Xperia 1 Ⅳを正直レビュー!|デザイン性やスペック、カメラ性能など1週間使ってわかるメリット・デメリット
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2022年6月30日に発売されたばかりのXperia 1 Ⅳ!
2022年夏モデルとして発表されたXperiaシリーズの中ではもっとも高価格なハイエンドモデルです。
発売前から話題性も高く、予約した人もいるのではないでしょうか?
そこで今回はこれからXperia 1 Ⅳの購入を検討している人のために、1週間Xperia 1 Ⅳを使ってみてわかった正直な感想をレビューしていきます。
Xperia 1 Ⅳのレビューまとめ
- 4Kの有機ELディスプレイでキメが細かく色彩も鮮やか
- カメラ性能が高く初心者でも美しい写真が撮れる
- 高性能CPU搭載で動画・ゲームもサクサク動く
- 発熱がしやすく、発熱時の機能制限がかかりやすい
それではレビューした内容をくわしく紹介していきます!
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目次
Xperia 1 Ⅳの基本性能・スペック
まずはXperia 1 Ⅳの基本スペックを紹介していきます。
サイズ(縦×横×厚さ) | 165mm × 71mm × 8.2mm |
---|---|
重さ | 187g |
メモリ(RAM/ROM容量) | 12GB / 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 1 |
OS | Android 12 |
外部メモリ | microSD / microSDHC / microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイ | 6.5インチ |
メインカメラ | 16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2 24mm(広角):有効画素数約1220万画素/F値1.7 85mm-125mm(望遠):有効画素数約1220万画素/F値2.3-2.8 |
フロントカメラ | 有効画素数約1220万画素/F値2.0 |
バッテリー(公称値) | 5,000mAh |
生体認証 | 指紋認証 |
SIMタイプ | nano SIM / eSIM |
WiFi対応 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
NFC対応 | 〇 |
ご覧の通り、ディスプレイやカメラ・OSなどが全般的に高性能な端末です。
2022年7月現在、Xperia 1 Ⅳは以下の金額で販売されています。
販売元 | 価格 |
---|---|
ドコモ |
190,872円
|
au |
192,930円
|
ソフトバンク |
199,440円
|

Xperia 1 Ⅳは2022年夏のXperiaシリーズの中でもっともハイスペックな端末です。
そのためお値段も決して安くはありません…
ですが値段が高いのには理由がある!と思える納得の高性能スマホだと言えます。
まずはXperia 1 Ⅳの主な特徴から先に紹介していきます。
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Snapdragon8 Gen 1搭載で2022年モデル最強のハイスペック
まず特筆すべきは、処理能力の高さです。
Xperia 1 ⅣはSnapdragon8 Gen 1という高性能CPUを搭載。
2022年7月時点では、Snapdragon8 Gen 1よりも処理能力の高いAndroidスマホはありません。
さらにRAMも12GBという文句なしのスペックで、重い処理もサクサクこなしてくれます。
GeekBenchでベンチマークスコアを計測して結果もご覧の通り。
シングルコアのスコアは同じくハイエンドモデルにあたるGalaxy Note20 Ultra 5Gのスコア883をも超える1,047をたたき出しています。
実際にXperia 1 Ⅳを使っている中でも画面操作はとてもサクサク進み、はずれのAndroidにありがちなモッサリとした挙動は見られませんでした。


オンラインゲームや動画の視聴など、処理能力が求められるような用途でスマホをよく使う人にはもってこいのスマホです。
重低音まで響く満足のオーディオ
意外にも使ってみて驚いたのがオーディオ性能の高さです。
重点音がどっしりと響き、iPhoneと比べても重厚感・臨場感のある響きを楽しめます。
端末の左右両方に均等にオーディオを配置し、偏りのないサウンドを実現しています。
(画像引用:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | サウンド | Xperia(エクスペリア)公式サイト)
普段はiPhoneを使用している筆者ですが、iPhoneよりもドッシリとして重みのある響きに驚きました。


メーカー側の自信が感じられるね。
発熱がひどく機能制限がかかる
Xperia 1 Ⅳを使っていて、一番残念に感じたのが発熱です。
オンラインゲームを5分しただけでも、手に持っていて「熱い」と感じるレベルで発熱します。
さらに困るのが、発熱による機能制限がかかることです。
発熱が一定のレベルに達すると、リフレッシュレートは120Hz→60Hzまで抑えられる制限がかかってしまいます。
その結果ゲームや動画のサクサク感は一定低下します。
また、4K動画などの長時間撮影にも不向きです。
カメラ起動中もXperia 1 Ⅳは発熱するのですが、発熱が一定のレベルに達すると動画の撮影はできなくなってしまいます。
長回しでの動画撮影などを楽しみたい人には、おすすめできません。
以上がXpeira 1 Ⅳの特徴でした。
それではここからは以下の項目に分けてくわしくレビューしていきます。
- 本体と付属品
- 外観・デザイン
- カメラ
- ゲーム・オーディオ
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Xperia 1 Ⅳの本体と付属品
Xperia 1 Ⅳには付属品はありません。
スマホ本体と取り扱い説明書が最低限入っている簡素なつくりです。
個人的には10万超えのハイエンドモデルなんだし、充電器もセットでつけて欲しかった…というのが正直なところです。
Xperia 1 Ⅳの外観・デザイン
Xperia 1 Ⅳの外観は非常に満足感が高かったです!
本体正面を片手で持つとこんなイメージ。
横幅は狭く片手でも右から左まで無理なくタップできる
ディスプレイには4K有機ELディスプレイを採用。
さらにインカメラはディスプレイ
右側面には指紋認証搭載の電源ボタンと、音量調整ボタン・シャッターキーの3つが設置されています。
対して左側面には何もありません。
前作と比べてGoogleアシスタントボタンがなくなりシンプルになりました
SIMカードのスロットは本体下部に設置されています。
左から充電ケーブル挿入口とSIMカードスロット
SIMカードはnano SIMのサイズ。eSIMにも対応している
具体的に良かったポイント・残念なポイントは以下のとおりです。
良かったポイント
- 背面はCorning Gorilla Glass Victusのガラスを採用、艶消し加工されており重厚感のあるデザイン
- 指紋・ホコリがつきづらい
- フルディスプレイで没入感を持ってゲームを楽しめる
残念なポイント
- サイズが大きいので片手操作には不向き
今回はパープルの本体でレビューしていきます。
高耐久のCorning Gorilla Glacc Victusが高級感のあるデザインに
Xperia 1 Ⅳの背面には、高耐久のCorning Gorilla Glacc Victusを採用。
ですが素晴らしいのは機能性だけではありません。
フロスト加工で艶消しが施されておりマットな質感です。
青みの少ない高級感のあるパープル
またカメラ部分の出っ張りは小さくフラットなデザインです。
カメラは超広角・広角・望遠のトリプルカメラを搭載
全体的に高級感を感じる素材感・カラーリングになっており、エントリーモデルにはない色合いがとても良いです。
この背面ガラスで特に驚いたのが指紋やホコリがつかないことです。
他のスマホではハイエンドモデルでも指紋などが目立ったり、ふき取っても取りづらかったりすることがありますが、Xperia 1 Ⅳはそのような指紋・ホコリのストレスはまったくありませんでした。

ただし縦幅が長いので片手操作では上半分には指が届きませんでした。
女性や手の小さい方にはやや大きく感じるかもしれません。
Xpeia 1 Ⅲの1.5倍の明るさを誇るディスプレイ
Xperia 1 Ⅳのディスプレイは、有機ELディスプレイを搭載しており、4Kの解像度を誇ります。
さらにディスプレイの明るさは前作のXperia 1 Ⅲと比べて1.5倍。
ディスプレイの色もクッキリとしており、使っていても「きれいだな」と感じるレベルでした。
さらにフロントカメラはディスプレイ上部に埋め込まれており、サイズいっぱいにディスプレイが設置されるベゼルレスデザインです。
フルディスプレイでゲームや動画を楽しめるので、ベゼルのあるiPhone SE(第二世代)などと比べるとかなり臨場感があるように感じました。
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Xperia 1 Ⅳのカメラレビュー
Xperia 1 Ⅳのカメラはカスタマイズ性が高く、初心者でもきれいな写真を撮るための機能が充実しています。
カメラに関しては文句なし!ハイエンドスマホの中でも有数の充実度と誇ると言えるでしょう。
オートカメラでも満足の仕上がり
まずはズームなし、カスタマイズなしのオートカメラから。
オートカメラでさらっと撮っただけでも素早く被写体を検知して、それっぽい写真に仕上げてくれます。
筆者自宅近くの紫陽花を撮影。色味もそのままで葉陰の陰影もきれいに撮れている
ZEISSレンズ搭載で被写体の色味やぼけ感・陰影まで忠実に撮影することができます。
そして画面側面に設置されたシャッターボタンが便利です。>br? 高さのあるスマホ本体を片手で持って自撮りをしても、比較的ブレずに写真が撮れました。
15.6倍ズームでも驚きの高画質
またズーム機能も満足度の高い仕上がりです。
世界初となる望遠光学ズームに対応し、ズーム撮影でもきれいな写真を撮ることができます。
まずはオートカメラで撮った写真から。
この写真真ん中にある、ターザンロープの部分を、最大の15.6倍ズームで撮影した画像がこちら。
ズームとは思えないような輪郭のくっきりとした写真が撮れました。

超広角カメラも従来モデルよりもくっきり写る
超広角カメラでも画質の低下を感じることなくきれいに撮影できます。
先ほどのオートカメラと同じ位置から撮影してみました。
横幅だけでなく足元まで撮影範囲が広がり、広範囲まできれいに撮れました。
Cinematography proで高品質な動画が撮れる
さらにソニーの気合を感じたのが動画撮影機能です。
動き被写体を自動的に追いかけてピントを調節するオブジェクトトラッキングや、瞳オートフォーカス機能を搭載して初心者でも簡単にプロっぽい動画を撮影することができます。
オブジェクトトラッキングで動き女性を追いかけているイメージ
(画像引用:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | カメラ | Xperia(エクスペリア)公式サイト)
ですがここでデメリットになるのが発熱問題です。
動画を長時間撮影すると発熱がひどくなり、動画撮影機能が制限される場合があります。
長時間の長回し動画を撮りたい方には不向きなスマホと言えます。
Xperia 1 ⅣのゲームレビューXperia 1 Ⅳのゲームレビュー
Xperia 1 Ⅳはゲームをする人にもおすすめできる充実の機能が満載です。
リフレッシュレート120Hzで画面の反応速度も速く、高性能のオーディオで臨場感のあるゲームを楽しむことができます。
しかし、発熱がひどくなった場合にはリフレッシュレートは60Hzまで制限されます。
そうすると画面のサクサク感は下がってしまうので、リフレッシュレート重視の方には厳しいかもしれません。
Game enhancerでカスタマイズ可能
Game enhancerには、画質・サウンドや動画撮影などたくさんに機能が搭載されています。
画質設定からは「画質モード」・「ホワイトバランス」・「L-yレイザー」の3つの画質設定が可能。
とくにL-yレイザーと使えば暗い画面を意図的に明るくできるので、暗闇に隠れている敵などの見つけやすさアップにつながります。
L-yレイザー機能のON・OFFの画面の違い
(画像引用:Xperia 1 IV(エクスペリア ワン マークフォー) | ゲーム | Xperia(エクスペリア)公式サイト)
さらにフォーカス設定では各種通知機能のON・OFFを細かく設定することができます。
ライブ配信もできるレコーディング機能が充実
またXperia 1 ⅣではYouTubeなどのゲーム動画配信を想定した機能も搭載されています。
リフレッシュレート120Hzでカクつきのないスムースな動画を撮影できます。
またRTレコード機能搭載で、録画ボタンを押す30秒前までさかのぼって動画撮影をすることができます。

さらにバースト設定では連写の設定も可能。
静止画でも決定的チャンスを逃しません。
まとめ
ここまではXperia 1 Ⅳのレビューを紹介してきました。
Xperia 1 Ⅳのレビューまとめ
- 4Kの有機ELディスプレイでキメが細かく色彩も鮮やか
- カメラ性能が高く初心者でも美しい写真が撮れる
- 高性能CPU搭載で動画・ゲームもサクサク動く
- 発熱がしやすく、発熱時の機能制限がかかりやすい
Xperia 1 Ⅳは今期のハイエンドスマホの中でも高性能、かつ各機能の完成度も高く大満足の仕上がりです。
ですが発熱問題でせっかくの高機能が制限されてしまうのが痛いポイントです。
発熱はひどいですが、それでも良いスマホであることに間違いはありません。
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