12月〜4月は引越しの依頼が集中するため、お早めのお見積もり・ご予約をお願い致します
更新日: 2024年7月8日
引越しをお得にするためには、複数の業者に相見積もりが欠かせません。
しかし、実際に引越しに使う業者は一つの業者だけで、他の業者は契約を断ることになります。
「見積もりだけでも、キャンセル料はかかるの?」「キャンセル連絡は必要なの?無視したらどうなる?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで、引越し見積もりのキャンセルに関して、キャンセル料や連絡を無視してしまった場合どうなるかについてまとめました。
ぜひ参考にしてください!
目次
引越し見積もりを依頼していた業者の電話を無視してもキャンセル料が発生することはありません。
ただし、無視をして業者に連絡しないことが、自動的に断りとなるわけではありませんので注意しましょう。
キャンセル料が発生しない理由としては、あくまで見積もりを依頼しただけであり、契約をしたわけではないからです。
また、引越し見積もりの段階でキャンセル料や手数料など請求することは、業者側の違法行為となります。
これは国土交通省が定める「引越運送約款」に明記されています。
第 2 章 見 積 り。
(見積り)
第3 条 当店は、引越運送及びこれに附帯するサービスに要する運賃及び料金(以下「運賃等」という。)について、試算(以下「見積り」という。)を行います。
・・・
4 見積料は請求しません。ただし、発送地又は到着地において下見を行った場合に限り、下見に要した費用を請求することがあります。この場合には、見積りを行う前にその金額を申込者に通知し、了解を得ることとします。
5 当店は、見積りの際に内金、手付金等(前項ただし書の規定による下見に要した費用を除く。)を請求しません。
6 当店は、見積り時に申込者に対して、この約款を提示します。
引越し見積もりは無料ですが、離島や山間など、訪問に手間賃がかかる場合は見積もりに費用が発生する場合もございます。
しかしその場合は、事前に金額を提示した後、同意のもとに請求がかかりますので、ご安心ください。
引越し見積もりを複数業者に依頼して、1つの業者に決めた後、その他の業者にキャンセルの連絡をする必要があるでしょうか?
結論として、なるべく連絡することをおすすめします。
なぜなら、連絡をしないことで余計な手間がさらに増えてしまう可能性があるからです。
連絡をいれないと、引越し業者から意思確認の電話がかかってきますが、タイミングはそれぞれの業者によって違います。
その電話で、決定した業者の金額やサービスを聞いた後に、さらに安い金額を提示され営業を受けることがあります。
引越し前で忙しい時期に、そういった電話をバラバラのタイミングで受けることを、つらいと感じる人も多いと思います。
引越し業者側としても、キャンセルの連絡をいただくことに抵抗があるわけではありません。
見積もりのタイミングでトラックを仮押さえする業者もいますが、キャンセルの連絡を受けることでその枠を空けることができます。
引越し見積もりを依頼した業者には、まとまった時間をとり、電話やメールの一斉送信で一辺に連絡をいれてしまうと良いでしょう。
引越し見積もり後のキャンセル連絡をいれるにしても、しつこい営業や引き留めにあうことを恐れている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、キャンセルの連絡をする際のポイントをわかりやすく紹介していきます。
引越し見積もりに来てくれた支店に電話をかけることもできますが、引越し会社の代表へ断りの連絡をすると、電話受付の担当者が機械的に処理してくれることが多いので、キャンセルがスムーズに進みます。
引越し会社の代表電話へ連絡する際は、なるべく9:00~17:00のコールセンターが開いている時間に電話をしましょう。
上記以外の時間で電話をすると、電話受付の担当者ではなく営業担当者が電話にでる可能性があるため、理由を聞かれたり、再び営業されたりと面倒になる恐れがあります
電話番号は訪問見積もりの際にもらえる名刺に書いてあります。
大手引越し業者の代表電話番号は以下にまとめますので、参考にしてください。
※2020年10月時点
電話をする時間がない場合などは、メールでもよいので断りの連絡を入れましょう。
この時のコツは、見積もり料金や条件面で契約しないのではなく、「引越し予定が無くなった」や「会社指定の業者で引越しすることになった」などの、外的な要因を装って断りを入れることです。
そうすることで、しつこく営業されることなく見積もりのキャンセルができます。
メールのキャンセルの場合、会社の代表メールでキャンセルを受け付けてくれる会社は少ないようです。
メールアドレスは訪問見積もりの際に受け取った名刺を見るか、メールで見積もりを送ってきた業者についてはメールに記載のあるアドレスへ送りましょう。
メールで断りの連絡をする際の例文
「引越しの見積もりを依頼させていただいた○○ ○○と申します。先日は訪問見積もりのために足を運んでくださり、ありがとうございました。大変恐縮ですが、私が勤務する会社が指定する引越し業者へ依頼することになりましたのでキャンセルをお願いいたします。また引越しの機会がありましたら、その際はぜひよろしくお願いいたします。」
引越し見積もりが安くなる可能性のある業者には、訪問見積もりの担当者へ直接連絡して断りを入れましょう。
なぜなら他社の見積もり料金や条件を伝えると、場合によってはさらに安い金額を提示してくれることがあるからです。
例えば、エアコンの着脱の有無や、もらえる段ボールの数など、引越し業者ごとのオプションを伝えることでよりお得な値引きやサービスを受けられるかもしれません。
ただし100%安くなるわけではないので、見積もり担当者の営業トークを聞いても差し支えのない、時間的な余裕があるタイミングで連絡することをおすすめします。
値引き交渉をするうえで、意識しておくといいポイントもまとめてありますので、ご参考になれば幸いです。
参考:引越し見積もりの値切りと複数業者への値引き交渉テクニック
また、引越し業者は訪問した時点で即決を求めてくるような、強引な営業トークをしてくることもあります。
しかし即決をしてしまうと、後に控えている引越し業者の提示する価格やサービスの比較ができません。
面倒と思われるかもしれませんが、しっかりとすべての業者の提示するサービス、価格を比較検討したうえで、業者を選ぶことをおすすめします。
参考:引越し見積もりの即決は価格が安い?その場でサインしても損しない方法
引越し見積もりを複数業者に依頼して、すべての見積もりが終わる前に引越し業者を決めてしまった場合でもキャンセルをすることが可能です。
基本的に、すべての業者でキャンセル料がかかることはありません。
連絡が遅くなるほど、引越し業者の営業マンの日程調整にも影響が出てしまうので、早めにキャンセル連絡はするようにしましょう。
また、時間になっても訪問見積もりに引越し業者が来ない場合もあるようです。
「連絡しなかったけど、結局来なかったから無視して大丈夫だろう」と思わず、連絡は忘れずにおこないましょう。
参考:引越しの訪問見積もりが来ないとどうなる?今後の対処法と来ない理由
訪問見積もりのキャンセルの連絡方法も重要です。
単純に「他社へ決めてしまった」と伝えると、引越し会社によっては見るだけでもなどと理由をつけて訪問し、営業をしようとする場合もあります。
そのため、引越し見積もりをキャンセルする際は、外的な要因で見積もりをキャンセルしたいと伝えましょう。
具体的な例文をご紹介します。
引越しの本契約を解除するのであれば、速やかに引越し業者へ断りの連絡を入れましょう。
なぜなら、引越し予定日まで残り2日を切ってしまうと、契約を解除をする際にキャンセル料金が発生するからです。
引越し業者側では、引越し当日のトラックや人員確保を行ってくれているので、キャンセルが遅くなると売上もコストも無駄になってしまいます。
そのため、引越しのキャンセル料金は、国土交通省が定める「標準引越運送約款」にて規定されています。
引越し予定日の3日以上前であればキャンセル料がかからないので、出来るだけ早めに、断りの連絡をするようにしましょう。
引越し業者による見積もりをキャンセルしたい方からの、よくある質問をまとめました。
前述の通り、引越し見積もりの段階ではキャンセル料を請求されることは基本的にありません。
それでも引越し業者から見積もりに関して、金額を請求された場合は下記の窓口へ相談しましょう。
参考:引越しのトラブル対策
引越し業者は契約をもらおうと熱心にセールスをしてくれるため、少し過熱な営業になってしまうことがあります。
「しつこい見積もり営業がイヤだな…」という場合は、「引越し見積もりをキャンセルするには」で紹介したように、「引越し自体が無くなった」と伝えるのが良いでしょう。
複数の引越し業者を相見積もりしようとして、多くのセールスの電話がかかってきてしまい、困惑される方も多いと思います。
こういった場合、もちろん無視することもできますが、依頼者も引越し会社も気分を害しますので、引越し会社からの連絡をストップするように手配することをおすすめします。
引越し侍にて一括見積もりをご依頼されたユーザーの皆さまに関しては、以下のページから一斉連絡の停止依頼を受け付けています。
もちろん、1社のみに見積もりを依頼した場合でも、「もう連絡しないでほしい」といった旨はきちんと連絡してキャンセルをしましょう。
もしも身に覚えのない電話や、間違い電話で合った場合は以下の記事を参考にしてみてください。
参考:引越し見積もりの間違い電話がたくさんくるのはなぜ?原因と対処法
いかがでしたでしょうか?
引越しの見積もりや、引越し自体をキャンセルする場合は、速やかに引越し業者へ連絡を入れましょう。
きちんと連絡するのがマナーですし、引越し業者としても連絡をもらえないほうが困るでしょう。
今回ご紹介した方法で、効率よく断りの連絡を入れてください。
引越しの見積もり相場と料金は、以下のサービスから確認ができます。
どちらのサービスも、単身・家族どなたでも24時間無料で見積もりの依頼ができます。
また、引越し業者の選び方が分からない人は、料金や口コミ・評判を参考にしてください!サービスの利用後に「引越しの準備やることリスト」もプレゼントしています。
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