【2022年最新版】引越しを手伝ってほしい日本の偉人ランキング！

歴史上に名を遺す偉人は、そのほとんどが既に亡くなっており、二度と会うことはできません。
しかし、そんな偉人がもしも現代に現れて、あなたの引越しを手伝ってくれたら…？

ちょうど1月は、新しい年の大河ドラマが始まるタイミング。
1月9日からは、鎌倉幕府第2代執権・北条義時が主役の「鎌倉殿の13人」が放映されていますね。
そんな歴史上の偉人に注目が集まるこの時期に、「どんな偉人に引越しを手伝ってほしいか」というアンケートを実施しました。

最も引越しに来てほしいと思われている偉人は誰なのでしょうか？
ランキングを予想しながら、ぜひお楽しみください。

「引越しを手伝ってほしい偉人」1位は、維新の三傑のひとり「西郷隆盛」でした！
2位は僅差で、同じく幕末に活躍した「坂本龍馬」、3位には戦国の三英傑「織田信長」がランクインしました。

幕末までの武闘派偉人が上位を占める形となりましたが、7位には十七条憲法などを定めた「聖徳太子」、8位には日本地図を作った「伊能忠敬」、10位には「日本資本主義の父」ともいわれる「渋沢栄一」など、有能な偉人たちもランクインしています。

「引越しを手伝ってほしい偉人」を選んだ理由を聞いてみたところ、最も多かったのは「力が強そう」という理由で、「信頼できそう」「会ってみたい」などの理由が続きました。

体力仕事になることが多い引っ越し作業では、やはり力が強そうな武将たちが人気のようです。
一方、大事な家財を扱うことも多いため、信頼できるという点も重視されやすく、そのため有能な偉人達もランクインしたのではないでしょうか。

大きな体の肖像が広く知られている西郷隆盛は、約70％の人が「力が強そう」という理由で選んでいました。
人脈が広く、世代や身分の垣根を越えて親しまれていたとされる坂本龍馬は「信頼できそう」という理由が多くありました。
カリスマ性が高い人物として語られることの多い織田信長は「好きだから」「会ってみたいから」という理由が多かったです。
また、｢『使わぬなら捨ててしまえ服と靴』とか言ってたくさん断捨離してくれそう｣など、有名なホトトギスの喩えを理由に挙げている人もいました。

■その他の偉人と、その偉人を選んだ理由（一部抜粋）

• 渋沢栄一…新しいお札に選ばれた人だから。歴史上の著名人でありながら、今を代表するような人だと思ったから
• 石田三成…倹約家なので無駄なところを教えてくれそう
• 葛飾北斎…90回以上引っ越ししてる偉人だから
• 山本五十六…この人がいる会社はチームワークが良さそう
• 藤原鎌足…先祖だから
• 円山応挙…引越し先の襖などにかわいい犬を描いてほしいから
• 服部半蔵…忍者だから素早くしてくれそう
• 神武天皇…ありがたい

全体のランキングで人気が高い偉人の人気度を、年代別に比べてみました。

年代別にみると、20代以下では武蔵坊弁慶には全く票が入っていませんでした。
近年で義経や弁慶にスポットをあてた小説・ドラマなど人気作品が少ないことから、若い世代ではあまり親しみがない偉人なのかもしれません。
坂本龍馬は、30代・50代以上からは人気を集めている一方、40代の人気はかなり少ないことがわかります。
40代では、かわりに西郷隆盛の人気が高い結果となりました。

続いて、男女別で人気の偉人のランキングも紹介します。

男性人気が最も高かったのは、坂本龍馬、次いで織田信長でした。
女性では、最も人気が高かったのは西郷隆盛、次いで坂本龍馬という結果になりました。

6位以下を見ると、男性は7位に「前田慶次」、8位に「土方歳三」や「本田忠勝」など、武将・武士が多くランクインしました。
男性はより「男らしい」偉人を選ぶ傾向があるようです。
一方女性では、男性ランキングには入らなかった「渋沢栄一」が6位に入る形になりました。
渋沢栄一といえば、話題となった昨年の大河ドラマの主人公のため、女性の人気が高まったのではないでしょうか。

続いて、地域ごとに人気の偉人を紹介していきます。

■北海道・東北

	偉人	得票数
1位	織田信長	11票
2位	西郷隆盛	10票
3位	武蔵坊弁慶	9票
4位	坂本龍馬	8票
5位	徳川家康	4票
5位	前田慶次	4票
5位	伊能忠敬	4票

北海道・東北では、他の地域に比べて武蔵坊弁慶の人気がやや高くなっています。
特に東北では、主君・義経とともに逃亡した際に残ったとされる伝説が多くあるため、より身近な偉人なのかもしれません。

■関東

	偉人	得票数
1位	坂本龍馬	26票
2位	西郷隆盛	25票
3位	織田信長	16票
3位	豊臣秀吉	16票
5位	徳川家康	8票

関東では、坂本龍馬と西郷隆盛が1票差の接戦でした。
地域柄最も関連が深そうな徳川家康は、8票で5位と意外な結果になりました。

■中部

	偉人	得票数
1位	織田信長	16票
1位	坂本龍馬	16票
3位	西郷隆盛	12票
4位	豊臣秀吉	6票
5位	伊能忠敬	5票

中部地方では、織田信長と坂本龍馬が同率一位でした。
織田信長は岐阜・愛知にゆかりの地があるため、中部に住んでいる人は馴染みのある偉人なのではないでしょうか。

■近畿

	偉人	得票数
1位	西郷隆盛	20票
2位	坂本龍馬	15票
3位	織田信長	10票
4位	豊臣秀吉	8票
5位	卑弥呼	4票
5位	徳川家康	4票
5位	明智光秀	4票

近畿地方では、他の地域では登場しなかった「卑弥呼」や「明智光秀」が5位にランクイン。
卑弥呼が治めていたとされる「邪馬台国」は、畿内にあったとする説があるため、票が多く入ったのでしょうか。
明智光秀は、織田信長の家臣の中でも朝廷とつながりが深いとされていたため、近畿地方で人気があるのかもしれません。

■中国・四国

	偉人	得票数
1位	坂本龍馬	11票
2位	西郷隆盛	10票
3位	織田信長	4票
3位	渋沢栄一	4票
5位	豊臣秀吉	3票
5位	武蔵坊弁慶	3票
5位	聖徳太子	3票

中国・四国地方では渋沢栄一や聖徳太子がランクイン。
特に地域と関連性があるわけではなさそうです。

■九州・沖縄

	偉人	得票数
1位	坂本龍馬	11票
2位	西郷隆盛	10票
3位	織田信長	8票
4位	武蔵坊弁慶	7票
5位	聖徳太子	4票

九州・沖縄地方でも、特に地域性はみられませんでした。

各地域それぞれランキングに大きな特徴があるというわけではない結果となりました。
一方、票数が少ない偉人は、やや地域の特色が出ている傾向がありました。

• 北海道…松浦武四郎
• 岩手県…新渡戸稲造
• 新潟県…上杉謙信
• 長野県…雷電爲右エ門
• 滋賀県…石田三成
• 山口県…高杉晋作、吉田松陰
• 佐賀県…大隈重信

今回「引越しを手伝ってほしい偉人」として名前があがった偉人のなかには、自身も「引越し魔」と呼ばれるほど引越しを繰り返していた人物もいます。

前章でも紹介しましたが、葛飾北斎（山本北斎）は、生涯で93回もの引越しをしたと言われています。
しかし、葛飾北斎は散らかしたり汚したりした家を掃除するのが面倒だという理由で引越しを繰り返していて、家財道具もほとんどが画材だったといわれています。
そのため、現代の引越し現場に来ても、上手に手伝いができるとは限らないでしょう。

また、江戸川乱歩、夏目漱石、太宰治、樋口一葉など、文豪も引越しを繰り返していた人が多いようです。

いずれの偉人もクリエイター気質が髙い人物が多い傾向があるようです。

あなたが引越しを手伝ってほしい偉人は、ランキングの中にいたでしょうか？

今回の調査では、体が大きく力が強そうな西郷隆盛や、信頼感が髙い坂本龍馬、偉人としての人気が高い織田信長などがランキングの上位を占めていました。
またランキング外でも、大河ドラマで話題になった人物や、賢くて有能そうな人物、地域にゆかりがある人物など、バラエティに富んだ偉人の名前が多数あがっていました。

授業で習うような偉人が引越しをしたら…と、普段とは異なる視点で考えてみることで、歴史にも興味がわいてくるかもしれませんね。

とはいえ、亡くなってしまった偉人達に、引越しを手伝ってもらうわけにはいきません。
引越しをするなら頼れる引越し業者に依頼するのが一番です。
力が強くて信頼できるうえ、安く引越ししてくれる業者を探すなら、「引越し侍」がおすすめです。
引越しを検討している人は、ぜひ引越し侍を利用してみてくださいね。