- 新築でauひかり開通にはエリア確認、申し込み、工事日調整、開通工事、機器設置が要る。
- 戸建ては光ファイバー工事と宅内配線見直しが必要。
- 「おまかせアドバイザー」でauひかり導入から開始まで無料サポート。
- 新築への移転は2ヶ月前から手続き、繁忙期は更に早めに。
夢のマイホームを建設した方は、自分のお城ができたみたいで嬉しいですよね。
ただうれしいことばかりではありません。
大変な引っ越し作業も残っています。
なかでもインターネットの引越し作業は、時間がかかる作業となります。
特に新築物件の場合、通常の既設物件と異なり、さらに手続きに時間がかかります。
引越し直後こそ、インターネットにつないで、情報収集をしたいですよね。
手続きが遅れてしまうと、引越し後インターネットを利用できない期間が増えてしまいます。
この記事では、新築物件へ引っ越す際のauひかりの手続き方法について紹介します。
ぜひ参考にして、楽しい新築生活を送ってください。
auひかりを新築物件へ引っ越す方法
auひかりを新築物件へ移転するためには、次の手続きが必要になります。
- 引越し先が提供エリア内かどうか確認する(参考:提供エリア検索 | インターネット回線 | KDDI株式会社)
- auひかりへ移転の申し込み手続きをする
- 工事の調整をし、工事日を決める
- 開通工事を受ける
- 機器を接続し、インターネットにつなぐ
通常の移転手続きと比べ、作業が多くなります。
開通までの時間も多くなってしまうので注意しましょう。
戸建て住宅の回線工事には、回線引き込み工事が必要
新築物件への引越しの場合、通常の移転よりも工事が一つ多くなります。
新築物件へ光回線を引く際、光ファイバーの引き込み工事が必要になります。
光ファイバーの引き込み工事とは、以下の一連の工事のことを指します。
- 最寄りの電柱から自宅まで光ファイバーを引き込む
- 建物壁面に引き留め用の金具を取り付け、光ファイバーを固定する
- 通気口やエアコンダクトなど、引き込み口付近まで、壁面に光ケーブルを固定するための金物で数か所固定して敷設する
- 既設の引き込み口を利用して、自宅内に光ケーブルを引き込む
- 引き込み口付近の設置した光コンセントに光回線終端装置を接続する
以上で引き込み工事が完了します。
宅内配線を見直す良い機会
一戸建ての新築物件の場合、宅内配線を見直すチャンスとなります。
壁内に隠してLANケーブルを配線したり、宅内機器と配線をまとめて配置したり、見直しができるからです。
「電話とパソコンを別々に使いたい」「複数個所でインターネットが接続できるようにしたい」など、見直すこともできます。
一戸建ての新築の機会に、インターネット配線も同時に考慮して設計すると良いでしょう。
auひかりの「おまかせアドバイザー」に任せる方法も
ただこうした設計には専門的な知識も必要で勝手に考えてよいものか迷ってしまいます。
そこで、活躍するのがauひかりのサポートサービス「おまかせアドバイザー」です。
auひかりの専門スタッフが自宅へ伺い、auひかり導入の検討からサービス開始まで、サポートしてくれます。
主なサービス内容は以下の通りです。
- auひかりホームサービスの説明
- 光ファイバー引き込み方法の説明
- 宅内機器の設置位置の説明
- 宅内の配線方法の説明
- 有料工事の有無の説明
- その他
このサービスは無料で受けることができます。
申込は下記サイトから行うことができます。
おまかせアドバイザー | サポートサービス | オプションサービス(auひかり):インターネット回線 | au
気軽に相談できるので、ぜひ活用してみましょう。
新築物件にauひかりを引越しする際に必要な費用
auひかりの提供エリア内だった場合、移転の手続きを始めましょう。
費用は通常の戸建て住宅への引越しと変わりません。
初期費用 | 37,500円 |
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登録料 | 800円 |
このほか、土日での作業には追加で3,000円が必要になります。
ただ新築住宅への引越しでも変わらずキャッシュバックを受けることができます。
戸建ての場合、625円の月額料金の割引が60か月続きます。
60か月満了すると、625円×60か月=37,500円の値引きがされる計算になります。
auひかりの引越し費用については「auひかりの引越しにかかる移転費用」で紹介しています。
参考にしてください。
新築物件への移転手続きはいつから始めると良い?
auひかりに限らず、新築物件への移転手続きは引越し日の2か月以上前から行いましょう。
工事日の調整に非常に時間がかかってしまうからです。
通常の引越しでも1~2か月以上、時間がかかってしまいます。
新築物件の場合は、回線の引き込み工事などで、調整に時間が余計にかかってしまいます。
とくに引越し繁忙期はさらに時間がかかってしまいます。
もしも4月に新築戸建て住宅への引越しを計画しているのであれば、1月くらいから手続きを始めると安心です。
引越し後すぐにインターネットを利用できるようにするためにも、早めに手続きすることを強くお勧めします。
移転手続きと、他社回線の乗り換えはどちらがお得?
引越しの機会に、回線会社の乗り換えを検討される人もいるかと思います。
ただ、auひかりの場合、自身の契約期間や乗り換え先によってはおすすめできません。
auひかりは契約解除にかかる費用が大きくなることがあるからです。
契約解除時には、以下の費用が必要になります。
- 契約解除料9,500円
- auひかりでは解約時に解約金の支払いが必要になります。
この解約金の支払いを避けるには、契約の更新月に解約の申し入れをしなければなりません。
ただし、解約金の金額や、契約更新月はお客様が加入しているプランによって異なります。
auひかりのプランを確認して、更新月をお調べください。 - 工事費の残債0~37,500円
- 工事費用を分割で支払っている、または分割でキャッシュバックを受けている場合に必要です。
マンションだと24か月未満、戸建てだと60か月未満での解約時に、残りの費用を一括で支払う必要が生じます。 - 回線撤去工事費28,800円
- 2018年春に10,000円から28,800円に値上がりしました。
またこれまで、戸建て・マンションともに、撤去工事は任意でしたが、戸建てに限り必ず支払わなければいけないことになりました。
最大で7万円近く契約解除に費用が必要になります。
なかなかauひかりは解約がしにくい仕組みとなっています。
ただ契約解除のタイミングや乗り換え先によっては、お得に乗り換えることができます。
乗り換えのタイミングや乗り換え先によってはお得に乗り換えられる
乗り換えのタイミングや乗り換え先によってはお得に乗り換えられます。
その方法は次の2つです。
- 契約解除料がかからない契約更新月に解約する
- auひかりでは、2年や3年など、定期契約が切れた後の2か月間を「契約更新月」に定めています。
通常、そのまま自動更新されますが、契約更新月内に契約を解除すると違約金がかかりません。 乗り換えを検討するのであれば、契約更新月内に解約しましょう。 - 新規契約のキャッシュバックが大きな回線会社に乗り換える
- 回線会社によっては、違約金や回線撤去工事費用までキャッシュバックで負担してくれるところがあります。
キャッシュバックの大きな回線会社に乗り換えることで、契約解除にかかる費用を軽減できるので、調べてみましょう。
auひかりの解約やキャッシュバックについては「auひかりの引っ越し!継続手続きと工事費用を安くする方法」で紹介しています。
参考にして引越し費用を抑えましょう。
ここまで、auひかりの新築物件への引越し費用について紹介しました。
ぜひ参考にして、手続きの漏れがないようにしてください。