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更新日: 2024年10月16日
引っ越しの際にベッドを解体する必要があるケースは、主に以下の2つの場合です。
解体しなくても搬出したり輸送したりできる場合は解体する必要はありません。
ただし、多くの場合は解体が必要になります。
引っ越しの際にベッドを解体する作業は、原則として引っ越し業者に依頼が可能です。
もしも引っ越しの作業を引っ越し業者に依頼しない場合は、自分で解体しなければなりません。
この記事では、引っ越し時にベッドの解体を自分でおこなう方法や、注意点などについて詳しく解説します。
目次
引っ越しでベッドを解体すべきかどうかは、ベッドの大きさや建物の大きさ、トラックの大きさなど、状況によって異なります。
この章では、引っ越しでベッドを解体すべきケースについて詳しく解説します。
ベッドをそのまま搬出できない場合には、解体する必要があります。
ベッドをそのまま搬出できるかどうかは、ベッドのサイズと形状、部屋の広さと形状、廊下や階段の幅と高さなどによって異なります。
一般的には、シングルサイズ以下のシンプルな形状のベッドであれば、そのまま搬出できる可能性が高いです。
しかし、ダブルサイズ以上や収納付きなどの複雑な形状のベッドであれば、そのまま搬出できない場合が多いでしょう。
また、部屋が狭くてベッドを動かせない場合や、廊下や階段が細くてベッドがひっかかる場合も、解体する必要があります。
引っ越し業者に依頼する場合には、解体が必要かどうか、また解体してもらえるかどうかを確認しておきましょう。
次に、ベッドをそのまま搬出できるとしても、トラックに積み込めない可能性がある場合には、解体することを必要があります。
例えばトラックの荷台の高さと幅が足りない場合には、解体しなければなりません。
また、ベッドを解体した方が引っ越し費用が安くなる場合にも解体がおすすめです。
ベッドは、基本的に解体した方が省スペースで運ぶことができます。
そのため、ベッドを解体することでより小さなトラックで引っ越しできる場合があり、その分費用を抑えられる可能性があるのです。
もちろん、解体してもトラックの大きさが変わらない場合には費用は抑えることができません。
まずは、引っ越し業者への見積もりの際に、確認するようにしましょう。
この章では、引っ越しでベッドを解体する方法について詳しく解説します。
ベッドを解体する際には、主に以下の2つの方法で行います。
それぞれ、見ていきましょう。
一番簡単な方法は、引っ越し業者に解体を依頼することです。
引っ越し業者は、ベッドの種類やサイズに応じて、専用の工具や技術を持っています。
また、解体したベッドのパーツも梱包し、無くさないように確実に運んでくれます。
引っ越し業者に解体を依頼する場合は、事前に見積もりを取っておくことが大切です。
解体にかかる費用や時間、その他の条件面などを確認しておきましょう。
また、解体したベッドを新居で再組み立ても依頼できるかどうかを確認しておきましょう。
もしも引っ越し業者に依頼できない場合は、自分で解体する方法もあります。
そもそも引っ越しの作業を引っ越し業者に依頼しない場合には、自分で運ぶ必要があるため、解体も自分の手で行います。
次の章では、自分で解体する作業の流れを解説します。
ここでは、ベッド解体のために準備するものと、ベッドを解体する作業の流れについて説明します。
ベッドの細かな解体方法については、ベッドの種類によって異なります。
ここでは、一般的な方法を解説しますので、より詳しい内容を知りたい方は、お買い求めのメーカーに直接お問合せ下さい。
まずは、ベッドの解体に必要な工具などのものを用意します。
ベッドの解体の際に重要なのが、ドライバーや六角レンチなどの工具です。
ベッドのネジの種類に合わせたものを用意するようにしましょう。
ネジなどが外れにくい場合には、かなづちがあると便利です。
怪我をしないよう、軍手も用意しておきましょう。
ネジなど、外した部品を入れるための袋も用意し、無くさないように気を付けましょう。
また、事前にベッドの写真を撮っておくこともおすすめです。
写真を撮っておくと、後で組み立てる場合に作業がしやすくなります。
解体の前に、マットレスやシーツ、寝具などをすべて外します。
外したものは、作業の邪魔にならないところに置いておくことがおすすめです。
ベッドが裸になったら、床板を外します。
床板は、ネジなどで固定されている場合と、されていない場合があります。
ネジで固定されている場合にはネジを外し、床板を外します。
外した床板は、壁などに立てかけておきましょう。
うっかり踏みつけて、壊さないように注意しましょう。
六角レンチやドライバーを使って、ヘッドボードや脚を外します。
宮付きのベッドの場合、コンセントがついている場合がありますので注意しましょう。
必ずコンセントを外してから、作業を行います。
最後にベッドフレームを分解して、完了です。
フレームの部分も、金具で固定されている場合があります。
六角レンチやドライバーで外した後には、必ず無くさないようにまとめておきましょう。
ここでは、ベッドを自分で解体する際のポイントを5つ紹介します。
それぞれについて、詳しく解説します。
引っ越しの際にベッドを解体するときは、部品を無くさないように注意しましょう。
ネジやワッシャーなどの小さな部品は、ビニール袋やジップロックに入れてラベルを貼っておくと便利です。
また、同じ部品は一緒にまとめておくことで、組み立てるときに迷わなくなります。
部品が多い場合は、番号や記号をつけて区別すると良いでしょう。
ベッドを解体するときは、無理に分解しようとしないようにしましょう。
無理に力を入れると、部品が壊れたり、怪我をしたりする可能性があります。
特に木製のベッドは、接合部が固くなっていることが多いので、慎重に扱いましょう。
必要ならば、かなづちなどの工具を使って、部品を外していきます。
ただし、工具を使う場合は、部品や床を傷つけないように気をつけてください。
ベッドを解体する際には、できるだけ2人以上で作業するようにしましょう。
ベッドは重量があるものが多いので、1人で解体するのは危険です。
2人以上で作業を行うことで、安全かつ効率的に解体できます。
作業を行う前に、役割分担や手順を確認しておきましょう。
例えば、一方が部品を外し、もう一方が部品を受け取って袋に入れるなどの方法がおすすめです。
そうすることで、部品を無くすことなく確実に作業を行うことが可能です。
また、作業中は声をかけ合って、連携を取りましょう。
ベッドを解体する前に、写真を撮っておくこともおすすめです。
写真を撮っておくことで、組み立てるときに参考にできます。
特に、接続部などの複雑な部分は、詳細に撮影しておくと良いでしょう。
写真はスマートフォンで撮れば十分です。
分かりやすくするために、アングルや距離を変えて複数枚撮ることが望ましいです。
ベッドを解体する場所は、できるだけ広い場所を選びましょう。
狭い場所では、動きが制限されてしまいます。
また、壁や床を傷付けてしまう可能性もあります。
もし広い場所がない場合は、布団や毛布などで床や壁を保護しておくと良いでしょう。
引っ越し業者に依頼しない場合、引っ越し業者以外で解体してくれる業者が気になるかもしれません。
実は、解体だけを行っている業者は一般的ではありません。
もしも、不用品としてベッドを処分する場合には、不用品回収業者に依頼することで、解体から回収まで行ってくれます。
買い替える場合にも、新しいベッドの納品の際に古いベッドを引き取ってくれるサービスを行っている場合があります。
ただし、引っ越しを前提として解体のみを依頼することは難しいでしょう。
どうしてもそうした業者を選びたい場合は、配送業者にベッドの配送を依頼する方がよいかもしれません。
例えば、ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」を利用して、ベッドのみを配達した場合は17,070円(税込)で輸送できます。(東京→東京・シングルサイズで計算)
最後に、ここまでで解説出来なかった、ベッドの解体に関してよくあるQ&Aに答えていきます。
それぞれについてみていきましょう。
引っ越し業者にベッドの輸送を依頼する場合、原則として解体から組立までを行います。
従って、解体だけでなく組立もしてもらえると考えてよいでしょう。
ただし、そもそもベッドの解体や組立に別料金が設定されているケースもあります。
必ず、事前に引っ越し業者の見積もりを確認しておきましょう。
また、解体に必要な工具や部品が必要かどうかも確認しておきましょう。
ベッドのメーカーによって必要な工具が異なる場合があります。
一般的なドライバーや六角レンチであれば、引っ越し業者が持参してくれます。
解体できないベッドでも、搬出経路の広さが十分あって運び出せるなら、引っ越し業者が運び出してくれます。
問題は、搬出経路(または新居への搬入経路)に十分な広さがない場合です。
この場合はクレーン車などを使って、ベッドを吊り上げて搬出したり、搬入しなければなりません。
その場合は別途、2~4万円程度の費用がかかります。
必ず、事前にベッドが搬出できるのか確認し、できない場合の費用の見積もりも確認しておきましょう。
IKEAなど、一部の海外メーカーによっては、解体を受け付けていない引っ越し業者もあります。
理由は、IKEAの家具はその性質上、解体に向かないためです。
もし解体したとしても、後で組み立てた場合に強度が著しく低下するケースもあります。
そのため、IKEAのベッドの場合は解体を断られるケースが多いのです。
ちなみに、アート引越センターの公式サイトではIKEAなどの海外メーカーの扱いについて、以下のように記載されています。
なお、IKEAのような海外製品などメーカーによりましては当社にて分解組み立ての対応ができないものもございます。その際は、有料のオプションとして専門業者による分解・組み立てをご案内しております。当社スタッフでの作業可否やオプションのご料金の詳細につきましては、お見積もりの際に営業担当にご相談ください。
引用元:引っ越しに関するご質問引っ越しの際、ベッドの解体はお願いできますか?|アート引越センター
もちろん、引っ越し業者によってサービス内容は異なります。
必ず事前に確認しておきましょう。
以上、この記事では引っ越しの際のベッドの解体について、詳しく解説してきました。
以下のケースの場合、引っ越しの際にベッドの解体が必要となります。
引っ越し業者に引っ越しを依頼する場合は、ベッドの輸送も依頼することが近道です。
もしも引っ越し業者に依頼しない場合は、自分で解体して運びましょう。
その際はぜひ、この記事の解体方法を参考にしてみてください。
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引っ越しは時期によって相場が変わるため、引っ越しの日程が決まったらまずは見積もりを依頼しましょう!
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