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更新日: 2023年8月29日
賃貸物件を借りるときやマイホームを購入するとき、「失敗したくない!」と考える人は多いのではないでしょうか?
引っ越し先選びに失敗しないためには、まず条件に合った「街」をいくつか選び、それから希望の物件を探していくのがおすすめです。
しかし、何を基準に街や物件を選ぶべきなのか、迷う人も少なくありません。
そこで引越し侍では、今回引越し侍を利用して引っ越しをしたユーザーを対象に、引越し先を選ぶ際に重視したポイントについて調査しました!
また、生活の大きな基盤となる「働き方」も合わせて調査。
リモートワーク・在宅勤務をしている人や、たまに出社をする人、リモートワークを全くしない人などに分けて調査を行いました。
ぜひ引越し先選びの参考にしてみてください!
目次
引っ越し先の街を選んだ時に重視したポイントを尋ねたところ、最も多かったのは「通勤のしやすさ」でした。
引越し侍の利用者の多くは、30代・40代の働き盛りの世代のため、納得の結果といえます。
2位には「周辺環境の充実さ」がランクイン、4位には「都心部へのアクセスのしやすさ」と、「生活の便利さ」を重視するポイントと答えた人が多い傾向があるようです。
「通勤」、「環境」、「都心部へのアクセス」と、「便利さ」を表すいずれかのポイントを重視した人は1246人と、なんと全体の67%にものぼることがわかりました。
続いて、賃貸物件に引っ越した人と、持ち家に引っ越した人の重視ポイントを比べてみました。
賃貸物件では、「通勤のしやすさ」がダントツの1位なのに対し、持ち家では「周辺環境の充実さ」が同率の1位に。
さらに、3位には「子育てのしやすさ」がラインクインしており、ファミリー層の多さがうかがえます。
また、賃貸物件では重視するポイントに大きな差があり、偏っていることがわかりますが、持ち家では広く様々なポイントに票が入っていることがわかります。
賃貸物件で上位にランクインしているのは、通勤のしやすさや周辺環境などで、「生活の便利さ・快適さ」が特に重要視されているようです。一方持ち家は、賃貸物件よりも長く住み続けることになるので、住む「街」選びも複数のポイントから慎重に検討していると考えられます。
賃貸物件でも持ち家でも、どちらも最も多かったのが「通勤のしやすさ」ですが、ここ数年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、家にいながら仕事をする「リモートワーク」が広がってきました。
そこで勤務形態を、全く出社しない「フルリモート勤務」と、リモートワークと出社の両方がある「ハイブリッド勤務」、リモートワークは一切ない「出社勤務」に分け、出勤状況がどのくらい引越しに影響しているか調査しました。
すると、勤務形態ごとに、引越し先の「街」選びのポイントを見てみると、リモートワーカーとオフィスワーカーでは、異なる傾向があることがわかりました。
出勤の頻度が多い順に「通勤のしやすさ」が重視され、反対に頻度が少ない順に「周辺環境の充実さ」や「治安の良さ」が重視される割合が高まるという傾向がありました。
在宅勤務で家で過ごす時間が長いぶん、自宅や自宅周辺の環境が快適かどうかは重要なポイントのようです。
また、リモートワークがある「フルリモート勤務」と「ハイブリッド勤務」のグループでは、リモートワークのない「出社勤務」のグループよりも、「都心部へのアクセス」の重要度が高い傾向もありました。
都心部には商業施設が多くあるうえ、遠出をする際の中継地点にもなりやすく、都心部にアクセスしやすいということは、休日やプライベートが充実しやすいと考えている可能性があります。
賃貸物件に引っ越した人に絞ると、これまでの結果がより顕著に出ることがわかりました。
「フルリモート勤務」では、「周辺環境の充実さ」や「治安の良さ」「都心へのアクセス」といったポイントの割合が増えるのに対し、「出社勤務」では、「通勤のしやすさ」を選ぶ人の割合が大幅に増加しました。
これまでの結果から、リモートワークのあるグループは、「便利さ」の軸が仕事よりもプライベートにあると考えることもできそうです。
続いて、賃貸物件に引越しをした人に、「物件」を選んだ基準についても調査しました。
どの勤務形態でも、最も重視されたのは「家賃」でしたが、ほとんど家で仕事をする「フルリモート勤務」のグループは、オフィスワークがある「出社勤務」と「ハイブリッド勤務」のグループよりも、家賃を重視する人の割合が少ないことがわかります。
一方、「間取り」や「広さ」といった項目は、フルリモート勤務のグループで割合が多い結果となりました。
リモートワークが中心のグループでは「多少家賃を上げても、広さや間取りを希望通りにしたい」と考えていて、オフィスワークが多いグループでは「広さや間取りを求めない代わりに家賃は絶対に予算より上げたくない」と考えていることがわかります。
また、「街選び」の調査でも同様ですが、ハイブリッド勤務のグループは他のグループに比べ、各項目の平均的な割合が高いことがわかります。
フルリモートワーカーが求める条件と、オフィスワーカーが求める条件の両方を求めたため、重要視したい項目が増え、結果的に各項目の割合が高くなってしまっているのかもしれません。
賃貸物件に引越しをした人を対象に、家賃が引っ越し後に変動したかどうかを調査しました。
なんと、今回の引越しでは家賃が「上がった」と答えた人が半分以上もいることがわかりました。
増減の平均額は11,759.3円と、引っ越し先では、「今より条件のいい部屋に引越しをしたい」と考えている人が多いようです。
家賃の金額差の平均は、「上がった」と答えた人で31,921円、「下がった」と答えた人で-28,951円でした。
勤務形態別に見ると、「上がった」と答えた人の中でも、「フルリモート勤務」のグループが最も金額幅が大きく、「出社勤務」のグループが最も小さく、その差は約12,000円という結果になりました。
これまでの調査結果を踏まえると、家にいる時間が多いグループほど、家にお金をかける傾向があると言えるかもしれません。
また、「下がった」と答えた人の中では、「フルリモート勤務」のグループが最も金額幅が小さく、「ハイブリッド勤務」のグループが最も大きいという結果になりました。
前述の調査でも、物件選びポイントで「家賃」を上げた人の割合が最も多かったのは「ハイブリッド勤務」のグループだったので、納得の結果ともいえます。
引越し侍を利用して引っ越しをした人の多くは、引越し先の街を「便利かどうか」で選んでいることがわかりました。
特に賃貸物件では、「通勤のしやすさ」を重視している人が多く、持ち家では「周辺環境の充実さ」のほかに、「子育てのしやすさ」も重視しているようでした。
全く出社をしない「フルリモート勤務」と、リモートと出社の両方がある「ハイブリッド勤務」、リモートワークが全くない「出社勤務」の3つの勤務形態で比べると、出社の頻度が多いほど「通勤のしやすさ」が重視され、少ない順に「周辺環境の充実さ」「治安の良さ」が重視されることがわかりました。
また、リモートワークのあるグループは、ないグループよりも「都心部へのアクセス」の重要度も高くなっています。
賃貸物件に引越しをした人のみに絞ってみていくと、その傾向はより顕著に出ることがわかりました。
さらに、「物件選び」のポイントも調査したところ、「フルリモート勤務」のグループでは「家賃」を重視する人の割合が下がり、代わりに「間取り」や「広さ」が重視されていました。
実際に家賃の変動を尋ねた調査でも、「フルリモート勤務」のグループでは家賃の上がり幅が約42,000円と最も多く、「ハイブリッド勤務」では約37,000円、「出社勤務」では約29,000円となりました。
家にいる時間が多いグループほど、家にお金をかける傾向があるようです。
これらのことから、リモートワークの時間が多くなるほど「おうち時間」をより重要視し、引越し先には自分自身の生活の便利さや快適さを求めるようになるのではないかと考えられます。今後、働き方の多様化がさらに進められることになれば、私たちの引越し先の選択肢はもっと広がっていくのではないでしょうか。
調査概要
調査エリア:全国
調査方法:「引越し侍」を利用して引越しをした方を対象に、インターネットアンケートを実施
調査期間:2022年5月19日~2022年6月22日
サンプル数:1,872件
引越し侍では、引っ越し見積もり費用の相場と料金を比較できる2つのWebサービスを提供しています。
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また、引越し業者の選び方は「料金」「口コミ・評判」「サービス内容」「ランキング」が確認するポイントです。
引っ越しは時期によって相場が変わるため、引っ越しの日程が決まったらまずは見積もりを依頼しましょう!
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