auの新料金プラン「povo」の申し込みはいつから?契約方法やキャンペーンを紹介
au(KDDIと沖縄セルラー電話)の新料金プラン「povo(ポヴォ)」。
2020年の年末にかけて発表されたdocomo「ahamo(アハモ)」とソフトバンクの「SoftBank on LINE(ソフトバンク オンライン)」に対抗する形で発表され、大手3社の格安料金プランが横並びとなりました。
従来の携帯料金を刷新する内容が、日本全国から注目を集めています。
povoの特徴はシンプルわかりやすい料金プラン、「トッピング」というシステムで自分に必要なプランを付けたり外してたりできることが特徴です。
毎月支払う必要のある携帯料金は少しでも安くしたいという方は多いのではないでしょうか?
povoの中身を詳しく知りたい方のために、povoの料金プランやシステムの特徴や、申し込み方法、お得なキャンペーン情報などをまとめました。
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auの新料金プラン「povo」とは
「povo(ポヴォ)」は、KDDI株式会社が新しく発表したオンライン専用の新料金プランです。
2020年の年末から続けて発表されたdocomoの「ahamo(アハモ)」や、ソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」などの競合他社が出した格安料金プランに対抗する形として登場したプランです。
「povo(ポヴォ)」の名前の由来は、英語の「point of view=新たな視点」とラテン語の「ab ovo(アブ・オーウォー)=最初から」を組み合わせた造語であると言われています。
従来の携帯料金から2割減少させ新しい料金システムを導入することで、若年層からのニーズにも答える形となりました。
月20GB使用できる新プラン
月に20GBが高速通信で使えるのが目玉です。
ただし「ahamo(アハモ)」や「SoftBank on LINE(ソフトバンク オンライン)」と一緒で、実店舗での対面サービスやサービスが一部限定されます。
従来のような店舗サービスなどが制限されるのと引き換えに、料金設定は非常にリーズナブル。
プラン内容も従来のものと比べると大変シンプルな内容です。
「データをたくさん使いたい」「電話もかけ放題にしたい」など、ユーザーの使い方に合わせて柔軟に組み合わせられることが特徴です。
月額2,728円(税込)で利用可能
月に20GB使用可能で、料金は月額2,728円(税込)です。
月額2970円のahamoと比べると242円安くなります。
ただしここで注意しておきたいのは、ahamoは国内通話5分以内かけ放題オプションが無料でついていますが、povoには標準で無料音声通話がついていません。
標準プランのまま音声通話をすると課金制となり、22円/30秒かかります。
音声通話をする場合は、5分以内の通話かけ放題だと550円(税抜)、通話かけ放題だと1,500円(税抜)のプランを追加する必要があります。
5分以内かけ放題オプションを付けるとahamoの方が安くなりますが、電話をほとんどしないという方はpovoの方が料金メリットがあります。
夏から5Gも対応予定
サービスを開始する2021年3月から当面の間は4Gのみの対応となりますが、2021年夏以降には5Gにも対応すると発表されています。
気になるネットワーク品質はauと同等のため、安定した通信が確保されています。
またスマートホンに組み込まれたSIMを遠隔操作してデータを書き込めるeSIMに対応する「eSIMプラン」も提供されます。
povoならではの「トッピング」というシステム
povoの特徴のひとつが、使いたい時に必要なオプションを追加できる「トッピング」システムです。自分に必要なオプションをスイッチの切り替えをするようにつけたり外したりできます。自分好みのオプションをカスタマイズできるすることが可能。
第1弾トッピング
- 220円/1回で、24時間データ通信がし放題の「24時間データ使い放題」
- 1GB/550円の「データ追加」
- 月額550円で、5分以内の国内通話がかけ放題の「5分以内かけ放題」
- 月額1650円で、国内通話が無料の「通話かけ放題」
音声通話が必要な時に、月額550円の「5分以内かけ放題」や月額1650円の「通話かけ放題」をトッピングしたりとその時の都合に合わせて自由自在にカスタマイズできます。
最近では、音声通話の代わりにLINEなどの他のデータ通信アプリで済ませることも多くなりました。
普段は無料通話を省いて月額2728円に抑えて、いざ音声通話が必要になった時はトッピングで音声通話を気兼ねなく使うことができるのもpovoの魅力です。
「povo」の申し込み時期や方法について
KDDIの新料金プラン「povo」の提供開始日は2021年3月23日からです。
オンライン専用での申し込みとなるため、店舗での申し込みはできません。
先行予約ではお得なキャンペーンなども用意されているため、見逃さないようしっかりチェックしておきましょう。
「povo」の申し込みはオンラインのみ
povoは店頭での受付サービスを設けていません。
そのため申し込みの手続きは全てオンライン上となります。
KDDIのpovo専用サイトからの申し込みとなり、メールアドレスを電話番号が必要となります。
「povo」先行エントリーキャンペーンの詳細
povoの先行エントリーキャンペーンの詳細を確認しておきましょう。
先行エントリー期間は、2021年2月1日16時~サービス提供開始日前日(3月予定)まで。
契約対象期間に契約手続きを済ませれば、3,000円分のau PAY残高分がプレゼントされます。
ただし3,000円分のau PAY残高分を受け取るためには、以下のキャンペーン条件を満たしている必要があるため確認しておきましょう。
2021年5月31日までに契約と受け取り手続きを完了しなければ、au PAY残高を受け取ることができないため注意しておきましょう。
キャンペーン適用条件と適用外条件
キャンペーンの適用には、以下の条件を満たしている必要があります。
適用条件
- 先行エントリー期間内:2021年2月1日〜サービス提供開始日前日(3月予定)にエントリーを済ませる
- 契約対象期間内:2021年2月1日〜2021年5月31日に契約手続きを済ませる
- 先行エントリーページに登録した電話番号 or メールアドレスに届く特典受け取り方法に従い、au PAY手続きを済ませる
契約対象期間内の2021年5月31日までに契約手続きとau PAY手続きを完了しなければ、3000円残高のau PAYはもらえないため注意しましょう。
また以下のような場合は、キャンペーン適用除外となる場合があります。
適用除外条件
- 先行エントリー期間内:2021年2月1日〜サービス提供開始日前日(3月予定)にエントリーが未完了の場合
- 契約対象期間内:2021年2月1日〜2021年5月31日の最終日までに契約が完了しなかった場合
- 特典を受け取るために必要な手続きがされなかった場合
- 申し込み時に登録したメールアドレスへメールが届かず、特典受け取り手続きが行われなかった場合(迷惑メールフィルターや、メールアドレスが無効など)
- 契約対象期間最終日の2021年5月31日までに、au PAYが利用できる状態にしてなかった場合
とくに気をつけておきたいのは、登録するメールアドレスです。
docomoやau、SoftBankなどのキャリアメールを登録する場合、迷惑メール設定を有効にしていると特典受け取り方法の案内メールが正常に届かない可能性があります。
登録予定のメールアドレスが迷惑メール設定になっていないか、あらかじめ確認しておきましょう。
キャンペーンの注意点
- エントリー完了後に完了メールは届かない
- 誤った情報でエントリーした場合、再度正しい情報でエントリー
- エントリーした情報は、問い合わせできない
- エントリー完了後、povo契約しない場合、エントリーの取り消しは不必要
- au PAY会員1名につき1回のみ特典の受け取りが可能
- キャンペーンの併用ができない場合も
キャンペーンへのエントリーが完了しても、完了案内メールなどの連絡は送られてきません。
「登録が本当に受付されたのか?」と心配になる方は、証拠としてスクリーンショットなどで完了画面を保存することをおすすめします。
また、エントリーに関する情報の問い合わせなども受付していません。
「エントリー内容を誤って入力してしまったかもしれない」という場合は、再度エントリーすることは可能なため、エントリーし直せば問題ありません。
エントリーを済ましたけどpovoへの契約を見送りたい場合は、エントリー取り消しのための手続きは不要です。
2021年5月31日を過ぎれば、エントリーは取り消しとなるため、そのまま放置していても問題はありません。
au PAY残高3.000円の受け取りは、au PAY会員1人につき1回までとなっています。
また他のキャンペーンと併用できない場合もあるため注意しておきましょう。
キャンペーンにかかせない「au PAY」について
チャージの方法
- 現金
- クレジットカード
- auかんたん決済
- auじぶん銀行
- 銀行口座
- au PAY スマートローン
使用可能な場所
- セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどの大手コンビニチェーン
- イトーヨーカドー、名鉄百貨店、高島屋などのスーパーや百貨店
- マクドナルド、モスチキン、ケンタッキーなど大手ファーストフード
- 吉野家や松屋、すき家などの牛丼チェーン
「au PAY」とは、au PAYアプリに残高をチャージすることでさまざまな支払いができるスマホ決済サービスのひとつです。
au PAYアプリをダウンロード&会員登録すれば、auユーザーでなくても利用できます。
アプリを立ち上げ、画面に表示されるバーコードを読み取ってもらうだけで支払いができるためとても便利です。
上記の他にも、au PAY利用で貯まるポイントを支払いに使えることも特徴です。(1ポイント=1円)
「povo」申し込み前に注意しておくこと
povoへの申し込みは、オンライン上でのみ完結となるため、従来のキャリア回線申し込みと違います。
以下に注意すべきポイントをまとめたので、申し込み前に確認しておきましょう。
申し込みや契約後のサポートなど、オンラインのみの対応
KDDIは「povoは”オンラインでの簡便な手続きなどによる先端のデジタル体験を提案する新料金ブランド”である」としています。
povoユーザーへの対応をオンライン上に絞り、店頭での対応にかかるコストを削減することで格安料金での提供を実現しています。
そのため、申し込みから契約後の対応やサポート対応などは、全てインターネットを介したオンライン上となります。
未成年の本人名義による受付は、現在検討中
競合となるNTTdocomoの新料金プラン「ahamo」では、未成年の本人名義契約ができない決まりとなっています。
これまでKDDIのauでは、未成年(中学生以上)だとしても、親権者の同意さえあれば本人名義で契約することが可能でしたが、povoでは未成年の本人名義契約を可能とするか正式に決まっていません。
詳細は検討中と発表しているため本人名義で契約可能になるかもしれませんが、本発表されるまで待つ必要があります。
未成年でpovoの契約しようと考えている方や、未成年のお子様名義で契約しようと考えられている保護者の方々は注意しておきましょう。
キャリアメールは非対応になる
povoではコスト削減のためこれまでのauやdocomo、SoftBankで使用できた「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@softobank.ne.jp」などのキャリアメールが使えません。
キャリアメールを使う必要がある方は、注意しなければいけません。
また現在キャリアメールを登録しているサイトなどがある場合は、メールアドレス変更の手続きが必要となります。
まとめ
povoは2021年3月以降から開始予定です。
大手携帯会社docomo、SoftBankを含む3社の中では最安の月額2,480円(税別)で、データ量20GBが使えることが特徴です。
トッピングシステムを使えば、「200円追加で24時間データ使い放題」や「月額500円で5分以内かけ放題」などを必要な時にいつでも追加したり外すことができ、自由かつ柔軟な使い方ができます。
気になる5G対応は2021年の今夏以降予定。
先行エントリーキャンペーンとして、2021年5月31日までにエントリー申し込み&契約手続き&au PAY手続きを完了させれば、au PAYの残高 3,000円分を受け取ることが可能です。
キャンペーン適用条件や適用除外の条件があるため、キャンペーン申し込み時には注意しておきましょう。
povoでは全ての手続きやサポートがオンラインのみとなるため、従来のように店頭で申し込めません。
申し込こみ時や申し込み後に混乱しないよう、しっかり注意事項を確認しておきましょう。
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