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更新日: 2024年10月23日
引っ越しをするとき、冷蔵庫の電源を切る事は必須の作業です。
しかし、いつ切るべきかが分からないという方は多いかもしれません。
実は、引っ越し時には冷蔵庫は前日に切っておく必要があります。
できれば引っ越しの15時間前には切っておくことがベストです。
ここでは、冷蔵庫の引越しの電源について解説していきます。
目次
冒頭でも解説した通り、冷蔵庫の電源を切るタイミングは引っ越し当日ではなく、前日にすることをおすすめします。
できれば引っ越しの15時間前までに切っておくことがベストです。
冷蔵庫について氷や霜が溶けるには、15時間前後かかると言われているからです。
冷蔵庫の中には氷や霜がたまっている場合が多く、それらが残ったまま引越しを行うと、溶けて水漏れを起こす可能性があります。
冷蔵庫内部で水漏れが発生すると、冷蔵庫自体や周囲の家具や床に損傷を与えるだけでなく、故障の原因にもなります。
そのため、引っ越し前日の朝か昼には電源を切り、水が出てくるまで待ちましょう。
特に、冷凍庫内に霜が厚くついて固まっている場合には、解けるまでに時間がかかる可能性があります。
もしも霜が厚くついてしまっている場合は、15時間以上前には電源を切っておくことをおすすめします。
これが、いわゆる「水抜き」「霜取り」の作業です。
水が出てきたら、タオルや雑巾で拭き取り、冷蔵庫内部を乾燥させます。
この作業には数時間かかる場合があるので、余裕を持って行うことが大切です。
冷蔵庫の電源の切り方は簡単です。
以下の方法で、電源を切りましょう。
ちなみに、冷蔵庫の電源の切り方はメーカーによって異なりますが、一般的にはプラグを抜くだけの場合が多いです。
商品によっては、冷蔵庫の裏側に電源スイッチがある場合もあります。
その場合は電源スイッチをオフにしたあとで、プラグを抜くとよいでしょう。
電源を切る方法に関しては、持っている冷蔵庫の取り扱い説明書を確認するか、メーカーに問い合わせると良いでしょう。
この章では、引っ越しで冷蔵庫の電源を切るまでの準備の流れを紹介します。
具体的には、以下の手順で準備をすすめましょう。
準備すること | |
---|---|
引っ越し2週間前~1週間前 | ・冷蔵庫の中身を確認し、食材を使い切るために調整し始める |
引っ越し1週間前~前日 | ・冷蔵庫の中身を改めて調整する |
引っ越し前日 |
|
詳しく見ていきましょう。
引っ越しで冷蔵庫を運ぶ場合、引っ越し2週間前〜1週間前には食品の消費や処分を計画しましょう。
事前に冷蔵庫の中身を少なくできれば、引っ越しまでに慌てて消費したり処分したりする必要もありません。
できるだけ使い切れるように、スケジュールを立てておきます。
特に冷凍食品は解凍すると再冷凍できないものが多いので、早めに使い切るようにしましょう。
引っ越し1週間前になったら、あらためて冷蔵庫の中身を確認し、調整を行います。
1週間前になったら、もう、引っ越し日までに食べる予定のあるもの以外を購入しないようにしましょう。
まだ残っているものがあれば、積極的に消費していきます。
どうしても食べきれないものがあれば、この期間に処分してしまいましょう。
引っ越し前日になったら、食材は全て冷蔵庫から出して冷蔵庫を空にします。
その上で、前章で解説した手順で電源を切ります。
電源を切ってしばらくすると、冷蔵庫から水が出てくることがあります。
床が傷まないように、事前に冷蔵庫付近にタオルや新聞紙を引いておくことをおすすめします。
引っ越しの際には、冷蔵庫内にある取り外し可能なトレーを出して、別で運ぶことをおすすめします。
そうすることで破損が防げます。
また、庫内の可動式の棚などは動かないようにテープなどで固定するとよいでしょう。
もし、引っ越しまでに残ってしまった食材があれば、破棄するか持っていくかを決める必要があります。
基本的には、当日までに食べきれなかった食材は処分することをおすすめします。
冷蔵庫は、運んだ後すぐに電源を入れて冷やせるというわけではありません。
庫内が完全に冷えるまでには、4時間~24時間ほどかかってしまいます。
また、古い型番や大手以外のメーカーの冷蔵庫の場合、冷却剤が安定するのを待つ必要があるため、数時間はそのままにしておくことが推奨されます。
さらに、引越し業者から、冷蔵庫に入れておくような食材を運ぶことができないと断られることも多くあります。
引越し用のトラックは温度管理ができないため、食品を運ぶのに向いているとは言えないからです。
どうしても食材を持って行きたい場合は、発泡スチロールまたはクーラーボックスなどに入れて、自分で運ぶようにしましょう。
ただしその場合でも、夏場の場合は室温が高くなりやすいため、食材を持っていくことはあまりおすすめできません。
参考:冷蔵庫の中身は入れたままでも引っ越しできる?当日に中身があったときの対処法
冷蔵庫の引っ越し後は、基本的にすぐに電源を入れても大丈夫なことが多いです。
以前は、冷蔵庫は引っ越しした後1時間以上はそのまま置いておかないと故障の原因となる、と言われていましたが、現在では主要なメーカーは「すぐに入れてOK」としています。
以下は、メーカーごとの冷蔵庫の電源を入れるタイミングです。
メーカー | 電源を入れるタイミング |
---|---|
パナソニック | すぐに入れてOK |
日立 | すぐに入れてOK |
三菱 | すぐに入れてOK |
東芝 | すぐに入れてOK |
シャープ | すぐに入れてOK |
ハイセンス | すぐに入れてOK |
※2023年9月現在
ただし、上記以外のメーカーや、古い型番の場合はすぐに入れない方がよい場合もあります。
不安があれば、取扱説明書を確認するか、メーカーに問合せてみましょう。
冷蔵庫を引っ越しするとき、電源を入れてから6時間程度待ってから中身を入れましょう。
夏場の場合は、24時間程度待った方が良い場合もあります。
特に、冷凍食品やアイスクリームなどはほんの少しの温度の上昇で傷んでしまったり、劣化してしまったりする場合があります。
完全に庫内が冷えてから食材を入れるようにしましょう。
万が一、引っ越しの後に電源を入れて時間が経っているにもかかわらず冷蔵庫内が冷えない場合は、一度コンセントを抜いて10分程度待ち、もう一度電源を入れ、丸一日様子を見るようにしましょう。
それでも冷えない場合には、故障の可能性があります。
メーカーに問い合わせてみましょう。
引っ越し前日に冷蔵庫の電源を切り忘れた場合、気付いた段階ですぐに電源を落としましょう。
その上で、電源を切り忘れた旨を引っ越し業者に伝えます。
あらかじめ引っ越し業者に伝えることで、部屋の中が濡れないように対応できる場合があります。
もしも、霜がついてしまっている場合には、お湯やタオルを用いて霜取りをするようにしましょう。
前日に電源を切り忘れることで運搬を断られる、ということは滅多にありません。
ただし、その場合の対応方法は引っ越し業者によって異なります。
まずは、電源を落としたうえで、利用する引っ越し業者に伝えるようにしましょう。
以上、この記事では引っ越し時に冷蔵庫の電源を切る時間と、そのやり方について解説してきました。
引っ越し時に冷蔵庫の準備は重要な作業です。
引っ越し前日の水抜きの準備はもちろんのこと、前日までに食材を消費する段取りもとても重要です。
引っ越しの2週間ほど前から準備し、万全の体制で引っ越しに臨みましょう。
この記事が、引っ越し準備のお役に立てれば幸いです。
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