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ソフトバンクの「LINEMO(ラインモ)」の対応機種は?非対応端末なども併せて解説

2021年3月17日からサービスが開始された、ソフトバンクの新たな料金プラン「LINEMO」。月額2,728円(税込)で月間データ容量20GBまで利用できる、新たな格安プランです。
その価格の安さから、発表から大きな注目を集めている「LINEMO」の概要やメリットとデメリット、対応する端末などについて詳しくご紹介します。

LINEMOの公式サイトはこちら

「LINEMO」とは?

2021年1月、大手携帯会社ソフトバンクから、新たな料金プランが発表されました。その名も「LINEMO」。
「LINEMO」とは、ソフトバンクがLINEモバイルを完全子会社化し、吸収合併することで誕生したオンライン専用のブランドです。

月額2,728円(税込)で、月間データ容量が20GBまで利用でき、さらに5Gにも対応しているなど、これまでの料金プランよりも圧倒的に格安な料金プランが、大きな注目を集めました。
なお、LINEMOはあくまでも新たなブランドです。これまで格安SIMを提供してきたMVNOブランドのLINEモバイルとは全く異なる、MNOブランドになります。

4Gと5Gに対応しており、対応エリアはこれまでのソフトバンクと同じです。そのため安定した通信が可能で、混雑するランチタイムなどでも快適に利用できます。
LINEMOは2021年3月17日にサービスが開始されました。LINEMOはオンラインでのみの申し込みとなります。店舗や電話での申し込み、サポートは非対応のため注意しましょう。各種手続き及び申し込みは専用サイトかLINEアプリから可能です。

LINEMOの公式サイトはこちら

「LINEMO」プラン内容について

LINEMOのプラン内容は、これまでの料金プランとは異なる点が多くあります。
プラン内容の詳細は下記の通りです。

LINEモバイルの3GBプランの料金やサービス詳細
データ容量月間20GB +LINE使い放題
データ容量超過時の通信速度は最大1Mbps
月額料金2,728円(税込)
音声通話5分以内の国内通話:550円(税込)
時間・回数無制限通話かけ放題オプション:1,650円(税込)
通常22円/30秒
通信回線ソフトバンク/ワイモバイル回線の4Gと5G

月間のデータ容量は20GBです。20GBを超えた場合には送受信最大1Mbpsに制限されますが、1GBごとに550円支払うことで追加チャージが可能です。

LINEMOの大きな特徴として、LINEで使用したデータ容量は使用データ量としてカウントされない「LINEギガフリー」機能があることです。 例えば、LINEトークやLINE通話・ビデオ通話は月間のデータ容量にはカウントされません。LINEの容量がノーカウントなのはahamoやpovoにはないLINEMOのみの特徴です。とくにビデオ通話をよく使う人には特に嬉しいポイントです。

「LINEMO」対応機種について

LINEMOは、ソフトバンクの全ての機種に対応しているわけではなく、機種によっては通話やデータ通信ができない端末もあります。

iPhoneの対応機種

iPhoneはSIMロックが解除されたiPhone 6sシリーズ以降の端末であればLINEMOで利用できます。

具体的には下記の機種です。

  • iPhone 12
  • iPhone 12 mini
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone SE(2020・第2世代)
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone XR
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus

Androidの対応機種

Android端末については、LINEMOではまだ動作確認が十分に進んでおらず、対応機種は一部機種のみととなっています。
下記のページを確認して、お使いの端末が対応機種に含まれているかどうか確認してください。
動作確認端末|機種|【公式】LINEMO - ラインモ|格安SIM・格安スマホ

ただし、Android端末に関しては、2021年3月現在、基本的にソフトバンクで販売された端末が対応機種となっており、ドコモやauで購入した端末は動作確認が済んでいません。
ドコモやauで購入した端末は、同じ機種名であっても一部の機能が動作しない可能性があります。

LINEMOでは今後の動作確認予定端末について、下記のページでリスト化しています。
LINEMO通信サービスとの接続に関し動作確認の検証を予定している機種
ソフトバンク機種やワイモバイル端末の動作確認が優先的に行われますが、現在のところドコモやauで購入した端末のSIMフリー機種については動作確認予定に含まれていません。
ドコモやauのユーザーは、SIMフリー端末の動作確認が済むまで乗り換えは控えたほうが良いかもしれません。

LINEMOでは端末を購入できない

現時点では、LINEMOで端末を購入することができません。

LINEMOで機種変更したい場合は、ご自身でSIMフリーのiPhone端末を用意するか、ソフトバンクオンラインショップなどでソフトバンク端末を購入する必要があります。しかし、ドコモのahamoではサイト上で一部機種の購入ができます。若者向けの料金プランであるという点から見ても、今後LINEMOでも端末を購入できるようになる可能性は十分にあります。

このような新たな情報に関しては、随時公式サイトにて確認できます。

LINEMOのメリット

LINEMOは、月額料金の安さだけが魅力でありません。
LINEMOを利用するメリットは数多くあります。
そこで今回は、4つのメリットをご紹介します。

20GBまで使用可能かつ、LINEデータ通信料はカウントされない

LINEMOの月間データ容量は20GBです。月額2,728円(税込)で毎月20GB利用できるというのは、非常にお得です。
しかしそれだけではなく、LINEのほとんどのデータ通信料は月間データ容量にはカウントされません。一部の機能はカウント対象となりますが、一般的に多く使われているLINEトークやLINE通話は全てノーカウントになります。これは他社の料金プランにはない独自のシステムです。
なお20GB過ぎた場合は締め日まで最大1Mbpsにデータ速度が制限されます。1GBあたり550円でデータを追加購入できるため、速度制限が不便な場合はこのシステムを活用すると良いでしょう。

5分以内の国内通話はオプション扱い

1回あたり5分以内の国内通話はオプションで任意に点けることができます。

ahamoでは基本料金に含まれ標準付帯となっていますが、通話オプションが不要という方には、LINEMOの方が選びやすくなっています。

1回当たりの通話が5分を超えた場合には、30秒毎に22円の通話料が別途発生します。 5分を超える通話を多く行う場合には、月額1,650円の通話オプションを追加することをおすすめします。 この通話オプションを追加することで、1回あたりの通話が5分を超えても、通話料が別途発生することはなく無料になります。特に通話時間が月平均25分以上になる人は、この通話オプションをつけた方がお得になります。

MNO品質のネットワークが使用できる

前述の通り、LINEMOは新たなブランドで、これまで格安SIM及び格安スマホを提供してきたMVNO ブランドではなく、MNOブランドになります。なお、MNOとMVNOの違いは下記の通りです。

  • MNO
    自社で回線網を有するdocomo、au、SoftBank、楽天モバイル
  • MVNO
    キャリアの回線を借りて格安SIMサービスを提供する事業者

LINEMOは、ソフトバンク/ワイモバイルと同じネットワークやエリアを使用しているMNOブランドです。そのためソフトバンクが問題なく使えている人は、通信面の心配はありません。

「LINEMO」のデメリット

さまざまなメリットがあるLINEMOですが、利用する上でいくつかの注意点があります。申し込みの前に、下記の4つの注意点を把握しておきましょう。

手続きやサポート全てがオンラインのみの対応になる

LINEMOの申し込み手続きやサポートは全てオンラインのみとなっています。店舗に行ったり電話での対応は不可のため注意が必要です。LINEMOのターゲット層は、「LINEを始めとする各種オンラインサービスを日常的に利用しているユーザー」です。そのため、オンラインに特化したサービスになっている傾向があります。また、ソフトバンクからの変更であっても、MNP(電話番号を変更することなく乗り換えができる手続き)として契約する必要があります。ただしその際に発生する「契約事務手数料」「番号移行手数料」については無料のため、金額面の負担はありません。

家族割などの適用がなく、トータル金額が高くなる恐れがある

ソフトバンクには家族割りやお家割セットなど、さまざまな割引サービスが設けられています。しかしこれらの割引サービスはほぼ対象外となります。そのため家族間の通話料が高くなるケースがあります。また、開始時点でシェアプランの提供は無いと発表しているため、現在iPadをシェアプランで契約している場合、シェアが出来なくなってしまいます。これによりiPadの値段が上がる可能性もあります。
すでにこれらの割引を適用している場合には、申し込み前に月額料金のシミュレーションし、これまでのトータル金額と比較するようにしましょう。

まとめ

月額2,728円(税込)で毎月20GBまで利用できるLINEMO。LINEのほとんどの機能を無制限で利用できたり、5Gにも対応していたりと、価格の安さだけではなく多くのメリットがあります。しかし一方でオンラインのみでしか申し込みができなかったり、割引サービスが適用されなかったりなどの注意点もあります。これらを把握した上でお得だと判断した場合には、キャンペーン期間内に申し込みをしてお得に切り替えましょう。

LINEMOの公式サイトはこちら

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Soldi編集部

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