IIJmioは5Gに対応しています。
ただし、エリアはまだ決して広くないうえ、IIJmioの5Gは4Gとほとんど実質の通信速度が変わらないため注意が必要です。
この記事では、IIJmioで5Gを利用する方法や、利用可能なエリア、 IIJmioで購入できる5G対応機種、利用時の注意点などを解説しています。
「5Gにしているのに速くならない」と後悔しないよう、記事を参考にしてください。
目次
IIJmio「ギガプラン」は5Gを無料で使える
IIJmioの「ギガプラン」では、5Gをオプションとして無料でつけることが可能です。
別途、5Gの設定をする必要はありますが、5Gでも、4Gと同じ価格で使うことができます。
IIJmio「ギガプラン」の内容は、下記の表の通りです。
| 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 25GB | 35GB | 45GB | 55GB | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 音声 | 850円 | 950円 | 1,400円 |
1,600円
| 2,000円 | 2,400円 | 3,300円 | 3,900円 |
| SMS | 820円 | 930円 | 1,370円 |
1,580円
| 1,980円 | 2,380円 | 3,280円 | 3,880円 |
| データ※1 | 740円 | 860円 | 1,300円 |
1,530円
| 2,340円 | 3,240円 | 3,840円 | 3,880円 |
| eSIM※2 | 440円 | 650円 | 1,050円 |
1,320円
| 1,650円 | 2,240円 | 2,940円 | 3,540円 |
※1 タイプDのみ
※2 データ通信・ドコモ網のみ
※参考:料金表|格安SIM/格安スマホのIIJmio
使いたいデータ容量に合わせてプランを選べて、いずれのプランでも、5Gを無料で利用可能です。
ドコモには、「ギガホ」と「5Gギガホ」で、100円(税込)程度の料金差を設けているプランがありますが、IIJmio以外の各社でも、5Gに追加料金がかからないプランが増えてきています。
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5Gオプションを利用できないプラン
注意すべき点として、IIJmioでは、5Gオプションを利用できないプランがあります。
IIJmioで5Gオプションを利用できないプラン
- タイプD(ドコモ回線)のSMSタイプ
- eSIM
(参考:5Gオプション利用にあたっての注意点を教えてください。【ギガプラン・mioモバイル】 : IIJmio Q&A)
IIJmioの契約時には、利用する通信網に応じて「タイプD」(ドコモ回線)と「タイプA」(au回線)から選択します。
ドコモ回線のSMS付きデータSIMタイプの場合は、5Gオプションを利用できないので注意してください。
au回線であれば、SMS付きデータSIMでも5Gオプションを利用できます。
また、eSIMという通常のSIMを必要としない方法でも、5Gオプションは利用できないため注意しましょう。
いつから利用できるようになった?
IIJmioで、5Gのサービスが開始されたのは、2021年6月1日からで、無料のオプションとしての提供となりました。
その他にも追加された機能があるので、以下でまとめていきます。
2021年6月1日から追加された機能
- データ容量シェア機能
- データ容量プレゼント機能
- 同一契約(同一ID)で保有する複数回線間でのデータ容量の移行
- 5Gオプション
- ギガプラン専用追加データ量1GB/220円(税込)
上記のように、1ギガあたり税込220円で追加購入できる機能など、便利な機能が追加されました。
5Gが無料で、利用できるようになり、以前よりも、便利になったといえるIIJmioですが、実はこの5Gオプションには注意点がありますので、解説していきます。
【注意点】IIJmioの5Gオプションは実質4G回線
IIJmioでは、5Gオプションを使っても、通信速度はそれほど大きく変わらない可能性が高いです。
何故ならIIJmioの5Gサービスは、4GLTE回線電波を、5Gへ転用したサービス形態をとっているからです。
これは公式サイトでも以下のように説明されています。
4GLTEと設備を共用する現行方式の5Gでは、混雑時の通信速度は大差ありません。
5Gオプションについて教えてください。【ギガプラン・mioモバイル】 : IIJmio Q&A から引用
そのため、5Gエリアにて、アンテナピクト上は切り替りますが、必ずしも通信速度の改善を保証するものではありません。
IIJmioの5Gオプションは、「転用5G」と呼ばれる通信が使われており、通信速度が必ずしも改善されるものではなく、従来の4G回線とあまり変わりません。
本来の5Gと転用5Gの違いについて、詳しく解説します。
5Gと転用5Gの違い
5Gと呼ばれる通信には本来の「5G回線」と、「転用5G」の2種類が存在しています。
本来の5Gの高速通信を利用できるのは、5G回線ですが、転用5Gでは、通信速度の改善はあまり期待できません。
以下では、それぞれの違いを説明します。
5Gと転用5Gの違い
- 5G
- sub6と呼ばれる、従来の4Gと近い周波数帯と、ミリ波と呼ばれる28㎓帯を割り当てられており、従来の4Gと、比べて周波数帯が高いことが特徴。高速通信が可能だが、電波の届く範囲は短い。
- 転用5G
- 4Gの周波数帯を、5Gの通信規格に準じた技術に置き換える「NR化」を行うことで、4Gの周波数帯で、5Gの通信を可能にしていることが特徴。通信速度は4Gとそれほど変わらないが、通信は遠くまで届きやすい。
IIJmioは、転用5Gのみ通信サービスとして利用しているため、本来の5Gの通信速度で利用することはできません。
IIJmioの5Gオプションの速度
実際に、IIJmioの利用者全体と5Gオプション利用者を比較して、通信速度に違いがあるのかを調査していきます。
通信速度の実測値を調べられるサイト「みんそく」で調べたところ、IIJmioの実測値平均は以下の結果が出ました。
IIJmioの実測値平均
平均ダウンロード速度: 58.61Mbps
平均アップロード速度: 11.55Mbps
(参考:みんなのネット回線速度)
続いて、TwitterのIIJmio利用者で、5Gオプションを利用している人を探し、比較してみました。
平均値に近いものもあれば、平均よりも大幅に高い投稿も見つかりました。
しかし先述した通り、IIJmioの5Gは通信速度に大きな影響を与えるものではないため、平均よりも大幅に速い投稿は、5Gのメリットというよりも、計測のタイミングや場所などに影響を受けている可能性が高いです。
5Gオプションを利用しても、実際には4G回線通信網を使用しているため、実際の数値には影響していないと考えられます。
IIJmioの5G回線エリアマップ
IIJmioで提供されている、5G回線エリアマップは、ドコモ回線・au回線それぞれのエリアマップに準じます。 このため、エリアを確認したい場合は、使用回線に応じて、ドコモ、auそれぞれの公式エリアマップで確認できます。
ただし、IIJmioでは転用5Gのみが利用できるため、それぞれのエリアマップ上にあるすべての5Gエリアで、利用できるわけではない、と理解しておくことが必要です。
具体的には、“ミリ波”と呼ばれる5G回線の周波数を利用した高速通信は、IIJmioでの利用ができません。
ドコモ、auどちらの回線を選んだ場合でも、IIJmioが5Gオプションサービスに使うのは転用5G(NR化)なので、エリアマップを見る際には注意が必要です。
タイプD(ドコモ回線)
まずは、ドコモのホームページに掲載されているタイプDの5Gエリアマップの見方を解説していきます。

(画像引用:サービスエリアマップ | 通信・エリア | NTTドコモ)
ドコモでは通信種別のマップを表示していません。
代わりに、速度別のエリアマップを選択することが可能となっており、検索メニューの「LTE(速度別)」にチェックを入れると、どのエリアで高速通信できるのかがわかるようになっています。
タイプA(au回線)
続いて、タイプAのau回線で、5G通信が可能なエリアマップの見方を解説していきます。

(画像引用:エリアマップ | エリア:スマートフォン | au)
auの5Gエリアマップは「5G NR化」という表記で、地図の説明に記載があり、転用5Gを使ったエリア表示にて、確認可能です。
転用5Gではない5G回線(sub6)は、濃いピンク色で表示されています。
転用5G(NR化エリア)は、地図上ではオレンジ色で表示されており、首都圏などの人口密集地を中心に広がっています。
エリアマップからもわかるように、現在の対応エリアは主要都市部だけに限定されており、まだまだ広がっていない状況です。
IIJmioで購入できる5G対応機種
ここからは、IIJmioで購入できる端末の中から5G対応の機種を紹介していきます。
IIJmioではミリ波を用いた高速5G通信には対応していません。
購入可能な機種のほとんどがNR化対応のもので、ミリ波に対応している機種は少なくなっています。
| 端末名 | 販売価格 | 5G |
|---|---|---|
| Google Pixel 7 Pro (美品) | 74,800円 | 5G:n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/28/30/38/40/41/48/66/71/77/78/257/258/260/261 |
| arrows We2 Plus M06 | 54,800円 | 5G:n1/3/28/41/77/78/79 |
| Nothing Phone (3a) | 54,800円 | 5G:n1/3/5/7/8/12/20/28/38/40/41/66/77/78 |
| iPhone SE (第3世代)128GB (美品) | 57,800円 | 5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n77、n78、n79) |
| Redmi Note 13 Pro+ 5G | 58,800円 | 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 |
| motorola edge 40 neo | 53,700円 | 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 |
| AQUOS sense9(6GB/128GB) | 64,980円 | 5G:n1/3/28/38/40/41/77/78/79 |
| AQUOS sense9(8GB/256GB) | 72,000円 | 5G:n1/3/28/38/40/41/77/78/79 |
※税込価格
※2025年6月現在
※参考:SIMフリースマートフォン端末ラインアップ|格安SIM/格安スマホのIIJmio
IIJmioの5Gオプション利用時の注意点
IIJmioの5Gオプションについては、いくつか注意点があります。
IIJmioの5Gオプション利用時の注意点
- 5Gオプション利用中は、3G通信は利用不可
- 毎日20時~翌9時は、5Gと4Gの切り替え不可
- タイプAの場合、5Gと4Gの切り替えは1日1回のみ
- eSIMでは、利用不可
上記に加えて、先ほども説明しましたが「タイプDのSMSタイプ」では、5Gオプションを契約できないことにも注意が必要です。
それぞれを詳しく解説していきます。
5Gオプション利用中は、3G通信は利用不可
IIJmioでは、5Gオプションを利用している最中は、3G通信が利用できないことがホームページに記載されています。
例えば、山間部など電波状況の悪いところで、4Gの電波が届かないときに、自動で3G回線に切り替わる場合があります。
しかし、IIJmioの5Gオプションを利用していると、3G回線を利用することができなくなってしまうため注意が必要です。
ただし、近年では通信網の整備によって、3Gエリアよりも4Gエリアの方が、広くなっているため、発生頻度としてはそれほど高くはないと考えられます。
(参考:エリアマップ|au)
毎日20時~翌9時は、5Gと4Gの切り替え不可
IIJmioでは、通常5Gと4Gの切り替えが、いつでもできるようになっていますが、20時から翌朝9時の間は、切り替えができません。

先ほども説明したように、5G利用時は3G回線を利用できなくなるため、5Gオプションをオンにした状態で、20時を迎えると、4G・5G圏外の場合は、まったく通信ができなくなるという可能性もあります。
4G回線が届かないところに行く場合には、注意しましょう。
タイプAの場合、5Gと4Gの切り替えは1日1回のみ
IIJmioではタイプAのau回線を選んだ場合、5Gと4Gの切り替えが、1日1回のみに制限されているため注意しましょう。
一方で、タイプDの場合は、5Gと4Gを何度でも切り替え可能です。

タイプAでは、一度5Gオプションをオンにしてしまうと、翌日までオフにはできなくなってしまいます。
eSIMでは利用不可
IIJmioでは、eSIMでの契約が可能ですが、5Gの利用はできないので注意が必要です。
eSIMとは?
eSIMとは、端末に組み込まれていて、遠隔で携帯番号などを記録できるSIMです。
物理的なSIMとは違い、端末への抜き差しが不要で、紛失の心配がないことや遠隔で操作できるため、郵送でSIMを送るといった手間もなく、早く携帯を使い始められることが特徴。
5Gを利用したい場合には、eSIMではなく物理SIMを郵送や店舗などで入手することが必要です。
契約時点で必要な手続きとなるので、注意して契約を行ってください。
IIJmioの5G回線への設定切り替え方法
続いて、IIJmioの5G回線への設定切り替えの方法について説明していきます。
IIJmioの5G回線への設定切り替え方法
- IIJmioの会員専用ページにアクセスする
- ギガプランまたはmioモバイル/mioモバイルプラスの「click」を押す
- 「データ量」を押す
- 「5G/4G通信の切替」を押す
- 5G4Gの切り替えたい回線(電話番号)にチェックを入れ「次へ」を押す
- 確認事項にチェックを入れ「お申込みに進む」を押す
上記の手順で、5Gに切り替えていきましょう。
ちなみに、5Gオプションに対応していない回線は「非対応」と表示されます。
まとめ
IIJmioで、5Gを利用する基本的な情報から、5G回線の特徴、対応エリア、契約時の注意点まで、幅広く解説してきました。
結論として、5Gには対応していますが、転用5Gを利用するため、高速回線を実現できるわけではない、ということがわかりました。
また、対応端末やSIMの種類制限、切り替え回数や時間の制限など、知らずに契約すると、失敗につながる部分も多くあります。
いずれにせよ、回線速度や利便性は変わらないため、5G対応にこだわらずに、価格や機能で契約を検討するのがおすすめです。
良いところと悪いところをそれぞれ理解した上で、他社との比較をしてみてください。
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