- 音声通話機能付きSIM
- SMS付きデータ専用SIM
- データ通信専用SIM
データ通信専用SIMは通話機能がついておらず、データ通信だけができるSIMカードのことで、音声通話機能付きSIMと比べて月額料金が安いことが特徴です。
近年ではSkypeやLINEアプリの無料通話機能が普及しており、連絡手段としてもTwitterやLINEアプリでのメッセージのやり取りが主流なので、意外と音声通話機能がなくとも困る場面は少ないです。
ただし、緊急通報などの機能も使えないので、万が一の場面を想定すると、基本的には音声通話機能付きSIMを選んだ方が良いでしょう。
データ容量を選ぶ
音声通話機能付きSIMかデータ通信専用SIMのどちらにするかを決めたら、次はひと月あたりに使うデータ容量の目星を付けましょう。
これまで使っていたスマホの毎月のデータ通信量が分かっていれば、同じか近い容量のプランを選べばOKです。
もしわからない場合は、いま使っている携帯キャリアのマイページにログインしてデータ通信量を確認してみてください。
大手携帯キャリアのマイページへのリンク
参考までに、スマホの使い方に適したデータ容量の例をまとめておきますのでご確認ください。
※スマホの方は表をスワイプできます。
通信容量 | 用途 |
---|---|
1GB |
|
3GB |
|
5GB/6GB |
|
10GB以上 |
|
無制限/使い放題 |
|
格安SIMのプランで最も利用者が多いのは「3GBプラン」です。また大手携帯キャリアで使っていたプランと同じ容量である場合が多い「5GB/6GBプラン」も契約者が多いです。
月額料金をとにかく安く済ませたいのであれば1GBプランを選ぶべきですが、速度制限に悩まされることなく快適にスマホを使いたいのであれば「3GBプラン」を選ぶのが良いでしょう。
通信速度で格安SIMを比較する
格安SIMは大手キャリアと比べると通信速度が遅くなりやすいため、通信速度の評判が高い格安SIMを選ぶようにしましょう。
携帯電話や光回線の通信速度の実測値を投稿できる「みんなのネット回線速度」ではキャリアごとの通信速度ランキングを更新しています。
格安SIMの通信速度ランキングでは、格安SIMの中で通信速度が速く、比較的安定しているのは以下の3社が挙げられます。
通信速度が速く安定している格安SIM
- UQモバイル
- Y!mobile
- mineo
月額料金を下げつつ通信速度が速くて安定している格安SIMにしたいなら、これらの格安SIMから選んでみてください。
ただし、格安SIM全般で「12~13時」「20~23時」は通信速度が低下する傾向が強いので覚えておきましょう。
各MVNOのキャンペーンを比較する
大手携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)では、他社からの乗り換えの際にキャッシュバックキャンペーンを実施していることが多いかと思います。
同様に、格安SIMでも他社からの乗り換えの際に月額料金や端末代金の割引、独自ポイントによるキャッシュバック(LINEポイントやGポイントなど)がある場合が多いです。
正直、いまとなっては格安SIMの月額料金に大きな差はないので、乗り換える際に適用されるキャンペーンや特典を基準にするのも良い選択になるでしょう。
以下の記事では、格安SIM全23社分の最新キャンペーン情報を掲載しているので、格安SIMでどのようなキャンペーンが行われているのかを知りたい人はぜひご参考ください。
iPhoneを格安SIMへ乗り換える方法
ではここから具体的に乗り換えの方法を見ていきましょう。
iPhoneを格安SIMで利用したいとき、下記の手順で乗り換えることができます。
- SIMフリーの状態のiPhoneを用意する
- MNP予約番号を取得する
- 契約したMVNOのSIMカードをiPhoneに入れる
- 乗り換え(MNP)の場合は回線切り替え手続きをする
- APNプロファイルをインストールする
以上でiPhoneを格安SIMとして利用できるようになります。
それぞれ詳しくみていきます。
SIMフリーのiPhoneを用意する
まずは、iPhoneを格安SIMで利用できるよう、お使いのiPhoneのSIMロックを解除する必要があります。
- iPhoneを既にお持ちで、購入したキャリアとは違う通信回線で契約する場合⇒SIMロックを解除する
- iPhoneを既にお持ちで、購入したキャリアと同じ通信回線で契約する⇒SIMロック解除不要でそのまま利用可能
- 契約する格安SIMやApple Storeで新しくiPhoneを購入する⇒SIMロック解除不要でそのまま利用可能
- 中古端末を購入して利用する⇒使用する回線に合わせた端末を購入する
お持ちのiPhoneを格安SIMに乗り換える場合
お持ちのiPhoneを格安SIMとして使いたい場合、iPhoneを購入したキャリアと契約する通信回線を合わせる必要があります。
キャリアで購入したスマホ端末には「SIMロック」がかかっており、そのキャリアの回線でしか通信できないようになっているからです。
たとえばドコモで購入したiPhoneはドコモ回線の格安SIMでしか通信ができません。
格安SIMを契約する際「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」のいずれかを選んで契約します。
下記表の通り3回線のうち1回線にしか対応していないMVNOもあれば、3回線全てに対応したMVNOもあります。
ドコモ回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | |
---|---|---|---|
ワイモバイル | ✕ | ✕ | 〇 |
UQモバイル | ✕ | 〇 | ✕ |
mineo | 〇 | 〇 | 〇 |
IIJmio | 〇 | △(データ通信専用SIMは非対応) | ✕ |
イオンモバイル | 〇 | 〇 | ✕ |
LINEモバイル | 〇 | 〇 | 〇 |
DTI SIM | 〇 | ✕ | ✕ |
BIGLOBEモバイル | 〇 | 〇 | △(データ通信のみプランは非対応) |
OCNモバイルONE | 〇 | ✕ | ✕ |
QTモバイル | 〇 | 〇 | 〇 |
LIBMO | 〇 | ✕ | ✕ |
exciteモバイル | 〇 | ✕ | ✕ |
HISモバイル | 〇 | ✕ | ✕ |
b-mobile | 〇 | ✕ | 〇 |
ただしSIMロック解除を行えば、どの回線の格安SIMでも契約できるようになります。
SIMロック解除の方法は下記ページで解説しているので参考にしてください。
SIMロック解除が手間に感じる場合は、iPhoneを購入したキャリアの回線に対応した格安SIMを選びましょう。
格安SIMへの乗り換えと同時にiPhoneも購入する場合
格安SIMへの乗り換えと同時にiPhoneへ買い換える場合は、SIMロックがすでに解除されたSIMフリーの端末を購入してください。
iPhoneを購入する方法は大きく分けて下記の3種類があります。
- 契約する格安SIMからセット購入する
- AppleStoreでSIMフリースマホを購入する
- 中古スマホ販売店やフリマアプリで購入する
それぞれについて解説します。
iPhoneをセット販売している格安SIMから購入する
契約する格安SIMからiPhoneを購入する一番のメリットは手間がかからないことです。
SIMカードとセットで購入できるので、いくつも申し込む手間がかかりません。
ただし、下記の表をご覧の通り格安SIMでは購入できる端末の種類に限りがあります。
ストレージ | UQモバイル | ワイモバイル | mineo | OCNモバイルONE | IIJmio | |
---|---|---|---|---|---|---|
iPhone13 | 128GB | - | - | 117,480円 | 品切れ | 98,800円(※未使用) |
256GB | - | - | 132,792円 | - | - | |
512GB | - | - | 163,944円 | - | - | |
iPhone13mini | 128GB | - | - | - | 品切れ | 品切れ |
iPhone12 | 64GB | 89,855円~ | 90,000円 | 92,136円 | 品切れ | 品切れ |
128GB | - | 97,920円 | - | 品切れ | 品切れ | |
256GB | - | 117,360円 | - | 品切れ | - | |
iPhone12 mini | 64GB | - | - | 77,880円 | 72,600円 | 品切れ |
128GB | - | - | 84,480円 | 品切れ | - | |
256GB | - | - | 97,680円 | 品切れ | - | |
iPhoneSE(第3世代) | 64GB | 48,935円~ | 51,840円 | - | 品切れ | 39,800円(未使用品) |
128GB | 60,190円~ | 59,760円 | - | 品切れ | - | |
256GB | 81,415円~ | 77,760円 | - | 品切れ | - |
※2023年2月現在
※UQ mobile:MNP(au/povo1.0から乗りかえを除く)で契約かつ増量オプションⅡ(月額550円/最大7ヵ月間無料キャンペーン実施中)に加入された場合の金額です。最大7ヵ月間無料キャンペーン終了後は、自動的にオプション料がかかります。
※ワイモバイル:公式オンライン割最大21,600円割引適用時
※OCNモバイルONE:他社からの乗り換え(MNP)最安価格
※IIJmio:ギガプランMNP限定特価を適用時
格安SIMのセット購入では、iPhone14やiPhone14 Proなどの新型機種の取り扱いがありません。
最新機種も含め、端末を選びたいという方は、セット購入ではなく次項で紹介するApple Storeで購入しましょう。
Apple StoreでSIMフリー版iPhoneを購入する
Apple StoreではSIMロックが解除されているSIMフリー版のiPhoneを購入できます。
AppleStoreでは最新機種を割安価格で購入できるため、新しい機種を格安SIMでも使いたい人におすすめです。
店舗で購入もできますが、店舗は全国に10店舗しかありません。
(参考:ストア一覧 - Apple Store - Apple(日本))
オンラインストアはいつでも購入手続きができ手間もかからずオススメです。
AppleStoreでのiPhoneの販売価格は下記の通りとなっています。(2023年1月現在)
ストレージ | 販売価格 | |
---|---|---|
iPhone 14 Promax | 128GB |
164,800円
|
iPhone 14 Pro | 128GB |
149,800円
|
iPhone 14 plus | 128GB |
134,800円
|
iPhone 14 | 128GB |
119,800円
|
iPhone 13 Pro | 128GB |
145,040円~
オンラインショップ取り扱いなし |
256GB |
160,040円~
オンラインショップ取り扱いなし | |
512GB |
190,060円~
オンラインショップ取り扱いなし | |
1TB |
220,075円~
オンラインショップ取り扱いなし | |
iPhone 13 | 128GB |
107,800円
|
256GB |
122,800円
| |
512GB |
152,800円
| |
iPhone 13mini | 128GB |
92,800円
|
256GB |
107,800円
| |
512GB |
137,800円
| |
iPhone12 | 64GB |
92,800円
|
128GB |
99,800円
| |
256GB |
114,800円
|
※記載の金額はすべて税込です
※2023年2月現在
Apple Storeでは現在使っている端末を下取りに出すことができます。製品の状態にもよりますが、最大で100,000円と高い値段で下取りしてくれます。(2023年2月現在)
参考:Apple Trade In - Apple(日本)
不要なApple端末があれば、下取りサービスを利用して新しい機種に買い替えましょう。
中古端末取扱店舗でiPhoneを購入する
ブックオフやゲオなどの中古スマホ取扱販売店や、メルカリやヤフオクなどのオークションサイトで中古のiPhoneを購入する方法もあります。
中古品なので、新品よりも安い価格でiPhoneを購入できます。
ただし、購入の際は下記の点に注意してください。
中古のiPhoneを購入する際の注意点
- SIMロックが解除されているかどうか確認する
- SIMロックが解除されていない場合は契約する通信回線に合わせる
- 赤ロムではないか確認する
まず、SIMロック解除が解除されているかどうか確認して下さい。
SIMロック解除は契約者が契約期間中にできる手続きなので、中古品として販売されているときにSIMロックがかかったままだと、購入後SIMロックは解除できません。つまりSIMロックがかかったままの端末の場合は、対応する回線でしか利用できません。
基本的にSIMフリー版のiPhoneを購入するのが一番ですが、SIMロックが解除されていない端末の場合はその回線種別に対応した格安SIMしか選べなくなってしまう点には気を付けましょう。
また“赤ロム”の状態の端末は選ばないようにしてください。
赤ロムとは、契約者の料金未納などで、端末に対してネットワーク制限がかけられた端末のことを指します。赤ロム端末を購入してしまうと、SIMカードを入れても通信ができません。赤ロムに対して白ロムが正常に利用できる端末になるので、赤ロムではなく白ロムを選ぶようにしましょう。
格安SIMの初心者には少し難しく聞こえますが、不安な場合はオークションサイトではなく、ブックオフやゲオなどの中古スマホ販売店でスタッフの人に直接聞きながら購入するようにしてください。
MNP予約番号を取得する
いま使っているiPhoneの電話番号を格安SIMでも継続して利用するためには「MNP予約番号」の取得が必要です。
MNP予約番号は契約しているキャリアに電話するだけで取得できます。
MNP予約番号の問い合わせ先
- ドコモ:(局番無しの)151(ドコモ携帯から)
- au:0077-75470
- ソフトバンク:*5533(ソフトバンク携帯から)
MNP予約番号は無料で取得することができますが、取得した日を含めて15日間の有効期限が設けられています。
有効期限が切れてしまうと再取得する必要が生じるので、できるだけMNP予約番号を取得してすぐにMVNOへの乗り換え手続きをしてください。
iPhoneに契約したMVNOのSIMカードを入れる
SIMロック解除の申請手続きを済ませたら、いま持っているiPhoneに格安SIMのSIMカードを差し込みましょう。
iPhoneにSIMカードを入れる方法はとっても簡単です。
iPhoneを購入した時に付属していたSIMピンを用意します。
SIMピンがない場合は、紙類をまとめるクリップや裁縫用の縫い針(尖ってない方)などでも代用可能です。
iPhoneの電源はつけたままでもSIMカードの入れ替えはできますが、この後に行う「利用開始手続き」の際にiPhoneを再起動することになるので、予め電源を落としておきましょう。
SIMピンを用意したら、iPhoneの側面にある小さな穴に差し込みます。
画像はiPhone 6ですが、基本的にiPhoneに向かい合って右側、電源ボタンの下にあります。
iPhone側面にある小さな穴にSIMピンを差し込んだらグッと中に押し込みます。
意外と奥の方までSIMピンが入るので、初めて挑戦する人は不安に思うかもしれませんが、乱暴に扱わない限りは端末が壊れることはないのでご安心ください。
SIMピンを置くまで差し込むと、画像のようにSIMカードトレイが出てくるので引き抜きましょう。
これでSIMカードを入れ替えるためのSIMカードトレイを引き抜くことができました。
大手携帯キャリアで使っていた時のSIMカードが入っているかと思うので、新しく届いた格安SIMのSIMカードに入れ替えて、SIMカードトレイをiPhone本体に差し込みましょう。
これでSIMカードの差し替えは完了です。
SIMロックの解除申請をしていた場合、他社のSIMカードを挿入することでSIMロックが解除されるので、このタイミングで格安SIMのSIMカードを認識する準備が整ったことになります。
SIMカードを無事に差し替えることができたら、次の手順に進みましょう。
乗り換え(MNP)の場合は回線切り替え手続きをする
他キャリアから格安SIMへ乗り換え(MNP)の場合は、回線切り替えの手続きを行います。
回線切り替えの手続きとは、これまで利用していた携帯キャリアを解約して、差し替えたばかりの格安SIMの利用を開始するための手続きのことです。
この手続きを行わないと、SIMカードを差し替えても圏外の状態が続いて一切使用することができません。
回線切り替えの手続きは格安SIMごとで方法が異なるので、SIMカードと一緒に送られてきた設定マニュアルを確認しながら手続きを進めてみてください。
上記の画像は2019年4月に筆者が個人的にLINEモバイルを契約した時に付属していた設定マニュアルです(黒く塗りつぶしてあるのはQRコードです)。
ご覧の通り、イラスト入りで非常に丁寧に利用開始の手続きについて書かれているので、初めて携帯キャリアを乗り換えるという人でも安心して手続きを進められます。
利用開始手続きを行うと、30分~1時間程度で差し替えたSIMカードが電波を掴める状態となります。
それまでの間にプロファイルをインストールしておきましょう。
APNプロファイルをインストールする
利用開始手続きを済ませたら、自宅のWiFiにiPhoneを接続して、申し込んだ格安SIMのWebサイトからプロファイルをインストールします。
これまでに自宅のWiFiに接続したことがあるiPhoneなら自動的に接続されているかと思いますが、もし仮に接続されていなかった場合は以下の手順でiPhoneをWiFiに接続しましょう。
iPhoneをWiFiに接続する方法
- iPhoneのホーム画面より「設定」アプリをタップする
- 「WiFi」をタップする
- 「ネットワークを選択」の項目から自宅のWiFiのSSIDを探してタップする
- パスワードを入力して「接続」をタップする(パスワードはルーターに記載されていることが多いです)
無事にiPhoneをWiFiに接続することができたら、設定マニュアルを見ながらiOS用のプロファイルをインストールしましょう。
多くの格安SIMは、「Safari」アプリから格安SIMのWebサイトにアクセスして、プロファイルと書かれたURLをタップすることでインストールが開始されます。
Androidの場合は自分でAPN情報を手入力する必要がありますが、iPhoneの場合はプロファイルをインストールするだけなので非常に簡単です。
ここまでの手続きが終われば、すべての設定手順は完了です。ここまでお疲れ様でした!


まとめ
ここまでiPhoneで使えるおすすめの格安SIMや乗り換え方法について紹介しました。
iPhoneを格安SIMで使う際は下記の点について注意してください。
- Apple Watchのセルラーモデルは格安SIMで使えない
- 5Gなどは使えない格安SIMが多い
- iOSのアップデートはすぐに行わない
- WiFi環境下でないとAPN設定ができない
- MVNOでは最新型のiPhoneを買うことが出来ない
- 乗り換え前に必ず「動作確認」をチェックする
乗り換え先は下記の格安SIMがおすすめです。
iPhoneが使えるおすすめの格安SIM
- UQモバイル:通信速度が速い
- Y!mobile:家族そろって乗り換えるなら
- mineo:顧客満足度No1
- OCNモバイルONE:iPhone端末の取り扱い数が豊富
- イオンモバイル:60歳以上の方におすすめ
セット購入したい場合はOCNモバイルONEがおすすめです。
今使っている端末をそのまま使って乗り換える場合、ドコモ回線やソフトバンク回線ならmineo、au回線ならUQモバイルがおすすめです。
記事を参考にして、格安SIMに乗り換えて、iPhoneをお得に利用してください。
iPhone単体を安く購入する方法についてより詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせて見ておきましょう。
iPhoneを安く買うための5つの方法!iPhone13を安く買う方法も公開!!
下記記事でもおすすめの格安SIMを紹介しているので、MVNO選びの参考にしてください。
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