更新日: 2023年8月31日
模様替えをしたいと考えたときに、大型家具の移動が難しく諦めたことがある人も多いのではないでしょうか。
床などを傷つけずに行いたい場合や大がかりな移動をする際、業者に依頼するのがおすすめです。
この記事では、「家具販売店」「便利屋」「引越し業者」といった各カテゴリに分けて、料金相場とおすすめの業者を紹介します。
この記事を読めば
ここではおすすめの家具移動業者と費用相場について詳しく解説します。
■3つの業者別に費用相場を紹介
それぞれの費用相場を確認して、ご自身にあった家具の移動方法を検討してください。
■家具販売店の特徴
家具販売と移送ができる「ビックカメラ」「ニトリ」「サトー運送」の3社で、料金や連絡先、対応エリア紹介をします。
店名 | 株式会社ビックカメラ |
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料金 |
【家具】 2,200円 【テレビ台(32型以下)・レコーダー】 1,100円 【ブラウン管テレビ(25型以下)・液晶テレビ(32型以下)・テレビ台(33型以上)・冷蔵庫・洗濯機】 2,200円 【ブラウン管テレビ(26型以上)・液晶テレビ(33型以上)】 3,300円 |
注意点 |
①3辺430cm以下 ⁄ 110kg以下に限る ②三階以上は、階層ごとに1,100円プラス ③中身は事前に取り出す必要あり ④移設作業は同一敷地内に限る ⑤二人で運べるサイズまで |
連絡先 | 各店舗 |
対応エリア | 【下記以外】 一部離島など |
※2023年5月10日時点
店名 | ニトリ |
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料金 |
【ニトリ家具の配送ありの場合】 1点の移動 8,800円 2点目以降 8,800円(1点あたり) 【ニトリ家具の配送なしの場合】 1点の移動 11,000円 2点目以降 8,800円(1点あたり) 【出張費(配送料金)】 平日 4,400円 土日祝 5,500円 【時間指定】 1,100円 |
注意点 |
①店舗で申し込む必要あり ②配線や耐震などの作業は対象外もあり ③電化製品、芸出工芸品は対象外 ④不用品の移動や引き取りは不可 ⑤中身の出し入れは自分でする必要あり ⑥別住所への移動は不可 |
連絡先 | 【固定電話から】 0120-014-210 【携帯電話から】 0570-064-210 |
対応エリア |
【下記以外】 デコホーム店舗、ニトリネット、島忠、島忠ホームズ、シマホネット |
※2023年5月10日時点
店名 | サトー運送 |
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料金 |
【出張費】 6km以内 3,000円 12km以内 6,000円 【家具のサイズ】 500~15,000円(戸建て) 500~15,000円(マンション・アパート) 1~149cm(戸建てなら10点まで)無料 家具の大きさにより料金が変動(参照) 【リサイクル費】 2,000~50,000円(大きさによって変動) 【新規家具の組み立て】 1,000~24,000円(大きさによって変動) 【解体・組み立て】 3,000円 【中身の出し入れ】 5,000円 |
注意点 |
①商品買い替えなら基本的に無料 ②別途追加料金がかかる場合あり ③重たいもの、特殊作業は別途見積もり ④受け付けは一般家庭のみ ⑤10点以上は別途見積もりあり ⑥3辺合計600cm、60kg以上は別途見積もり ⑦クレーン車が必要となる場合は下見が必要 |
連絡先 | 各営業所 |
対応エリア | サトー運送事務所から半径12km以内 |
※2023年5月10日時点
家具を主に扱っていることもあり、比較的どのような家具・家電でも引き受けてもらえるのが家具販売店の大きな特徴です。
一点であれば大型の家具でも料金が変わらないため、「冷蔵庫だけ」「テレビだけ」など、動かしたい家具が決まっている場合に適しています。
また、家電量販店で家具を買い換えると、家具移動サービスだけでなく、古い家具を引き取ってくれる場合があります。
家具移動には、生活に関するサービスを請け負っている便利屋もおすすめです。
一人ではできない家具移動を手伝ってもらえるため、家具販売店や引越し業者が使えないという場合には、便利屋を利用してみるのもいいでしょう。
■便利屋の特徴
一般的には、1人当たり「出張費2,200円〜」「1時間3,300円」程度だといわれています。また、移動時に床を傷つけないように養生を行う場合、別途料金が発生することもあります。
店名 | くらしのマーケット |
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料金 | 3,000~6,000円 |
注意点 | ①キャンセル料は作業の4日前から予約金額の25% |
連絡先 | 各業者 |
対応エリア | 日本全国で対応 |
※2023年5月10日時点
くらしのマーケットは、個人事業主でも出店できるため、大手よりも個人経営の業者が多い傾向にあります。2019年には30,000店舗が展開されました。
人員が少ないというデメリットはあるものの、価格が大きく変わることもあるため、安く済ませたいという人におすすめです。
店名 | お助け本舗 |
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料金 |
【作業費】 1時間 3,300円(一人あたり) 1人追加 1,650円 【派遣費用】 2,200円 【車両費】 3,300円(解体・組み立て) 【深夜料金(22:00~7:00)】 1人当たり 4,400円 派遣費用 3,300円 【問い合わせ3時間以内に作業】 作業費 1.5倍 |
注意点 |
①養成や資材、処分による費用あり(参照) ②キャンセルは作業前日の17時まで ③キャンセル料は全額 ④キャンセルは手配費の負担もあり ⑤コインパーキング代の請求あり |
連絡先 | 0120-444-365 |
対応エリア | 日本全国で対応 |
※2023年5月10日時点
店名 | Benry(ベンリー) |
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料金 |
見積もりが必要 ①家具移動 ②婚礼家具分解・移動 ③違う階への家具移動 ④家具の吊り上げ・吊り下げ |
注意点 | ①中身を出しておく必要あり |
連絡先 | 各店舗 |
対応エリア | 日本全国で対応(参照) |
※2023年5月10日時点
お助け本舗とBenryは一定の人員が確保されているため、重い家具や複数の家具の移動にも柔軟に対応してもらえるでしょう。
便利屋では主に、作業に要した時間によって費用が変動します。作業員一人につき費用が発生するため、複数人で運ぶ必要がある大型の家具移動を依頼する際は注意が必要です。
反対に、時間内であれば家具の大きさや数に関係なく運んでもらえることが多いため、複数移動させたい場合に適したサービスといえるでしょう。
便利屋を利用するメリットとして、深夜でも受け付けてもらえるという点が挙げられます。 家具販売店や引越し業者は早朝や深夜の作業に対応していないことが多いため、「なかなか時間がとれない」「家にいる時間が限られる」という人は利用しづらいでしょう。
反対に、便利屋はほかのサービスを利用できない時間でも対応可能な業者が見つかるため、忙しい人におすすめです。
ただし、早朝や深夜は一人当たり「出張費4,400円」など、別途料金が発生するため注意しましょう。
引越し業者は、一般的に家具移動や配置換えを行っています。
■引越し業者の特徴
大手の引越し業者の中では、「ヤマトホームコンビニエンス」「アート引越センター」「サカイ引越センター」の3社が家具移動のサービスを請け負っています。
いずれも大手の引越し業者であるため、実績も多く安心して任せられるでしょう。
店名 | ヤマトホームコンビニエンス |
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料金 |
1点の移動 6,600円 2点目以降 3,300円(1点あたり) 【家具の分解】 家具 3,300円 ベッド 3,300円 二段ベッド 4,950円 電動ベッド 9,900円 システムベッド・ロフトベッド 13,200円 【家具の組み立て】 家具 4,950円 ベッド 3,300円 二段ベッド 4,950円 電動ベッド 9,900円 システムベッド・ロフトベッド 13,200円 【家具の取り外し】 全自動洗濯機 1,650円 ドラム式洗濯機 3,300円 【家電の取り付け】 全自動洗濯機 3,300円 ドラム式洗濯機 8,250円 【その他】 吊り上げ 11,000円 吊り下げ 11,000円 クレーン作業 別途見積もり |
注意点 |
①分解や組み立ては別途料金あり ②3辺合計が450cm、重量が150kg以下まで (追加料金を払えば取り扱い可能もあり) ③中身は事前に取り出す必要あり |
対応エリア | 参照 |
※2023年5月10日時点
店名 | アート引越センター |
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料金(2023年5月現在) |
【引越しした人】 引越しから1年以内なら1回無料 【引越ししていない人】 価格非公開 |
注意点 |
①重たすぎる、自分で運べるものは対象外 ②中身は出しておく必要あり ③配線などは別途料金が発生 ④引越しをしていない場合、問い合わせする必要あり |
対応エリア | 日本全国で対応(一部エリアでは準備中) |
※2023年5月10日時点
店名 | サカイ引越センター |
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料金(2023年5月現在) |
【安心保証パック】 1,650円 ①引越し6ヶ月以内なら無料 ②引越し完了後、10分間移動可能 【引越ししていない人】 価格非公開 |
注意点 |
①派遣されるのは2人 ②家具移動サービスはないが、問い合わせによっては対応してくれることもあり |
対応エリア | 日本全国で対応(一部エリアでは準備中) |
※2023年5月10日時点
日本全国に展開されている業者のため、便利屋や家電量販店で対応してもらえない場合、引越し業者の利用を検討してみるのもおすすめです。 しかし、移動させる家具の数が増えるにつれて料金が増える場合があるため、複数移動させたい場合は注意は必要です。
大手引越し業者を利用するメリットとして、何かあった場合の補償制度が充実しているというメリットが挙げられます。 たとえばサカイ引越センターでは、「安心保証パック」というサービスが用意されています。
業者によってさまざまなオプションサービスがあるため、安心して任せられるでしょう。ただし、引越し繁忙期では人員足りず日程調節が難しくなったり、移動できる部屋に制限が設けられたりする場合もあるため注意が必要です。
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