Menu

家を購入するときの初期費用はかけるべきでしょうか?

家を買うとき初期費用をかけたほうがいいでしょうか?
それとも低金利なので頭金を多く払わずになるべくローンを借りた方がいいでしょうか?
(女性 / 30歳)

家をご購入予定とのこと。新しい住まいへの期待で楽しみもある一方で、お金のことで悩む面もあるかと思います。住宅購入に頭金をどれくらい用意したらよいか、というのも悩みの1つになりますよね。

頭金を多く用意すればそれだけ住宅ローンの借入額を低く抑えることができますので、月々の返済負担が減るのは確かです。しかし、手元のお金が減ることで将来の支出に影響がでてしまわないようにすることも大事です。

まずは、現在の貯蓄からいくらまでなら頭金に充てられるかを考えてみましょう。そのためには、現在の貯蓄を把握し目的別に分けて整理してみることです。

貯蓄の一部は今後支出が予想される教育資金や、車の買い替え費用、老後資金などといったライフイベントへの備えや、生活上の不測の事態(病気などによる支出増や収入減など)などへの備えとして確保する必要があります。また、住宅購入には諸費用や税金(購入価格の10%程度が目安)といった現金が必要になるお金もありますので、その分も手元に残さないとなりません。

不測の事態への備えには少なくとも毎月の生活費の6か月分からできれば1年分程度は確保しておきたいところです。1年分程度の生活費が確保できていることで、不測の事態が起きても生活の立て直しに十分な時間が持てることで安心につながります。

以上から、頭金に充てられるお金を簡単に式にしてみると以下にようになります。

頭金に充てられるお金 = 貯蓄残高 - 住宅購入の諸費用・税金 - ライフイベント費用 ― 予備資金(生活費の6か月分から1年分程度)

貯蓄から頭金に充てられるお金が分かったところで、実際にその全額を頭金として使うのかどうかですが、ご質問にもありますように、今は低金利なので金利負担が少ない分、手元に資金を多く残しておいてローンをあえて多く借りるという考え方もあると思います。

特に住宅ローン減税により金利負担が軽減されるような場合は、頭金にできるお金を手元に残しておき、住宅ローン減税の期間が終わるときの繰上げ返済資金に回す方法も良いかと思います。住宅ローンは通常団信といった保険に加入しますので、保険代わりにもなる点でもその方法は有効な手段です。

ただし、低金利といっても変動金利の住宅ローンの場合は将来の金利上昇による返済負担増のリスクが伴います。そのため、上記のような方法を選択する場合では、変動金利より金利は高くなりますが固定金利期間選択型といった固定金利タイプの住宅ローンを組むことが望ましいと思います。

住宅購入は大きな買い物です。将来のライフイベントなどにかかる費用にも影響がでないよう、資金計画をしっかり検討してください。

監修者

小山英斗氏のプロフィール画像
小山英斗(公式サイト)

1級ファイナンシャルプラニング技能士(資産設計提案業務)/日本FP協会所属CFP住宅ローンアドバイザー/住宅建築コーディネーター

1級ファイナンシャルプラニング技能士(資産設計提案業務)/日本FP協会所属CFP 住宅ローンアドバイザー/住宅建築コーディネーター 2018年、未来が見えるね研究所を設立。神奈川県の横浜を主な活動拠点としてFP事業を中心に、資産運用相談、保険相談、住宅建築相談サービス等を展開しています。銀行や保険等の金融機関やハウスメーカー等に属さない独立した立場からのお手伝いをさせていただいています。また、住宅購入にあたってはFPとしてだけでなく、住宅建築コーディネーターの立場としてもサポートにあたることがあります。 人生100年時代、未来が見えるね研究所では「100歳まで走り抜くためのマルチステージの生き方」を研究テーマに、多くの人と多くの未来を一緒に描いています。

家計の見直しは「固定費」の削減から始めよう!支出の見直しポイントとプロが教えるおすすめの方法はコレ!

この記事の著者

編集

Soldi編集部

Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。

※当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。
機器、サービスの価格、スペック等の詳細情報は、必ず各公式サイトでご確認ください。

【完全版】自分に合った格安SIMが見つかる!

【完全版】自分に合った格安SIMが見つかる!

【28社比較】おすすめのWiMAXプロバイダはこれ!

【28社比較】WiMAXを契約するなら! おすすめプロバイダ厳選5社!



ナビナビ保険