日本とどこが違う?世界の引っ越し大調査!

2018/05/01公開

日本の国旗のカードの横に置かれた世界各国の国旗のカード

2018年、日本の引越しの繁忙期である3月~4月に、「引っ越し難民」が各メディアで大きく取り上げられたことを覚えているでしょうか?
茨城県庁では、業者に依頼ができずに職員が休日返上で引っ越し作業をしたことも話題になりました。

しかし実は、世界の国々から見ると、「時期によって引っ越しができなくなる」という事態は珍しい出来事です。
海外では、引越しに繁忙期がないことや、そもそも引っ越し業者を利用する人が少ないので、引越し難民は発生しません。

このように、日本の引越しと世界の引越では違う点があるようです。
そこで、日本と世界の「引越し」の差について、日本在住の海外出身者にアンケートを実施した結果をご紹介します!

世界の国々の引っ越し回数

日本人の引越し回数は、国立研究開発法人産業技術総合研究所によると、平均して約3回という調査結果が出ています。

全年齢での平均移動回数は、男性3.21回、女性3.03回、男女をあわせた全体では3.12回と報告されている。
人口移動(生涯移動回数)|国立研究開発法人産業技術総合研究所

それに比べて、世界ではどのくらいが普通なのでしょうか?

引越し侍のアンケートでは、このような結果になりました。

様々な国の出身者に生涯の引越し回数を尋ねたアンケートの結果

一番多かったのは、3~5回という意見。
11回以上と答えたのはアメリカ出身の方でした。

引越し回数は日本とあまり変わらなさそうです。
しかし、一般的にはアメリカでは引越し回数が日本より多いとされているようで、検索すると11回~20回が平均だとするサイトが多く見られました。

世界ではどうやって引っ越しをするの?

引越し回数では、日本とあまり大きな差はありませんでした。
では、引っ越しの方法についてはどうでしょうか?
日本では引越し業者を利用するのが一般的ですが、海外ではどのように引越しをしているのか見てみましょう。

様々な国の出身者に引越し方法を尋ねたアンケートの結果

※複数回答あり

圧倒的に多かったのは、家族や友人に手伝ってもらう方法でした。
次点で引越し業者、宅配便での引越しと続きます。
ちなみに、「自分ひとりで行う」という男気溢れる回答をしたのは、カナダ出身の方でした。

日本との引越し業者の違いに関しては、次のようなコメントも寄せられています。

  • 引越し業者を使っている人を見たことがない(カナダ出身)
  • 日本のほうが丁寧、でもその分値段が高い。(韓国出身)
  • NYでは、引越しをしたい人が、オンラインの掲示板に「お手伝いできます」と書き込んでいる人に直接連絡を取り、当日の作業だけ手伝ってもらう、という方法が多かったです。(アメリカ出身)

そもそも引越し業者がいない、少ないと答える人も多くみられました。
至れり尽くせりのサービスで、安全・確実に運んでくれる引越し業者は、日本特有とも言えるかもしれませんね。

世界と日本の引っ越しはどこが違うの?

引越しの方法以外で、海外と日本が違う点はあるのでしょうか?
引っ越しにまつわるあれこれについて、尋ねてみた結果は以下の通りです。

様々な国の出身者に日本の引っ越しと出身国の引っ越しの違いを尋ねたアンケートの結果

※複数回答あり

「日本と違う点はほとんどない」と答えた人は0人ということで、どの国も少なからず日本との差異があると感じているようです。
引越しの方法と、引越しに関する文化や習慣が母国と違うと感じている人が多い結果となりました。

文化や習慣で一番多かったのは、「母国では新居でパーティーをする」という意見でした。
新居でパーティーを行う際は親戚や友人を呼ぶことが多く、引越し祝いはパーティーの招待客からプレゼントをもらうことが多いそうです。

文化や習慣について

  • 引越し初日は、厄払いの意味で炊飯器を先に持って入る風習がある。または小豆を家のあっちこっちに撒き散らしたりする。(韓国出身)
  • 新居にお坊さんを呼び、祈祷してもらう。(タイ出身)

引越しの方法について

  • 高層マンションが多いため、消防車のようなはしご車で窓から荷物を搬入・搬出します。(韓国出身)
  • よほどお金持ちではない限り、引越し業者はめったに使わない。自分たちで大きなトラックをレンタルし、友人等に手伝ってもらって引越しをする。(アメリカ出身)

様々な手続きについて

  • 入居も退居も管理者に連絡をとるだけでOK。水やガス、インターネットは最初から使える状態だったので自分でやる必要がなかった。(カナダ出身)
  • 行政に特別届け出の手続きをした記憶がない。(オーストラリア出身)

不動産・引越し業者について

  • 州にもよるが、賃貸の場合その物件を持っている管理会社兼不動産に直接問い合わせをする。NYではルームシェアが多いため、そもそも不動産を通さない。(アメリカ出身)
  • 新築購入から内装、引越しまで、スマホで見積もり予約を管理できる。中国ではモデルハウス以外は基本内装されていないので、内装業者は発達している。(中国出身)
  • 知り合いにいい引越し業者さんの連絡先を教えていただきます。そして引越し業者より引越しトラックだけを予約することが普通かなと思います。(中国出身)

ここが変だよ!日本の引っ越し

今回の調査で、多くの方から「理解できない」「おかしい」と声が上がったのは、日本の敷金・礼金制度。
どの国でも、日本の敷金にあたるものは「保証金」などとして支払っているようですが、金額に差があるようです。
さらに、お金が戻ってこない礼金の制度は、納得できない人が多くいました。
実際のコメントをご紹介します。

  • 敷金はあって、金額も家賃の約1~3ヶ月で日本とほぼ同じ。礼金は日本に来てから初めて知ったものです。礼金と言う存在は不思議。(中国出身)
  • 敷金が高すぎます。1ヶ月分で十分だと思います。礼金は理解できません。本来ならば、礼金を払っているのは借りる方ではなく貸すほうではないでしょうか。(アメリカ出身)
  • 敷金は韓国でも「保証金」という名前であるので理解できますが、礼金は意味が不明です。お金を払って借りるのに、なぜ更にお礼としてお金を払うべきなのか正直に理解ができません。(韓国出身)
  • 礼金はおかしい制度。日本の敷金もほとんど返ってこないから変。(オーストラリア出身)

特に礼金に対しては、厳しいコメントも多くありました。
一方で、韓国の方からはこんな意見も。

  • 韓国には「保証金」がある。退去時に返してもらう担保金だが、これが非常に高いため社会人1年目には到底出せる金額ではない。ある物件では家賃4万5千円に対し、保証金は100万円だった。日本の敷金は3か月分程度の賃料を出せばOKなのでマシ。(韓国出身)

また、引越し挨拶にマナーがあったり、粗品をプレゼントしたりといったことも、日本独特の習慣だと感じる人がいました。

  • 隣の人に挨拶はしますが、米やタオルをプレゼントすることはないです。ただし、お菓子をあげることはあります。(イギリス出身)
  • 近所挨拶はするが、マンションの場合は同フロアのみ、一戸建ては右左と正面だけ。粗品などを差し上げる文化はほぼない。(中国出身)
  • 日本の引越し挨拶は形式的な堅苦しいイメージです。中国やシンガポールだともう少し軽く”Hello~ / Hi~”的な感じで、気が合えばちょっと会話する感じで、手土産は特になく、仲良くなったら色々分け合う。(中国・シンガポール出身)
  • ありえないこと、気を遣いすぎ(オーストラリア出身)

一方で、日本の引っ越し挨拶に似た習慣があると答えた人も多数でした。

  • 東京みたいに個人情報の出回りが怖い、という考えがあまり無いので、自分の生活音が聞こえそうな家には挨拶をしたほうがいいです。ピンポンするなら手土産にチョコを渡したりしますし、ドアを開けっ放しで工事などするので、そこで近所の人と顔を合わせれば軽くしゃべったりすることによって挨拶は済んだことになります。(オーストリア出身)
  • 引っ越してきた人たちにケーキやパイなどをあげることがあります。「近所へようこそ」という気持ちであげます。(アメリカ出身)
  • タイでもやってましたので、違和感などないですが、女性の一人暮らしですと、危ないかもしれないので、人と状況によります。(タイ出身)
  • 家族単位の引越しのときは、隣の入居者の方にお餅を持って挨拶に行く風習がある。都市での一人暮らしの場合は、しない。(中国出身)

とはいえ、こういった昔ながらの習慣は、「最近では挨拶をする習慣は薄くなった」「日本でも挨拶している人を見ることが少なくなった」と答える方も多くいました。
確かに、以前引越し侍が取った引越し挨拶に関するアンケートでも、挨拶をしない人が約40%と、少なくない結果が出ています。
インターネットやSNSの発達で世界中の人とすぐに繋がれるようになった一方で、物理的に近くにいる人との繋がりは薄くなってしまったのでしょうか。
「日本の良い文化なのでなくならないで欲しい」という声も上がっていました。

まとめ

いかがでしたか?
日本と海外の引越しは、違う部分が多くありました。
今回の調査では、特に以下のようなことがわかりました。

  • 海外では引越し業者を使う人が少ない
  • 引越しにおける文化は国ごとに違う
  • 敷金・礼金の制度は外国人からは理解しがたい

日本から海外に引っ越しをする際には、その国の引越し文化をよく調べてみると良いかもしれません。
また、海外の方が近所に引っ越してきたときには、ぜひ温かく迎えてあげましょう。

調査概要

調査エリア:愛知県
調査方法:日本在住の海外出身者および海外長期滞在経験者方を対象にアンケートを実施
調査期間:2018年4月
サンプル数:21件

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