楽天ひかり対応のおすすめWiFiルーター5選 !ルーターの選び方を解説
「楽天ひかりではルーターは無料でレンタルできる!」とお考えではありませんか?
実はそれは誤りです。
楽天ひかりはルーターのプレゼントおよびレンタルを行っていません。
そのため楽天ひかりに契約する人は、自分でWiFiルーターを用意しなければなりません。
ルーターは安いものは3,000円台で購入ができ、1万円ぐらいだせば十分なスペックのものが手に入ります。
しかし、さまざまなルーターが発売されているため、どれにしようか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、楽天ひかりに対応したWi-Fiルーターの中では以下の5機種がおすすめです。
楽天ひかり対応のおすすめWi-Fiルーター5選
- 安くて機能十分!:エレコム製 WRC-X1800GS-B
- エレコムよりも広い4LDKの間取りに対応:IO-DATE製 WN-DEAX1800GR
- アンテナ内臓ですっきりした見た目:バッファロー:WSR-1500AX2S
- 安さ重視なら:IO-DATA:WN-DX1200GR
- 高性能・安定性重視なら:NEC:Aterm WG2600HP4
この記事では合計48ものルーターの機種のスペック・価格を比較し、おすすめのWi-Fiルーターを選出しました。
これから楽天ひかりを契約する人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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楽天ひかりのWi-Fiルータープレゼントは2020年に終了
2020年8月まで、楽天モバイルでは「NEC製 ギガビットルーター」のWiFIルーターを無料でプレゼントしていました。
しかし、ルーターのプレゼントキャンペーンはすでに終了。
WiFiルーターを有料でレンタルできるサービスもありましたが、こちらも提供を終了しました。
したがって、楽天ひかりを契約する際は、自分でWiFiルーターを用意しなければなりません。

それなら楽天ひかりよりも、ドコモ光みたいなルーターの無料レンタルをしてくれる光回線のほうがお得なんじゃない?

楽天ひかりは今なら1年間月額料金無料のキャンペーンを行っているからね!
WiFiルーターは6,000円程度で十分な品質なものが購入できます。
楽天市場やAmazonなどの通販でも買えるんですよ。
対して楽天ひかりでは毎月の月額料金が1年間無料になるキャンペーンで、年間5~6万円もお得になります。
WiFiルーターを自分で購入しても、他社に比べて楽天ひかりが、実質月額料金が安く、お得であることがわかりますね。
Wi-Fiルーターの選び方
ネットの速度はWi-Fiルーターの性能にも左右されます。
また、WiFiルーターのセキュリティがもろいと、情報漏えいの危険性も高まります。
楽天ひかりを快適に使うために、WiFiルーターを選ぶ際に下記の項目をチェックしてください。
楽天ひかりを快適に使うために絶対欲しい条件
- IPv6に対応している
- 家の間取り・同時接続台数が十分
- Wi-Fiの通信規格が11ax
ネットをより快適に使うためにあると嬉しい条件
- 搭載しているアンテナの数が多い
- バンドステアリング機能を搭載している
- ビームフォーミング機能がある
それぞれの項目をくわしく説明していきます。
先に楽天ひかりのルーターのおすすめを確認したい人は下のボタンからジャンプしましょう!
IPv6に対応している
楽天ひかりでは次世代規格である「IPv6」を提供しています。
IPv6とは?
IPv6(別名v6プラス)とはインターネットの通信規格の中の1つです。
従来の「IPv4」の通信規格の新バージョンにあたり、新しい通信方式でネットワークに接続できるため回線速度が速くなります。
IPv6(v6プラス)に対応している通信を使えば、従来のインターネットよりも高速な通信が可能になります。
しかし、IPv6のネットワークを利用するには、IPv6に対応したWi-Fiルーターが必要になります。
せっかくIPv6に対応した楽天ひかりに契約しても、ルーターがIPv6対応でなければIPv6の高速通信は使うことができません。
現在販売されている楽天ひかり対応のルーターのほとんどは、IPv6に対応しています。
今回調査したルーター48機はすべてIPv6対応でした。
ただし、中古のルーターはIPv6非対応のものも多くあります。
楽天ひかりのルーターを選ぶときは、かならずIPv6(v6プラス)対応かを確認してください。
家の間取り・同時接続台数が十分
WiFiルーターは機種によって、電波を飛ばせる範囲が異なります。
楽天ひかりのルーターが対応している家の広さは大きく以下の2つに分けられます。
- 戸建て3階建て・マンション4LDK
- 戸建て2階建て・マンション3LDK
4LDKのマンションにお住いの方は、「戸建て2階建て・マンション3LDK」のルーターではネットに繋がらない部屋ができてしまいます。
さらに、無線の同時接続台数もルーターによって異なります。
楽天ひかりの対応ルーターでも、少ないものは4台・多いものは36台と大きな差があります。
ネットに接続するパソコン・スマホ・テレビなどのデバイスの数が、同時接続台数を上回らないようにチェックしておきましょう。
ルーターの間取り・同時接続台数は以下のとおりです。
ルーター名 | 対応間取り | 同時接続台数 |
---|---|---|
IO-DATE:WN-DEAX1800GR | 戸建て3F、マンション4LDK | 20台 |
エレコム:WRC-X1800GS-B | 戸建て2F、マンション3LDK | 26台 |
バッファロー:WSR-1500AX2S | 戸建て3F、マンション4LDK | 21台 |
エレコム:WRC-X3200GST3-B | 戸建て3F、マンション4LDK | 36台 |
Wi-Fiの通信規格が「11ax」
家庭用Wi-Fiルーターにはおよそ7種類もの通信規格の種類があります。
その中でも「11ax」の通信規格に対応したWiFiルーターを選びましょう。
それ以外のものを選ぶと、楽天ひかりの通信速度を最大限発揮できない可能性があるからです。
通信規格ごとの期待できる最大速度を比較しました。
通信規格 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
---|---|---|
11b | 2.4GHz | 11Mbps |
11g | 2.4GHz | 54Mbps |
11a | 5GHz | 54Mbps |
11n | 2.4GHz・5GHz | 600Mbps |
11ac | 5GHz | 6.9Gbps |
11ax | 2.4GHz・5GHz | 9.6Gbps |
楽天ひかりの最大速度は1Gbps(1,000Mbps)。
11bから11nまでは、楽天ひかりの1,000Mbpsを下回る最大通信速度になっているため、楽天ひかりの速度を最大限に発揮できません。
対して11ac・11axの2つはどちらも6Gbps以上と通信速度は速いです。
ですが、11acは5GHzという障害物に弱い周波数の電波にしか対応していません。
そのため、速度・安定性のどちらも両立している「11ax」が一番おすすめです。
ルーター別の対応通信規格は以下のとおりです。
ルーター名 | 通信規格 |
---|---|
バッファロー:WSR-3200AX4S | 11ax |
エレコム:WRC-X3200GST3-B | 11ax |
IO-DATA:WN-DAX1800GR | 11ax |
エレコム:WRC-X1800GS-B | 11ax |
NEC:WG2600HP4 | 11ac |
バッファロー:WSR-1800AX4S | 11ac |
IO-DATA:WN-SX300FR | 11n |
エレコム・バッファロー・NEC・IO-DATEなど大手のルーターメーカーすべて、最新の11axだけでなく11acなどの通信規格のルーターも販売していました。
通信規格についてはメーカーでは判断ができないので、ルーターごとに確認する必要があります。
ここまでが、楽天ひかりのWi-Fiルーターを選ぶ上で絶対にチェックしておきたい3つの条件です。
しかし、よりネット環境を快適にするために、あると嬉しい機能もあります。
ここからは必須ではないもののあると便利な機能を紹介していきます。
先に楽天ひかりのルーターのおすすめを確認したい人は下のボタンからジャンプしましょう!
搭載されてるアンテナの数が多い
WiFiルーターに搭載されているアンテナは多ければ多いほどおすすめです。
アンテナの数が多いほど様々な方向から電波を飛ばせるため、ネットが繋がらなくなる死角を減らすことができるからです。
また、アンテナの数が多いほど無線LANの最大転送速度も上がります。
つまり、ルーターに搭載されているアンテナは多いほどネットの安定性・速度ともに快適になります。

バンドステアリング機能を搭載している
WiFiルーターのバンドステアリング機能は、「ルーターから離れた場所で無線LANを使いたい」などネットの安定性が心配な方に特におすすめの機能です。
バンドステアリング機能とは?
バンドステアリングとは無線LANルーターに搭載されている機能で、Wi-Fi接続の快適性を向上させる役割があります。
バンドステアリング機能を利用すれば、接続するWi-Fiの周波数帯を自動で切り替えるようになり、その時に一番快適に通信できる周波数を自動的に選んで接続することで、インターネットをより安定して利用することができます。
(引用:バンドステアリング機能とは?メリットやデメリット、必要性を解説 | @niftyIT小ネタ帳)
バンドステアリング機能は一人暮らしのワンルームなどでは不要です。
しかし、広い部屋でWi-Fiを使ったり、複数のデバイスで同時に無線LANに接続したりする家族の場合は、あると便利な機能です。

ビームフォーミング機能がある
Wi-Fiルーターに「ビームフォーミング機能」が搭載されていると、Wi-Fiの通信速度・安定性が上がります。
ビームフォーミング機能とは?
Wi-Fiを受信する機器(iPhoneやパソコンなど)を識別し、その機器がある方向に重点的に電波を飛ばす仕組みです。
WiFi機器メーカー「バッファロー」の調査によると、このビームフォーミングを利用すると、一定時間内のデータ送受信量が20%増加するそうです。
特に部屋が広かったり、障害物が多かったりと電波が届きづらい場所でインターネットを使用する機会が多い方は、ビームフォーミング機能搭載のルーターを選ぶことで、離れていても快適にネットが使えるようになります。
ビームフォーミング機能は4,000円未満の安いWi-Fiルーターには搭載されていないことが多いです。
複数の部屋でネットを使う人は、ぜひビームフォーミング機能があるルーターを選びましょう。
楽天ひかり対応のおすすめWi-Fiルーター5選
先ほどご紹介したWiFiルーターの選び方をもとに、楽天ひかりIPv6(クロスパス)に対応した全48種類の中からピックアップした、楽天ひかりのおすすめルーターは以下のとおりです。
なお今回ピックアップしたルーターは、難しい設定が不要なルーターです。接続するだけで、楽天ひかりIPv6(クロスパス)を利用できます。
楽天ひかり対応のおすすめWi-Fiルーター5選
それぞれのルーターの特徴・スペックを紹介していきましょう。
エレコム:WRC-X1800GS-B
(画像引用:Wi-Fi 6(11ax) 1201+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター - WRC-X1800GS-B)
販売価格 | 7,480円 |
---|---|
IPv6対応 | 〇 |
アンテナ本数 | 4本 |
通信規格 | 11ax |
間取り | 戸建て2F、マンション3LDK |
セキュリティ | WPA3 |
保証期間 | 1年 |
通信規格「11ax」に4本のアンテナ搭載で7,000円台
エレコム製の「WRC-X1800GS-B」はバランスの良いWi-Fiルーターで、楽天ひかりを使う上で欲しい機能がすべてそろって1万円以下と、コストパフォーマンスが高いです。
11axの通信規格に対応しつつ、アンテナ本数は4本。早い通信速度が期待できます。
また、ビームフォーミングやバンドステアリング機能も搭載しており、文句なしの充実度です。
ただし、対応している間取りは戸建て2F・マンションは3LDKまで。
対応範囲は比較的狭いため、間取りに心配がない人のみにおすすめできます。
IO-DATE製 WN-DEAX1800GR
(画像引用:WN-DEAX1800GRシリーズ 仕様 | Wi-Fi(無線LAN)ルーター | IODATA アイ・オー・データ機器)
販売価格 | 7,200円 |
---|---|
IPv6対応 | 〇 |
アンテナ本数 | 2本 |
通信規格 | 11ax |
間取り | 戸建て3F、マンション4LDK |
セキュリティ | WPA2 |
保証期間 | 3年 |
バンドステアリング未対応だが4LDKまで安心
IO-DATAの「WN-DEAX1800GR」は、IPv6対応はもちろん、セキュリティも11axまで対応しているルーターです。
販売価格も7,200円とエレコムの「WRC-X1800GS-B」よりも安いのですが、間取りは戸建て3F・マンション4LDKとWRC-X1800GS-Bよりも広い範囲に対応しています。
さらに保証期間は3年間あります。
ルーターの保証期間は1年の会社が多い中で、3年も保証してくれるのはIO-DATAの他に「TP-LINK」という会社しか見つかりませんでした。
しかし、IO-DATAの「WN-DEAX1800GR」のデメリットはバンドステアリング機能未対応という点です。
また、アンテナ搭載数もエレコムの「WRC-X1800GS-B」は4本だったのに対し、こちらは2本しかありません。
間取りの広さではIO-DATAの「WN-DEAX1800GR」はおすすめですが、エレコムの「WRC-X1800GS-B」のほうが速度が期待できます。
バッファロー製 WSR-1500AX2S-BK
(画像引用:WSR-1500AX2S-BK : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー)
先ほど紹介したエレコム・IO-DATAのWi-Fiルーターよりもやや低価格ながらも、Wi-Fi6に対応しているルーターで、最新の通信規格「11ax」を搭載しています。
さらに、バンドステアリング機能、ビームフォーミング機能など、必要な機能がすべてついています。
同時接続台数は12台とまずまずですが、アンテナが外付けでhはなく内蔵されているためコンパクトな見た目でインテリアにも溶け込みやすいです。
5GHz 4本、2.4GHz 4本のハイパワーアンテナを内蔵しており、リビング以外の部屋や浴室など、広く電波が行き届きます。
また最適な通信経路を自動で選択する「EasyMesh」機能で、より早くつながります。
本体サイズ | 40×148×133mm |
---|---|
重量 | 約300g |
消費電力 | 15W(最大) |
IPv6(クロスパス)対応 | 〇 |
アンテナの本数 | 2本 |
セキュリティ | WPA2 |
通信規格 | 11ax |
バンドステアリング機能 | 〇 |
ビームフォーミング機能 | 〇 |
同時接続台数 | 12台 |
間取り | 戸建て2F、マンション3LDK |
セキュリティ規格 | WPA3 |
保証期間 | 1年間 |
IO-DATA製 WN-DX1200GR
(画像引用:WN-DX1200GR | Wi-Fi(無線LAN)ルーター | IODATA アイ・オー・データ機器)
安さ重視でルーターを選ぶなら「WN-DX1200GR」がおすすめです。
通信規格は11acで11axよりは遅いものを使用しており、アンテナ搭載数も2本と決して多くはありません。
ですが、販売価格は3,780円!(※10月29日時点)
先ほど紹介したエレコムの「WRC-X1800GS-B」のおよそ半額で購入できます。
特別な機能はなく、通信規格や、スピードなどは、紹介している他のルーターよりワンランクダウンしますが、シンプルな機能でとにかく安いのが特徴です!
初期設定が不要で、モデム(回線契約時に設置される機器)と配線し、Wi-Fi接続するだけでインターネットにつながります。
また、手のひらサイズで1人暮らしの方&とにかく安く抑えた人におすすめのルーターです。
本体サイズ | 横置き:約151(W)×80(D)×156 (H)mm(スタンド含む・突起部除く) 縦置き:約126(W)×150(D)×41 (H)mm(スタンド含む・突起部除く) |
---|---|
重量 | 約270g(スタンド含む) |
消費電力 | 9.0W(Typ) |
IPv6(クロスパス)対応 | 〇 |
アンテナの本数 | 2本 |
通信規格 | 11ac |
バンドステアリング機能 | × |
ビームフォーミング機能 | 〇 |
同時接続台数 | 16台 |
間取り | 戸建て3F、マンション4LDK |
セキュリティ規格 | WPA2 |
保証期間 | 3年 |
NEC製 Aterm WG2600HP4
(画像引用:Aterm WG2600HP4 | 製品一覧 | AtermStation)
速度・安定性重視の方におすすめのWi-Fiルーターです。
メッシュ中継機能を搭載しており、中継器を使って家中にWi-Fiを張り巡らせることができるため、広い家でも安心して利用できます。
さらに360度の方向に電波を飛ばす「ワイドレンジアンテナ」も備えており、複数のアンテナによって高速通信を実現します。
価格は1万円弱と他のルーターよりはやや高めですが、速度を求める方でも満足できる機能です。
本体サイズ | 約38(W)×129.5(D)×170(H)mm (突起部含まず) |
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重量 | 約500g (本体のみ) |
消費電力 | 13.5W(Typ) |
IPv6(クロスパス)対応 | 〇 |
アンテナの本数 | 4本 |
通信規格 | 11ax |
バンドステアリング機能 | 〇 |
ビームフォーミング機能 | 〇 |
同時接続台数 | 18台 |
間取り | 戸建て3F、マンション4LDK |
セキュリティ規格 | WPA3 |
保証期間 | ※保証期間は同封の説明書を参照 |
まとめ
ここまでは楽天ひかりのおすすめルーターを紹介してきました。
楽天ひかりのルーターはIPv6対応のものを選ぶことが重要です。
その中でもおすすめのルーターは下記の5つです。
楽天ひかり対応のおすすめWi-Fiルーター5選
インターネットの速度は、使用するルーターによっても変わります。
楽天ひかりを快適に使うために、適切なルーターを選びましょう。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。