更新日: 2024年7月23日
カップルが同棲をする際、引っ越し先の部屋の広さなどにもよりますが、100万円ほどかかるケースは一般的です。
しかし、どちらかもしくは両方が既に一人暮らしをしていて家具・家電を買い揃える必要がなかったり、引っ越し左記がすぐ近くだったりなど、ある程度の条件が揃えば50万円ほどまで費用を抑えることも可能です。
また、お互いに高い水準を求めれば、200万円を超えるケースもあります。
費用の割合は、折半することが多いようですが、男性が多く払ったり、全額払ったりするカップルも30%程度いるようです。
ここからは、かかる費用の内約や、節約方法などについて紹介していきます。
目次
どちらかが住んでいる家で同棲を始めるケースを除くと、同棲にかかる費用は55万円~85万円が相場です。
予期せぬ出費などに備えると、100万円ほど用意しておけば安心ということになります。
■ 同棲費用の内約
相場金額 | |
---|---|
物件にかかる初期費用 | 約30~60万円 |
引っ越しにかかる費用 | 7~9万円 |
家具・家電を買い揃える費用 | 15万円程度 |
合計 | 55~85万円 |
一般的な物件の初期費用は、家賃の4~5ヶ月分であることが多いです。
しかし、同棲ではやや広めの部屋を借りることも多いため、もう少し多めにみておくのがおすすめです。
引っ越しにかかる費用は、3月・4月の繁忙期の場合は約9万円、それ以外なら7万円程度が相場です。
荷物が少ない場合やすぐ近くに引っ越す場合は、自分たちで引っ越しをすれば、さらに費用を抑えられます。
家具・家電を買い揃える費用は、どちらかが一人暮らしをしている場合は、さほどかからないと考えてよいでしょう。
ただし、両方が一人暮らしをしている場合、処分費用が発生する可能性はあります。
ここからは、それぞれの費用について、詳しく解説していきます。
同棲では、1LDK~2LDK程度の広さの部屋を借りるのが一般的です。
東京23区内を除く3大都市の家賃相場は、6~8万円。
そのため、ここでは家賃を7万円と想定して相場費用を解説していきます。
費用の内訳 | 料金相場 |
---|---|
前家賃 | 7万円 |
日割り家賃 | 7万円÷入居月の日数×入居日数 |
管理費・共益費 | 約0.3~1万円 |
敷金・礼金 | 約21万円 |
賃貸保証料 (家賃0.5~1ヶ月分) | 約3.5~7万円 |
仲介手数料 | 約3.5~7万円 |
鍵の交換費用 | 約1~3万円 |
火災保険料 | 約2~3万円 |
清掃費用 | 約1~5万円 |
合計 | 約30万円~60万円 |
※2024年1月14日現在
上記の費用の相場を合計すると、家賃の5~8ヶ月分は用意しておくと安心です。
一般的に初期費用は家賃に比例し、広い物件や人気物件、新しい設備が充実している物件などは特に初期費用が高くなる傾向にあります。
費用を抑えたい場合は、敷金・礼金がかからないゼロゼロ物件やフリーレント物件などを選ぶと、15~30万円ほど安く抑えられる可能性があります。
上記初期費用以外にも、荷物の運搬費用や家具家電の購入費用もかかることをよく理解し、賃貸契約時に支払う初期費用を予算全体の50~70%程度に抑えるよう努めましょう。
2人分の引っ越し費用の相場は、通常期で約7万円、繁忙期で約9万円ほどです。
しかし、別々の場所に住んでいる二人が同じ家に引っ越しをする場合、「立ち寄りプラン」などが適用されることが多いですが、その場合はもう少し高くなる可能性があります。
■ 2人家族の引っ越し費用相場
通常期(5月~2月) | 繁忙期(3月・4月) | |
---|---|---|
近距離(市内程度) | 6万円 | 8万円 |
中距離(県内程度) | 6.6万円 | 9.5万円 |
遠距離(県外程度) | 9.7万円 | 14.5万円 |
※2024年3月現在
※参考:二人暮らしの引越し費用相場と総額料金の目安
引っ越し費用を抑えるなら、費用が安くなりやすい通常期に引っ越しをしましょう。
引越し時期をずらせない場合は、時間指定などをしない「フリー便」などもおすすめです。
どちらかが実家で生活しているなどで荷物が少ない場合は、自分たちで引っ越しをするのも費用の節約になります。
二人暮らし用の新品の家具家電(必要最低限の機能が付いたもの)を揃えるためには、約15万円程度が相場です。
家具・家電 | 相場 |
---|---|
冷蔵庫 (2ドアで200~300L) | 4~5万円 |
洗濯機 (タテ型7L、乾燥機能なし) | 4~5万円 |
電子レンジ | 約1万円 |
掃除機 | 約1万円 |
寝具 (布団2セット) | 約2万円 |
カーテン | 約1万円 |
テーブル | 約1万円 |
合計 | 約15万円 |
※2024年3月現在
必要最低限の家具家電を揃えるだけでも10万円以上の出費をともなうため、中古品の購入や一人暮らしの際に使っていたものを新居に持っていくことを検討しましょう。
同棲開始時にかかる初期費用は、一般的に家賃に比例します。
また荷物の量や移動距離、運搬方法などによっても変動します。
シミュレーションした結果、予算が50万円の場合は家賃を抑えたり、家具・家電の新規購入を控えたりなど、かなりの節約が必要そうです。
予算が70万円の場合は、50万円ほどの節約は必要ないですが、余裕がある金額とはいえません。
なるべく初期費用を抑えられるように、物件選びは慎重になるべきでしょう。
予算が100万円ある場合は、余裕を持って同棲を始められそうです。
ただし、高級マンションを選んだり、購入する家具・家電のスペックを上げたりすると、出費がギリギリになってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
予算が200万円もあると、かなり贅沢な同棲の開始が実現します。
ただし、同棲を始めるということは、将来を見据えたお付き合いをするということ。
そのため、初期費用は使いすぎず、余った分は貯金に回すのが得策といえます。
ここからは、それぞれのシミュレーション結果を詳しく解説していきます。
予算50万円で同棲を始めることは可能です。
ただし、初期費用を抑えるために家賃が安い物件を選ぶこと、家具・家電などの新規購入を控えることなどが条件となりそうです。
■ 予算50万円で同棲を始めるポイント
■ 予算50万円のシミュレーション結果
かかる費用 | |
---|---|
家賃 | 6.5万円 |
初期費用 | 45万円 |
引っ越し費用 | 6万円 |
家具・家電の購入費用 | 15万円 |
合計 | 48万円 |
予算が50万円の場合、初期費用はだいたい30万円程度に収まるよう調整が必要です。
初期費用を30万円程度に抑えるためには、家賃が6万円台で、敷金・礼金合わせて1ヶ月分以下の条件で物件を探しましょう。
引っ越し業者を使うことも可能ですが、遠方への引っ越しの場合10万円以上かかることもあるため、その場合は初期費用や家具・家電の購入費用などで調整が必要です。
地方をいくつも跨ぐような超長距離の引っ越しの場合は、新居へ持っていくのは宅配便などで運べる荷物だけに留め、大型の家具・家電は新調したほうが安くなる可能性もあります。
また、予算に関わらず、引っ越し後の想定外の出費や当面の生活費として、予算の10%程度は手元に残しておくことも大切です。
予算が70万円あれば、家賃7万円台の物件に住むこともできます。
ただし、敷金・礼金は節約することが条件です。
敷金・礼金の節約が難しい場合や、遠方に引っ越しをする場合は、家賃を下げたり、家具・家電の購入を控えたり等の工夫が必要です。
■ 予算50万円で同棲を始めるポイント
■ 予算50万円のシミュレーション結果
かかる費用 | |
---|---|
家賃 | 7万円 |
初期費用 | 45万円 |
引っ越し費用 | 6万円 |
家具・家電の購入費用 | 15万円 |
合計 | 66万円 |
初期費用を45万円までに抑えるなら、敷金・礼金は合わせて2ヶ月分以下の物件が望ましいです。
敷金・礼金がそれぞれ1ヶ月分ずつの物件であれば、見つけるのはそれほど難しくないでしょう。
引っ越し先が市内程度の場合は、必要最低限の家具・家電を新調する費用はありそうです。
ただし、引っ越し先が遠方にあったり、荷物が多かったり等する場合は、新調する家具・家電を絞った方が良いでしょう。
予算が100万円ほどある場合、家賃7万円程度であれば、敷金・礼金の条件を気にすることなく引っ越しが可能です。
敷金・礼金の請求が少なければ、家具・家電も余裕を持って新調することができます。
■ 予算100万円で同棲を始めるポイント
■ 予算100万円のシミュレーション結果
かかる費用 | |
---|---|
家賃 | 7万円 |
初期費用 | 70万円 |
引っ越し費用 | 6万円 |
家具・家電の購入費用 | 20万円 |
合計 | 96万円 |
敷金・礼金は、どんなに高くてもそれぞれ3ヶ月分ずつ(合計6ヶ月分)までなので、7万円の家賃であれば42万円を超えることはほとんどありません。
その他にかかる費用を足しても、予算が100万円あれば敷金・礼金の条件はさほど気にせず物件を選べます。
ただし、家賃が7万円以上ある場合や、引っ越し費用が10万円を超えるような超長距離へ引っ越しをする場合は、敷金・礼金はそれぞれ2ヶ月分まで(合計4ヶ月分)の物件を選びましょう。
予算が200万円ある場合、全て使い切ることを想定すると、家賃10万円でも敷金・礼金の条件を気にすることなく引っ越しが可能です。
多少遠距離の引っ越しでも、家具・家電を全て新調することも夢ではないでしょう。
■ 予算200万円で同棲を始めるポイント
■ 予算200万円のシミュレーション結果
かかる費用 | |
---|---|
家賃 | 10万円 |
初期費用 | 105万円 |
引っ越し費用 | 15万円 |
家具・家電の購入費用 | 60万円 |
合計 | 180万円 |
予算が200万円もあれば、10万円の家賃の物件でも、条件を選ばずに引っ越しすることが可能になります。
引っ越し費用にも、家具・家電の購入費用にもかなり余裕が出るので、理想の同棲ライフを始めることもできます。
ただし、ゆくゆく結婚も見据えて同棲を始める場合は、贅沢はしすぎず貯金に回すことも検討しましょう。
■ 予算200万円で貯金も可能なシミュレーション結果
かかる費用 | |
---|---|
家賃 | 8万円 |
初期費用 | 70万円 |
引っ越し費用 | 10万円 |
家具・家電の購入費用 | 30万円 |
合計 | 110万円 |
今まで紹介したシミュレーションから少し贅沢しただけでも、かかる費用は約110万円です。
200万円の予算があれば、90万円は貯金することができます。
今後発生する様々なトラブルに対応していくためにも、貯金はしておいても損はないでしょう。
cancamが行った調査によると、同棲にかかる生活費の負担は「同じくらい」と答えたのが35%、「男性の方が多く払っている」と答えたのは57%、「女性が多く払っている」と答えたのが8%でした。
参考:【同棲どうしよう】男女150人調査!一緒に暮らすと、生活費はどちらがどう負担する?
この結果をそのまま初期費用の負担割合に当てはめると、折半か男性の方が多く払うカップルが大多数ということになります。
ただし、これらはあくまでも調査結果です。
これから暮らす2人でよく相談して、負担割合を決めましょう。
後々トラブルになりにくいのは、収入に応じて家賃や生活費の負担割合を決める方法です。
例えば彼氏の手取り月収が30万円で彼女は20万円であれば、家賃や生活費の負担も3:2にするという決め方です。
収入のバランスを考慮して負担割合を決めると、収入に差があるカップルでも、お互いに無理のない範囲で経済的に支えあえるでしょう。
結婚しているカップルの場合であれば、家賃は夫婦の月収を合算し、手取りの30%程度までにすべきといわれています。
しかし、同棲の場合は、カップルの収入を合算した金額ではなく、一人分の収入で支払える家賃の物件を選ぶ必要があるでしょう。
その理由は、同棲など二人入居の審査は、通常の一人暮らしの入居審査より厳しく、二人入居可の物件も限定されるためです。
一般的に、カップルは結婚している夫婦に比べて、一方が出て行ってしまうリスクが高いと考えられています。そのようなリスクを懸念して、一方のみで支払えない物件は貸せないと考える家主や保証会社も少なくありません。二人の収入をベースに物件を選んでいると、審査落ちが続くかもしれません。同棲を解消すると、家賃が支払えず破綻してしまう可能性も考えられます。
同棲する物件選びをする際には、あらゆる可能性やリスクを考慮して、一人分の手取り月収の30%程度までに抑えると良いでしょう。
選ぶ不動産会社や物件によっても、初期費用は大きく変わってきます。
特に、『家賃』『敷金・礼金』『仲介手数料』の3つを安く抑えられるかが鍵となります。
どのように安い物件を見つけて不動産会社と交渉するのか解説します。
家賃が割安な物件を見つけるには、物件探しをする『時期』と『エリア』が鍵となります。
まず、安い家賃の物件を見つけたいなら、繁忙期に当たる毎年2~3月に物件探しをするのは避けたほうが良いでしょう。
エリアに関しては、1駅違うだけで家賃相場が1万円近く安くなることがあります。特に、特急や急行が停車しない駅周辺は、家賃相場が割安な傾向にあるため、住みたいエリアの該当する駅がないか、各駅の相場を調べてみましょう。
初期費用を極限まで抑えたい人は、『ゼロゼロ物件』を検討してみると良いでしょう。ゼロゼロ物件とは、敷金・礼金がない物件を意味し、ゼロゼロ物件を選べば、初期費用を大幅に安く抑えることができます。ゼロゼロ物件は、人気の低いエリアや築古物件、訳あり物件の場合が多く、閑散期に多く出回る傾向にあります。
ただし、ゼロゼロ物件を選ぶ場合は、退去費用が高額になりやすいなどのデメリットをよく理解した上で契約してください。
ゼロゼロ物件以外にも『フリーレント物件』を探して、初期費用を節約する方法もあります。もともとフリーレント物件でなくても、交渉によってフリーレント期間を設けてもらえる場合もあります。
フリーレント物件を選ぶと、入居から一定期間、家賃が発生しません。フリーレント期間は通常1ヶ月の場合が多いため、大きな節約になります。
フリーレント物件も、ゼロゼロ物件と同様に、閑散期に出回ることが多く、人気物件や繁忙期は交渉も難しいのが一般的です。
仲介手数料とは、不動産仲介業者への謝礼金の一種です。仲介手数料の上限は家賃1ヶ月分+消費税で、不動産オーナーと入居者が負担します。
不動産オーナーと入居者の負担割合は決まっていないため、どちらかが全額払っても、折半しても問題ありません。入居者が全額払うもしくは折半するケースが一般的です。
仲介手数料が家賃の55%とお得な不動産仲介会社の一例を紹介します。
※2024年1月現在
※一部対象外物件などもあり
その他、成約者に5~10万円程度のキャッシュバックキャンペーンを行っている事業者もあるため、お得に引っ越したい人は探してみると良いでしょう。
入居者が原則仲介手数料の全額を支払う不動産仲介会社を利用する場合でも、交渉によって仲介手数料を安くしてもらえるケースもあります。交渉成功の秘訣は相手側のメリットを提示することです。例えば、会社や学校が贔屓にしている不動産会社を紹介してもらったり、過去に成約した不動産会社にお部屋探しを依頼したりすると、仲介手数料の減額交渉に成功する確率が上がるでしょう。
引っ越し業者と交渉することでも、同棲を始めるためにかかる費用を節約することができます。
大きく費用を節約するためには、以下の4つのポイントを押さえておくことが重要です。
引っ越しの最繁忙期は2月末~4月上旬です。そして9月下旬と各月の最後の土日も、他の時期より引っ越し費用が少し高くなる傾向にあります。
同棲を始めるための費用を極力抑えたいなら、最繁忙期は避けたほうが賢明です。
閑散期を狙うことで、引っ越し費用の相場が安くなるだけでなく、引っ越し業者の予約が取りやすくなったり、時間がある分サービスが良くなったりするなどのメリットが期待できます。
一般的に荷物量が多いほど引っ越し費用が高くなるため、引っ越し前に極力荷物を減らす努力をしましょう。お互いに荷物を減らすことで、荷物に囲まれることなく、すっきりとした空間で新生活を始められるでしょう。
特に、重複する家具・家電がある場合は、1つに絞り、他方は引っ越し前に処分するようにしてください。不用品の処分は引っ越し業者に依頼できる場合もありますが、自治体に回収を依頼するよりも費用は割高になります。
荷物を減らすことで、安く引っ越せる選択肢が増えます。例えば、宅配便や単身専用パック、ミニ引っ越しプラン、赤帽など荷物が少ない人向けのサービスを利用して費用を大きく節約できる可能性が高まります。
また、新しい家具や家電を購入する際は、荷物の量を増やすことなく、引っ越し費用を抑えるためにも、新居に直接配送してもらうようにしましょう。
家具や家電は新しいもので揃えると高くつくため、既に持っているアイテムをうまく活用しましょう。
既にどちらかもしくはお互いが一人暮らしをしている場合は、旧居で使っていた家具家電をそのまま新居でも利用することで、購入費用を抑えることができます。
特に、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電、ベッドやソファなどは、高価な場合が多いため、既存のものをうまく活用し、同棲にかかるイニシャルコストを抑えましょう。
相見積もりを取ることで、引っ越し費用を大幅に節約できる可能性もあります。
引っ越し費用には明確な相場がないため、1社だけに見積もりを取って契約してしまうと、知らず知らずのうちに割高な引っ越し費用がかかっているかもしれません。
何社も訪問見積もりに来てもらう時間がない場合は、複数の業者に見積もり依頼が出せる一括見積もりがおすすめです。
引っ越しの内容を入力するだけで、複数社の見積もりを一度に取り寄せることができるため、安い引っ越し業者を簡単に見つけることができるでしょう。
新たに物件を借りて同棲を始める場合、少なくても50万円程度の初期費用を想定しておく必要があります。
100万円の予算があれば、資金に余裕ができ選択肢も増えますが、初期費用や引っ越し費用を節約しなければ、すぐに予算オーバーしてしまうでしょう。事前にお互いの理想と妥協できるポイントを出し合って、何にお金を使うか優先順位を決めておくことが大切です。
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一人暮らしの引っ越しにかかる初期費用の総額は、家賃の6か月分を目安として計算しておくと良いでしょう!(家賃が7万であれば42万)
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