格安スマホへの移行作業まとめ
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格安スマホへデータを移行させよう
今回は 格安スマホへ移行する前、あるいは移行後に行うべき作業項目をまとめていきます。
いつまでも新しいスマホの設定でズルズルと過ごさないよう、ぜひこの移行手順まとめを参考にしてみてください。
新しいスマホへ変えると電話帳やLINEなど、移したいデータやアプリがたくさんあるでしょう。
このようなデータの移行をスムーズに行うための 注意点を簡単に記していきます。
またドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアのスマートフォンから 格安スマホへ乗り換えると、一部利用できなくなるサービスがあります。
何が引き継ぎ利用できて何が利用できなくなるのか、またそのデータを移行させるにはどうすれば良いのか、あらかじめチェックしておきましょう。
電話帳の移行
電話帳のデータを移行させるならバックアップも兼ねて micro SDカードを利用するのが便利です。
電話帳アプリのメニューから エクスポートするという項目を探し、電話帳データをSDにエクスポートしましょう。
あとは新しい機種にSDを差し替えて電話帳データを インポートすればOKです。
Eメールの移行
大手キャリアでは「~@docomo.ne.jp」のようなキャリアメールを利用していた方が多いかと思います。
しかし格安スマホを提供するMVNOのほとんどはこのようなメールアドレスを提供していません。
そのため格安スマホでEメールを使いたい場合は基本的にフリーメールを利用することになります。
Androidスマートフォンを使っていた方なら既にGoogleアカウントを所有しているかと思うのでそのままGmailが利用できます。
またAndroidは初めてだという方も、PlayストアからアプリをダウンロードするためにはGoogleアカウントが必須なのでぜひ作っておきましょう。
格安スマホに変えるとキャリアメールは使えなくなってアドレスも変わってしまいますが、 Gmailは特に設定する必要もなくすぐに使い始められるので代替のフリーメールとしてオススメです。
キャリア決済の移行
格安スマホを提供するMVNOはキャリア決済に対応していません。
他の支払い方法に対応しているサービスなら他の方法で、キャリア決済にしか対応していなければそのサービスは諦めて解約するしかありません。
月額料金は下げたいけどどうしてもキャリア決済を利用したい!という場合は、Y!mobileなら大手キャリアよりも安く、しかもキャリア決済に対応しています。
Y!mobileはソフトバンクの一ブランドという扱いのためMVNOというよりもキャリアに近い位置付けですが、料金を下げつつキャリア決済を利用できる唯一の格安スマホと言えます。
音楽の移行
楽曲データに関しては有料サイトで購入&ダウンロードしたものと、PCを経由してCDから取り込んだものの2種類が考えられます。
ダウンロードした楽曲に関しては新しい端末で再ダウンロードすることで、あるいはCDから取り込んだものなどはSDカードに保存してしまえばこれを差し替えるだけで新しい端末でも視聴可能になります。
写真の移行
写真など画像データに関してもSDカードを利用して移すことは可能です。しかし本体に保存された大量の画像をSDに移すのが面倒…という場合には Google謹製のフォトアプリを利用しましょう。
Googleフォトから画像をアップロードすると自動的にデータを圧縮してくれるので、ファイルサイズが小さくなりストレージ容量の節約にもなります。
またアップロードした画像は同一のGoogleアカウントでログインしている全てのスマホやPCから閲覧&ダウンロードが可能になります。
LINEの移行
LINEのアカウントを移す場合、 あらかじめ旧機種側でメールアドレス、もしくはFacebookアカウントを登録しておく必要があります。
因みにLINEは別の端末でログインすると、元の端末から自動的にログアウトしてトーク履歴が消えてしまいます。
またログインした新機種側にトーク履歴は復元されません。
トーク履歴も移したい場合は別途作業が必要になってくるので要注意です。
カレンダー・スケジュール管理等の移行
スマホによってはメーカーオリジナルのカレンダーアプリが用意されている機種もありますが、他のスマホへ移行することを考えるとクラウド上でデータを共有できるアプリを利用するのが便利です。
Googleカレンダーなら同一アカウントでログインした端末の自動同期をONにしておくだけで共有できます。
スケジュール管理等も全てGoogleカレンダーで行っておけば、新しい機種に変える際の手間が省けてかなり楽になります。
Facebookの移行
新しい端末でFacebookを利用したい場合はメールアドレスor電話番号と、パスワードの2つのログイン情報が分かればOKです。
Twitterの移行
こちらもFacebook同様に複数の端末で同時ログインが可能なので、メールアドレスor電話番号orユーザー名とパスワードがあればログインできます。
Dropbox・Evernoteの移行
DropboxやEvernoteはメールアドレスとパスワードでログインできて、すぐにクラウド上のデータにアクセスできるようになります。
メモ帳やToDoリストなどは専用のアプリを使っても良いですが、 Evernoteを活用すれば移行の手間が省けるのでこれに統一してしまうのがオススメです。
Kindleの移行
Amazonが提供する電子書籍サービス、Kindleも Amazonアカウントでログインするだけで移行できます。
ダウンロード済みの書籍データに関してはPC経由でコピーすることも可能ですが、新しい端末でも再度ダウンロードしてしまうのが最も簡単です。
新しいスマホの移行まとめ
最近はクラウド、インターネット上にデータを保存して共有するサービスが豊富で、こういったサービスを利用すると アカウントにログインするだけで簡単に移行が完了するのでぜひ活用することをオススメします。
保存できるデータは全てSDカードに保存してしまうのもアリです。
インターネット環境が不要で、これ1枚を差し替えるだけでデータの移行が可能です。
ただし キャリア独自のサービスに関しては格安スマホでは利用できなくなってしまいます。
こればかりは仕方ないので、代替となるサービスに移行しましょう。
後からデータの移行で慌てなくても済むように、 格安スマホへ乗りかえる前に自分が利用しているサービスやアプリについて今一度チェックしてみましょう。
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