引越し費用の相場と料金の目安

2018/06/19更新

これから引越しを予定している皆さんは、引っ越しにかかる料金や費用について相場が気になりませんか?
引越しで必要になる費用の総額を洗い出すと、内訳は以下のようになります。

引っ越しにかかる費用

引っ越しにかかる費用

図の通り、引っ越し業者への支払い代金だけでなく、マンションやアパートなど住宅の契約費用、新しい住まいで利用する家財や生活雑貨の購入費なども必要です。
上記をまとめると、引っ越しにかかる費用を大きく占めるのは以下の3点です。

  • 引っ越し業者への支払い代金(引越し料金)
  • 敷金・礼金や仲介手数料などの賃貸物件の契約費用
  • 日用品や家具などの生活雑貨の購入費用

これらの費用の相場を知ることで、自分の引っ越しにかかる費用を概算することができます。
引越し業者への見積もりを依頼する前や、新居の契約をする前に、当ページの料金相場を目安にしてください。

単身(一人暮らし)の引越しにかかる総額費用の相場

一人暮らしの人が引越し業者へ支払う料金の相場は以下の通りです。

単身者の引越し費用相場

単身者の引越し費用相場

単身引越しの場合、荷物が少ない人は約3万円、荷物が多い人は4万円ほどが平均的な金額です。
ただし、後述する「移動距離」や「引っ越しの時期」によっては5万円以上の費用がかかることもあります。

これに加え、一人暮らしの人が、引っ越し業者に支払う代金以外で必要になる主な費用の目安は以下の通りです。

費用の内訳 相場金額
敷金・礼金 142,000円
仲介手数料(0.5か月分) 35,500円
前家賃(管理費込み) 74,500円
日割り家賃(15日分) 37,250円
火災保険料 20,000円
鍵交換代金 18,000円
消毒料 15,000円

前述の引っ越し料金と、これらの初期費用を合算すると、単身者の引っ越しは総額で30~40万円程度の費用がかかります。

家族の引越しにかかる総額費用の相場

2人家族~5人家族の引っ越しで、引越し業者に支払う料金の相場は以下の通りです。

家族の引越し費用相場

家族の引越し費用相場

2人~3人家族の場合は6万円~7万円台が相場となり、4人家族以上は約8万円の費用が相場です。
ただし、ハイシーズンに引っ越しすると10万円を超える費用がかかることもあります。
つづいて、引っ越し代金以外に必要な費用を、3人家族を例にして見てみましょう。

費用の内訳 相場金額
敷金・礼金 418,600円
仲介手数料(0.5か月分) 104,650円
前家賃(管理費込み) 219,300円
日割り家賃(15日分) 104,650円
火災保険料 20,000円
鍵交換代金 18,000円
消毒料 15,000円

※東京都内での引越しをモデルケースとして目安の料金を掲載しています。

上記の通り、家族引越しの場合は引越し代金だけでなく、賃貸契約の初期費用だけでも数十万円のお金が必要となります。

引っ越し料金の時期・距離ごとの相場

引っ越し料金には「定価」がなく、家族の人数の他に、主に下記2つの要因で相場が上下します。

引越し料金が上下する要因

  1. 引っ越しを行う時期
  2. 新居までの移動距離

まず、引っ越しの相場が大きく変動する要因の1つに、「繁忙期」と「通常期」と呼ばれるふたつの時期があります。
繁忙期にあたる春先のシーズンは引っ越しの希望者が急増するので、通常期の1.3倍~1.5倍ほど引っ越しの価格も高くなります。

引越し時期による料金差のグラフ

引越し時期による料金差のグラフ

引用:引越し料金の相場が安くなる時期

引越しで移動する距離も、引っ越し代金に大きく影響します。
引っ越し業者の基礎運賃は、国土交通省の定める「標準引越運送約款」をもとに、「時間制運賃」か「距離制運賃」のどちらかの方式で決まります。

時間制運賃
引っ越しにかかる作業時間をもとにして料金を計算
「4時間」または「8時間」の2種類の基礎時間が設定されており、1時間超過するごとに追加料金が発生
距離制運賃
トラックで移動する距離をもとにして料金を計算
基礎距離を100km(軽貨物業者は30km)として、これを超過すると追加料金が発生

そのため、どちらの料金が選択されていたとしても、移動距離が長距離になるほど価格も高くなる仕組みとなっています。

通常期(5月~2月)の引っ越し費用の相場と料金の目安

5月~2月の通常期(オフシーズン)にあたる期間の引っ越し相場表です。

単身
(荷物少)
単身
(荷物多)
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
全平均

平均

27,000円

平均

33,000円

平均

60,000円

平均

65,000円

平均

70,000円

平均

80,000円

~15km未満
(同市区町村程度)

平均

20,000円

平均

25,800円

平均

50,235円

平均

60,000円

平均

64,800円

平均

76,000円

~50km未満
(同都道府県程度)

平均

21,600円

平均

30,000円

平均

58,000円

平均

70,000円

平均

90,000円

-
~200km未満
(同一地方程度)

平均

30,000円

平均

42,000円

平均

75,600円

平均

82,000円

平均

90,000円

平均

140,300円

~500km未満
(近隣地方程度)

平均

43,100円

平均

58,000円

平均

126,000円

-

平均

130,000円

平均

195,000円

500km以上
(遠距離地方程度)

平均

54,000円

平均

73,500円

平均

150,000円

平均

185,000円

平均

220,000円

-

※上記の料金はオプションサービスの料金を含んでおりません。
※実際の料金とは異なる場合があるため、あくまで目安としてご利用ください。

繁忙期(3月、4月)の引っ越し費用の相場と料金の目安

3月、4月の繁忙期にあたる期間の引っ越し相場表です。

単身
(荷物少)
単身
(荷物多)
2人家族 3人家族 4人家族 5人家族以上
全平均

平均

36,990円

平均

50,000円

平均

78,000円

平均

100,000円

平均

108,000円

平均

112,500円

~15km未満
(同市区町村程度)

平均

26,000円

平均

35,000円

平均

65,000円

平均

76,000円

平均

95,000円

-
~50km未満
(同都道府県程度)

平均

31,000円

平均

43,000円

平均

70,000円

平均

111,500円

平均

116,000円

-
~200km未満
(同一地方程度)

平均

47,000円

平均

62,000円

平均

97,500円

平均

150,000円

平均

161,000円

平均

190,000円

~500km未満
(近隣地方程度)

平均

58,000円

平均

85,000円

平均

180,000円

平均

205,000円

平均

255,000円

平均

345,000円

500km以上
(遠距離地方程度)

平均

80,000円

平均

105,000円

平均

200,000円

平均

300,000円

平均

350,000円

平均

357,500円

※上記の料金はオプションサービスの料金を含んでおりません。
※実際の料金とは異なる場合があるため、あくまで目安としてご利用ください。

3月の最終週と4月前半の土日は、特に引越し希望者が多く混雑する日程で最繁忙期にあたります。
この時期は繁忙期の相場より、更に引越し業者の値段設定が上昇する恐れがあります。

引越し料金の曜日と時間帯別の相場

引越しする時期だけでなく、引っ越しする曜日によっても相場は変わります。
引越し侍の口コミデータから計算したところ、特に、家族の引っ越し料金は平日と土日で差が出る結果となりました。

<家族引越しの料金相場>

県内へ引っ越し 県外へ引っ越し
平日 83,364円 146,180円
土日 85,560円 153,530円

参考:引越し料金は平日と土日どちらが安い?

引っ越しは平日よりも、一般の方が休みになる土日に依頼が集中する傾向があるため、土日の料金の方が高くなる傾向にあります。
また、引っ越し業者に作業を依頼する時間帯によっても、以下のように相場が上下します。

希望する時間帯 引越し料金の平均金額
午前 107,752円
正午-15時 84,218円
午後15時以降 92,164円

※2017年の依頼データを集計し算出しています

参考:引越し料金相場が安い時間帯はいつ?

表の通り、午前中に引っ越し作業を依頼するよりも、午後以降に引越し業者の作業を依頼したほうが料金が安くなります。

引越しの見積もりシミュレーションで費用を計算

より具体的に自分の引っ越し料金を概算したい方は、当サイトの「引越し見積もりシミュレーション」をご利用ください。
実際に運搬する家具・家電の内容や数量なども加味したうえで、引っ越し業者の見積もり金額をシミュレーションできます。

引っ越し見積もりシミュレーションでの荷物入力例

引っ越し見積もりシミュレーションでの荷物入力例

また、引越し侍では「引越しの予約サービス」も提供しています。
「引越しの予約サービス」では、自分の引越しの条件を入力すると、実際に引越し業者へ依頼した際の料金を算出し、サービスと合わせてネット上で比較できます。

引越し予約サービスの料金確認画面

引越し予約サービスの料金確認画面

引越しのオプションサービスの料金相場

引越し業者が行う基本的な作業は、「大物家具・家電に荷造り、荷解き」「搬入・搬出」「荷物の運搬」の3つです。
基本作業以外の依頼は別途費用がかかり、これをオプションサービスと呼びます。主なオプションサービスの料金の目安は以下の通りです。

オプションサービス 相場金額
エアコンの移設 ・取り外し工事 … 5,000~15,000円
・取り付け工事 … 15,000円~25,000円
ピアノの運送 40,000円~50,000円
乗用車の運送 25,000円~35,000円

これらサービスの他にも、ハウスクリーニングや荷物の一時預かりなどを行なってくれる引越し業者もあり、依頼をする際は別途の費用が加算されます。

参考:引越しのオプションサービスにかかる料金は?

その他の引っ越し費用相場データ

引越し侍では利用者から寄せられた膨大な口コミデータを元に、様々な引越し料金の相場データを掲載しています。
自分の住んでいる地方の相場や間取り別の金額の情報から、自分の引っ越し料金の目安をつけていきましょう。

都道府県別の引越し料金相場

東京都 / 大阪府 / 神奈川県 / 愛知県 / 福岡県 / 北海道

その他の都道府県の引っ越し料金相場

部屋の間取り別の引越し料金相場

ワンルーム / 1K / 1DK / 1LDK
2K / 2DK / 2LDK
3K / 3DK / 3LDK
4K / 4DK / 4LDK / 5K

引越し業者の費用を安くするポイント

最後に、引っ越しにかかる費用や、引越し業者への支払い料金を安く済ませるために実践できるポイントを以下にまとめました。

レンタカーで自力の引越しをして費用を抑える

近距離の単身引越しで、ハイエースをレンタルして引っ越しをした場合と、引越し業者に依頼して引っ越した場合のシミュレーション結果です。

引越しの方法 費用
レンタカー 15,262円
引越し業者 21,002円

詳細:移動距離:10km、移動時間:10分

上記のように、短い距離を移動するのであれば、ハイエイースや小型のトラックをレンタカーで借りて引越しを行ったほうが費用が安く済みます。
ただし、長距離の場合はそれほど費用に差が無いうえに、引越し作業の労力も大きくなるためおすすめできません。

参考:レンタカーを借りて格安料金で引越しする方法

宅急便や宅配便を利用して引越し料金を抑える

荷物が少ない方の場合、引越し業者に運搬してもらわなくても、クロネコヤマトの宅急便や宅配便の利用だけで済む場合があります。 宅急便や宅配便を用いて荷物を運んだ際の料金を見てみましょう。

荷物 宅急便 宅配便
ダンボール×10個
(サイズ:46×35.5×32cm)
14,040円 13,400円
ダンボール×20個
(サイズ:46×35.5×32cm)
24,080円 26,800円

参考:単身の引越しは宅急便・宅配便を使うと料金が安い?

例として、単身で荷物が少ない方が引っ越し業者に依頼した際の料金は、全距離の平均で6万円ほどが相場となります。
この金額と比較すると、宅急便や宅配便のみを利用して引越した場合は、最大で5万円ほど安く済む計算です。

引っ越し料金の安い業者を探して依頼する

引越し業者の料金には定価が無いため、同条件の引越しを依頼したとしても、複数の引越し業者によって見積り金額に差が生まれます。
引越し侍の「一括見積もりサービス」を利用すれば、最大で10社の引越し業者の見積もりを一度に比較することができるため、最も料金の安い引越し業者を選ぶことができます。
複数の引越し見積もりがあれば、料金の値引き交渉も行いやすくなります。

引越し一括見積もりサービスの利用イメージ

引越し一括見積もりサービスの利用イメージ

また、引越し侍では「料金が安い引越し業者のランキング」も紹介しています。
ランキング上位の引越し業者に依頼することで、引っ越しの費用を格安にすることができます。

一人暮らしの引っ越しをお考えの方は、「赤帽」という個人事業主が構成している貨物の運送事業者へ依頼をするという方法もあります。
軽トラック1台分の荷物しか運べませんが、条件によっては引越し業者に依頼したり、単身パックを利用するよりも費用が安く済みます。

赤帽に依頼した際の引越し費用は、同一の市区町村内であれば1.5万円ほど、100㎞ほどの輸送で約2~2.5万円が相場となります。

参考:赤帽の引っ越し料金はどれくらい?

混載便を利用して引越し費用を安くする

「混載便」とは、1台のトラックに引越し先が同じ依頼者の荷物を積み込み輸送する手段です。
引っ越し業者が必要になるガソリン代、高速料金といったお金を複数人で負担できるので、その分料金が安くなる仕組みです。

参考:長距離引越しの料金相場と費用を安く済ませる方法

引越しの費用と料金に関するQ&A

引っ越しの費用や料金に関して、よくある質問を下記にまとめました。

Q1
引っ越し業者への支払いにクレジットカードは使えますか?

クレジットカード払いに対応している引越し業者であれば、料金を分割で支払いが可能です。
大手の引っ越し業者はクレカ払いに対応していますが、地域密着の引越し業者の場合は未対応の場合が多いので注意が必要です。
原則、クレジットカードが使えない場合は現金払いとなるので、事前に用意をしておきましょう。

参考:引越し料金の支払いタイミングは前払い?後払い?カード払いは可能?

Q2
ダンボールなどを追加でもらう場合は料金が発生しますか?

引越し業者から無料でもらったダンボールなどの梱包資材が足りなくなった場合、引越し業者に追加料金を支払うことでダンボールを購入できます。
ダンボールの目安料金は1枚100円程度です

参考:知っておきたい、引越しの追加料金について

Q3
引っ越し作業のスタッフにはチップを渡す必要がありますか?

引越し作業員へのチップの支払いは必須ではありません。
引越し侍がチップに関するアンケートを行ったところ、「チップを渡していない人は全体の48%」にも及びました。

参考:引越し業者へのチップ(心付け)

Q4
転勤にかかる費用は自己負担しなければいけませんか?

転勤で引越しをする場合、「会社負担になる費用」と「自己負担になる費用」があります。
引越し業者への支払いは会社持ちですが、赴任先での実費は自己負担の場合が多いです。
会社負担になる費用については、勤め先の「就業規則」等に記載がありますので確認してみましょう。

参考:会社負担になる引越し費用と転勤手当の料金相場

まとめ

引っ越し料金の目安を相場料金表とともにご紹介しました。引越し料金には定価というものは存在しませんが、おおよその目安や相場を知っていれば、引っ越し業者の比較や料金の相談をしやすくなります。
さらに、引越しの条件を見直したり、引越し業者の予定に合わせたりすることで、料金を安くすることも可能です。

  • 繁忙期を避ける
  • 作業の開始時間や曜日を、引越し業者の空いている日程に合わせて調整する
  • 混載便などのお得なプランを活用する
引越しの見積もりをまとめて依頼
複数(最大10社)の引越し業者に対して一括で見積もりの依頼ができるサービスです。各社よりお電話もしくはメールにて料金をお知らせいたします。
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