節約するなら利用必須!家計簿アプリの選び方とおすすめを紹介します
家計を少しでも楽にしたり、貯金をしたりするために 家計簿をつけているけどなかなか毎日続かない…
アプリなら少しは続くかな?と思ったけど、 アプリストアは200を超える家計簿アプリであふれていて、どれにすればいいか全くわからない!
そんな悩みを抱えている人は多いと思います。
この記事ではこんな疑問に答えます!
- 家計簿をつけたいけどどれもなかなか続かない
- 家に書きかけの家計簿ノートがたくさん眠っている
- 家計簿アプリを使ってみたいけどたくさんありすぎてどれがいいかわからない
- 家計簿アプリを続けるコツが知りたい
この記事では上記のようなお悩みをお持ちの人に向けて、 アプリで家計簿をつけるメリットと、続けやすい家計簿アプリの見分け方とおすすめを解説します。
逆に、既製品の紙の家計簿や自分で作ったエクセルファイルの方が家計管理がやりやすい、という人もいますので、それぞれのメリットデメリットも紹介していきます。
自分に合った家計簿スタイルを見つけて、楽しく節約・貯金を始めましょう!
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おすすめの家計簿アプリは筆者も使っているマネーフォワード
まず、「家計簿アプリ」「おすすめ」で検索してこのページにいらっしゃった方向けに、一番初めに筆者の おすすめアプリ「マネーフォワード」を紹介します。
マネーフォワードをおすすめする理由は、筆者が個人的に使っていて実際に続けられているからです。
相当にズボラなところがある、そんな私でも続いているのがマネーフォワードなのです。
もしあなたが以下の条件に当てはまっているなら、マネーフォワードはおすすめできます。
マネーフォワードがおすすめなのはこんな人!
- 支出は基本的にカード決済・もしくは口座振替だ
- カードの明細確認や通帳記帳をマメにやっていない
それはなぜなのでしょうか?
マネーフォワードは 銀行口座やクレジットカード情報と連携し、収支と支出を自動的にシステムに取り込んでくれるからなのです。
そのため、カードの明細を照会しなくてもマネーフォワードを見れば、何にいついくら使ったかがわかるようになっており、後はその費目をわけるだけ。
たまに現金決済した時だけ、手打ちで入力しているのです。
さらに、銀行口座からいつお金を下ろしたかも自動的に反映されます。
そのため、私のように日常の決済がカードや口座振替の人には大変使いやすいアプリなのです。
以上、筆者がマネーフォワードをオススメする理由です。
のちほど、他のアプリも交えて詳しく解説しますが、マネーフォワードを使ってみようと思った方は、コチラよりDLしてください。
- iOS: iTunesプレビュー「家計簿マネーフォワード」
- Android: GooglePlayStore「家計簿マネーフォワード」
※こちらのURLはAndroid端末専用のため、PCからはアクセスすることができません。スマホからアクセスください。
紙の家計簿VSアプリ どちらがおすすめ?
今まで紙の家計簿しかつけたことのなかった方は、家計簿アプリに抵抗があるかもしれませんね。
まずはそんな方のために、紙の家計簿と家計簿アプリのメリット・デメリットをお伝えします。
家計簿アプリを使いたいとすでに決めていて、アプリの中でもどれがオススメなのかを知りたいという方は「 おすすめ家計簿アプリ4選」の章に進んでください。
紙の家計簿の3つのメリット
では、まず紙の家計簿の代表的なメリットです。
紙の家計簿3つのメリット
- 紙とペンさえあれば気軽に始められる
- 自分の好きなようにカスタマイズできる
- 紙の方が安心感を感じる(データが消えるという心配がない)
この文章を読まれている方であれば一度はチャレンジしたことがあるのではないでしょうか?詳しく説明していきますね。
紙とペンさえあれば気軽に始められる
世の中には多種多様な家計簿が発売されていますが、紙の家計簿の強みは、究極のところ 紙とペンさえあれば気軽に始められるところです。
本屋さんに行って、たくさん並んだ家計簿から良さそうな家計簿を選んで買ってつけてみるも良し、白紙のノートに線を引いて書いても良し、すぐに始めることができます。
自分の好きなようにカスタマイズできる
まずは紙の家計簿をつけ始めてみて、自分の使い勝手の良いようにカスタマイズしていけばいいのです。
- 項目を増やす
- 費用によって記入する色を変える
- レシートを貼るだけにする
- お金も一緒に挟んで封筒に分ける
…といったように、 自分が使いやすいルールをどんどん作っていくことも可能です。
紙の方が安心感を感じる
アプリで検索すれば…と思いがちですが、電子書籍の売り上げが紙の本を上回ることがないように、紙を手元に置いておく安心感というものは捨てがたいもの。
- データが消える心配がない
- データが漏えいする心配もない
この2点はアプリならではのデメリットの裏返しといえるでしょう。
そのほかにも、
- 好きなところに書き込みができる
- 紙の家計簿のページをめくって先月の確認をする
- その場でふせんをつけることができる
なども紙の家計簿におけるメリットといえます。
紙の家計簿の3つのデメリット
それでは次に紙の家計簿について代表的なデメリットを見てみましょう。
紙の家計簿3つのデメリット
- 記入が面倒
- 計算間違い、記入ミスが生じやすい
- つけたこと“だけ”で満足してしまう
記入が面倒
筆者は典型的なこのパターンです。習慣になればそこまで面倒ではないのでしょうが、 習慣として定着する前に面倒でやめてしまっては元も子もありません。
記入を忘れた翌日に財布を開いたら前日のレシートが残ってしまっているのを見て、やる気を失ってしまう人も多いのではないでしょうか。
記入を忘れてしまった日が続くと、罪悪感もありますし、たまった作業をまとめてやらなきゃいけない面倒くささでもう再開する気はとても起きませんよね。
それならばまとめてつければ?と思うかもしれませんが、それはそれで
- 家計簿をつける時間をあえて取る必要がある
- レシートなどをもらい忘れた場合、数日たつと支出がわからなくなる。
- 通販などでカードを使った場合は後日明細と付け合わせしないといけない
という新たな問題が発生してしまっていました。
この問題は 家計簿アプリのデータ連携機能をうまく活用することで、かなり軽減させることができます。
計算間違い、記入ミスが生じやすい
仮に、ちゃんと家計簿を記入していたとしても、 紙の家計簿には計算機能がないので、合計金額や残金の計算は自分でやる必要があります。
実は私は電卓が大の苦手。すぐに打ち間違えてしまい、何度もやり直する羽目に。
こういった方は紙の家計簿に向いていないと言えるでしょう。
また、 転記ミスなどのミスが生じやすいこともデメリットだと言えます。
計算が苦手だけどセキュリティなどの観点からどうしてもアプリは嫌だ、という人は、 エクセルなどの表計算ソフトで家計簿を作れば計算間違いが減らせるので検討してみてください。
つけたこと“だけ”で満足してしまう
紙の家計簿をつけるのはいろいろ大変です。(大変と思わない人はこのページを読んでいないはずです)
そのため、家計簿をつけたことだけで満足してしまい、振り返りを行うまでの時間や労力が残されていない場合も。
本来 家計簿をつける目的は、家計を見つめなおすことだったはずなのに…
振り返りを忘れてしまう人は スマホのカレンダーで予定登録し、リマインダーをかけると思い出すことができます。
振り返りをするのが大変!という人は、抵抗がなければ家計簿アプリをつかってみることをおすすめします。
毎月月末になるとその月の収支をまとめてわかりやすく見せてくれる アプリなら、手間も時間もかけずにかんたんに振り返りをすることができます。
では、次に家計簿アプリのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
家計簿アプリの4つのメリット
まずはメリットです。
「自動であること」「オンラインであること」によって、 紙の家計簿にはない様々なメリットが生まれています。
家計簿アプリ4つのメリット
- 計算が楽
- 入力が楽
- 持ち運びが楽
- 夫婦で共有できる
それぞれくわしく見ていきましょう。
計算が楽
入力と仕訳(食費や光熱費などの費用の項目分け)さえしてしまえば、あとは勝手に計算をしてくれるのがアプリの良いところです。
収支と支出における割合なども一瞬で計算されますし、グラフなどでわかりやすく表現されていて 数字の変化の把握もしやすいところもメリットです。
入力が楽
普段スマホでメールやLINEなどをしている人であれば問題なく扱えるぐらい 入力操作が簡単です。
さらにアプリによってはレシートを読み込むだけでアプリに反映させてくれる機能もついていたり、銀行口座やクレジットカードと連携しておけば自動的にデータを取得してくれたりする機能があるアプリもあります。
持ち運びが楽
家計簿アプリはクラウド上にデータが保存されているので、スマートフォンからでもタブレットからでもアクセスできるものがほとんど。
常に持ち運び、どこでも確認できます。
またユーザー情報を登録できるアプリであれば、機種変更をしても情報はそのまま引き継がれますし、紙の家計簿のように古いデータも見た目が劣化することもありません。
夫婦で共有できる
IDを共有しておけば、家計簿を夫婦で共有してお金の動きを把握することができます。
それぞれの金銭の動きが明らかになることで、夫婦間でなし崩しにどんぶり勘定になっていた人であるほど、 相手に見られているという意識を持つことで節約効果も期待できます。
家計簿アプリの3つのデメリット
それでは次にアプリの家計簿について代表的なデメリットを見てみましょう。
家計簿アプリ3つのデメリット
- 操作に慣れるまでが面倒
- 入力間違いがないかどうかの確認が面倒
- 機能が使いこなせない
操作に慣れるまでが面倒
アプリそれぞれの入力方法や操作方法が違うため、慣れるまではどうしても面倒に感じてしまう場合があります。
また、金融機関やサービスとの連携は、最初だけとはいえ、IDと複数施されたパスワードを入れる作業は面倒でしょう。
このデメリットは とにかく苦手意識を持たずに慣れるしかありません。筆者も慣れるまで2ヶ月程度かかってしまいました。
ですが、 一度慣れてしまえば紙の家計簿とは比べ物にならないぐらい楽ができます。
入力間違いがないかどうかの確認が面倒
手入力の場合、またはレシートの読み込みをした場合いずれについても、 正しく入力されているかどうかをチェックする必要があります。
紙の家計簿でも書き間違いは起こりうるので、この点に関してはアプリだけの特別なデメリットというわけではありません。
機能が使いこなせない
家計簿アプリは多機能のなものも多く、せっかくの機能が使いこなせない場合もあります。
アプリの操作が不得意な人は、 まずはメインの収入・支出記録に慣れてから、その後ほかの機能にも慣れていきましょう。
紙・アプリの家計簿、それぞれおすすめなのはこんな人
ここまで紙とアプリのメリット・デメリットをまとめてみましたが、ここでどのようなタイプの人がそれぞれの家計管理に向いているのかをあらためてまとめてみました。
あなたがこんな人なら紙の家計簿がおすすめ
- マメに「書く」ことが好き(手帳も手書きするなど)
- 現金決済が多い
- 手計算が苦にならない
- 頻繁に家計簿を書く時間が取れる
- 電子書籍よりも紙の本が好きだ
あなたがこんな人なら家計簿アプリがおすすめ
- 字を書くのが嫌い
- カード決済が多い
- 手計算が苦手
- 家計簿をまとめてつける時間はない
- スマホやPCの作業が苦にならない
クレジットカードや銀行のアカウントを家計簿アプリに登録するのが怖い、という方もいるかもしれません。
筆者も最初はそう考えていたため、家計簿アプリは敬遠していました。
しかし、実際にアカウントの連携をしてみた結果、自分が何もしなくても使ったお金が家計簿に記録される楽ちんさを体感し、 実際に今まで続かなかった家計簿を楽しく続けることができています。
もちろん大事な金融機関のデータを預ける先なので、利用予定の家計簿アプリの運営会社が信頼のおける企業であるかのチェックは必ず行うようにしてください。
おすすめ家計簿アプリ4選
ここまでで「家計簿アプリを使ってみよう」と思った人に向けて、ここから実際におすすめの家計簿アプリを紹介していきます。
今回は、家計簿アプリの中から以下の2点に着目しておすすめのアプリを選んでみました。
- 無料で始められる
- iOS、Androidともに対応
まずは、今回ご紹介するアプリの特徴を簡単に比較しました。
マネーフォワード | Zaim | MoneyTree | レシーピ | |
---|---|---|---|---|
レシート読み取り機能 | △(精度がイマイチという口コミあり) | 〇 | △(スキャンデータの保存のみ。データ繁栄には有料版が必要) | △(精度がイマイチという口コミあり) |
連携している口座・カード・サービスの数 (2017年2月現在) | 2615 マネーフォワード「対応金融機関一覧」 | 約1500 | 2600以上 https://institutions.moneytree.jp/index.html | なし |
資産管理 | 〇 | × | × | × |
家族間での共有 | 〇 | 〇 | △ | × |
PC/タブレットからの使用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
有料プラン | 500円/月 | 360円/月 | 650円/月(年間支払いの場合) | 960円/月(月々支払いの場合) |
無料プランと有料プランの主な違い | ・金融機関連携数(無料は10まで、有料は無制限) ・過去データ参照(無料は1年、有料はすべて) ・有料版は広告非表示など マネーフォワード「プレミアムサービス機能比較表」 | ・アカウント数(無料は1つのみ、有料は複数可能) ・有料版は、自治体から受け取れる給付金や控除を抽出してくれる機能や広告非表示など Zaim「盛り沢山!プレミアム会員の機能」 | ・レシート読み取り (無料-なし、有料は〇カメラをかざすだけでレシートスキャン機能に加え、明細と自動的に照合)など MoneyTree「経費精算アプリ」 | ― |
※資産管理:お財布の中の現金や銀行口座情報だけでなく、証券口座・FX・年金・電子マネーなど様々な資産を一元管理できる機能。
マネーフォワードは資産管理をきめ細かく行いたい人に便利
- iOS: iTunesプレビュー「家計簿マネーフォワード」
- Android: GooglePlayStore「家計簿マネーフォワード」(※スマホからアクセスしてください)
マネーフォワードの機能
銀行やクレジットカードを連携させることで、 使用履歴から自動で家計簿を作成してくれます。
口座連携は他のアプリでもありますが、マネーフォワードは証券会社や携帯電話会社からも明細を取得可能なため、他のアプリよりも幅広く自動での管理を行うことができます。
また、残高などをメールでお知らせしてくれるだけでなく、予算を元に「今月はあといくら使うことができるのか」を金額やグラフでわかりやすく教えてくれます。
マネーフォワードのメリット
- 口座連携をすることで、入力の手間を省き 複数口座の残高や使用状況が一元化できる
- 取得した情報は消えずにそのまま保管されるので、ネットバンクなどの履歴を確認する必要がない
- 一度費用の登録をすると、次回から費目を分ける必要がない(電気代、ガス代など)
- ポートフォリオの作成や資産の推移がすぐにできる
- 確定申告が必要な場合は同社が提供している「MF確定申告」に連携できる
マネーフォワードのデメリット
- 最初の登録や入力が面倒
- レシートの読み取り精度が今一つ
- 無料版の場合は過去の明細は1年間のみ確認可能(有料版500円/月であれば過去分全て確認可能)
マネーフォワードはこんな人におすすめ
- カード決済・口座振替が多い
- 自分で入力する労力をなるべく減らしたい
- 収支だけでなく全般的な資産管理がしたい
- iOS: iTunesプレビュー「家計簿マネーフォワード」
- Android: GooglePlayStore「家計簿マネーフォワード」
※こちらのURLはAndroid端末専用のため、PCからはアクセスすることができません。スマホからアクセスください。
Zaimは見やすくて使いやすい!レシート読み取りも高性能で便利!
- iOS: iTunesプレビュー「家計簿Zaim 人気 の簡単レシート家計簿」
- Android: GooglePlayStore「家計簿Zaimレシート・銀行カード対応が無料の簡単人気アプリ」 (※スマホからアクセスしてください)
画像引用:iTunesプレビュー「Zaim/スクリーンショット」
Zaimの機能
Zaimは2011年からサービスを開始しており、ダウンロード数600万とこの分野ではトップのアプリです。
機能はマネーフォワードと似ているのですが、 見た目と使い勝手ではZaimが見やすい!使いやすい!という根強い評価があります。
資産というより家計の管理に特化して作られているので、金融機関・サービスの連携システムについてはマネーフォワードに劣るものの、レシート読み取りについてはかなり精度が高いという特徴があります。
Zaimのメリット
- 直感的に操作ができるシンプルで見やすいインターフェース(グッドデザイン賞受賞)
- レシート読み取り機能が高性能
- 他のユーザーがどの費目にどれだけお金をかけているかという傾向を見ることができる
Zaimのデメリット
- 未対応の自動取得サービスがまだ多い(楽天など)
- 連携できるはずの金融機関でもデータが出てこないと言う不具合の報告がある(とくに地方銀行)
Zaimはこんな人におすすめ
- FAQなどを読むのは面倒だから直感的に操作したい
- 現金決済が多い
- 主に支出の管理をレシートの品目も含めて細かく行いたい
さて、マネーフォワードとZaimはよく比較されることも多いアプリですが、筆者は複数の銀行(都銀・地銀・ネット銀行)を使い分けており、ほとんどの買い物をクレジットカードで済ませているため、そのすべてと連携できるマネーフォワードの方が便利だと考えています。
マネーフォワードのレシート読み取り機能はZaimに比べると精度が高くないため、実はあまり使っていない人も多いのではないでしょうか。
もし、口座やカードの連携機能より、現金決済やレシート読み取り機能を重視される方ならZaimの方が良いと思います。
あとはデザインや入力の好みもあるので、それぞれ用意されている無料版をお試ししてみるというのも一つの方法でしょう。
MoneyTreeは大体の傾向が把握できればいいという人に便利!
- iOS: iTunesプレビュー「Moneytree」
- Android: GooglePlayStore「家計簿Moneytree」(※スマホからアクセスしてください)
画像引用:iTunesアプリ「MoneyTree」
MoneyTreeの機能
「一生通帳」をうたうMoneyTree。マネーフォワードに次ぐ数の金融機関やサービスともデータの連係ができ、シンプルな画面構成が好評のアプリです。
クレジットカードは引き落としが完了していなくても使用履歴があれば資産からマイナスしてくれたり、口座から引き出したお金は支出として資産から差し引いてくれたり、ポイントサービスの残ポイントも一元管理できたりなど、“現在の口座の残金”を把握する機能に優れています。
また、無料版でも機能が充実しており、 過去の明細も無制限で閲覧可能など「マネーフォワード」「Zaim」にないサービスも魅力です。
MoneyTreeのメリット
- 無料版でも広告が掲載されない
- 金融機関の登録数に制限がない
- 見やすいインターフェース
- ATMからの出金=支出としてしまえば、現金使用履歴の入力が不要
- Amazonや楽天のポイントを一元管理して有効期限を知らせてくれるのでポイントを無駄なく使える
MoneyTreeのデメリット
- 無料版にはレシート読み取り機能がない
- 有料版は読み取ってくれるばかりでなく、明細との照合までしてくれるがビジネス用のため960円/月と割高
- カテゴリごとに予算を管理して現状を比較する機能がない
- もともとがiOS用アプリなので、Androidではキャッシュフローやグラフなど、未対応の機能がある
MoneyTreeはこんな人におすすめ
- カード決済・口座振替が多い
- 資産分析よりも現状把握を優先したい
- シンプルな見た目が好き
レシーピ!はまずは財布の中の支出を整理したい人に便利!
- iOS: iTunesプレビュー「家計簿レシーピ!レシート撮影で簡単節約 人気の家計簿」
- Android: GooglePlayStore「家計簿レシーピ!レシートで簡単節約 人気の無料家計簿アプリ」(※スマホからアクセスしてください)
画像引用:iTunesアプリ「レシーピ!」
レシーピ!の機能
レシーピ!はその名の通り、基本的には レシート管理に特化したアプリ。
レシートを読み取りして、支出を細かく記録できるほか、食材のレシートからは「NHKみんなのきょうの料理」から作れるレシピが提案されるので、買った食材を効率的に使うことが可能。
アルパカのキャラクターを中心としたゆるキャラにも癒されます。
「MoneyTree」と連携させることでポイントサービスの管理も可能。
レシーピ!のメリット
- レシートを読み取るだけという簡単操作
- 全ての機能が無料
- 見た目が可愛い
レシーピ!のデメリット
- レシート読み取り精度が今一つなので、手入力が多い
- 家計全体の管理には向いていない
レシーピ!はこんな人におすすめ
- 財布の中がいつの間にか空になっていることが多いので、家計簿以前に何に使っているか把握したい方
- 入力が面倒な人
- 夕食の献立にいつも頭を悩ませている方
家計簿を続けるコツ
ここまでで4つの家計簿アプリをご紹介しました。使ってみたいアプリは決まりましたか?
さて、せっかく家計簿アプリをインストールしたのであれば、せっかくだから続けたいものです。
この章では家計簿を続けるコツをお伝えします。
出費が発生したらすぐ記入!
家計簿をつけるの面倒になってしまうのは、「あとでまとめてやろう」と思った処理がたまってしまい、改めてやろうとするとその作業量に打ちのめされてしまうから。
家計簿アプリの良いところはスマホですぐに入力ができるところです。
使ったその場で入力・レシート読み取りをすることで記入もれを生じさせません。
支払いをクレジットカードや電子マネーで行っていて、使用クレジットカードを連携しているアプリであれば入力すら必要ありませんね。
現金払いをクレジットカード払いに変えていけば、 家計簿も続くしポイントもたまるという好循環も期待できます。
ただし、クレジットカードにすることでの使いすぎにだけは気をつけてくださいね。
どんぶり勘定でOKにする
家計簿を続けるためには、自分が「面倒くさいな」と思うポイントをなるべく排除することが大事です。
たとえば、1円単位まで入力するのも面倒であれば100円以下は切り捨ててもOKにする…などマイルールを作ってみるのはいかがでしょうか?
費用項目を大ざっぱにしてみる
費用の項目ごとに細かく仕分けしていくことが面倒だと感じる場合は、
- スーパーで買ったものは全部「食費」にまとめる
- コンビニで買ったものは「コンビニ」という項目にしてみる
というように、大ざっぱな費用項目にしてみてはいかがでしょうか。
お店ごとの支出が把握できることで意外なお金の使い道が見つかるかもしれません。
細かく分けるのは、大ざっぱな項目での記録が続いて、もっと細かく見て分析したくなってからでも遅くありません。
自分をほめる
強制されているわけでもないのに家計簿をつけようとしているあなたは、真面目に収支を把握しようとしている素晴らしい努力家なのです。
たとえ続かなかった時期があったとしても、「自分はダメだ」と思わず、まずは家計簿をつけようとしたその試みを誉め称えても良いのではないでしょうか。
続くような工夫をしてみて、実際に続いたらさらに自分をほめてあげましょう。
楽しくないものは続かないので、まずは自分が家計簿を続けることを楽しめるようにすることは結構重要なのです。
まとめ
つけた方が良いとわかっていつつも、なかなか習慣化するのが難しいのが家計簿です。
今回おすすめとしてご紹介したのは家計簿アプリの中でも人気のアプリたち。
家計簿は紙もアプリもどんどん新しいものが世に出てきますが、その中で生き残っているものはやはり紙でもアプリでもそれなりの理由があるものです。
機能として同じようなものを提供していても、各サービスにはそれぞれ特徴があるため、肝心の自分はどういう操作性が好みなのかは使ってみないとわからないことが多いのです。
まずはこちらで紹介させていただいたおすすめアプリをインストールして使ってみて、無料プランの中からご自身と相性の合うものを探してみてはいかがでしょうか?
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