引越し準備
引越しで1番大変な荷造りと荷ほどきを楽にするウラ技

この記事で解決すること
- 引越しの荷造りは手間がかかり、多くの人が苦労する。
- 慣れない荷造りは時間不足でトラブルを招くことも。
- 部屋別に荷造りし、使用頻度で荷物を分けると良い。
- 使用頻度で荷物を分け、目印をつけると荷解きが楽になる。
引越しで、一番大変な作業といえば、「荷造り」ではないでしょうか?
「引越し日までに荷造りが終わらない」「どこに何をしまったか忘れてしまった」という声はよく聞きますよね。
荷造りの際に、思いがけないトラブルが発生してしまうこともあります。
しかし、一般的には大変だと言われている荷造りや荷ほどきも、ちょっとしたコツで楽にすることもできます。
そこで、この記事では荷造りと荷ほどきについて、以下のようなことを紹介しています。
- 荷造りで起きやすいトラブル
- 荷造りを楽にするテクニック
- 整理収納アドバイザーに聞く荷造りと荷ほどきのコツ
特に、整理収納アドバイザーというプロがアドバイスしてくれた「荷造り・荷ほどきのコツ」は必見です。
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
引越しで1番大変なこと
引っ越しで面倒なことといえば、荷造りですよね。
引越し侍が以前にとった、「引越しで一番手間だったことは?」というアンケートでも、「荷造り」と答えた人が圧倒的に多い結果でした。

また、2位には荷造りと同じタイミングで必要になる不用品の処分、3位には荷ほどきと、1位から3位を「荷物に関わる作業」が独占しているという結果になりました。
誰しもが、荷造りや荷ほどきなどといった、部屋の荷物を整理する作業は面倒だと思っているようです。
実際に、荷造りが大変だったという口コミも多く寄せられています。
- 初めての引越しでしたが荷物が想像以上に多く、引越し業者が到着する寸前まで荷造り作業に追われて大変だった。(30代・男性)
- ギリギリまで使う物を早々に梱包してしまい、また開けることになり面倒だった。(40代・女性)
荷造りが大変な作業であるのには理由があります。
- 荷造りに慣れていない
- 荷造りの時間が取れない
引越しをする多くの人は荷造りに慣れていないため、荷造りをするコツや、効率の良い荷ほどき方法を知らないのです。
また、荷造りには時間がかかるものですが、なかなか荷造りのための時間が取れないという人も多くいます。
これらの理由から、荷造りの際に起きやすいトラブルがあります。
初めて引越しをする人にはぜひ気をつけて欲しいので、ここからは詳しく説明していきます。
引越しの荷造りでよくあるトラブル

引越しの荷造りが大変なのは、荷造りに慣れていないことと、荷造りの時間が取れないことが原因であると説明しました。
荷造りに慣れていないこと、荷造りの時間が取れないことは、引越しの際にトラブルを引き起こす原因にもなります。
引越しの荷造りでよくあるトラブルをご紹介します。
- 荷物を詰め忘れてしまう
- 適当にダンボールへ詰め込んで荷ほどきが大変になる
- 荷造りが間に合わない
文字だけで見ると、そんなに大きなトラブルには見えませんが、実際にはどうなのでしょうか?
ここからは、荷造りでよくあるトラブルについて、詳しく説明していきます。
荷物を詰め忘れてしまう
荷物の詰め忘れは、引越しでよくあるトラブルのひとつです。
2013年に行った引越し侍のアンケートでは、以下のようになっています。

一番よくある忘れ物は物干し竿、次に照明、器具・工具などが続きます。
このランキングにはでてきていませんが、他にも様々な忘れ物が報告されています。
- 靴箱に入れていた靴
- 天袋や床下収納など、目に付きにくい場所にある荷物
- 外に出しておいた段ボール
引越し業者に荷造りを依頼している場合は、目に付きにくい場所にある荷物の詰め忘れがないか確認しましょう。
引越し業者の作業員はプロですが、普段生活している人にしかわからないような収納場所もあります。
「見積もりに来た営業マンに伝えたから大丈夫」と思わず、作業員にもしっかり伝えるようにしましょう。
適当にダンボールへ詰め込んで荷ほどきが大変
「荷造りするだけでも大変なのに、荷ほどきのことまで考えていられない」という人は多いのではないでしょうか?
しかし、何も考えずただ荷物を詰めてしまうと、荷ほどきのときに大変な思いをすることになります。
また、荷ほどきのことを考えない荷造りは、引越しをした後で「どこに何があるんだっけ?」となってしまう原因にもなります。
スムーズな新生活を送るためにも、荷ほどきのことを考えた荷造りが大切です。
荷ほどきも荷造りも楽にする荷造りのウラ技は、「」で紹介していますのでぜひ参考にしてください。
荷造りが引越しに間に合わない
「引越し日まで忙しく、荷造りのための時間が取れない」というのは、よくある話ではないでしょうか?
しかし、荷造りは必ず引越し日に間に合うように準備してください。
なぜなら、引越し日に荷造りが間に合わないと、最悪の場合引越しが出来なくなってしまう危険があるからです。
荷造りが引越し日に間に合わないと、次のようなことが起こる可能性があります。
- 梱包作業代が追加請求される
- 引っ越し作業を拒否される
引越し業者との契約では基本的に、「引っ越し当日までに依頼人が荷造りを行うこと」が義務付けられています。
そのため、荷造りが終わっておらず、追加で荷造り作業を手伝ってもらうと、追加料金がかかってしまうのです。
あまりにも荷造りの量が多い場合は、引越しそのものを拒否されてしまうこともあります。
依頼者側の責任で引越しができなくなってしまった場合、引越し料金の払い戻しはありません。
ほとんどの場合、引越し業者は梱包を手伝ってくれますが、それが引越し業者の「厚意」だということを忘れず、荷造りは引越し当日までに行うようにしましょう。
もしも荷造りが引越し日に間に合わなくなりそうなときは、まず引越し業者に連絡しましょう。
引越しで大変な荷造りを楽にするテクニック

引越しの荷造りは大変なものですが、ちょっとしたコツやテクニックを知っているだけで、格段に楽になります。
引越し侍が、数年にわたり蓄積してきた荷造りテクニックを、手順どおりにご紹介していきます。
- 家を部屋ごとのブロックに分ける
- ブロックをグループに分ける
- 使う予定がない荷物をダンボールへ詰める
- 使うかもしれない荷物をダンボールへ詰める
- 引越しの当日にすべての荷物をダンボールへ詰める
まずは、家の中をブロックごとに分類します。
1LDKなら、洋室、キッチン、洗面所と浴室、トイレ、玄関といった具合に、ブロックごとに分けます。
洋室など広い場所の場合、ひとくくりにすると分かりにくくなるので、細かくグループ分けするとよいでしょう。
例えば、クローゼットグループ、テレビ周辺グループ、ベッド周りグループなどです。
玄関など狭いブロックについては、グループ分けをする必要はありません。
グループ分けまで終わったら、使う予定がないものから順に、ダンボールへ詰めていきましょう。
冬であれば、夏服やレジャー用品、また趣味の道具など、引越し日までに使わなさそうなものから荷造りします。
このとき、不用品の選別も同時に行いましょう。
引越し当日に使う荷物以外は、引越し日の前日までに荷造りしてしまいましょう。
また、どうしても荷造りが大変で困っているという人は、引越しのプロである引越し業者に荷造りを依頼するのも良いでしょう。
引越し業者の中には、オプションサービスとして荷造りのサービスを用意してくれている業者もあります。
追加料金はかかってしまいますが、自分で荷造りをするよりもずっと速く、正確に荷造りしてくれるので、かなり負担が軽くなります。
引越し業者の荷造りサービスについては下記で詳しく説明していますので、参考にしてください。
整理収納アドバイザーに聞いた荷造りと荷ほどきのコツ

今回アドバイスいただいたのは…
長崎県大村市を中心に、お片づけ講座やお片づけサービスを行う整理収納アドバイザー。 元々は「片付けられない主婦」で、自身の経験を活かしながら、誰でも簡単に片付けできるテクニックを伝授している。
今回は、整理収納アドバイザーである今長さんに、荷造りと荷ほどきのやり方について、4つの質問をしました。
- 「どこに何があるんだっけ?」を解決する、荷造り方法はありますか?
- 荷ほどきに時間がかかりすぎて大変でした。荷ほどきをするべき荷物の順番はありますか?
- 備え付けの収納で足りなくなってしまい、モノを片付けることができませんでした。対処法はありますか?
- 新居に備え付けの収納にモノをしまいきりたい場合、新居にもって行く荷物の目安をどのように測ればよいですか?
わかりやすく回答していただいたので、ぜひ参考にしてください!
荷ほどきがしやすい荷造りの方法
まずは1つ目の質問です。
- 「どこに何があるんだっけ?」を解決する、荷造り方法はありますか?
どのダンボールに何をしまったのかわからなくなってしまった、というのはよくあることです。
そんな不便を解消するには、どうすればよいのでしょうか?
荷ほどきのコツは荷造りにあります。
荷造りをするときにただ単に段ボールにつめていくと、荷ほどきの時にどこに何があるかわからなくなりますよね。
段ボールに荷物をつめる時、同じ部屋でも使用頻度が高いものと低いものを分けて詰めると、荷ほどきがしやすくなります。
また、段ボールには必ず目印を付けておきましょう。
どの部屋の荷物を詰めたかだけでなく、使用頻度が高いものか低いものかも、きちんと書いておくとよいでしょう。
私が引っ越しの時によく行うのは、部屋ごとに別の色のカラーシールを貼る、というやりかたです。
例えば、キッチンは赤、寝室は緑、という具合です。
カラーシールは、段ボールの四方とフタ部分に貼ることで、どんな風に積んでもシールを確認しやすくなるのでおすすめですよ。
また、少し手間はかかりますが、段ボールの中に入れた荷物の写真を撮って、外側に貼るようにしています。
そうすることで、入れた時のことを思い出しながら荷ほどきができるので、荷ほどきのときに「どこに何があるんだっけ?」を防ぐことができます。
荷ほどきをするべき荷物の順番
次に、2つ目の質問です。
- 荷ほどきに時間がかかりすぎて大変でした。荷ほどきをするべき荷物の順番はありますか?
今長さんは、以下のように答えてくれました。
まず始めに、毎日使うものを開封していきます。
キッチンの段ボールがたくさんある場合でも、年に数回しか使わない重箱が入っている段ボールより、毎日使うであろう鍋類の段ボールを開封していくといった具合です。
朝起きて洗面台を使い、トイレに行き、仕事に行く準備をして、帰ってきたら食事の用意をして、お風呂に入って、寝る。
そんな、日頃の生活スタイルをイメージすると、自ずとその時に必要なものが連想でき、バス用品、トイレ用品、仕事着、食器類など、荷ほどきしていくものが明確になっていきます。
毎日使うものの次は、1週間のうちに使うもの、1ヶ月のうちに使うもの、年に数回使うもの、数年に1回使うもの、という順番に、年間を通して使う頻度や時期を考えながら荷ほどきを行っていくとやりやすいです。
新居に荷物が入りきらなくなったときの対処法
3つ目は、新居に運んだ荷物についてです。
- 備え付けの収納で足りなくなってしまい、モノを片付けることができませんでした。対処法はありますか?
今長さんの回答をみてみましょう。
まず、本当に必要なものが残っているか見極めます。
引っ越しは、ものの整理をするよいきっかけです。
まずは本当に不要なものがないか、モノの整理を行って下さい。
整理をした上で備え付けの収納で足りない場合は、どこに収納を置いたら良いのか動線を確認しましょう。
どれくらいの収納が置けるか採寸して、それに見合ったものを探すといいと思います。
ただし、置いた場所によっては扉の開閉に支障が出る場合があります。
地震の際逃げ道を塞いでしまうこともあるため、防災のためにもよく確認しておきましょう。
住むスペースが狭くなるのであればレンタル倉庫などを検討して見るのもよいでしょう。
新居に運ぶ荷物の目安
最後に、持って行くべき荷物とそうでない荷物についての質問です。
- 新居に備え付けの収納にモノをしまいきりたい場合、新居にもって行く荷物の目安をどのように測ればよいですか?
当たり前ですが、新居と旧居の部屋の大きさは違いますし、備え付けの収納も違います。
旧居ではしまいきれていたモノが、新居に入りきらなくなるというのもよくあることです。
この問題について、今長さんに質問しました。
現地確認が出来ない場合もありますので、今のお住まいの間取り図と比較すると良いと思います。
ただし、天袋の有無や詳細な奥行き等は資料のみでは見えないので、不動産屋さんに聞いてみるとよいでしょう。
しかし、大体の方は、現状お住まいの家の中にどれくらいのモノの量があるかわかっていない方が多いです。
ですので、やはりプロの手を借りるのが近道です。
お近くの整理収納アドバイザーにお願いすることで現状のものの把握、整理ができ、新居に持っていくモノの量が割り出され、備え付けのもので間に合うかわかりますし、他の収納が必要の場合は提案してくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
引越しの荷造りは大変なものですが、ちょっとしたコツを知っているだけで、うんと楽にすることもできるのです。
荷造りを楽にするテクニックをまとめると、以下のようになります。
- 荷造りは「普段使わないもの」から
- 荷造りは「部屋ごと」「グループごと」に行う
- 段ボールには、入っているモノと、元々どこにあったのかをわかりやすくしておく
- どうしても大変な場合は、荷造りを引越し業者に依頼する
荷造りは慣れていないと本当に大変で時間もかかるものです。
しかし、引越し日までに荷造りが間に合わないと、追加料金がかかったり、引越しができなくなったりしてしまうおそれがあります。
どうしても荷造りが大変で困っている人は、できるだけ早めに引越し業者に相談してみましょう。
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