12月〜4月は引越しの依頼が集中するため、お早めのお見積もり・ご予約をお願い致します
更新日: 2024年10月23日
「引越しの見積もり前は何を準備しておけばいいの?」
「引越し業者が見積もりに来るまでに何をやるべきかわからない…」
…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
引越しの見積もりの前には、引越し業者が料金を算出するために必要な情報を準備しておく必要があります。
準備ができていないと正確な見積もりが算出できないリスクがあるので、最終的な支払い金額が高くなったり、予定していた金額とズレが生じてしまったりするからです。
そこでこの記事では、「引越し見積もりを依頼する前に準備しておくべき8つの項目」について紹介していきます。
一般的な「訪問見積もり」だけでなく、近年に採択が増えている「電話見積もり」や「WEB見積もり」においても、念頭に置いておきたい準備のポイントを合わせて掲載します。
これから見積もりを依頼する予定の人は一度立ち止まって、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください!
引越し見積もり前に準備することリスト
引越し見積もりに欠かせない情報として、最初に準備しておきたいのが引越し先の住所や周辺環境についてです。
引越し会社は移動距離や建物の状況からトラックの大きさやスタッフ人数を決めるので、新居の情報が無いと見積もりの算出ができないからです。
具体的に準備しておきたい情報は以下の4つです。
引越し料金を決める大きな要因の1つが輸送距離なので、必ず必要な情報です。
また、新居の階数やエレベーターの有無によって作業時間やスタッフの数も変わるため、こちらも大事な情報となります。
新居周辺の道幅なども重要で、道幅によってはトラックが入ることができず、用意するトラックのサイズや台数が変わってしまいます。
このように、新居の情報は引越し業者のオペレーションに深く関わるので、見積もりの際にはすぐ答えられるように準備をしておきましょう。
その他、荷物を受け取る荷受人が申込者と違う場合は、荷受人の名前と住所、連絡先などを伝える必要がありますので、こちらもあわせて忘れずに用意しておきます。
引越しの見積もり前に準備しておくべき2つ目のポイントは、自分が引越しをする日程を決めておくことです。
なぜなら、引越しは時期や時間帯によって見積もり料金の相場が変動するからです。
引越し侍の利用ユーザーのアンケートを調査した結果、引越し日程と見積もり金額には、以下のような傾向があることがわかっています。
※引越し侍が実施した過去アンケートをもとに傾向を調査しております。各引越し会社や依頼者の状況によっては上記に当てはまらないこともありますのでご注意ください
このように、「3~4月の繁忙期は金額が高い」「午前よりも午後の引越しのほうが安い」といった相場価格の差があります。
場合によっては、引越しをする日が1日ずれるだけで見積もり金額が変わることもあります。
引越しする時期や日程が調整できる場合には、相場の安いタイミングを選ぶと良いでしょう。
引越しするタイミングごとの相場に関しては、「引越し費用の相場とだいたいの料金総額の目安」で詳しく解説していますので、参考にしてください。
「何日前から引越し見積もりを取り始めればいいの?」とお悩みの方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
参考:引越し見積もりは何日前からいつまでに依頼する?業者を探す時期とタイミング
見積もり前に準備しておくべき3つ目の作業は、引越し業者に運んでもらう荷物を決めることです。
引越し料金は依頼者の荷物の量によっても変わるため、できるだけ正確な荷物量を見積もり時に伝える必要があるからです。
引越し業者は依頼者の荷物の情報を元に、「引越しで使うトラックの大きさ」「作業時間」「作業員の人数」といった見積もりの算出に必要な項目を決めます。
そのため、引越し業者がトラックの大きさやスタッフの人数を決められるように、家具の大きさやダンボール何個分くらいの荷物量があるかを把握しておきましょう。
もし、見積もり時に伝え忘れがあったなどの理由で荷物が増えてしまった場合には、追加料金や荷物を運んでもらえない可能性があるため注意が必要です。
アドバイスとして、荷物量と合わせて大型の家具や家電のサイズも図っておくとさらに見積もりがスムーズに進みます。
訪問見積もりの場合は営業マンがメジャーなどで家財の大きさを測ってくれる場合もありますが、電話見積もりやWEB見積もりの場合は自分で測ることになるので対応しておきましょう。
見積もり前に準備しておくべき4つ目の作業は、引越し業者が運べない特殊な荷物がないかを確認することです。
荷物によっては引越し会社が運べないものがあるため、「当日運べないと言われてしまった」、「追加料金が発生してしまった」というトラブルになってしまうからです。
事前に確認が必要な荷物には、以下のものがあります。
また、この他にもバイクや火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼすものも運ぶことができない場合があります。
これらの荷物は、国土交通省によって定められた「標準引越運送約款」の第四条二項によって、引越し業者が荷物の引き受けを拒絶することができるものに指定されているため、必ず事前確認をするようにしましょう。
参考:標準引越運送約款
これらの荷物の申請を忘れてしまった場合、作業当日に運んでもらえないなどのトラブルになってしまうので、必ず事前申告するか別の輸送手段を検討します。
特に、引越しスタッフが目視チェックしづらい電話やWEBの見積もりの場合は、自分から申告をしないとそのままになってしまう恐れもあるので要注意です。
以下で、特殊な荷物ついての詳細を見ていきます。
引越し時の貴重品は引越し業者に依頼せず、自分で運べるよう準備をしておきましょう。
貴重品は、紛失や破損した場合に補償されず、引越し業者から運搬を断られるものだからです。
引越し会社に運搬を断られる可能性がある代表的な貴重品は以下のとおりです。
以上のような貴重品は、自分で運ぶことを前提に荷造りをしましょう。
その他にも、高価なものがある場合は必ず見積もり時に輸送の可否を確認してください。
動植物の輸送が必要な場合は、見積もり前に運送方法を確認しておきましょう。
基本的に、引越し業者は生き物を運送してくれないからです。
観葉植物は他の荷物と一緒に運んでもらえることがありますが、動物の輸送は専用のプランや業者への申し込みが必要になります。
ただし、ペットの輸送プランは全ての引越し業者が用意しているわけではありません。
大手引越し業者のペット輸送の対応状況については以下のようになっています。
引越し業者にペット輸送を依頼できない場合は、以下のような専門の運送会社やプランを利用しましょう。
※2020年9月現在の情報を掲載しています。
ペットの輸送方法については、「ペットの引越し方法(犬や猫など)」にて詳細に解説しているので、参考にしてみてください。
また、熱帯魚や金魚など水中生物の運送は、ペットを水質の変化に適応させるため、引越しの1か月前からを目安に水換えの頻度を上げるなどの対応が必要になります。
水中生物を飼われている方は、「水槽の熱帯魚や金魚の適切な引越し方法と注意点」を参考に、運送や準備方法を検討しましょう。
ピアノの運送が必要な場合も、見積もり前に運送方法を検討しておく必要があります。
重量があり繊細な楽器であるがゆえに、ピアノの運送には専用のトラックと知識をもった作業員が必要になるため、引越し業者だけでは対応ができないことがあるからです。
例えば、大手引越し業者はピアノの運送に対応していますが、中小の引越し業者の多くは、ピアノ運送を専門とする業者へ委託してもらうか、ピアノ運送は自分で業者を手配する必要があります。
自分でピアノ運送業者を手配する場合の、料金の目安は以下の通りです。
※2020年9月現在の情報を掲載しています。
ピアノの運送料金は、この距離別の運送料金に加え、ピアノの設置場所に応じた搬出料金などが追加で発生します。
ピアノ運送費用の詳細については、「ピアノ引越し・運送にかかる料金相場と目安費用」で紹介をしているので、こちらも参考にしてみてください。
また、ピアノの引越し・運送費用の一括見積もりサービスで複数の運送会社の見積もりを比較すれば、最安値の業者が見つけることができるので、こうしたサービスの利用も検討してみてください。
絵画や壷、彫刻といった美術品や骨董品も事前申告や、自分で輸送する手段を確保しておく必要があります。
美術品は管理が難しく、保険で損害をカバーできない可能性が高いため、引越し業者では対応してもらえず、「美術品輸送サービス」と呼ばれる専門のパックや、輸送業者への申し込みが必要になるためです。
大手引越し状況の美術品の対応状況は以下のようになっています。
引越し業者 | 対応状況 |
---|---|
サカイ引越センター | 不可 |
アート引越センター | 要相談(別途自身で保険加入を推奨) |
アーク引越センター | 不可 |
ハート引越センター | 不可 |
※2020年9月現在の情報を掲載しています。
このように、大手引越し業者でも美術品の輸送には対応していないことがほとんどのため、美術品輸送の際には以下のような専門業者に依頼する必要があります。
美術品の輸送方法については「引越し業者は絵画や美術品・骨董品は運べない?特殊な荷物の輸送方法」でも詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
見積もり前に準備しておくべき5つ目の作業は、不用品の処分方法を決めておくことです。
不用品処分は引越し業者の有料サービスで、依頼するか否かによって見積もり料金が変わるため、事前に処分方法を決めておきましょう。
不用品を処分する方法は大きく以下の3つあります。
この3つの方法の中で最も安く不用品を処分できるのは「自治体の粗大ゴミ回収」です。
地域により若干の差はありますが、「自転車の処分手数料は500円」「電子レンジの処分手数料は1,000円」程度で処分できます。
ただし、収集日の数日~数週間前に申し込みをしなければならないため、引っ越しまでの時間が少ない人は利用ができません。
不用品の処分方法については引越しの不用品・粗大ゴミを処分する6つの方法にて詳しく紹介しています。
見積もり前に準備しておくべき6つ目の作業は、引越し業者に追加で依頼する作業内容を決めておくことです。
引越し会社は様々なオプションサービスを用意しており、何をどこまで依頼するかで料金内容が変わるからです。
無料で作業してくれるだろうと思っていたサービスも実は有料だったということもあるので、見積もり時に確認できるよう依頼内容を決めておきましょう。
代表的なオプションサービスには以下のものがあります。
安く引越しをしたい人は、荷物の運送以外の作業は自分で行うのがおすすめですが、必要なサービスは忘れずに申し込めるようサービス内容のチェックをしておきましょう。
オプションサービスについては、「引越しのオプションサービスにかかる費用は?」でも紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
見積もり前に準備しておくべき7つ目の作業は、「訪問見積もり」に来てもらう日時の候補を決めておくことです。
引越し会社が依頼者の自宅を訪れて荷物量を確認することで、引越し作業にかかる正確な料金を計算してもらうためです。
訪問見積もりは、基本的に依頼者が希望した日時で行われます。
しかし、希望日時に引越し業者の予定が調整できない場合もあるため、都合の良い日時をいくつかピックアップして伝えるようにしましょう。
ただし、指定の日時になっても引越し業者が来ないトラブルもあるようです。
対処方法に関しては以下を参考にしてみてください。
参考:引越しの訪問見積もりが来ないとどうなる?今後の対処法と来ない理由
中には「知らない人を家に上げるのは抵抗がある」「新型コロナウイルスの感染を避けたい」などの理由で、訪問見積もりが嫌という人もいるのではないでしょうか。
そういった場合には、ビデオチャット見積もりや、LINE見積もりなど、写真やビデオを活用して見積もりをしてくれる引越し業者もいます。
こうしたサービスを利用する場合には、訪問見積もりをしない場合のデメリットをよく理解したうえで、どのように見積もりを取るのか決めましょう。
参考:引越しの訪問見積もりをしないでも大丈夫?メリットとデメリットとは
引越しの訪問見積もりの流れや準備すべきことについては引越し訪問見積もりの流れと注意点にて詳しく紹介しているので、「部屋が汚くて気になる」という方などは参考にしてみてください。
稀に訪問見積もり時に、引っ越し業者が大幅な値引きをしてくれます。
ただし、値引きしてくれた金額で引っ越しをするには、「即決」を条件とする場合があります。
せっかく安く引っ越しができるチャンスで、予算を決めていないがために決断を下すことができず機会を逃してしまっては勿体無いですよね。
こういった事態にならないためにも、見積もり前にはある程度の予算を決めておきましょう。
引越し侍では、以下のような引越しの予算を決めるために役立つコンテンツも用意しているので、ぜひ参考にしてください。
見積もり前の準備ができて、引越しの見積もりを依頼する際には、「一括見積もりサービス」を利用するのがおすすめです。
一括見積もりサービスでは、一度の依頼で複数の業者の見積もりをいっきにもらうことができるので、1社1社に連絡して見積もりをもらうよりも時間短縮ができるからです。
また、一括見積もりをすることで、見積もり料金が安くなることがあります。
引越しの見積もり料金は「定価」がないため、同じ条件の引越しでも、引越し業者によって見積もり料金が大きく変わります。
そのため、1社でも多くの業者から見積もりをもらい比較することで、一番安い引越し業者を探すことができるのです。
引越し侍の一括見積もりサービスでは、住所や荷物の量など簡単な情報を入力するだけで、最大10社の引越し業者に依頼することができます。
先ほど紹介した特殊な荷物がある場合でも、備考欄に記載をしておけば、荷物に応じた回答をもらうことができますので、是非一度使用してみてください。
また、引越し侍では「引越し見積もりシミュレーション」をご用意しております。
今回紹介した8つの項目を確認したら、このシミュレーターを是非使ってみください!
引越しにかかる費用を、確認してみましょう!
引越し業者が引越しの料金を算出するうえで必要な情報を、見積もりの前に揃えておくことで正確な見積もりの金額を知ることができます。
正確な見積もり金額を出してもらうことで「引越し当日に追加料金が発生しない」「荷物がトラックに積みきれないトラブルの回避」などのメリットが得られます。
見積もり前に以下の内容を決めてから引越し業者に連絡をしましょう。
<引越し見積もり前にやることリスト>
引越しの見積もり相場と料金は、以下のサービスから確認ができます。
どちらのサービスも、単身・家族どなたでも24時間無料で見積もりの依頼ができます。
また、引越し業者の選び方が分からない人は、料金や口コミ・評判を参考にしてください!サービスの利用後に「引越しの準備やることリスト」もプレゼントしています。
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