引越しの見積もり書の見方と内訳

2016/12/20

引越し業者から見積もり書をもらったけれど・・・どこを見ればいいの?
一見、難しそうに見える見積もり書には、引越しの日付や荷物の量、オプションサービスの内容など、大切な情報が書かれています。難しいからといって料金だけを見て、後で大変なことになってしまった!なんてことは避けたいですよね。
ここでは、見積もり書で確認しておくべきチェックポイントを5つご紹介します。引越しのプロである、引越し業者からのワンポイントアドバイスもあるので、ぜひ参考にしてください。

引越しの一括見積もりを依頼する

引越しの見積もり書とは

引越しの見積もり書とは、住所や作業内容など、引越しの当日に行われる作業内容などをもとに算出された概算の価格が記載された書類です。
書類の用途は、この金額をもとに依頼をするのかの検討材料となり、一般的に、引越しの見積もり書は無料で業者側が作成してくれます。

引越しのプロが見積もり書のポイントを解説!

今回ご協力いただいた引越し業者

メリー引越サービスの標準引越見積書・原票(管理者)

ポイント1.まずは『見積もり書』か『契約書』か、確認

引越し料金が書かれている書類を受け取ったら、まずは、この書類が『見積もり書』なのか『契約書』なのかを確認しましょう。
もし契約書であれば、了承・サインをしてからキャンセルした場合、『解約』ということになり、キャンセル料を請求される可能性があるので、注意が必要です。まだ踏み切れず、迷っている場合は、即決は避けたほうがいいでしょう。
特に、国民生活センターも勧めている『複数の引越し業者から見積もりを取って比較する』ことを検討している場合は、その旨を引越し業者に伝え、後日契約するかどうかを連絡してください。

プロからのワンポイントアドバイス

『見積もり書』が『契約書』でもある場合があります。その場合、見積もり書に了承のサインをいただくことで契約が成立しますので、ご注意ください!
訪問見積もり時など、その場でサインした場合は、見積もり書の複写が1枚もらえます。言った、言っていないなどのトラブルが発生した際の証拠としても使えますので、大切に保管しておきましょう。

ポイント2.引越し日時、積み降ろし地を確認

次に引越し予定日と時間、荷物の積み地・降ろし地を確認しましょう。引越しを予定している日に間違いがないかというのはもちろんですが、トラックの到着時間や、作業終了時間の確認をしておくと安心です。
引越し業者によっては、料金を少しでも安くするために、『フリー便』という時間指定のないプランになっていることがあります。もし「朝からじゃないと困る」など時間に指定がある場合は、引越し業者に伝えましょう。
また、トランクルームへの立ち寄りなど、積み地や降ろし地が複数ある場合は、金額が変わる可能性もあるため、きちんと記載されているか確認してください。立ち寄る場所が複数ある場合、記載漏れがないかも確認を。合わせて、住所が間違っていないかも見ておきましょう。

プロからのワンポイントアドバイス

長距離の引越しの場合は、搬出日と搬入日の確認をしっかりとしておきましょう。搬入日は翌日以降になることもあります。
また、フリー便はお客様が思っていたよりも遅い時間からの作業になる可能性もあります。その分、料金を安く設定させていただいていますので、そういったことも踏まえた上で、作業の開始時間を決めましょう。

ポイント3.トラックのサイズ、作業員の人数を確認

トラックのサイズや台数、それから作業員の人数は、引越し料金が決まる上で最も重要な部分で、概算見積もりを出すのに基本となります。荷物の量や積み降ろし地の周辺環境によって変わってくるため、しっかりと説明を受け、確認しましょう。
特に気をつけなければならないのが、トラックのサイズが小さそう、台数が少なそうと思ったとき。見積もり書に『積み切り』と記載されていたら要注意です!
積み切りとは、「トラックに積めるだけの量しか運びません」ということなので、もし積み切れなかった場合は、自分で運ぶか、追加費用を払って運んでもらう必要があります。そのため、通常よりも料金が高くなってしまう可能性も。
少しでも不安や疑問に思うことがあれば、相談してみましょう。

プロからのワンポイントアドバイス

作業員の人数は、部屋の大きさではなく、トラックの大きさや建物の条件等で決まります。
2トンロングというサイズのトラックで、作業員は2人が基本です。マンションなどでエレベーターが無い場合は、3人でお伺いします。
ただし、タワーマンションでは見張りとして、駐車禁止エリアではすぐに移動ができるように、トラックに1人残らなければなりません。道幅が狭い場合も、小さいトラックを複数用意する、作業員を増やすなどの対応が必要です。
もし当日、お聞きしていた状況と異なる場合、追加費用がかかることもありますので、お見積もりの際に、積み降ろし地の周辺環境を正確に伝えましょう。

ポイント4.オプションサービスを確認

見積もりの項目は、引越しの基本作業とオプションサービスに分かれています。
基本作業には、搬入・輸送・積み降ろし、養生といった引越しには欠かせない作業が含まれており、これらが基本料金となります。引越し業者やプランによっては、家具・家電の梱包や配置が基本料金に含まれない場合もあるため、確認しておくと安心です。
それ以外はオプションサービスとなります。依頼しない場合は、費用が発生しない代わりに、自分でやることになるので、念頭においておきましょう。
オプションサービスを依頼する場合は、見積もり書のオプション欄にきちんと記載されているか、確認しましょう。頼んでいないものが記載されていないかも要チェック。荷造りや荷解き、エアコンの取り外し・取り付け工事などが、オプションサービスとなります。
なお、料金や作業内容は引越し業者ごとに異なりますので、事前によく確認し、不明な点があれば小さなことでも説明を受けておきましょう。

オプションサービスについて詳しく見る

プロからのワンポイントアドバイス

エアコンやウォシュレットの取り外し・取り付けなどの電気工事を依頼する場合、見積もり書には基本移設費用として金額が記載されます。
しかし、取り外し・取り付け場所によっては、部品や特殊作業が必要なため、追加料金がかかることがあります。
例えば、エアコンの取り外し・取り付け工事であれば、エアコンの配管や配管カバーなどの部品代、壁の穴あけや室外機の吊り作業などの特殊作業代が、追加料金になります。

ポイント5.最後に総額費用を確認

総額費用は、見積もり書をもらったら最初に目がいく部分ですが、ここだけを見て、引越し業者を決めてしまってはいけません!
総額費用の内訳をしっかりと確認し、記載漏れや不明なところがないか見ておきましょう。
細かいところでは、消費税は別か含まれているか?当日の追加料金の可能性はあるか?支払い条件はどうなっているか?なども確認しておくといいでしょう。
ちなみに、支払い方法については、多くの引越し業者が現金払いとなっています。当日、引越し作業が終了した後に現金で支払うことが多いですが、いつまでに用意しておけばいいのか確認しておくと、慌てなくて済みます。もし、クレジットカードでの支払いを希望する場合は、事前に確認しておきましょう。

プロからのワンポイントアドバイス

お客様からいただく問い合わせの中で多いのは、作業の開始時間に関することです。
時間がはっきりしないフリー便にした場合は、契約する前にもう一度検討してみてください。
また、引越し先の道幅が聞いていたよりも狭い、というトラブルも多くあります。再度、周辺環境の情報がしっかり伝わっているか、確認しておきましょう。

見積もり書の項目と説明

その他の項目について、メリー引越サービスの見積もり書を見本に解説します。

お客様との作業内容の確認

引越しの作業を『業者』『お客様』のどちらが実施するのかを確認する項目です。引越し業者が実施する場合は、追加料金が発生します。

項目 説明
家具等大物梱包・開梱・組立 テレビ・冷蔵庫・洗濯機・ベット・食器棚・食卓テーブル・椅子・照明器具など、箱に入らない家具・家電に対する確認項目
食器等小物梱包・開梱 食器と小物に対する開梱・梱包の確認項目
荷造り・梱包人員 荷造りと梱包する量に応じた人員数の確認項目
材料使用 梱包資材を『業者』『お客様』のどちらが用意するかの確認項目
※お客様が全ての梱包資材を用意する場合は値引き対象になることもあります
開梱作業(ダンボール類) 搬入後のダンボールの開梱作業
組立家具(解体・組立) 組み立て式の家具を解体して運び、搬入後に組み立てます
物置(解体・組立) 組み立て式の物置を解体して運び、搬入後に組み立てます
AV等配線 テレビ・DVD・ビデオなどの配線・設置
照明取付等 照明器具の設置
パソコン設置 パソコンの配線・設置
エアコン移設(取り付け・取り外し) 旧居に取り付けてあるエアコンを取り外して運び、新居で取付工事を実施
家電製品のヘルツ(サイクル)変更 電圧が異なる地域への引越しの場合、家電のヘルツ設定を変更
家電リサイクル法対象品目 家電リサイクル法の対象品目の場合、リサイクル料(リサイクルチケット)を『業者』『お客様』のどちらが用意するかの確認項目
※処分にはリサイクルチケットと別で、処分代が必要となります
一時保管 ご自宅の立替などで一時的に仮住まいされる際、不要な荷物を一時的に保管
特殊作業 電気工事・吊上げ作業・クレーン車・重量物搬入(ピアノ・コピー機・金庫など)
絵画・骨董品取扱・梱包 高価な物の場合、取り扱い方・梱包方法・保険などが異なるため事前の確認項目
下見(発地) 引越し元の下見(訪問見積もり)
下見(着地) 引越し先の下見

お客様お買い上げ荷造り用資材及びレンタル品使用料(円)

資材のお買い上げ、レンタル品目の確認項目です。

項目 説明
ダンボール(大) 幅50cm×奥行き35cm×高さ30cm寸法のダンボール
ダンボール(中) 幅40cm×奥行き35cm×高さ30cm寸法のダンボール
クラフトテープ 材質が『紙』のテープ
ガムテープ 材質が『布』のテープ
(強度があり、粘着力が高いため、重量物を入れるダンボールを組み立てる際に利用)
ふとん袋 布団を当日梱包する袋
巻ダンボール 薄手の柔らかいダンボール
(大型家具用の梱包資材)
エアーキャップ いわゆるプチプチと呼ばれる気泡緩衝材
ライトロン お皿を包む包装紙で高発泡ポリエチレンで作られたシート
ハンガーBOX(大) ハンガーのまま衣類を運ぶ事ができるボックス
(スーツ・コートなら10着、ワイシャツ15着程度が収納可能)

支払い方法

料金の支払い方法を記載する項目です。基本的には引越しの作業完了時に支払いとなります。

項目 説明
元払い 引越し元で集金(お客様が希望されれば対応)
着払い 引越し先に着いてからの集金(一般的には着払いとなります)
現金 現金での支払い
会社請求 事前に会社の総務担当者と確認が取れた場合のみ、利用可能
振込み 引越し前にご入金(お客様が希望されれば対応)
カード 見積もり時に申請すると、引越し当日、カードのスキャナにて支払いが可能

訪問見積もりサービスでトラブル回避

見積もりに関するトラブルで、見積もり時の金額と当日かかった金額が違ったということがあります。
インターネットで見積もり依頼をする際、多くの方が荷物の量を少なめに入力する傾向があるようです。そのため、引越し当日、荷物が積み切れないことがわかり、追加料金がかかってしまうケースがあります。
さらに、「家の前にトラックがつけられない」「エレベーターがない」などの周辺環境の情報が間違っていたことで、追加料金を求められることもあります。

これらのような見積もりトラブルを防ぐ方法の一つとして、『訪問見積もり』をしてもらってから、最終判断することをオススメします。
訪問見積もりは、見積もり金額のトラブルを防ぐだけでなく、あらかじめ、引越し業者に周辺環境や建物、エレベーターなどを下見してもらうことができます。建物などを保護する『養生』を使用する必要があるのかなども判断してもらえるので、見積もり以外のトラブルも同時に防ぐことができますよ。

まとめ

見積もり書は、引越し業者によって様式は異なりますが、ポイントをおさえてひとつひとつ確認していけば、そう難しいものではないと思っていただけたのではないでしょうか。
特に、引越しのプロである引越し業者からのワンポイントアドバイスは、実際に多くのお客様から問い合わせいただく内容だそうです。ここはしっかりと確認しておきたいですね。

また、複数の引越し業者の見積もりを比較する場合は、同じ条件になっているかどうかも確認が必要です。引越し予定日や時間、オプションサービスの有無などの条件が違う場合は、正確な比較はできませんのでご注意ください。

総合的にどの業者がお得になるのかをじっくりと考えた上で、『自分にとってお得』な引越し業者と契約しましょう。

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