【実機レビュー】OPPO Reno3 AはSNS映え間違いなしの高性能カメラがすごい!
2020年6月25日にオッポジャパンがSIMロックフリースマートフォンの「OPPO Reno3 A」の発売を開始しました。
2019年10月に発売された日本独自モデルの「OPPO Reno A」の後継機として発売されてるので、おサイフケータイ等の機能はそのまま継続搭載され、カメラまわりやバッテリーの機能が向上しています。
「OPPO Reno A」についても過去にレビューを行っていますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
今回も家族・法人向けサービスが充実しており、幅広い層から人気のあるIIJmioから端末をお借りして、Andoroidユーザーの個性派TシャツエンジニアOK山さんに1週間レビューを実施してもらいました。
IIJmioについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
目次
目次
◀︎
OPPO Reno3 Aの基本スペック
基本的なスペックは以下のとおりです。
重量 | 約175g |
---|---|
サイズ | 縦:160.9mm 横74.1mm 厚さ:8.2mm |
カラー | ホワイト/ブラック |
OS | ColorOS7.1(based on Android10) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 |
バッテリー | 4025mAh |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB(最大256GB micro SD対応) |
ディスプレイ | 有機EL6.44インチ(画面占有率89.9%) |
アウトカメラ | 約4800万画素+約800万画素+200万画素+200万画素 |
インカメラ | 約1600万画素 |
カメラモード | 写真、ビデオ、エキスパート、パノラマ。ポートレート、夜、タイムラプス動画、スローモーション動画など |
おさいふケータイ | ◯ |
OPPO Reno3 Aと前作OPPO Reno Aの違い
OPPO Reno3 Aと前作のOPPO Reno Aの主な違いは以下のとおりです。
OPPO Reno AとOPPO Reno3 Aの主な違い
- バッテリーが大容量化(4025mAh)し、バッテリー切れを気にせず使える
- カメラが4台になり、メインカメラの画素数が4800万画素にアップより精細に写せる
- 超広角レンズが追加、広く写真を写せる
- ナイトモードが進化してよりきれいに
- 手ブレ補正が強化、動きながら動作撮影してもブレにくい
- 防水等級が7から8になり、水中での使用も可能に
- サイズと重量が少しアップ
- CPUの性能が少しダウン
- 画面占有率が少しダウン
主にカメラまわりが高性能になった印象です。
前機種同様、おサイフケータイに対応しつつ防水防塵になっているのはこの機種の魅力で、simフリーで低価格帯機種でこの辺が揃っているのは以外に少ないので、今回も継続されていて安心しました。
また、防水等級が8に上がっているのは見逃せないポイントです。
前機種は7だったので一時的な水没まで対応だったのですが、今回は等級8なので水中で使い続けても問題ないレベルになっています。(もちろん許容される水深や水没時間はありますので仕様を確認して注意してご使用ください)
自分はお風呂でスマホで本を読むことがありそのまま寝落ちすることがあるのですが、うっかり湯船にスマホを落として寝入ってしまってもセーフになる確率が上がるので、この等級アップは好ポイントです。
ただCPUが若干下のグレードのものになっているのが気になる点ですが、RAMサイズが前機種と同じく6GBもあることから普通のブラウザやアプリの切り替えなどでもたつくことは感じませんでした。
確かにスコア測定すると下がってはいるのですが、高スペックを求められるゲームなどをしない限りは不都合は感じません。
実際にポケモンGoをプレイした際には、起動時間や操作で遅いなどの不都合は感じませんでした。(自分は普段はiPad mini 5 でポケモンGoを遊んでいますが、それと比較しても遅さは感じませんでした。ちなみにiPad mini 5 のCPUはA12なのでiPhone XRと同じ性能のやつです)
OPPO Reno3 Aを1週間使用したレビュー
箱から取り出して外観をチェック。
前機種のOPPO Reno Aも背面がグラデーションがかかった濃いブルーできれいでしたが、今回選択したカラーはホワイトでこちらも薄いブルーへのグラデーションになっていて、とても爽やかできれいです。
また背面はガラス素材でサイドもメタル素材なため高級感があり、愛着がわくので長く使いたい気分になりますね。
前機種同様今回も標準でカバーが付属してきました。
スマホは普段遣いするため落下のリスクは避けられないのではじめから付属しているのは嬉しいです。
このカバーですが、おまけ程度と思いきやなかなかの優れものでした。
背面も美しさを損なわないクリアタイプで、TPUの柔らかく薄い素材はケースをつけても必要以上にかさばらず持ちやすくなっています。
ただ薄いといっても四つ角が少し膨らんだ形状で落下時の衝撃を防いでくれる構造となっています。
また画面を下にして置いてもこの四つ角の膨らみが足になって画面が地面につかないようになっています。
これはケース単体で他の機種でも出してほしいぐらいのクオリテイでした。
早速電源を入れて画面をONしてみると、ロックスクリーンの写真がはめ込み合成かと思うほどきれいです。
また、有機ELで占有率89.9%の画面は圧巻でした。
この価格帯で有機ELが搭載されているのもOPPO Reno3 Aの魅力かと思います。
ただ、有機ELは屋外で日差しが強いと見えづらいこともあるので注意が必要です。
Oppoのスマホは画面内に指紋認証が埋め込まれていて、ディスプレイ上に浮かび上がってくる指紋マークをタップすることで指紋認証でロック解除ができます。
指紋マークは常に表示されているわけではなく、設定が画面を持ち上げるとONになるジェスチャー設定をすることで浮かび上がってくる仕組みになっています。
ただ、この指紋認証が前機種のOPPO Reno A同様しっかりと指紋マークを押さないとロック解除されず、他の機種の指紋認証に慣れていると最初は戸惑います。
また画面のマークを押すため画面を見ながら操作が必須でポケットやかばんに入れた状態でロック解除するのはなかなか難しくなっています。
OPPO Reno3 Aはバッテリーが大容量で安心
前機種のOPPO Reno Aもバッテリーが3600mAhありそれなりにバッテリーは持つ方だったのですが、今回のOPPO Reno3 Aは更にバッテリーが大容量化して4025mAhになっています。
容量が大きいと充電時間も長くなりがちですが、急速充電に対応しているため2時間程度でフル充電ができます。
実際のバッテリーの持ちを試すため、一度フル充電してからどのくらい持つか検証したところ5日間程度充電なしで過ごすことができました。
着信メッセージの確認や、たまのブラウザ検索、通勤の行き帰りのカメラ撮影、休日にポケモンGOを1時間程度、といったライトな使用頻度ではありますが5日間使用できるとは思っていなかったので正直驚きました。
ただし、カメラのレビューで2時間ほどほぼ画面をつけっぱなしで撮影を行った場合は30%ほどバッテリーを消費しましたが、普段の用途では、朝フル充電であれば帰るまで外部バッテリーを持ち歩く必要性はないかと思います。
単体でバッテリーを気にしなくて済むのは精神衛生上すごくアドバンテージがありました。
OPPO Reno3 Aのカメラは広角と夜景モードが楽しい
タイミング的に夜しか撮影に行けず夜景の写真ばかりになりましたが、OPPO Reno3 Aは謳い文句にある通り夜景がすごくきれいに撮れるカメラでした。
夜景モードの撮影はシャッターを押してから7秒ほどスマホを固定して維持する必要があり、普通のカメラなら確実に三脚が必要なシーンなのですが、OPPO Reno3 Aは何故か手持ちできれいの取れてしまうんですよね。
結構手が動いて「これはブレたなー」と思いきや全然はっきりきれいに写っているのが衝撃でした。
おそらくHDR合成だと思うのですが手ブレを考慮しながら上手に合成をしているんだと思います。(夜景モードはその影響なのか画角が少し狭く写ってしまうようなので注意が必要です。)
以下、通常カメラモードと夜景モードの撮り比べを並べました。
※左:通常モード 右:夜景モード
通常モードだと白飛び黒つぶれしてしまう箇所も夜景モードだとちゃんと表現されています。
今回はカメラが4つになったことで超広角レンズが搭載されています。
超広角レンズとは写真を広く写すことができるもので、例えば部屋でみんなと集合写真を撮りたいとき普通だと全員入り切らないようなシーンでも超広角レンズだと全員を入れて撮影することが可能になります。
室内以外でも風景などを撮影するときは、空などを大きく入れて広がりがある写真にしたり、遠近感が付きやすいので建物をダイナミックに表現することなどが可能です。
以下、超広角レンズのサンプルです。
※左:通常モード 右:広角モード
ただ気になったのは、超広角レンズに切り替えて撮影しているとき夜景モードに切り替えたり、画面OFFにして再度ONに切り替えたときに超広角レンズモードから通常画角にリセットされてしまう点で、できればモード固定にできるオプションがほしいです。
ビデオの手ブレ補正はカメラ単体ではよく効いているとは思います。
ただし、ジンバルのように歩きながら撮影はやはり手ブレが発生してしまうので、あくまでも立ち止まっての手持ち撮影時限定かと思います。
OPPO Reno3Aの良い点
OK山が思うOPPO Reno3 Aの良い点
- 低価格でも高級感のあるボディ
- 大容量バッテリーの安心感
- RAM6GB搭載でアプリの切り替えもサクサク
- Bluetoothのつかみが良い
- 地味にイヤホンジャックがついている
- 画面がきれい!
- お風呂で寝落ちもOK!?な防水防塵
- おさいふケータイは必須
低価格でも高級感があるボディ
この価格帯だとサイドフレームはメッキが多そうなのにちゃんとメタルフレームになっており背面はガラス素材でチープさが皆無です。
OPPOの端末はどれも高級感があるのが個人的には特徴的だと思います。
大容量バッテリーの安心感
5日間連続使用しても途切れることのない大容量バッテリーは、外出時に充電器を持ち歩かなくていいので、高感度が上がるポイントでした。
前作のOPPO Reno Aよりも圧倒的に連続使用時間は伸びている感覚です。
RAM6GB搭載でアプリの切り替えもサクサク
RAM6GB搭載なのでアプリの切り替えが早い!
よく使うアプリは高速なRAM上に残っているため不用意にアプリが再起動せず、使い勝手が良かったです。
この価格帯で6GB搭載は優秀だと思います。
Bluetoothのつかみが良い
前機種のOPPO Reno AもそうでしたたBluetoothの接続が切れにくいです。
機種によってはお尻ポケットにスマホを入れただけでイヤホンが音飛びするものがある中、この機種は全然切れることがなく、壁越し7mぐらい離れていても安定して繋がっていました。
コーディックもaptxに対応しているため動画やゲームなどで音ズレが気になりにくいのもGoodですね。
地味にイヤホンジャックがついている
最近軒並み無くなっているイヤホンジャックですが、これがあるとBluetoothイヤホンが充電切れしているときや、出先でスピーカーにつなぐ際などに便利です。
特に音ゲーなど音ズレが絶対認められない場合はイヤホンは必須になるので、意外と見逃せないポイントです。
画面がきれい!
この価格帯での有機EL搭載、ほぼ全面パネルは非常な企業努力があったのではと邪推してしまうほどです。
ただし、太陽光の下などはやや見にくくなるので注意が必要です。
お風呂で寝落ちもOK!?な防水防塵
IPAX8なので水に関するトラブルはほぼ回避できるはずです。
極端に言えばプールに潜ってカメラ撮影などもできそうですが、自己判断でお願いします。
ただ水中だと画面タップで撮影ができないのでタイマーやリモコンなどが必要にはなりそうです。
おサイフケータイは必須
海外モデルなのに日本規格のおサイフケータイに対応しているは嬉しいポイントです。
おサイフケータイの便利さになれると、非対応のスマホは選択肢に入らなくなります。
この価格帯でsimフリーでおサイフケータイ対応は唯一無二な存在です。
OPPO Reno3Aの気になる点
OK山が思うOPPO Reno3 Aのここが気になる
- サイドのスイッチが左右に分かれている
- 指紋認証の反応がイマイチ
- ブラウザのスクロールがぬるぬるしてない
サイドのスイッチが左右に分かれている
個人的には、電源スイッチとボリュームスイッチはできれば右側に寄せてほしかったです。
スマホを握ったときに電源とボリュームスイッチを同時に押してしまい、不用意にスクリーンショットを撮ってしまうことが多々ありました。
また横置きでYoutubeなどを台の上に置いて視聴するときに、下側にしたボタンが押されることもあったので、次回以降改善されていることを願います。
指紋認証の反応がイマイチ
いつもの感覚で押すとロック解除されないときがありました。
ディスプレイ上の指紋認証は画期的だとは思いますが、指紋認証は背面に独立したセンサーでも良かったなと思います。
ブラウザのスクロールがぬるぬるしていない
ブラウザのスクロールが多少引っかかるように動くため、今まで高機能なスマホを使っていた方は気になると思います。
ハイパフォーマンスモードに切り替えることで軽減はできますが、バッテリーの持ちが気になるので、あまりおすすめはしません。
まとめ:OPPO Reno3 Aがおすすめな人
総評として、OPPO Reno3 Aは比較的手の届きやすい価格帯でありながら、ハイスペックな機能を取りそろえた機種で、今すぐにでも買い替えたくなるくらい満足度の高い端末でした。
カメラまわりが類を見ないぐらい高性能なので、以下のような方には非常におすすめできます。
OPPO Reno3 Aがおすすめな人
- ゲームなどより、SNSなどの写真投稿がメインの人
- おサイフケータイが必須で、国産機種から機種変更を考えている人
価格帯も3万円台でカメラまわりの機能が充実していることから、比較的若者向けの端末なのかなとは思います!
今回端末をお借りしたIIJmioでは2020年7月1日~2020年8月31日まで、au網のタイプA回線の3GBプランが月額900円で3ヵ月間利用できる「夏祭トリプルキャンペーン」を実施していますので、この機会にIIJmioでOPPO Reno3 Aに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。