引っ越しの見積もり前に準備をする8つのこと

2016/12/20

引っ越しの見積もり前に準備をする8つのこと

引っ越しの見積もりを依頼しようと思っているけど「見積もりの前に何を準備すればいいのわからない。」と思っている方も多いのではないでしょうか。

引っ越しの見積もりでは、引っ越し業者が料金を算出するために必要な情報を伝えます。
引っ越し業者に伝える情報は大きく以下の4つの内容です。

<見積もりで伝える情報>

  • いつ引っ越しをするのか?
  • どこに引っ越しをするのか?
  • 何を運ぶのか?
  • どんな作業をするのか?

これらの内容が決まっていない、あやふやな状態でも見積もりはできますが、引っ越し業者はハッキリした料金が計算できません。
ハッキリしていない見積もり料金は概算という形で提示されることがあり、余裕をもった(少し高め)金額が提示されます。

引っ越し業者が概算料金を高くするのは以下の理由があるためです。

  • あやふやな情報も加味した料金で計算しているから
  • 情報がハッキリしていないがために値引きができない

このように概算料金は正確性に欠けます。
見積もりの金額算出に必要な情報を漏れなく伝えることで、引っ越し業者は正確な見積もり料金が計算できます。

当ページでは、厚生労働省が依頼者と引っ越し業者間のトラブルを未然に防ぐことを目的に作成した標準引越運送約款の「見積もり」についての記載内容をもとに、正確な料金の計算に必要な「見積もり前に準備しておくべき8つの項目」を紹介します。

(1)まずは新居を決める

引っ越しは荷物を運ぶ距離を参考に運賃を計算するため、旧居と新居の住所を必要とします。
引っ越し業者に住所を聞かれたタイミングですぐに答えられるように、見積もりの前に新居の住所を書いたメモなどの準備をしておきましょう。

また、建物の階数やエレベーターの有無など建物状況によっても見積もり料金が変わります。
見積もりの前に、新居・旧居ともに以下の内容を確認しておきましょう。

  • 何階建て建物の何階への引越しか
  • エレベーターの有無
  • 建物の前にトラックを停められる駐車場はあるか

旧居と新居で荷受人が変わる場合

新居で荷受人が引っ越しの申し込み者ではない場合、「荷受人の氏名、住所、電話番号」を申請します。

例えば、実家の母親から一人暮らしをしている子供に荷物を運送するような引っ越しが該当します。
このような場合には以下の内容を引っ越し業者に伝え、見積もり書へ荷受人の情報を記載します。

<一人暮らしの子供への引っ越し例>

申込者
実家に住む母親の名前と住所もしくは連絡先
荷受人
荷物の送り先である子供の名前と住所もしくは連絡先

申込者と荷受人の名前と住所・連絡先がすぐに伝えられるよう見積もり前に準備をしておきましょう。

(2)引っ越しする日付を決める

見積もりの前に引っ越しする日付を決めておく必要があります。

なぜなら、引っ越しは時期(月、曜日、時間)により見積もり料金の相場が変化します。
場合によっては、引っ越しをする日が1日ずれるだけで見積もり金額が変わることもあります。

以下は、引越し侍が一人暮らしの人を対象に時期による料金相場の違いをアンケートで調査した結果です。

見積り相場が高い時期
月 :3月、4月
週 :月の終旬
曜日 :土曜、日曜、月曜
時間 :朝からの搬出作業を開始
見積り相場が安い時期
月 :1月、6月、7月
週 :月の中旬
曜日 :火曜、水曜
時間 :作業の開始時間を業者の都合にあわせる

※祝日や引っ越し業者の依頼状況等によっては、紹介した相場が当てはまらない場合もあります。

引っ越しの時期が調整できる場合には、相場の安い日程を選ぶことをおすすめします!

今回紹介した相場については単身引越しの見積もり相場費用が安い時期にて詳しく紹介しています。

また、荷物の搬出日と受け取り日が同じ日ではない引っ越しの場合には、受取日の日付も見積もり前に決めておきましょう。

(3)引っ越し業者に運んでもらう荷物を決める

引っ越し業者は、荷物の量を参考に「引っ越しで使うトラックの大きさ」「作業時間」「作業員の人数」といった見積もりの算出に必要な項目を決めます。
以下は、荷物の量を参考に決める項目と料金についての説明です。

トラックの大きさ
車両費用(トラックのサイズが大きくなるほど料金が高くなります)
作業時間
人件費×1日における拘束時間の割合
※1日における拘束時間の割合は、半日であれば0.5、丸一日の作業であれば1.0
作業員の人数
人件費×人数

このように荷物の量は、引っ越し業者が見積もりの料金を計算する上でかかせません。
そのため、新居へ運ぶのかハッキリしない荷物がいくつもあると、それらの荷物を含めた荷物量で見積もりを作成するため料金が高くなります。
引っ越しの見積もり前に、引っ越し業者に依頼して運ぶ荷物を決めておきましょう。

(4)引っ越し業者に申請が必要な荷物がないか確認する

運送に特殊な重機や、特殊な管理・梱包方法を必要とする荷物を運送する場合には引っ越し業者への申請が必要です。
申請を必要とする荷物は以下の3点です。

  • 動植物
  • ピアノ
  • 美術品・骨董品など

これら荷物は、運送に特別な扱いがいるため別途料金が発生します。

また、申請を忘れてしまった場合、引っ越し業者は荷物の受け取りを拒否する権利を厚生労働省より認められています。
※標準引越運送約款「第三章 荷物の引き受け」に記載

例えば、見積もり時に高価な美術品が荷物に含まれることを伝え忘れてしまい引っ越しの当日を迎えた場合、引っ越し業者は美術品の運送を断る権利があります。
美術品は特殊な梱包・管理下のもと運送する荷物であるため、引っ越しの当日に急に依頼をされても引っ越し業者が運搬に必要な機材や人材を用意できないためです。
「壊れても気にしない!」という条件であれば一般の荷物と一緒に運んでもらうことも出来ますが、破損・紛失した際に十分な補償は受けられません。

また、火薬類やその他の危険物や極端に汚れている荷物など、他の積荷に損害を及ぼす恐れのある荷物は引っ越し業者で輸送することはできませんので注意が必要です。

それでは申請が必要な荷物について詳しく紹介します。

動植物などの生き物

動物や植物といった生き物は一般の荷物と一緒に運送はできません。
植物は他の荷物と一緒に運んでもらえることがありますが、動物の輸送は専用のプランへの申し込みが必要です。

ただし、ペットの輸送プランは全ての引っ越し業者が用意しているわけではありません。
また、以下のような条件が設けられている場合があります。

  • 対象とする動物は小型犬と猫のみ
  • 引っ越し業者で依頼を受けた後に、提携しているペット輸送の専門業者へ委託

犬・猫以外の生き物の運送や、大切なペットを不安なく輸送したい場合には以下の方法がおすすめです。

  • 輸送内容が充実した引っ越し業者へ依頼する
  • ペットの輸送専門のペットタクシーに依頼する

以下にて代表的な「引越し業者のペット輸送サービス」と「ペットタクシー」を紹介します。

<ペット輸送サービス>

ヤマトホームコンビニエンス:ペットの輸送サービス
犬、猫、その他の小動物の輸送を対象としたペット輸送
熱帯魚や爬虫類、その他の小動物の輸送は相談が必要
輸送方法は「直行便」「航空機併用便」「トラック併用便」の3つから選択可能
赤帽:ペットと一緒の引っ越し
対象地域は東京・埼玉
対象は小型犬と猫で、キャリーバッグにペットを入れて依頼者がトラックの助手席に同乗して運送するプラン

その他、サカイ引越センター、アート引越センター、アーク引越センターは自社でのペット輸送サービスはありません。
ペット輸送の依頼はできますが、各引越社が提携している専門業者へ委託する形をとっています。

<ペットタクシー>

ワンニャンキャブ
全国対応のペットタクシー
動物輸送歴23年間無事故で、コアラやアシカなどの動物園からの依頼も受けている動物運送の専門業者
エイチケイペットタクシー
こちらも全国対応のペットタクシー
犬、猫はもちろん、インコ・オウム、熱帯魚やヘビなどめずらしいペットの輸送にも対応

ピアノ

グランドピアノの写真

ピアノの重さは、グランドピアノで250kg~400kg程度、アップライトピアノで200kg~250kg程度です。
重量があり繊細な楽器であるがゆえに、ピアノの運送には専用のトラックと知識をもった作業員が求められます。
そのためピアノの運送にはペットと同様に、多くの引っ越し業者は依頼を受けた後に、ピアノ運送を専門とする業者へ委託をしています。

安い料金でピアノの運送をしたい場合にはピアノの引っ越し・運送費用の一括見積もりサービスを利用いただくと、複数の見積もりを比較でき最安値の業者が見つけられます。

絵画、骨董品などの美術品

絵画や壷、彫刻といった美術品や骨董品は「美術品輸送サービス」と呼ばれる専門のパックに申し込みが必要です。
美術品輸送サービスは、品物にあわせた梱包をした後に、温度や湿度を一定に保つ空調設備と振動をやわらげる装備を搭載した美術品専用の車両で輸送します。

また、美術品輸送サービスは輸送中の棄損や紛失に備えた保険に加入するので、万一の場合にも十分な補償が受けられます。
以下は美術品の輸送サービスを用意している運送業者です。

<美術品輸送サービスの一覧>

これまで紹介した荷物以外にも、重量物や高価な物品の輸送を依頼する際には引っ越し業者に必ず申請をしましょう。

(5)不用品の処分方法を決める

引っ越し業者には、引っ越しとあわせて不用品の処分も依頼できます。
不用品の処分は有料のサービスで引っ越し業者へ依頼するか否かによって見積もりの料金が変わるため、事前に処分方法を決めておきましょう。

不用品を処分する方法は大きく以下の3つあります。

  • 自治体の粗大ゴミ回収で処分
  • 引っ越し業者で処分
  • 不用品回収業者で処分

この3つの方法の中で最も安く不用品を処分できるのは「自治体の粗大ゴミ回収」です。
地域により若干の差はありますが、「自転車の処分手数料は500円」「電子レンジの処分手数料は1,000円」程度で処分できます。
ただし、収集日の数日~数週間前に申し込みをしなければならないため、引っ越しまでの時間が少ない人は利用ができません。

不用品の処分方法については引越しの不用品・粗大ゴミを処分する6つの方法にて詳しく紹介しています。

(6)引っ越し業者に依頼する作業内容を決めておく

これまでいくつか引っ越し業者に用意してある有料サービスを紹介していましたが、この他にも多くのオプションサービスを用意しています。
いずれも有料ではありますが、引っ越しとまとめて依頼できるうえに、準備の手間などが省けるため非常に便利なサービスです。
ただし、安く引っ越しをしたい人は、荷物の運送以外の作業は自分で行いましょう。

以下は引っ越し業者が用意しているオプションサービスです。

荷造り・梱包サービス
荷物の梱包と荷造り作業を依頼
荷物の開梱サービス
新居での荷物の開梱と片付け作業を引っ越し業者に依頼
ピアノの運送
アップライト、グランドピアノ、エレクトーンなどの運送をはじめ調律作業も依頼可能
エアコンの移設工事
旧居に取り付けられているエアコンを取り外した後に、新居にエアコンを設置
電気工事
洗濯機の取り付け、テレビ・PCの配線接続、BSアンテナの脱着作業など
クルマ・バイクの輸送
クルマ・バイクはもちろん、引越し業者によってはトラクターなどの特殊車両の輸送も可能
不用品の処分
不用品の処分や値段の付けられる品物であれば買取を行っている引越し業者もあり
金庫などの重量物の輸送
業務用金庫やコピー機など重量物の輸送サービス
ペットの輸送
基本は犬・猫を対象にしたサービス
害虫駆除
新居や荷物の消毒・殺虫作業を行いダニやゴキブリを駆除
ハウスクリーニング
新居の浴槽、キッチン、トイレなどを清掃するサービス
盗聴器発見サービス
荷物や建物に仕掛けられた盗聴器の発見サービス(無料の業者もあり)
荷物の一時保管
建替えやリフォームで荷物を一時的に預けるサービス

(7)訪問見積もりに来てもらう日時を決めておく

荷物の少ない一人暮らしの引っ越し以外は「訪問見積もり」をします。
訪問見積もりでは、引っ越し業者を自宅に招いて荷物の量と引っ越しの内容を伝えた後に、引っ越しにかかる料金を計算してもらいます。

訪問見積もりは、基本的に依頼者が希望した日時で行われますが、希望日時に引っ越し業者の予定が調整できない場合もあるため、あらかじめ都合の良い日時をいくつかピックアップしておきましょう。
また、訪問見積もりは基本的に無料で所要時間は30分~1時間程度です。

引っ越しの訪問見積もりについては引越し訪問見積もりの流れと注意点にて詳しく紹介しています。

(8)引っ越しの予算を決めておく

稀に訪問見積もり時に、引っ越し業者が大幅な値引きをしてくれます。
ただし、値引きしてくれた金額で引っ越しをするには、「即決」を条件とする場合があります。

せっかく安く引っ越しができるチャンスで、予算を決めていないがために決断を下すことができず機会を逃してしまっては勿体無いですよね。
こういった事態にならないためにも、見積もり前にはある程度の予算を決めておきましょう。

引っ越しの予算は引越し費用の相場と料金の目安を参考にしてください。

まとめ

引っ越し業者が引っ越しの料金を算出するうえで必要な情報を、見積もりの前に揃えておくことで正確な見積もりの金額を知ることができます。
正確な見積もり金額を出してもらうことで「引っ越し当日に追加料金が発生しない」「荷物がトラックに積みきれないトラブルの回避」などのメリットが得られます。

見積もり前に以下の内容を決めてから引っ越し業者に連絡をしましょう。

<見積もり前の準備リスト>

  • 新居を決める
  • 引越する日付を決める
  • 運ぶ荷物を決める
  • 特殊な荷物の運送方法を決める
  • 不用品の処分方法を決める
  • 依頼する作業内容を決める
  • 訪問見積もりの日時を決める
  • 予算を決める
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引っ越しの見積もり相場と料金は、以下のサービスから確認ができます。

  • 一括見積もり・・・複数の引越し業者にまとめて見積もりの依頼
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