楽天モバイルの危ないデメリット10選|後悔しているユーザーに聞いたおすすめしない理由・注意点・メリットを紹介
データ容量 | 音声通話SIM | SMS付きデータSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
3GB | 1,078円 | - | - |
20GB | 2,178円 | - | - |
無制限 | 3,278円 | - | - |
楽天モバイルを検討中の方に向けて、ユーザーの口コミから楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VII(アンリミットセブン)」のデメリットを紹介します。
楽天モバイルはお得な第4のキャリアですが、口コミ等からみると以下のデメリットが存在します。
楽天モバイルのデメリット・注意点
※ 本記事の価格は全て税込み表記です。
楽天モバイルのデメリット・注意点
Soldiでは格安SIMユーザーを対象に以下のアンケートを実施しました。
格安SIM利用者の口コミ・満足度の収集方法について
- 調査企画:株式会社エイチームライフデザイン
- 調査目的:格安SIMの利用実態と評価に基づいて、客観的な評価を紹介するため
- 調査対象:日本国内の格安SIM利用者
- 調査方法:株式会社ディーアンドエムによるインターネット調査
- 調査期間:2023年4月17日~4月27日
- 有効回答数:742
「総合満足度」「月額料金」「通信速度」「繋がりやすさ」「サポート」の5項目について、「5」を「非常に満足」、「1」を「不満」とする5段階評価でアンケートを取得しています。
楽天モバイルユーザーと全社平均(23社)を比較した結果が以下の通りです。
満足度調査 | 楽天モバイル | 全社平均 |
---|---|---|
総合評価 | 3.30 / 5.00 | 3.72 / 5.00 |
月額料金 | 3.68 / 5.00 | 3.87 / 5.00 |
通信速度 | 3.00 / 5.00 | 3.53 / 5.00 |
繋がりやすさ | 3.05 / 5.00 | 3.62 / 5.00 |
サポート | 3.18 / 5.00 | 3.42 / 5.00 |
ご覧の通り、楽天モバイルの各項目の満足度は、全社平均を下回る結果となっています。
とくに通信速度、繋がりやすさに関する評点が低く、悪い口コミも多くなっています。
口コミから見える楽天モバイルのデメリットは以下の通りです。
楽天モバイルのデメリット・注意点
やはり通信速度や繋がりにくさに関するデメリットが多いようです
それぞれ順番に回答していきます。
「繋がりにくい」という口コミが非常に多い
楽天モバイルで最も多かった悪い口コミは「繋がりにくさ」に関するものでした。
以下のようにな口コミがありました。
通信レベルが酷い、繋がらない地域や場所が多い、エリアカバー率98%なんて詐欺だし繋がらいことも考えたらデータ無制限なんて嘘っぱちと同じ。
60代女性 / 音声通話付きプラン(無制限)電波が繋がらないところが多すぎる、他の通信会社と契約している人は建物内でも余裕で繋がるのに楽天モバイルは全然繋がらないことが多い。
10代女性 / 音声通話付きプラン(20GB未満)料金は安いが地下鉄の中では全く電波が通らなくて使い物にならない。もっと電波が通る地区やエリアを増やしてほしい。もっと細かい料金設定にしてほしい
30代女性 / 音声通話付きプラン(20GB未満)通信速度が遅いというものではなく、通信したいときに接続することができないので、不便に感じるユーザーの不満の声が非常に目立ちます。
建物や地下鉄内等は繋がりにくい
口コミにある通り、楽天モバイルはエリア内であっても建物や地下鉄内などでは繋がりにくいという大きな欠点があります。
それには明確な理由があり、楽天モバイルはプラチナバンドに対応しておらず、障害物などによって電波が減衰しやすいからです。
プラチナバンドとは?
700MHz〜900MHzの周波数帯域を中心とする電波帯域のこと。別名ゴールデンバンド。
楽天モバイルは、パートナー回線エリアを除いて1.7GHz帯のみでサービスを提供している。
プラチナバンドについての細かい説明は省きますが簡単に紹介すると、障害物などがあっても電波が届きやすい700MHz~900MHzの周波数帯域を中心とする電波帯域のことを指します。
電波の周波数は低い方が障害物を回避しやすいのですが、楽天モバイルは現在1.7GHz帯にしか対応していないため、障害物に弱い電波となってしまっています。
楽天エリアでも電波が繋がりにくい・届かないケース
- 地下(地下鉄構内)
- 室内(壁の多い場所)
- 障害物がある場所(ビルの多い繁華街)
一方でドコモ・au・ソフトバンクはプラチナバンドに対応しているため、障害物には比較的強いです。
大手キャリア3社の回線を間借りしている他の格安SIMも同様で、楽天モバイルと比べて建物内で繋がりにくいという事象は発生しにくいです。
このため楽天モバイルは総務省などに対してプラチナバンドの割り当てを要望していますが、見通しは不明です。
楽天モバイルは格安SIMではなく、自社回線を使ったMNOとしてのサービスに切り替えましたが、その影響で繋がりにくさが目立つようになってしまっています。
楽天回線の対応エリアが狭い
プラチナバンド未対応なうえに、楽天モバイルの楽天回線エリアはまだ十分とは言えません。
2023年3月時点で楽天回線エリアの人口カバー率は98%超えとなっていますが、山間部や田舎、地方都市などは対応していないエリアが多くあります。
楽天回線エリア外の場合はパートナー回線(au回線)の電波で接続することになりますが、地方によってはパートナー回線頼りの地域もあります。
パートナー回線エリアとは?
au回線にローミング接続するエリアのこと。楽天モバイルでは、楽天独自の基地局の電波を利用する楽天回線エリアとパートナー回線の基地局の電波を利用するパートナー回線エリアの2つを利用してサービスを提供している。
都市部と地方の対応エリアを比較したマップが以下の通りです。
■関東地方都市部
■関東地方郡山市周辺
(画像引用:通信・エリア | 楽天モバイル)
マップの濃いピンクは楽天モバイルエリア、薄いピンクはパートナー回線エリアを指しています。
ご覧の通り、東京都周辺は濃いピンクで埋められていますが、地方へ行くと薄いピンクのエリアが大きくなっています。
人口カバー率98%をうたっていますが、契約する際は自身の生活圏が楽天モバイルエリア内かどうかは十分に確認するようにしましょう。
パートナー回線の通信量は5GB/月まで
楽天モバイルは基本通信制限がないデータ使用量に応じて料金が変動する従量課金タイプですが、パートナー回線の通信量には制限があります。
パートナー回線での通信量が5GB/月を超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
速度制限後もデータ通信をおこなうことはできますが、制限前の様な高速通信をおこなうことはできません。
また楽天モバイルエリア内であっても、建物内など、電波状況によってはパートナー回線で接続されて、データ容量を消費することもあります。
無制限だからと言ってパートナー回線エリア内で使いすぎると速度制限がかかってしまうことがあり、デメリットの一つとなっています。
ただし、2023年6月1日からはこのデメリットは解消されます。
2023年6月1日からの新プラン「Rakuten最強プラン」ではパートナー回線の月間5GBの上限制限が撤廃されました。
楽天回線エリア・パートナー回線エリア問わず、無制限で利用できるようになります。
月額料金等の変更はなく、新プランへの切り替えは自動で移行されるため、既に楽天モバイルを契約中の方もそのまま利用できるようになります。
パートナー回線は順次終了予定
さらに楽天モバイルのパートナー回線は2022年10月以降、エリアが拡充された地域から順次終了しています。
楽天モバイルエリア拡充後になるため、これまで使えていた地域で使えなくなるということはないと思いますが、先述の通り建物内などは繋がりにくくなる恐れもあります。
終了予定のスケジュールは以下の通りとなっています。
(画像引用:パートナー回線エリアから楽天回線エリアへの切り替えについて(2023年2月1日更新) | その他のお知らせ | 楽天モバイル)
楽天モバイルはパートナー回線のローミングにかかるコストが小さくないため、順次終了していく予定としているものと思われますが、サービス品質が低下してしまう危険もあり、今後のデメリットになり得る可能性があります。
データ使用量1GB未満まで無料のサービスは終了
楽天モバイル最大の特徴・メリットであった「データ使用量1GB未満まで無料」が終了しています。
楽天モバイルの旧プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1回線目の契約に限り、1カ月間のデータ使用量が1GB未満の場合、基本料金無料で使うことができました。
しかし、2022年7月1日からは、新規・既存ユーザー含め新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行したため、1GB未満の場合でも一律月額1,078円に値上げされています。
現在の料金表は以下の通りとなっています。
データ容量 | 音声通話SIM | SMS付きデータSIM | データ専用SIM |
---|---|---|---|
3GB | 1,078円 | - | - |
20GB | 2,178円 | - | - |
無制限 | 3,278円 | - | - |
先述の繋がりにくさの特徴もあり、不満の声がアンケートで得られました。
電波が悪すぎて使えないことが多いので無料の意味がない。1gb以内なら無料だったら許せるけど今はだめ。もう少しだけプランを増やすかギガの繰り越しがあるといい
60代女性 / 音声通話付きプラン(1GB未満)また最近は格安SIM各社の値下げが相次いでおり、nuroモバイルなどは音声通話SIM3GBでも月額792円で利用できます。
楽天モバイルは3GBで1,000円を超えるため、他社と比較した際にメリットが薄くなっているという口コミもありました。
使い始めた頃は価格との釣り合い的にちょうどよかったが、他の格安ブランドが同じギガでもっと安くなってきたのでお得感がなくなってきているのでもっと安くなるといいと思う。
40代女性 / 音声通話付きプラン(2~3GB)最安でも3GB1,078円となるので、楽天モバイルの特徴が弱くなっていると感じているユーザーも多いようです。
通話アプリ「Rakuten Link」の通話品質が悪い
楽天モバイルは専用の通話アプリ「Rakuten Link」を使った発信は原則国内通話料が無料になります。
Rakuten Linkとは?
楽天モバイルユーザーが使える無料のスーパーコミュニケーションアプリ。他の携帯会社や固定電話を含む国内通話を何度でも無料でかけることができる。(※一部例外あり)
11円/30秒の格安SIMはあっても無料の会社はほとんどないため、楽天モバイルのメリットの一つとなっていますが、このRakuten Linkの使い勝手が悪いと評判です
音声通話が良くなく、ストレスとなっている。仕事の上では使いづらい。特に地方での音声通話がとぎれとぎれとなり、使いづらい。
50代男性 / 音声通話付きプラン(2~3GB)月々の支払金額は普通ですが、自宅にいると電話がつながらないことが多い。会社の人がいうには 電話をかけるとかならず一度は留守電になり再度かけるとつながるという。本当に使えないと思いました
50代女性 / 音声通話付きプラン(無制限)iPhoneではRakuten Linkの一部機能が使えなかったり、以下のように機種のにソフトウェアバージョンよってはアプリに対応していない場合もあります。
Rakuten Linkを使用できる端末のソフトウェアバージョン
iPhone:iOS 14.4以降
Android端末:Android 9以降
Rakuten Linkがうまく起動しない時の対処法は以下の通りです。
Rakuten Linkが繋がらない時の対処法
- Rakuten Linkから一度ログアウトする
- Rakuten Linkを再起動する
- VPNに接続されていないか確認する
- WiFiに接続されていないか確認する
- Rakuten Linkの初期設定が正しく行われているか確認する
(参考:[Rakuten Link]Rakuten Linkで音声通話ができません | お客様サポート | 楽天モバイル)
ただし上記対処法を行っても上手く繋がらないケースもあるようです。
Rakuten Linkでの発信が非通知になってしまうケースがある
さらにRakuten Linkでは、一部の発信が非通知設定されてしまうことがあります。
主に以下のケースで非通知設定がされてしまうようです。
Rakuten Linkの発信が非通知で発信されてしまうケース
- 通話相手がRakuten Linkを利用していない
- Wi-Fiにのみ接続した状態で発信した場合
- 通話相手がRakuten Linkを利用していている
- 以下3点にすべて該当している場合
- お互いの電話番号がRakuten Linkの連絡先に登録されていない
- Wi-Fiにのみ接続した状態で発信した
- 発信者がRakuten Linkの設定にて、プライバシー設定の「Rakuten Linkネームとプロフィール画像の表示」をオフにしている
- 以下3点にすべて該当している場合
(参考:どのような場合にRakuten Linkでの発信が非通知になりますか? | お客様サポート | 楽天モバイル)
とくにWiFi接続している場合は非通知で発信してしまいます。
自宅にいる際などはWiFiに接続していることがほとんどかと思いますが、その場合わざわざWiFiを切った状態で発信しないと電話番号を通知させることができません。
Rakuten Linkの使い勝手の悪いポイントの一つとなっています。
楽天モバイルで購入した端末以外は保証対象外
楽天モバイルでは、自社で購入した端末以外の保証は対象外となっています。
楽天モバイルで購入した端末は問題なく使うことができますが、今まで他社で使っていたスマホを使う場合、端末の保証はないので注意して下さい。
また、他社で使っていた機種をそのまま楽天モバイルで使う場合、楽天モバイルで動作確認がとれている端末以外では正常に利用することができない可能性があります。
楽天モバイル以外で購入した端末を使う場合は、あらかじめ公式サイト(こちら)から機種ごとの動作確認状況を確認しておきましょう。

Android端末の取り扱いが少ない
楽天モバイルでは以下のように、Android端末の取り扱いが少なくなっています。(2023年5月時点)
楽天モバイル取り扱いのAndroid端末
- Xperia10 V
- Galaxy S23
- Galaxy A23 5G
- Xperia 5 Ⅳ
- Galaxy Z Flip4
- Xperia 10 Ⅳ
- OPPO Reno7 A
- Redmi Note 11 Pro 5G
- OPPO A55s 5G
- AQUOS sense7
- AQUOS sense6s
- AQUOS wish
- AQUOS zero6
楽天モバイルが販売しているAndroid端末は全部で13機種です。
GalaxyやXperia、AQUOS、OPPOなど取り扱いメーカーのバリエーションは豊富ですが、一部を除き最新のハイエンドモデルがラインナップに入っていません。
例えば、ワイモバイルやOCNモバイルONEなどと比べると、楽天モバイルの取り扱い機種は約半数となっています。
機種変更時など選べる端末が少ないので注意してください。
大手キャリアより実店舗の数が少ない
楽天モバイルは、以下のように大手キャリアよりも実店舗の数が少ないという現状があります。
各キャリアの店舗数
ドコモ:2,330店舗
au:2,181店舗
ソフトバンク:2,279店舗
楽天モバイル:約1000店舗
楽天モバイルの実店舗数は、2023年時点で全国で約1,000店舗となっており、ドコモ・au・ソフトバンクはおおよそ2倍にあたる全国2,000店舗以上あります。
店舗で対面サポートを受けたい人は、近所に店舗があるか確認してから申し込むのがおすすめです。
また、楽天モバイルでは以下の店舗サポートに関しては有料となっているので注意して下さい。
楽天モバイルショップの有料サポートについて
- あんしん操作サポート 550円/月
- データ移行サポート 1,100円〜2,200円/回
楽天モバイルショップは、こちらから検索または確認可能することができます。

各種キャンペーンのポイント還元までタイムラグがある
楽天モバイルではお得なキャンペーンが随時開催されていますが、特典ポイントが還元されるまでタイムラグがあります。
他社からの乗り換えや対象商品の購入で、楽天スーパーポイントの還元が受けられるのも楽天モバイルの魅力の1つです。
しかし、実際に特典ポイントを受け取ることができるのは、キャンペーンの適用条件を満たした月の翌々月末となっているので、ポイントが付与されるのは最短でもおおよそ2ヶ月後とタイムラグが発生します。
端末を購入する際は、初期費用として割引前の端末代金を一度支払う必要があるので注意して下さい。

楽天モバイルのメリット
ここまで楽天モバイルのデメリット・注意点について確認してきましたが、この項目では反対に楽天モバイルのメリットについて解説していきます。
楽天モバイルのメリットは以下のとおりです。
楽天モバイルのメリット
それぞれ順番に解説していきます。
楽天回線エリアならデータ使い放題
楽天モバイルは、楽天回線エリア内であれば毎月のデータ無制限で利用することができます。
ただし、パートナー回線でデータ使用量が5GBを超えてしまうと、概ね1Mbps程に通信速度制限されてしまうので注意して下さい。
楽天回線エリアに住んでいて、動画視聴やゲームなど毎月大量のデータを消費している人は、楽天モバイルがおすすめです

楽天回線エリアの通信速度は必要十分
楽天モバイルの楽天回線エリア内は、4Gと5G回線を利用した高速通信が可能です。
みんなのネット回線速度の楽天モバイルの通信速度は、以下のようになっています。
楽天モバイル | 格安SIM平均 | |
---|---|---|
平均Ping値 | 51.31ms | 77.1ms |
平均ダウンロード速度 | 57.42Mbps | 59.4Mbps |
平均アップロード速度 | 26.32Mbps | 12.6Mbps |
※参考:楽天モバイル(キャリア)の通信速度レポート
楽天モバイルは、携帯キャリア速度ランキングで通信速度速度が7番中6位のと、大手キャリアの中では通信速度が遅いという結果になっています。
しかし、格安SIMの平均値と比較すると平均ダウンロード速度は同等で、平均アップロード速度は約2倍ほど高速です。
ダウンロード速度が50Mbps以上出ていれば、通常のスマホ操作においてストレスを感じることはないので安心してください。

従量制プランで料金の無駄がない
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VII(料金プラン)は、毎月使用したデータ容量によって月額料金が決まる従量制プランを採用しているので、データ使用量の過不足による無駄がありません。
Rakuten UN-LIMIT VII(料金プラン)の料金は以下のとおりです。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GBまで | 1,078円 |
〜20GBまで | 2,178円 |
20GB以上(無制限) | 3,278円 |
毎月のデータ使用量が固定のプランだと、データをほとんど使用しなかった月も定額で同じ料金がかかってしまいます。
しかし、楽天モバイルなら20GB以上使用した月でも、月額3,278円という低料金でデータ使い放題で利用することができるので、他社よりもお得です。
また、楽天回線エリア内なら5G回線も料金追加無しで使えるのも見逃せないポイントになります。

何度でも国内通話が無料でかけ放題
楽天モバイルは、専用アプリRakuten Linkを経由した場合、国内通話が何度でも無料でかけ放題です。
追加料金無しで通話料や時間を気にせず何度でも音声通話をかけることができるので、電話をよくかける人にとってはかなりお得になっています。
注意点
- 対象外の電話番号やRakuten Linkを経由しない通話は、30秒ごとに22円(税込)の通話料が発生します。
毎回アプリを経由するのは手間ですが、楽天モバイル以外の他のキャリアのスマホや固定電話にも無料でかけ放題で、データ利用量もカウントされないなどメリットも多いです。
また、Rakuten Linkには留守番電話や転送電話、割込み通話といった通常だと有料オプション扱いの機能も含まれている点も見逃せません。

最新のiPhoneシリーズを購入できる
楽天モバイルでは、最新のiPhone14シリーズ全モデルを購入することができます。
現在、楽天モバイルで取り扱いのあるiPhoneは以下のとおりです。
楽天モバイル取り扱いiPhone
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12
最新のiPhone14シリーズはもちろん、一世代前のiPhone13シリーズやiPhone SE(第3世代)、iPhone 12など、他のキャリアと比較して取り扱いのあるiPhoneの種類が多いのが特徴です。
iPhoneを楽天モバイルで使いたいと考えていた人は、予算や用途にあった機種を選択して購入しましょう。

Rakutenオリジナル端末を購入できる
楽天モバイルでは、他では販売されていないRakutenオリジナル端末を購入することができます。
販売されているRakutenオリジナル端末はRakuten Hand 5Gのみですが、過去には大型ディスプレイを搭載したRakuten BIGや、スーツのポケットにすっと収まるサイズ感が魅力のRakuten Miniなどの機種が販売されていました。
また、Rakuten Hand 5Gを実質1円で購入できるお得なキャンペーンも開催中です。

海外でもそのまま2GBまで利用できる
楽天モバイルは、オプション契約なしで海外でもそのまま利用することができます。
海外で使えるデータ容量は月に2GBまでとなり、指定67の国と地域で利用することが可能です。
ただし、海外でのデータ容量(2GB)を使い切ると、通信速度が最大128kbpsに制限されてしまいます。
といっても、高速データ容量1GBあたり500円でチャージすることができるので、もし2GBを使い切ったとしても安心できます。
旅行や海外出張が多い人は、楽天モバイルを契約していれば現地でSIMを契約する必要がなくなるのでおすすめです。

実店舗でサポートを受けられる
楽天モバイルは、実店舗で対面サポートを受けることができます。
楽天モバイルの店舗数は2022年3月時点で、全国1.000店舗以上存在し、事前に来店予約することも可能です。
現状、他の大手キャリアの店舗数には及びませんが、楽天モバイルは店舗数を増やしている最中なので今後の展開に期待が持てます。
格安SIMやサブブランドはサポートがオンラインのみのケースも多いですが、楽天モバイルはショップ店頭でサポートを受けることができるので、スマホ初心者でも安心です。

楽天ポイントが貯まりやすい
楽天モバイル契約者は、通常よりも楽天ポイントが貯まりやすくなります。
ポイントアップは主に楽天グループ関連サービスが対象となっており、例えば楽天市場で買い物すると楽天ポイントが+1倍になるのでたいへんお得です。
楽天カードや楽天ひかりを利用していると、さらに還元率がアップして最大で15.5倍まで増加します。
また、貯まった楽天ポイントは、楽天モバイルの支払いにあてることも可能です。

キャンペーンの種類が豊富
楽天モバイルでは、常時お得なキャンペーンが多数開催されています。
はじめて楽天モバイルを契約する人や、対象の端末を購入すると楽天ポイントの還元が受けられるので、申し込みする際は必ず活用しましょう。
キャンペーンにはそれぞれ適用条件があるので、最新のキャンペーン情報の詳細は公式サイト(こちら)をチェックして下さい。

口座振替での支払いに対応している
楽天モバイルでは、毎月の料金の支払い方法として、以下のとおり口座振替に対応しています。
楽天モバイル料金の支払い方法
- クレジットカード
- デビッドカード
- 口座振替
- 楽天ポイント
楽天銀行や三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行といった大手金融機関はもちろん、信用金庫や地方銀行、JAバンクなど幅広く対応しています。
楽天モバイルの口座振替に対応している具体的な金融期間は、こちらか確認することができます。
注意
- 月額料金確定後(毎月4日から10日頃)に口座振替で請求料金を引き落とせなかった場合、請求書が発行・発送され、請求書発行費用が発生するので注意。

楽天モバイルがおすすめな人
ここまで紹介した楽天モバイルのメリット・デメリット・注意点をふまえて、具体的にどんな人に楽天モバイルはおすすめなのか解説していきます。
楽天モバイルがおすすめな人は以下のとおりです。
楽天モバイルがおすすめな人
- データ無制限で利用したい人
- 国内通話を頻繁にかける人
- 楽天回線エリアメインで利用する人
- 毎月のデータ使用量にばらつきがある人
- 楽天経済圏でよく買い物する人
楽天モバイルは、月額料金を抑えつつデータ無制限で使いたい人に向いています。
毎月どんなにデータを利用しても月額3,278円以上の料金が発生することはありません。
また、固定電話を含め電話をかけることが多い人は、専用アプリを使えば長時間の電話も無料で何度でもかけ放題なのでおすすめです。

楽天モバイルをおすすめしない人
楽天モバイルをおすすめできない人、楽天モバイルが向いていない人は以下のとおりです。
楽天モバイルがおすすめではない人
- 楽天回線を0円維持したい人
- 毎月のデータ使用量が3GB以下の人
- 山間部や田舎など楽天回線エリア外に居住している人
- 外出先で常に安定した通信を求める人
- 楽天関連サービスを利用していない人
以前はデータの使用量が毎月1GB以下の場合、0円で楽天モバイル回線を維持することができたので、予備のサブ回線(2回線目)として非常におすすめのキャリアでしたが、プラン変更に伴い最低でも月額1,078円の料金が発生するので注意して下さい。
また、データ無制限で利用できる楽天回線エリアは現状首都圏の一部エリアのみ対応となっており、大手キャリアのように田舎や山間部では通信できない可能性があります。
上記に1つでも該当する人は、楽天モバイルが向いていない可能性が高いので注意して下さい。

よくある質問
最後に、楽天モバイルのデメリットなど、よくある質問について回答していきます。
よくある質問!
- 楽天回線とパートナー回線は手動で切り替えられる?
- 楽天モバイルのおすすめのキャンペーンは?
- 楽天モバイルでiphoneは使わないほうがいい?
- 楽天モバイルにして後悔することはある?

楽天回線とパートナー回線は手動で切り替えられる?
楽天回線とパートナー回線(au)は手動で切り替えることが可能です。
回線の切り替え方法は、iPhoneとAndroidで異なります。
iPhone(iOS)の場合
- 設定からモバイル通信を選択する
- モバイル通信プランを選択する
- ネットワーク選択の自動をオフにする
- モバイル回線一覧が表示されるので、楽天回線またはパートナー回線を選択する
Androidの場合
- 設定から接続を選択する
- モバイルネットワークからローミング設定を選択する
- 通信事業から手動選択を選択する
- モバイル回線一覧が表示されるので、楽天回線またはパートナー回線を選択する
楽天回線とパートナー回線の判別方法は以下を参考にしてください。
楽天回線とパートナー回線の判別方法
楽天回線:Rakuten/ 440 11
パートナー回線:440 50 /440 51 /440 53
モバイル回線の一覧が表示されたら、楽天回線とパートナー回線のどちらかを選択して下さい。
手動設定したにも関わらず回線がうまく切り替わらない場合、端末の再起動や機内モードのON/OFFを試しましょう。
楽天モバイルのおすすめのキャンペーンは?
2023年3月時点で楽天モバイルで開催中のキャンペーンで特におすすめなのは、以下の3つです。
楽天モバイルおすすめのキャンペーン3選
- iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- スマホ/Wi-Fiトク得乗り換えキャンペーン
- Rakuten Hand 5Gが実質1円!
楽天モバイルでは、はじめて契約する方や他社から乗り換えの際に楽天ポイントが還元されるお得なキャンペーンを多数開催しています。
キャンペーンの詳細が気になる方は、以下の記事で詳しく解説しているので確認して下さい。
楽天モバイルでiphoneは使わないほうがいい?
楽天モバイルでは、動作確認済みのiPhoneであれば問題なく利用することが可能です。
ネット上の口コミを調査してみると、楽天モバイルでiPhoneを使わないほうがいいのではないか?という意見が散見されます。
しかし、この口コミの原因は、楽天モバイルで2021年12月17日頃に起きたiPhoneで着信不具合に由来されるものです。
現時点では、すでに不具合は解消済みなので安心して下さい。
楽天モバイルにして後悔することはある?
以下のような場合、楽天モバイルに乗り換えると後悔する可能性があります。
楽天モバイルにして後悔するケース
- 携帯代をワンコインで済ませたい→目的がサブ回線の契約
- 毎月ほとんどデータ通信を利用しない→3GB以下しか使わない
- 電話をほとんどかけない→電話はLINEで済ませるので重視しない
- 楽天経済圏を利用していない→楽天ポイントを貯めていない
上記に1つでも該当する人は、後悔しないためにも事前に自分のスマホの利用状況を確認してから楽天モバイルを契約してください。
楽天モバイルはライトユーザーからヘビーユーザーまで1つのプランでカバーしているので、毎日スマホをほとんど使用しない人は、基本料金が安い格安SIM(MVNO)を契約するのがおすすめです。
まとめ
ここまで、楽天モバイルのデメリット・注意点とメリット、どんな人におすすめか・おすすめではないかを解説してきましたがいかがだったでしょうか?
楽天モバイルは1GBまで0円が終了したり、対応エリアが狭いといったデメリットが多く存在します。
しかし、楽天回線エリア内はデータ無制限で使い放題で利用できるなどメリット多いのも事実です。
本記事を参考に、楽天モバイルのデメリットや注意点を理解した上で、自分にとって合っているサービスだと感じた人はぜひ契約してみてはいかがでしょうか?

Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。