mineoの通信速度2018年最新版!リアル事例で完全レビュー!
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mineoの特徴・メリット
- 新料金プラン「マイピタ」なら音声通話SIM5GBが月額1,518円!
- 格安SIMアワード2020下半期 総合満足度 最優秀!
- 「フリータンク」でパケットが足りない時でも分け合える

公式サイトはこちら
mineo(マイネオ)は2014年からスタートしたMVNO(格安SIMブランド)で、信頼性の高い国内格安SIMのひとつです。
多くのMVNOがドコモの回線だけで運用している中、mineo はドコモのほかau (KDDI)の回線も運用している数少ないマルチキャリアMVNOです。
au端末ユーザーにはありがたい存在ということもあり着実にユーザーを増やしています。
格安SIMを選ぶときにまず気になること、それはやっぱり実際の通信速度ですよね。
mineoを検討しているけど、他のMVNOに比べて通信速度は速いの?遅いの?と悩んでいる人も多いことでしょう。
この記事ではこんな疑問にお答えします!
- mineoの標準通信速度では、どんなことが、どの速度でできるのか?
- mineoのどこよりもリアルな通信速度を知りたい
- mineoの速度以外の評価は?
この記事ではmineoの通信速度でできることをリアルな事例とともに、他のMVNOの速度とも比較してわかりやすく説明していきます。
mineoを使うかどうか通信速度で判断したいという人は、ぜひ最後まで読んでください。
読み終える頃には、mineoの通信速度をしっかり把握できているはずですよ!
※「mineoって実際どうなの?」という点から知りたい方は下記の記事も参考に!
目次
前提:公式サイトの理論値をまず知っておこう
それではまず、mineo公式サイトに掲載されている通信速度の理論値からチェックしていきましょう。


mineoにはauプラン(Aプラン)とドコモプラン(Dプラン)の2種類のプランがあり、通信速度はプランにより異なります。
auプラン(Aプラン)の場合
受信最大速度 | 708Mbps ※au 4G LTE相当 |
送信最大速度 | 50Mbps ※au 4G LTE相当 |
※契約通信量を使い切った場合は、通信速度が「200kbps」に制限されます。
参照:mineo|基本サービスに関するよくあるご質問
ドコモプラン(Dプラン)の場合
受信最大速度 | ドコモ Xi(クロッシィ)相当(788Mbps)/FOMAエリア相当(14Mbps) |
送信最大速度 | ドコモ Xi(クロッシィ)相当(50Mbps)/FOMAエリア相当(5.7Mbps) |
※契約通信量を使い切った場合は、通信速度が「200kbps」に制限されます。
参照:mineo|基本サービスに関するよくあるご質問
下りの最大 au プランで708Mbps、ドコモプランで 788Mbps、上りの最大は au プランドコモ プランともに 50Mbpsということになります。
「上り下り」とは?
- 下り:Webページの閲覧、アプリや画像のダウンロード、動画の視聴などにかかる速さ
- 「受信速度」や「ダウンロード速度」とも言う
- 上り:メールやLINEの送信、SNSへの投稿にかかる速さ
- 「送信速度」「アップロード速度」とも言う





mineoの通信速度を実際に計測してみた!
通信速度を比較したり評価したりするとき、下り速度(ダウンスピード)や上り速度(アップスピード)、pingなどで表された数値が使われます。
ただし実際には、使う端末や使う環境、使い方によって通信速度は大きく変わってきます。
順調と思っていたのになにかの拍子に速度が落ちた、つながりにくくなった、また逆に急に快調に早くつながりやすくなったということもあります。
まず、mineoと通信速度を比較してみましょう。
画像引用:UQ movie公式サイト「UQ movieは実行速度 2年連続NO.1!!」
圧倒的な実速でUQ movie、次いでY!mobileは他社を引き離していますが、遅いと言われているmineoですが、3位にdocomo回線が、4位にau回線がランクインしています。
このデータは、ダウンロード速度によるものです。
ダウンロード速度(下り速度)とは、受信速度のことです。
インターネットの閲覧、動画の視聴、アプリのダウンロードなどを行う際の速度です。
アップロード速度(上り速度)は、送信速度のことでメールの送信、SNSへの投稿、データのアップロードなどです。
通信速度が遅いと感じるのは主にダウンロード速度(下り速度)の方で、こちらに注目しましょう。
また、応答速度のことをpingとは、で数値は小さいほど速度は速くなります。
ある程度の速度が保たれている場合下り速度、上り速度よりping数値の方が実質的な速度感に関係してきます。
朝8~9時(通勤時間帯)の通信速度
mineoと楽天モバイルで、通勤時間帯の通信速度を測定しました。
通信速度は、ダウンロードの速度で遅いと感じるので、それぞれダウンロードの数値を注目しましょう。
高画質の動画を快適に見るなら、5Mbpsが必要です。
mineo 8:47
楽天モバイル 8:23
朝の時間帯は、断然mineoの方が速いです。
mineoの場合、動画を見るならこの時間帯がおすすめです。
昼12~13時(ランチタイム)の通信速度
mineo 12:17
楽天モバイル 12:00
お昼の時間帯は、楽天モバイルに軍配。
動画を見るには、mineoのはちょっと厳しい数値です。
夕方18~19時(帰宅時間帯)の通信速度
mineo 18:46
楽天モバイル 18:50
夕方の時間帯もmineoの方が、楽天モバイルよりも快適な通信速度でつながっています。
動画を見たり、待ち合わせ場所を検索したり、無理なく行えます。
mineoが遅いのはランチタイム
通信速度の実測結果でmineoは、朝と夕方の通勤時間帯は意外と使える速度であることがわかりました。
この時間帯を避けて通信すれば、遅さにイライラすることが減ります。
ウェブ閲覧は?動画は?快適に見られるの?
それでは、mineoでは実際にどんな速度で、具体的にどんなことができるのかご紹介していきます。
混雑時だと少し遅めだが、ウェブ閲覧はできる
スマホでウェブサイトを快適に閲覧するのに必要な読み込み速度は1.5Mbps〜2Mbpsほどもあれば十分。
たとえばYahoo!Japanは、速度1Mbps以上1.5Mbps前後でトップページが開くまで2秒ほど。
楽天市場の場合はデータ量が大きいので、読み込みに1.5Mbpsほどの速度が必要です。
昼の混雑時でも基本的には1Mbpsほどあれば画像の少ないウェブページなら普通に見られます。
mineoでは平日昼の混雑時の速度は平均0.5Mbps程度なので1Mbpsからは多少速度が落ちますが、ウェブ閲覧をはじめメッセージ送受信など最低限のことはできます。
ニュースなどで動画が含まれていると、混雑時は快適に見られないこともあります。
Youtubeは混雑時でも再生が始まればスムーズ
Youtubeは、0.53Mbps程度の通信速度なら普通画質で、0.8Mbps程度の速度なら高画質で見ることができます。
mineoでは混雑するランチタイムだと少し重くなり、読み込みに5秒ほどかかり画質も落ちますが再生が始まると途切れずに見られます。
Instagramは混雑時は遅い。Twitterなら快適に見られる
Instagramは1.5Mbps前後の速度があればストレスなく見られます。
実はInstagramはYoutubeよりもデータ使用量の多いアプリで、mineoだとランチタイムの混雑時には写真が表示されるまでスクロールする度に5秒ほどかかるので多少のイライラ感は否めません。
Twitterはデータ通信量の少ないサービスなので読み込みに必要な速度は1Mbps程度。
mineoでも混雑時も大体問題もなく使えます。
アプリのダウンロードは他社よりも遅い
アプリは平均50MB ほどのデータ量。それを1Mbpsでダウンロードすると所要時間は約7分、3Mbpsで約2分半、5Mbpsで約1分〜2分、30Mbpsだと13秒ほど。
5Mbps以上の速度が出れば比較的スムーズです。1Mbpsを切る時間帯ではアプリのダウンロードは相当な時間がかかります。
格安SIMでアプリをダウンロードする場合の平均的な速度は、平日朝8時頃で平均2Mbpsほど。混雑時の平日ランチタイムで0.4Mbsほど、平日18時〜23時頃は1Mbpsから3Mbpsほどです。
mineoではドコモプランのアプリのダウンロード速度は朝で0.8 Mbps、ランチタイム0.1 Mbps 、夜19時1 Mbpsほど。
auプランだと朝1.1 Mbps ランチタイム0.2 Mbps 夜19時1.1 Mbpsほどと、他の格安SIMよりも反応が遅くなるので、特に混雑時のアプリのダウンロードは諦める人が多いようです。
また、ゲームアプリのデータ量は大体400MBと膨大になるので5Mbpsあってもダウンロード時間は10分ほど。1Mbpsの速度だと約1時間もかかってしまいます。


通信速度でmineoと他の会社を比較!
【通信速度比較】mieno×大手キャリア
docomo、au、ソフトバンクの3大キャリアの実効速度は30Mbpsほどで、格安SIMは混雑時を除いては各社とも平均的に20Mbpsほど。
実効速度において混雑時以外は3大キャリアと大差ありません。




【通信速度比較】mieno×ほかの格安SIM
2018年現在、各メディアで格安SIM・格安スマホ各社のおおよそ10〜25ほどプランを対象にした下り速度のランキングが発表されていますが、いずれのランキングも朝、昼、夕のどの時間帯においてもUQ mobileとY!mobileがツートップとなっていることが多いようです。
UQ mobileは2017年格安SIMサービスの満足度調査でも通信速度の速さでは常に1位をキープしていたツワモノです。
朝8時〜9時頃の通勤時間帯
朝の通勤時間帯は、mineoは平均的に10〜15 Mbpsほどで、UQ mobileやY!mobileと比べても遜色ない速度で安定しています。
IIJmio (みおふぉん)タイプAもそれに次ぐ速度を記録しています。
1日で最も混雑する昼12時~13時のランチタイム
この時間帯でもツートップはUQ mobile とY!mobile。
UQ mobileが20Mbps〜30Mbpsほどの速度を出しているのに対し、mineoでは1Mbpsほどしか出ていないこともあります。
ツートップを除いた各社の速度は平均的に0.4Mbpsほど。mineoは平均0.6Mbps程度です。そんな中でもNifMoが1.8Mbpsほど、LINEモバイルが1.5 Mbpsほどと健闘しています。
夕方18時頃の帰宅時間帯
ここでもトップはUQ mobileとY!mobileですが、それ以外は平均的に0.89Mbps 〜1.5Mbpsほどです。
mineoでは調査によって変動はありますが平均的に6 Mbpsほどを記録しています。この時間帯、IIJmio タイプAとNifMoも比較的高い速度を記録しています。



通信速度で見るmineoの評価は高め
各調査によってばらつきがあるものの格安SIMの速度ランキングではmineoはだいたい中位〜上位に位置し、ランチタイムの混雑時を除けば普段の速度は比較的速い方に分類されます。
下り速度の平均値でUQ mobileとY!mobileに次いで3位を記録している調査もあります。
数値だけだとUQ mobileと大差があるように見えますが、実はUQ mobile があまりにも速すぎるだけであって、mineo が遅いわけではありません。
au系ならUQ mobileの方が圧倒的に速い
mineoはauプランの実効速度は格安SIMの中でも安定しています。mineo のドコモプランと比べても、速度だけなら今のところauプランに軍配が上がります。
しかし、同じau回線を使ったMVNOだと通信速度だけ見ればやはりUQ mobileの存在はかなり大きいです。
ドコモプランは比較的速く、圧倒的なライバルはなし
ドコモ系の格安SIMは、mineoのほかにエキサイトモバイルや楽天モバイル、NifMo、LINEモバイル、BIGLOBE SIM、IIJmioなどありますが、UQ mobileのようなスバ抜けた存在はなく、それぞれに一長一短の個性があります。
その中でもmineo のドコモプランの通信速度は比較的速い方です。
速度ランキングでmineo と競ることが多いのはIIJmio、エキサイトモバイル、DMMモバイル、LINEモバイルになります。
mineoを検討する時は、UQ mobileはもちろんですが、これらも選択肢に並べてみてはいかがでしょうか。
速度以外も充実!mineoの総合評価
ドコモ系でもau系でも使える格安SIMとして注目されるmineoは、大手インフラの関西電力が100%の株式を持つ「株式会社ケイ・オプティコム」が運営していて、ユーザーの間では信頼性の高いMVNOとして認知されています。
ユーザー評価や調査会社の結果は常にトップクラス
2017年に実施された格安SIMサービスの満足度調査では、mineoが総合満足度86.0%で1位、次いでOCNモバイルONEが85.4%、BIC SIMが85.0%と続きました。
同年の別の時期の満足度調査でもUQ mobileに次いでmineoが2位でした。
他にも、Amazonランキング大賞2017「SIMカード部門」、NPSベンチマーク調査2017「モバイル通信サービス部門」でも1位を獲得しています。
画像出典:mineo|受賞一覧
画像引用:mineo|受賞一覧
2018年の満足度ランキングにおいても総合2位。
項目別の順位は「月々の支払料金」と「サポート」で堂々の1位、「事業者に対する信頼性」は2位、「通話料金」と「通信速度」は5位という結果に。
2018年の格安SIMサービスの利用動向調査でも、メインで利用している格安SIMとして楽天モバイル、OCN モバイル ONEと並んでmineoが上位になっています。
筆者としても、格安SIMの各サービスの中で
- 通信の安定性
- 使い勝手やサポート
で特に優れているのがmineoだと思っています。
なぜ人気?mineoの評価が高い4つの理由
事業開始から4年目の2018年3月現在、mineoの契約数は約90万回線。
着々とシェアを伸ばし当初から目標とされていた100万回線が目の前に迫る、勢いに乗るMVNOです。その人気の理由を以下にまとめました。
- 都合の悪いことを隠さない企業姿勢
- 通信障害が少ない
- タダで月に1GBもらえる
- 解約手数料ゼロ円
(1)都合の悪いことを隠さない企業姿勢
画像引用:マイネ王
mineoには、会員数30万人を超える「マイネ王」というコミュニティサイトがあります。
そこには厳しい意見が飛び交うことも多いのですが、mineoは「圧倒的ファンファースト」な企業姿勢を強調していて、それらにも真に対応しています。
ユーザーから寄せられる2,000件以上のアイデアを、2018年3月現在まで200件以上実現しているなど、マイネ王によってmineoのサービスが育てられていると言ってもいいくらいの影響力です。
そんな積極的にユーザーと向き合う姿勢や、都合の悪いことを隠さないオープンな活動が評価されています。




(2)通信障害が少ない
mineoは、これまで目立った通信障害を起こしていないので(2018年3月現在)、20社以上ある主なMVNO の中でも信頼性が高いことで知られています。
タダで月に1GBもらえるフリータンク
画像引用:mineo|フリータンク・チップ
mineoには、家族だけじゃなく全ユーザーで余ったデータをシェアできる「フリータンク」という独自のパケットサービスがあります。
パケットチャージもできますが、フリータンクなら好きな時に月1GBまで無料でもらえるのでデータを使いすぎた場合、このシステムは便利です。
(3)解約手数料ゼロ円
格安SIMの音声通話付きプランの多くは半年から1年以内に解約すると手数料が発生しますが、mineoは音声通話SIMをすぐに解約しても手数料がかかりません。
(4)わかりやすい料金プラン
料金体系はシンプル
1GB~20GBまで容量を選べて、すべてのプランで音声通話に対応していて、それぞれドコモ回線とau回線が選べるようになっています。
くわしくは別記事で確認してみてください。
おトクな割引「家族割」と「複数回線割」
三親等以内の血縁関係でmineoを契約すれば最大5回線まで、それぞれ50円の割引になる「家族割」や、複数回線を持っていれば、申し込みなしで自動的にそれぞれの回線が50円の割引になるという「複数回線割」など割引サービスも用意されています。
mineoだと、ほとんどの場合で月額2,000円前後と、大手キャリアと比べると半分ほどの料金になります。どのくらい安くなるかについては、公式サイトの料金シミュレーターですぐに算出できるので是非チェックしてみてください。
画像引用:mineo|料金シュミレーター
使える無料オプションサービス
mineoは「フリータンク」の他にも、ユニークで使える無料のパケットサービスが揃っています。
通信容量が分け合えるパケットシェア
前月に余った高速通信のデータ容量を住所が同じユーザー同士(最大5回線まで)で分け合える機能です。
パケットギフト
余っている高速通信のデータ容量を他のmineoユーザーの誰とでも分け合うことができます。1回であげられる容量は9,990MB、もらえる容量は10MB単位です。


また、その他に「10分かけ放題サービス」や通話アプリ「LaLa Call(ララコール)」など、有料のオプションサービスも豊富です。
カスタマーサポートも手厚い
困ったことがあれば、年中無休のサポートダイヤル(フリーダイヤル)で相談できるほか、公式サイトではお問い合わせフォームだけでなく、9:30〜20:30まで専門スタッフとチャットができます。
また、公式Twitterアカウントでも質問に対応していますし、マイネ王のQ&Aコミュニティ機能でベテランユーザーに相談するというのもありです。
その他、公式の実店舗が東京をはじめ全国の主要都市にあるので、そこでも新規申し込みや初期設定などの質問に対応してくれます。
まとめ
mineoの通信速度は、平日昼は遅いこともあったり、UQ mobileにまだ勝てなかったりしますが、格安SIMの中では上位クラスです。
マイネ王で厳しいユーザー達の目にさらされながら、常に通信速度の改善を図ろうとしている姿勢があり、速度面でも今後に期待できそうです。
mineoの通信速度まとめ
- 格安SIMの中では上位クラスで、比較的速い方
- 平日昼は遅めだが、メッセージの送受信やウェブ閲覧など最低限のことはできる
- au系ではUQ mobileのほうが圧倒的に速い
- 速度ランキングで競ることが多いのはIIJmio、エキサイトモバイル、DMMモバイル、LINEモバイル
- 企業姿勢としては、常に通信速度の改善を図ろうとしている
mineoは料金が安いと言っても、他のMVNOとの差はわずかなもの。そういった差別化が難しくなっている市場で、マイネ王やフリータンク、有料プレミアムコースなどの個性的なサービスは魅力的です。
格安SIMでは最もユーザ目線を持っていると評価されていて、既存ユーザーの解約率も低下しています。解約手数料がかからないので、一度実際に速度を体感してみるのもいいかも知れませんね。
Soldi編集部は「おうちのお金をスマートに」をコンセプトにコンテンツの配信を行っています。