mineo(マイネオ)での機種変更は、「自分で端末を用意する」か「mineoで端末を購入する」か、主に2つの方法があります。
どちらを選ぶかによって、手順や手数料は大きく異なります。
「結局、手数料はいくらかかるの?」
と迷っている方も多いかもしれません。
この記事では、mineoの機種変更の全体像がひと目でわかるフローチャートや比較表を使い、あなたの状況に合った「正しい手順」と「総コスト」を分かりやすく整理します。
目次
mineo機種変更は2パターン! あなたに合う手順が分かるフローチャート
mineoの機種変更は、新しい端末を「mineoで買う」か「自分で用意する」か、どちらを選ぶかで手順が分かれます。
【mineo機種変更 フローチャート】
《質問》新しい端末はどこで用意しますか?
- [A] 自分で用意する
(SIMフリー端末、中古品、Apple Store購入品など) - [B] mineoで購入する
(mineo公式サイトで端末を追加購入する)
「自分で用意」と「mineoで購入」どちらを選ぶ? メリットと手数料を比較
パターンAとBのどちらを選ぶか決めるために、主な違いを比較表にまとめました。
特に、SIMカードのサイズ変更やeSIMへの切り替えが必要な場合、手数料に大きな違いが出ます。
| 比較項目 | パターンA.自分で用意する | パターンB.mineoで購入する |
|---|---|---|
| 端末の選択肢 | 自由 (Apple Store、中古品、SIMフリー端末など) | mineoのラインナップのみ |
| SIM変更時の手数料 (サイズ変更・eSIM切替など) | 有料 (SIMカード再発行事務手数料など) | 無料 (mineoが負担) |
| メリット |
|
|
| デメリット | 端末がmineo回線に対応しているか(動作確認)を自分で調べる必要がある | 端末の選択肢が限られる |
機種変更の前に必須! 全パターン共通の準備

どちらのパターンを選んだ場合でも、機種変更の作業を始める前に、必ず古い端末の「データバックアップ」を行ってください。
iPhoneのバックアップ方法
iPhoneのデータをバックアップするには、主に「iCloud」を使う方法と、PCの「iTunes」または「Finder」を使う方法があります。
1. iCloudでバックアップする(Wi-Fi環境が必要)
「設定」アプリを開き、一番上の自分の名前(Apple ID)をタップします。
「iCloud」 > 「iCloudバックアップ」と進み、「iCloudバックアップ」をオンにします。
「今すぐバックアップを作成」をタップすると、バックアップが開始されます。
2. PC(iTunes / Finder)でバックアップする
iPhoneとPCをケーブルで接続します。
Windows PCまたは古いmacOSの場合は「iTunes」を起動します。
macOS Catalina以降の場合は「Finder」を開きます。
画面の指示に従い、iPhoneの「バックアップを作成」を実行します。
Androidのバックアップ方法
Androidスマートフォンの場合は、Googleアカウントを利用したバックアップが一般的です。
1. Googleアカウントでバックアップする
「設定」アプリを開きます。
「システム」 > 「バックアップ」(または「Google」 > 「バックアップ」)と進みます。
「Google One バックアップ」がオンになっていることを確認します。
「今すぐバックアップ」をタップすると、連絡先、アプリ、設定などがGoogleアカウントに保存されます。
2. 写真や動画について
写真や動画は「Googleフォト」アプリを利用すると、クラウドに自動でバックアップできます。
3. その他のデータ
LINEなどの個別のアプリは、アプリ内で別途バックアップ(アカウント引き継ぎ設定)が必要な場合がありますので、各アプリの手順を確認してください。
パターンA.【自分で端末を用意する(持ち込み)】場合の機種変更手順
ご自身で用意したSIMフリー端末や中古端末などに機種変更する際の手順です。
この方法は、好きな端末を選べるメリットがありますが、ご自身で確認すべき点がいくつかあります。
手順1.端末の「動作確認」と「SIMロック解除」
まず、mineoの回線でその端末が問題なく使えるかを確認します。
1. 動作確認済み端末のチェック
用意した端末が、現在契約中のmineoのプラン(Aプラン、Dプラン、Sプラン)に対応しているか、mineo公式サイトの「動作確認済み端末検索」で必ず確認してください。
ここで対応が確認できない端末は、通信や通話ができない可能性があります。
2. SIMロックの確認・解除
ドコモやau、ソフトバンクなどで購入した端末をmineoで使う場合、その端末に「SIMロック」がかかっているとmineoのSIMカードを認識できません。
端末の購入元キャリアのマイページなどで、SIMロックが解除されているか確認し、ロックされている場合は解除手続きを行ってください。(Apple StoreやGoogle Storeなどで購入したSIMフリー端末は不要です)
とくに中古サイトや通販サイトで購入する場合は、すでにSIMロック解除がされているスマートフォンを購入するのが安全です。
mineoから購入したスマートフォンであればmineoで問題なく利用できます。
自分で確認を行うのが面倒な方は公式サイトで端末を購入しましょう。
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手順2.SIMの準備(物理SIMまたはeSIM)
次に、新しい端末で使うSIMカードまたはeSIMを準備します。
ここでは、「今のSIMカードをそのまま使う」場合と、「SIMカードのサイズ変更やeSIMへ切り替える」場合で手順が異なります。
今のSIMカードをそのまま使う場合
用意した新しい端末が、今使っているSIMカードと同じサイズ(例:nanoSIM)で、物理SIMカードをそのまま使い続ける場合です。
この場合は、mineoでの手続きや手数料は不要です。古い端末からSIMカードを取り出し、新しい端末に差し替えるだけで準備は完了です。
次の「手順3.SIMの入れ替えとAPN設定」に進んでください。
SIMサイズ変更またはeSIMへ変更する場合
以下のような場合は、mineoマイページからSIMカード(またはeSIM)の再発行手続きが必要です。
- 《ケース1》新しい端末のSIMサイズが異なる
(例:microSIMからnanoSIMへ変更) - 《ケース2》物理SIMカードからeSIMへ切り替える
- 《ケース3》eSIMから物理SIMカードへ切り替える
この手続きには、SIMカード再発行事務手数料(2,200円・税込)と、SIMカード発行料またはeSIMプロファイル発行料(440円・税込)がかかります。
手続きは、mineoマイページにログインし、「ご契約サービスの変更」メニューから「SIMカードの変更・再発行」を選んで申し込みます。eSIMの場合は即時〜数時間程度、物理SIMカードの場合は数日で新しいSIMが郵送されます。
手順3.SIMの入れ替えとAPN設定
SIMの準備ができたら、新しい端末で通信できるように設定を行います。
1. SIMカードを差し替える(物理SIMの場合)
「今のSIMカードをそのまま使う場合」、または「SIMサイズ変更またはeSIMへ変更する場合」で新しく届いたSIMカードを、新しい端末の電源を切った状態で差し込みます。
SIMカードの差し替え方法
- 電源を切る
- iPhoneなどに付属しているピンがある場合は用意
- 本体側面にあるSIMトレイを開ける
- SIMカードを交換する

- SIMトレイを閉じる
- 電源をいれる
2. eSIMを設定する(eSIMの場合)
「SIMサイズ変更またはeSIMへ変更する場合」でeSIMを申し込んだ場合は、Wi-Fiに接続した状態で、mineoから送られてくる「eSIMプロファイル設定」の案内に従って設定を行います。
3. ネットワーク設定(APN設定)を行う
SIMカードを入れただけ、またはeSIMを設定しただけでは、多くの場合データ通信ができません。
mineoの回線で通信するために、「APN設定」(または「プロファイル」のインストール)という作業が必要です。
このAPN設定の方法は、次の「機種変更の仕上げ:APN設定とデータ移行」でくわしく説明します。
パターンB.【mineoで端末を購入する】場合の機種変更手順
mineoの公式サイト(オンラインショップ) で新しく端末を購入して機種変更する際の手順です。
購入する際には端末購入のキャンペーンが行われているかどうかも合わせて確認しておきましょう。
新しく端末を購入して機種変更する方法は、端末の対応状況(動作確認)などを心配する必要がなく、手続きがmineo内で完結するのがメリットです。
手順1.マイページから端末を申し込む
mineoの契約者向け「マイページ」にログインします。
「ご契約サービスの変更」メニューの中にある「端末追加購入(機種変更)」を選び、希望する端末を選択して申し込み手続きを行います。
手順2.端末とSIMカードを受け取る
申し込み後、数日で新しい端末がSIMカードと共に(またはeSIM設定用の案内が)届きます。
パターンA(自分で用意する)とは異なり、この方法で端末を購入した場合、もしSIMカードのサイズ変更やeSIMへの切り替えが必要であっても、SIMカード再発行事務手数料(2,200円・税込)は無料になります。
手順3.SIMの入れ替えとAPN設定
新しい端末を受け取ったら、電源を入れ、画面の指示に従って初期設定を進めます。新しいSIMカードを端末に挿入します(またはeSIMの設定を行います)。
端末購入の場合でも、mineoで通信するためには「APN設定」(または「プロファイル」のインストール)が必要です。
このAPN設定の方法は、次の「機種変更の仕上げ:APN設定とデータ移行」で説明します。
機種変更の仕上げ「APN設定とデータ移行(全パターン共通)」
新しい端末で通信を開始し、データを復元するための最後のステップです。
APN設定の方法 (Android / iPhone)
APN設定は、mineoのデータ通信を利用するために必要なネットワーク接続設定です。使用するOS(AndroidかiPhoneか)によって方法が異なります。
1. Androidの場合
AndroidのAPN設定は、スマートフォンの設定画面にて手続きを行います。
AndroidのAPN設定方法(Dタイプ AQUOS wish4の場合)
- 「ホーム」画面の「アプリ」をタップ

- 「アプリ一覧」画面の「設定」をタップ
- 「設定」画面の「ネットワークとインターネット」内の「Wi-Fiとモバイルネットワーク」からWi-FiタップしてOFFに設定

- 画面に戻って「Wi-Fiとモバイルネットワーク」内の回線の横にある「歯車マーク」をタップ

- 画面の「アクセスポイント名」をタップ

- 「APN」画面の右上にある「+」をタップ

- APN設定画面にて、以下を入力して保存する。(ドコモ回線の場合)
名前:任意で名前をつける※半角(わかりやすく「mineo」に設定がおすすめ)
APN:mineo-d.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP
APNタイプ:default,supl,ia
-
入力が終わったら画面右上のメニューを押して「保存」を選択

- APN画面の「mineo」の右側にある「○」をタップしたら完了

上記はあくまで一例となり、Androidは端末ごとに設定名称や手順が異なるので注意しましょう。
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2. iPhoneの場合
iPhoneのAPN設定は下記自分が契約しているプランのQRコードを読み取って手続きを行います。
iPhoneのAPN設定方法
- 設定を行うiOS端末で自分が契約しているプランのQRコードを読み取る
・auプラン
・ドコモプラン
・ソフトバンクプラン
- iOS 12.2以降の場合、構成プロファイルのダウンロード許可の画面が出るので「許可」をタップ
(iOS12.2未満の方は手順5へ)
- プロファイルがダウンロードされたら「閉じる」をタップ
- ホーム画面に戻り、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」→「ダウンロード済みプロファイル」をタップ

- 「プロファイルをインストール]の画面が開くので、「インストール」をタップ

- iPhone端末の「パスコード」を入力
- 警告画面を確認し、画面上部の「インストール」をタップ
- 再度画面下部の「インストール」をタップ

- 「完了」をタップ
(画像引用:ネットワーク設定(iOS端末)|mineoユーザーサポート)
なお、上記のQRコードはiPhone5s/5c以外のものです。
iPhone5s/5cを利用の方は下記QRコードより手続きください。
・auプラン
・ソフトバンクプラン
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データ移行の方法 (OS別)
最後に、機種変更の準備段階(記事冒頭)で作成したバックアップデータを、新しい端末に復元します。
1. iPhoneからiPhoneへ移行する場合
iPhoneからiPhoneへ乗り換える場合は、「クイックスタート」がおすすめです。
クイックスタートとは、iPhone同士でデータを移行する仕組みのことです。
端末をかざすだけでデータ移行できるため、手軽かつ簡単にデータ移行できます。
確認・用意すること
- OSのバージョンがiOS 12.4以降であること
- Wi-Fi環境(ない場合はLightning-USBケーブルとLightning-USB 3カメラアダプタを用いた有線を使っての移行)
- 電源
- 充電器
新しいiPhoneを現在利用しているiPhoneの近くに置けば、自動的にクイックスタートが起動します。
新しいiPhoneのディスプレイに表示された画像を現在利用しているiPhoneのカメラに写せば、ワイヤレスでデータ転送が始まります。
iPhoneからiPhoneへデータを移行するときは、クイックスタートの活用がおすすめです。
2. AndroidからAndroidへ移行する場合
AndroidからAndroidへ機種変更する場合は、Googleアカウントを使ったバックアップがおすすめです。手順を見てみましょう。
AndoidからAndroidへ機種変更方法
- 「設定」アプリの「詳細設定」→「バックアップとリセット」をタップ
- バックアップが完了するまで待つ
- 新しいスマホを起動し、Googleアカウントにログイン
- 「アプリとデータのコピー」から、バックアップするデータをタップ
- データの復元が完了するまで待つ
Googleアカウントを利用したバックアップは、特別なアプリをダウンロードする必要がないため魅力的です。
Androidスマホ同士でデータを移行する場合は、Googleアカウントを使ってデータを移行しましょう。
3. 異なるOS間(iPhone⇔Android)で移行する場合
連絡先やカレンダーはGoogleアカウント経由で同期できますが、アプリのデータや設定は移行できません。写真や動画は「Googleフォト」などのクラウドサービスを利用して移行するのが一般的です。
LINEなど個別のアプリは、OSに関わらず、アプリごとに定められた引き継ぎ手順(アカウントの移行設定)を事前に行う必要があります。
AndroidからiPhoneへ機種変更
AndroidからiPhoneへ機種変更する場合は、「iOSに移行」アプリの活用がおすすめです。
「iOSに移行」アプリを利用すると、AndroidスマートフォンのデータがWi-Fi経由で新しいiPhoneに転送されます。有線ケーブルを用意する必要が無いため、手軽にデータ移行できます。
「iOSに移行」アプリを利用したデータ移行の手順は、以下の通りです。
AndroidからiPhoneへ機種変更方法
- Google Playから「iOSに移行」アプリをダウンロード
- AndroidスマホのWi-FiをONにする
- 新しいiPhoneを起動し、画面の案内に沿って設定を進める
- 「アプリとデータを転送」が表示されたら「Androidから」をタップ

- 「iOSに移行」アプリをタップ
- 利用規約を確認し、「同意する」をタップ
- iPhoneにてコードが表示されるので、Androidスマホにてコードを入力

- 転送するコンテンツを選択して「次へ」をタップ
- 転送が完了するまで、端末を近づけて待つ
(画像引用:Android から iPhone、iPad、iPod touch に移行する - Apple サポート)
mineo機種変更でよくある質問(FAQ)
最後に、mineoの機種変更に関して多く寄せられる質問と、その回答をまとめます。
Q. 機種変更の「店舗」サポートはある?
ただし、一部のmineoショップや提携店では、機種変更に関するサポートを受けられる場合があります。
また、端末の持ち込み設定サポートなどは有料となることが多いため、ご自身での操作が不安な場合は、お近くの店舗に対応可否や料金を事前に確認することをおすすめします。
Q. 機種変更後、ネットワークにつながらない時は?
- APN設定(または構成プロファイル)は正しく完了していますか?
設定内容が間違っているか、設定自体が行われていない可能性が最も高いです。本記事の「APN設定の方法」を参考に、設定を見直してください。 - SIMカードは正しく挿入されていますか?
一度端末の電源を切り、SIMカードトレイを開けて、SIMカードが正しい向きでしっかり挿入されているか確認してください。 - 機内モードがオンになっていませんか?
設定メニューやコントロールセンターで、機内モードがオフになっていることを確認してください。
Q. Sプラン(ソフトバンク回線)でeSIMは使えますか?
eSIMを利用したい場合は、Aプラン(au回線)またはDプラン(ドコモ回線)に変更する必要があります。
Q. SIMカードの再発行手数料はいくらですか?
内訳は、SIMカード再発行事務手数料が2,200円(税込)、SIMカード発行料またはeSIMプロファイル発行料が440円(税込)です。
なお、mineoで端末をセット購入した場合は、これらの手数料は無料になります。
【まとめ】自分に合った方法でmineoの機種変更をしよう
この記事では、mineoの機種変更について、2つのパターン「自分で用意する」「mineoで購入する」を中心に手順や手数料の違いを解説しました。
ご自身の状況に合わせて、本記事のフローチャートや比較表を参考に最適な方法を選び、データバックアップやAPN設定などのステップを一つずつ確認しながら、機種変更を進めてみてください。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。