楽天モバイルの5Gエリアマップは?基地局の対応範囲や今後のエリア拡大予定を解説
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次世代通信として話題になっている「5G」。
楽天モバイルではなんと追加料金なしで5G通信を提供しています。


ですが、5G通信は対応エリア内にいる人しか使うことができません。
この記事では、現在の5G対応エリアと今後のサービス拡大予定、そして5G対応の端末を紹介します。
楽天モバイルの5G通信を使いたい人は、ぜひ参考にしてください。
楽天モバイルの5G通信とは
楽天モバイルの5Gとは、楽天モバイルが提供する次世代通信規格のことです。
2020年4月から後発として携帯電話市場に本格参入した楽天モバイルですが、ドコモやソフトバンクなどと同様に5Gサービスも展開をしています。
まずは楽天モバイルの5Gプランについて表にまとめました。
月額料金 | ~1GB:0円 1~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB以上:3,278円 |
---|---|
5Gオプション料金 | 無料 |
契約期間 | なし |
契約解除料・違約金 | 無料 |
通話料 | Rakuten Link利用で0円(※通常の電話アプリからの通話は22円/30秒) |
(参考:Rakuten UN-LIMIT VI(料金プラン)|楽天モバイル)
※料金はすべて税別です。
楽天モバイルでは使ったデータ量に応じて月額料金を支払います。
しかもデータ無制限がなんと月額3,278円で使えるということで、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの発売時には大きな話題になりました。
また、契約期間の縛りもなく、解約時の違約金もかからないため、これまでの大手携帯キャリアよりも、始めやすく解約もしやすい良心的な価格設定です。
追加料金なしで5G通信を利用可能
楽天モバイルの5G通信はオプション料金不要で使うことができます。
現在楽天モバイルから販売されているプランは、4G回線・5G回線に関わらず「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の1種類のみ。
このプランのみで5G通信のサービスにも対応しているため、面倒なオプションの契約などもいりません。


楽天モバイルの5G通信を使うには、以下の2つの条件を満たさなければなりません。
楽天モバイルの5G通信を利用するための条件
- 5G通信対応のスマホを使っている
- 楽天モバイルの5G通信対応エリア内にいる
この2つの条件を満たしている場合は、オプションの申込不要で5G通信を楽しむことができます。
いつから5Gサービスは提供開始された?
楽天モバイルの5G通信は、2020年9月30日からサービス提供を開始しています。
サービス開始時は三木谷社長から新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の発表があり、月額料金2,980円のまま追加料金なく5Gサービス利用ができるということで大きく話題となりました。
(画像引用:楽天モバイル5G発表会、三木谷氏がアピール「4Gに加えて5Gがタダ」 - ケータイ Watch)
現在、5G通信サービス対応エリアについても、既に5Gエリアは三大都市圏をはじめ全国各地に点在しています。
楽天モバイルの5Gサービスは他社とは異なり、都心から順次拡大するのではなく市町村単位で展開していくことを予定しているのも特徴といえるでしょう。
ミリ波とsub6の違い
5G回線を利用する前に、5Gのミリ波とSub6の違いを整理しておきましょう。
楽天モバイルでは現在、5G通信を快適に使えるように「ミリ波」・「sub6」という2つの周波数帯の電波を飛ばしています。
「ミリ波」・「sub6」とは?
- ミリ波とは
- ミリ波とは、高速通信ができる周波数帯30GHzから300GHzの電波を指します。(※実情として28GHzもミリ波と呼ばれることがある)
- 高速通信ができるメリットがある一方で、通信可能範囲が狭い・障害物の影響を受けやすいというデメリットがあり、広範囲展開には不向きです。
- sub6とは
- sub6とは、6GHz未満の周波数帯を使った通信方式を指します。
- ミリ波に比べると広範囲に電波を飛ばすことができますが、ミリ波よりも速度が遅く5G通信の速さを実感しづらいというデメリットがあります。
ミリ波とsub6は例えるなら、F1カーと軽自動車です。
高周波数帯のミリ波はF1カーのように速度が出る代わりに、小回りが利きません。
そのため電波が届く範囲が限られています。
一方で、低周波数帯のsub6は軽自動車のようにあまり速度は出ませんが、代わりに小回りが利くので電波が届きやすい傾向にあります。
ミリ波はsub6のおよそ16倍の速度が出ると言われています。
しかし前述のとおり電波の届く範囲が狭かったり、対応機種が限られていたりするので、状況に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
楽天モバイルでは高速通信のミリ波と、ミリ波よりは低速ながらも電波が届きやすいsub6の2つの周波数帯を併用することで、5G通信を提供しています。

仕組み上、楽天モバイルはドコモの5G通信ほどの高速通信にならない可能性もあるよ。
楽天モバイルの5G通信対応エリアマップ
楽天モバイルの公式サイトでは、5G対応エリアをマップでくわしく確認することができます。
(画像引用:通信・エリア | 楽天モバイル)
このマップ内のオレンジ色の箇所が、やや低速だが広範囲で使える「sub6」の対応エリアです。
そしてところどころにある青い点が、高速通信になる「ミリ波」が使える場所です。


無料で使うことができる楽天モバイルの5G通信ですが、まだ間使える場所はごくわずかです。
5G回線エリアは東京・大阪・京都・愛知などの大都市圏だけでなく、札幌市・青森市・仙台市・金沢市・高松市・宮崎市・那覇市など各地域・都道府県のメイン都市部を中心に展開されています。
ご自宅の周りで5G通信が使えるエリアはあるか、下記のページから確認してみてください。
楽天モバイルの5G対応エリアを確認する楽天モバイルの5G対応エリアはまだまだ狭いですが、ソフトバンクでは5G通信の対応エリアが2022年1月末で人口カバー率85%を達成したと発表されています。
今からいち早く5G通信を体感したい人は、ソフトバンクやそのサブブランドにあたるワイモバイルがおすすめです。

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5Gサービス拡大予定エリア
現在はまだ対応エリアが狭い楽天モバイルの5G回線ですが、楽天モバイルでは積極的にエリアの拡大を行っています。
2022年3月末までには、以下の範囲で対応エリアの拡大を予定しています。
2022年3月末までの楽天モバイルの対応拡大予定エリア
- ミリ波:43都道府県の377地域
- sub6:47都道府県の700地域
首都圏だけでなく、全国の幅広い都道府県でのエリア拡大が予定されています。
関東圏エリアで増強が予定されているのは、ミリ波だと奥多摩町・東松山市・成田市・秩父市などが挙げられます。
一方、sub6のエリア増強が予定されているのは福生市・武蔵村山市・三浦市・館山市・深谷市などです。ミリ波・sub波ともに全国各地の市区町村でエリア増強が予定されています。
ただし、「〇市付近」などのように書かれている通り、拡大範囲が分からないようになっているので注意が必要です。
また、場所によっては主要駅や施設などに限られてしまう場合も考えられるので、マップを確認しましょう。
安定した楽天モバイル5G回線の供給はエリアによってはまだ課題も残りますが、対応エリアはどんどん広がっていくことが予想されます。
楽天モバイルで販売する5G対応端末一覧
楽天モバイルで販売している5G対応端末についてご紹介します。
2022年3月現在、楽天モバイルで販売している5G対応端末は以下になります。
楽天モバイルで販売されている5G対応端末
- iPhone 13・Pro・Pro MAX・mini
- iPhone 12・Pro・Pro MAX・mini
- OPPO Reno5 A
- Rakuten BIGs
- Rakuten BIG
- AQUOS R5G
この中でも楽天モバイルで5G通信を使いたい人におすすめの端末をiPhone・Androidから1機種ずつ選びました。
楽天モバイルで5Gを使う人におすすめのスマホ
- iPhone:iPhone 13 Pro
- Android:Rakuten BIG s
楽天モバイルはiPhoneをSIMカードとセット購入すると、楽天ポイントのキャッシュバックがもらえます。
この割引を使えば、他社よりも安くiPhoneを購入することができます。
それぞれの機種について、くわしく説明していきます。
おすすめのiPhone機種:iPhone 13 Pro
(画像引用:iPhone 13 Pro(5G対応)製品情報・購入 | iPhone | 製品 | 楽天モバイル)
楽天モバイルの5G回線に対応しているiPhoneとしておすすめなのが、iPhone 13 Proです。
パフォーマンスの高さや性能・操作性の良さは安定感のあるiPhone 13 Proですが、加えてカメラ性能とカラーバリエーションの多さもおすすめのポイントです。
iPhone 13 Proの特徴
- リフレッシュレートが最大120Hzでオンラインゲームもサクサク動く
- トリプルカメラ搭載でiPhone13にはない望遠カメラに対応
- シエラブルー・シルバー・ゴールド・グラファイト(黒鉛)の4色で豊富なカラーバリエーション
また、楽天モバイルではSIMの契約と同時にiPhoneを購入すると楽天ポイントがもらえるキャッシュバックを行っています。
そのため、他社よりも安くiPhone13 Proを入手できます。
販売元 | 通常価格 | 割引後価格 |
---|---|---|
楽天モバイル | 144,800円 | 87,800円 |
Apple公式 | 145,040円~ | 145,040円~ |
ドコモ | 172,810円 | 172,810円 |
au | - | - |
ソフトバンク | 187,200円 | 187,200円 |
※すべて税込価格
※アップグレードプログラムによる割引は含んでおりません
購入時のキャッシュバックを加味すると、楽天モバイルはとてもお得です。
さらにアップグレードプログラムを使うと、25ヵ月目にiPhone 13 Proから新しい機種に変更すると、残りの24ヵ月分の支払いが不要になるため、月々2,558円×24ヵ月で総額61,392円で購入できます。
おすすめAndroid機種:Rakuten BIG s
(画像引用:Rakuten BIG s(楽天ビッグエス) | Rakutenオリジナル | 製品 | 楽天モバイル)
Rakuten BIG sの最大の魅力はコストパフォーマンスの高さです。
2022年1月から値下げし、4万円以下というミドルレンジの価格帯でありながら、比較的高性能はCPUを搭載しており、性能・使用感の満足度が高いです。
5G回線については、ミリ波にもしっかり対応しており、5Gの中でも高速な通信を楽しむことができます。
本体価格は39,980円。
さらにキャンペーン条件クリアで最大25,000円のキャッシュバックが受けられるので、実質14,980円で購入できます。
キャンペーンの内容が気になる方はこちらをご覧ください。
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5Gに関するよくある質問
5Gに関するよくある質問を下記にまとめました。
- そもそも5Gとは?
- 楽天モバイルの5Gの通信速度は?
- 5Gへの切り替えには何か手続きが必要?
それぞれの質問にお答えしていきます。
そもそも5Gとは?
(画像引用:5G(ファイブジー)とは(楽天モバイルの5Gサービス) | 通信・エリア | 楽天モバイル)
5Gとは、高速大容量・低遅延・同時多数接続の特性を持った最新の通信規格で、情報のやり取りをより多くの人と一瞬で行うことが出来るようになります。
4G通信から5G通信に変わると各性能は10倍程度良くなると言われています。
この性能向上により改善されることが予想される例としては、ロボットの遠隔操作などです。
今までは情報のやり取りに遅延があったため、指示を送っても実際に反映されるまでに時間がかかっていました。
5Gになって遅延がなくなれば、名医の動きをするロボットが実現できるなどこれまでの生活様式は一変することが期待されます。
スマホにおいても、ダウンロードが一瞬で終わるなど、5G導入により通信が劇的に変化することで、私たちの生活はさらに便利になるでしょう。

楽天モバイルの5Gの通信速度は?
楽天モバイルは5G通信時の通信速度は公表していません。
まず前提として、楽天モバイルの平均ダウンロード速度をみんなのネット回線速度で調べたところ、36.1Mbpsでした。(4G・5G含む)
Twitterで楽天モバイル5G回線の速度報告をしているツイートと比較してみましょう。
楽天モバイル、自宅付近が5Gエリアになったので、さすがに速度が上昇した。下りで368M出ている。 #楽天モバイル pic.twitter.com/eegMn1ObyU
— イザヤ2 - Izaya2nd (@Izaya2nd) February 8, 2022
Twitterのユーザーの口コミによると、5G回線では楽天4G回線の全国平均値のおよそ10倍の速度が出ていることがわかります。
5G回線エリアが広がり、全ての楽天モバイルユーザーが安定的にこの速度を使えるようになるとさらに通信の幅が広がり、通信へのストレスが減ることは間違いないでしょう。
5Gへの切り替えに何か手続きが必要?
楽天モバイルの場合、5G利用に伴っての契約変更や4Gから5Gへの切り替え手続きは不要で、エリア内に入れば自動で5G回線を使った通信ができます。
ただし、MVNO時代の楽天モバイルのプランを契約し続けている人はプラン変更が必要なため、昔から楽天モバイルを使用している方は必ずプランの確認をしましょう。
契約変更方法は下記の記事で詳しく解説していますので、必要な方は記事を確認してみてください。
まとめ
楽天モバイルでの5G回線についての詳細や対応エリア、プランについて詳しい内容をお伝えしました。
対応エリアについては現時点ではまだ課題があるものの、順次改善の予定があります。
プランについては、3,278円で無制限通信ができる価格面、契約切り替えやオプションなどが必要ない手軽さが魅力です。特に価格面は、楽天モバイル5Gを利用する上で大きなメリットと言えるでしょう。
ポイント別 格安SIMランキング
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総合
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料金
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速度
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1位
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- 家族割・ひかり回線とのセット割でお得に
- ソフトバンク回線を利用していて通信速度が安定してはやい
- 他社からの乗り換えでPayPayポイント還元
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2位
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- 新プランで5GB 990円~の業界最安水準
- データ量のシェアや繰り越しができる
- 光回線とセット契約すると月額660円引き
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3位
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- Softbankと同等の安定した通信速度
- 3GB990円のミニプランが人気
- 一部LINEの利用はデータ通信量としてカウントされない
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- 格安SIMの中でも最速クラスの通信速度
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- 5分以内の通話は無料
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2位
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- キャリアに匹敵する通信速度
- 3GB990円のスマホミニプランが人気
- LINEの利用はデータ容量としてカウントされない
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3位
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- 格安スマホでは速度ランキングトップクラス
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