ネットとまとめて節約!auスマートバリューの加入条件・割引額・注意点を徹底解説
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携帯電話の月額料金は、自宅のインターネット回線とセットで契約することで安くできることがあります。
auでのネット+スマホのセット割引の名前が「auスマートバリュー」です。
auスマートバリューが適用されると、毎月の携帯電話料金が最大で2,000円も割引されます。
この割引はauの携帯・スマホを使っている家族全員が対象になりますので、auで統一している家族は非常にお得になります。
このように、ほとんどのauユーザーがauスマートバリュー対象回線を使うことができるはずです。
ところが、「auスマートバリューという名前は聞いたことがあるけどサービス内容は知らない」「申し込めるのに申し込んでいない」という人が結構多いんです。
auスマートバリューを使っていない人のよくある疑問
- auスマートバリューって何がどうお得なの?
- auスマートバリューって申し込みが必要なの?
- auスマートバリューが適用されるためにはどうすれば良いの?
- auスマートバリューが適用されたら、auに縛られて抜け出せなくならない?
ただでさえ複雑なau携帯電話の料金プランに加え、さらにネット回線のことまで加わったとなれば調べる気をなくしてしまう人も多いかと思います。
そこで、この記事では「auスマートバリューのサービス内容や加入条件、注意点について」をわかりやすく、徹底的に解説していきます。
記事の最後では、実際にauスマートバリューを適用した場合のシミュレーションをまとめましたので、いま使っているau携帯電話の月額料金と見比べてみてください。
それでは、早速まいりましょう!
「auスマートバリュー」ってどんな割引サービス?
auスマートバリューは、au携帯電話と特定のインターネット回線(「」など)を両方契約することで申し込むことができる割引サービスです。
auスマートバリューを適用させるためには以下の組み合わせで申し込む必要があります。
- au携帯電話+auひかりor特定のネット回線+固定電話
- au携帯電話+au Homeルーター
auスマートバリューで割引される対象は「毎月の携帯電話料金」です。
その割引額はau携帯電話の料金プランによって異なります。
auであれば、スマートフォンはもちろん、ガラホやガラケーでも割引は適用されます。
それぞれの割引額を一覧にしてまとめましたので下記の表をご参照ください。
auスマートバリュー割引額一覧表
まずは、auのiPhoneやAndroidスマートフォンを使っている場合の割引額を見ていきましょう。
料金プランによって割引金額は異なりますが、毎月の携帯電話料金が最大で2,000円も安くなります。
ここでは主要なプランのみご紹介します。
あなたのプランがここになかった場合は「加入条件2:auの携帯・スマホで指定のプランに加入していること」の章にすべて書いてあるので参照ください。
au iPhone/Androidスマートフォンの料金プラン | 割引金額 |
---|---|
データ定額30 | 2年間:2,000円/月 3年目以降:934円/月 |
データ定額20 データ定額5 LTEフラット | 2年間:1,410円/月 3年目以降:934円/月 |
データ定額3 データ定額2 | 永年:934円/月 |
auピタットプランは「毎月のデータ容量を使った分だけ支払う」という新しい料金プランです。
3つのタイプに分かれており、選んだタイプによってもauスマートバリューの割引金額が異なります。
- auピタットプラン(カケホ)
- 国内通話が24時間かけ放題
- auピタットプラン(スーパーカケホ)
- 1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題(超過分は20円/30秒の通話料)
- auピタットプラン(シンプル)
- 国内通話を利用した分だけ支払うタイプ(20円/30秒の通話料)
以下はガラホ、ガラケーの場合の割引額です。
auガラホ/ガラケーの料金プラン | 対象機種 | 割引金額 |
---|---|---|
データ定額5(ケータイ) | ガラホ(4G LTE) | 2年間:1,410円/月 3年目以降:934円/月 |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | 永年:934円/月 |
※割引の適用は契約した月の翌月利用分からです
現在ではiPhoneやAndroidスマートフォンが主流ですが、ガラホ(いま販売されている折り畳み式携帯はすべてガラホ)や昔からあるガラケーでもauスマートバリューは適用されます。
ただし、iPhoneやAndroidスマートフォンと比較すると割引金額は若干少なめとなっています。
auスマートバリューを適用することで実際にどれだけ安く使えるようになるかは「一般家庭なら毎月最大で8,000円もお得になる! 」で詳しく解説します。
auスマートバリューは申し込み手続きが必要!
auスマートバリューを適用させるためには申し込み手続きをする必要があります。
au携帯電話を使っていて、対象のインターネット回線を使っていたとしても自動適用される訳ではありませんのでご注意ください。
申し込み方法は以下の3パターンです。
- 全国のauショップで申し込む
- KDDIお客様センター(0077-7-111)へ電話をする
- Webから申し込む
詳しくは「加入方法」にまとめているので、いまスグに申し込みたいという人はこちらからどうぞ。
現在auスマートバリューが適用されているかどうかを知りたい場合も「KDDIお客様センター」に電話をすると確認ができます。
また、WEBから料金明細を確認することでも適用されているかどうかがわかります。
それでは続いて、auスマートバリューの加入条件と注意点を確認していきましょう。
auスマートバリューの加入条件
ここではauスマートバリューの加入条件を確認していきます。
auスマートバリューの加入条件は3つあります。
それぞれをくわしく見ていきましょう。
加入条件1:特定のネット回線+固定電話サービスを契約すること
auスマートバリューの適用を受けるには、契約しなければいけないものが2つあります。
それぞれ説明していきます。
特定のネット回線
auスマートバリューを適用させるためには、au携帯電話+特定のネット回線の両方を契約する必要があります。
特定のネット回線とはauを展開するKDDIと提携関係にある会社で、サービス名で言うと以下の通りです。
インターネット回線 | サービス提供エリア |
---|---|
auひかり | 日本全国 |
@nifty光 | 日本全国 |
@T COMヒカリ | 日本全国 |
AsahiNet光 | 日本全国 |
BIGLOBE光 | 日本全国 |
So-net光 | 日本全国 |
コミュファ光 | 中部エリア(愛知県、静岡県、岐阜県、三重県) |
eo光 | 関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、福井県、和歌山県) |
ピカラ光 | 四国エリア(香川県、愛媛県、徳島県、高知県) |
MEGA EGG | 中国エリア(広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県) |
BBIQ | 九州エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県) |
ひかりJ | 2018年3月31日で新規受付終了 |
上記の通り、KDDIは数多くの回線事業者と提携しています。
これらのインターネット回線を利用していればauスマートバリューを適用させることができます。
また、J:COMをはじめとする多くのケーブルテレビ局とも提携しているので、利用しているケーブルテレビ局によってはauスマートバリューを適用させられます。
ケーブルテレビ局の一部を抜粋してご紹介します。
ケーブルテレビ事業者 | エリア |
---|---|
J:COM | 日本全国 |
花巻ケーブルテレビ | 東北エリア |
TOKAIケーブルネットワーク | 中部エリア |
姫路ケーブルテレビ | 関西エリア |
日本海ケーブルネットワーク | 中国エリア |
上記のほかにも数多くのケーブルテレビ局と提携しているので、上記以外の局をご利用中の方はauスマートバリューの「対象固定通信サービス」をご確認ください。
なお、固定のインターネット回線の代わりに「auスマートポート」という据え置き型ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」を契約した場合も、auスマートバリューに申し込むことができます。
固定電話サービスの加入も必須
そしてもう1つの加入条件です。
忘れられがちですが、auスマートバリューを適用させるためには、これらのインターネット回線サービス事業者と契約したうえでさらに「固定電話サービス(auの電話サービス場合は月額500円)」に申し込む必要があります。
現在では固定電話を持たずに携帯電話だけという人も非常に多いですが、仮に固定電話サービスを使わなかったとしても申し込んでおいた方がトータルで安くなります。
ただし、auピタットプランでひと月のデータ使用量が2GB以下の場合のみ、固定電話サービスの月額料金とauスマートバリューの割引金額が500円と同じなので安くなりません。
ご自身の持たれているau携帯電話の料金プランを確認し、auスマートバリューの割引額と照らし合わせてみましょう。
加入条件2:auの携帯・スマホで指定のプランに加入していること
auスマートバリューを適用させるためには、au携帯電話でも指定された料金プランに加入しなければなりません。
該当の料金プランと、割引額に関しては以下の表をご覧ください。
au iPhone/Androidスマートフォンの料金プラン | 割引金額 | |
---|---|---|
データ定額30 | 2年間:2,000円/月3年目以降:934円/月 | |
データ定額20 データ定額5LTEフラット | 2年間:1,410円/月 3年目以降:934円/月 | |
データ定額3 データ定額2 | 永年:934円/月 | |
データ定額1 | 2年間:934円/月 3年目以降:500円/月 | |
auピタットプラン | すべて:2GB超~20GB | 永年:1,000円/月 |
スーパーカケホ/カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~2GBまで | 永年:500円/月 | |
シンプル:1GBまで | 割引対象外 | |
auフラットプラン20/30 | 永年:1,000円/月 |
ガラホ、ガラケーの場合は以下の通りです。
auガラホ/ガラケーの料金プラン | 対象機種 | 割引金額 |
---|---|---|
データ定額5(ケータイ) | ガラホ(4G LTE) | 2年間:1,410円/月 3年目以降:934円/月 |
データ定額3(ケータイ) データ定額2(ケータイ) | 永年:934円/月 | |
データ定額1(ケータイ) | 2年間:934円/月 3年目以降:500円/月 | |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | ガラケー(3G) | 永年:934円/月 |
料金プランに応じて、auスマートバリューの割引金額が変わります。
なお、割引が開始されるのはauスマートバリューを申し込んだ「翌月利用分から」です。
例えば、2018年6月にauスマートバリューを申し込んだ場合は2018年7月利用分から割引が開始されるので、実際に割引された金額を目にするのは2018年8月に届く請求分からとなります。
申し込んでから割引の適用までには少し時間差があるということを覚えておきましょう。
なお、上記以外の料金プランを使っている人は、auスマートバリューのページをご確認ください。
加入条件3:スマホとネットの契約者が同一姓・同一住所であること
auスマートバリューを適用させるためには、au携帯電話とインターネット回線の契約者が「同一姓・同一住所」である必要があります。
ご家族がau携帯電話を利用していれば当然auスマートバリューは適用できますし、au携帯電話の契約者が50歳以上であれば別住所のご家族にも適用することができます。
別姓の場合でもauスマートバリューを適用させることは可能ですが、以下の書類が必要になります。
- 申込者の住所が確認できる本人確認書類
- 申込者と固定回線契約者との関係を示す「3月以内発行の家族関係証明書類(戸籍謄本や住民票等)」
auスマートバリューの注意点
ここまでauスマートバリューの概要や割引金額、加入条件について解説してきました。
au携帯電話の料金プランによって、毎月の携帯電話料金が最大で2,000円も安くなるauスマートバリューですが、4つの注意点があります。
auスマートバリューの注意点
- 固定電話サービスの加入が必要
- 料金プランによっては3年目以降の割引金額が大幅に下がる
- auひかりの初期費用相当額割引との併用ができない
- スマホセット割との併用ができない
特に、を申し込んだ場合の工事費用が割引される「初期費用相当額割引」や、auスマホとタブレットをセットにすることでタブレットの利用料金が下がる「スマホセット割」との併用ができない点は要注意です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
固定電話サービスの加入が必須
auスマートバリューの加入条件でも解説したように、ネット回線と固定電話サービスの加入が必須となります。
auの電話サービスを利用する場合は月額500円です。
iPhoneやAndroidスマートフォンの普及に伴い、固定電話を利用していない人も多いです。
そんな中で、使いもしない固定電話サービスに申し込まなければならないというのは勿体ない感じがします。
ただし、使っているau携帯電話の料金プランによっては最大で2,000円の割引が受けられるので、少し勿体ない感じもありますが電話サービスに申し込んだ方がお得です。
割引額については「auスマートバリュー割引額一覧表」をご確認ください。
料金プランによっては3年目以降の割引率が大幅に下がる
auスマートバリューはau携帯電話と特定のネット回線を利用し続けている限り、割引が永久に続きます。
ところが、使っているau携帯電話の料金プランによっては3年目以降から割引金額が減ってしまう場合があります。
例えば、au携帯電話でデータ定額30を使っている人であれば、申し込んでから2年間は2,000円の割引がされます。
ところが、3年目以降になると1,066円も割引額が減ってしまいます。
割引金額が途中から減ってしまう料金プランは以下の通りです。
au iPhone/Androidスマートフォンの料金プラン | 割引金額 |
---|---|
データ定額30 | 2年間:2,000円/月 3年目以降:934円/月 |
データ定額20 データ定額5LTEフラット | 2年間:1,410円/月 3年目以降:934円/月 |
データ定額1 | 2年間:934円/月 3年目以降:500円/月 |
携帯電話は基本的に2年契約ですが、割引金額が減ってしまう2年経過のタイミングで機種変更をしても、auスマートバリューによる割引金額は3年目以降のままです。
2年経過したタイミングで新たにau携帯電話を契約し、今まで使っていた携帯電話を解約するという「解約新規」という裏ワザがあります。
しかし、この方法はauショップを運営する各代理店がKDDIからペナルティを受ける可能性があるので断られるケースがあります。
その為、そのまま使い続けるか、そもそもの月額料金が安い格安SIMへMNP乗り換えをする方がよりお得に使えるかと思います。
auスマートバリューはau携帯電話を利用している場合のみ適用なので、格安SIMを利用すると適用されないのでご注意ください。
auひかりの初期費用相当額割引との併用ができない
auひかりホーム(戸建てタイプのauひかり)を申し込む場合、工事費用が発生します。
工事費用 | |
---|---|
一括支払い | 37,500円 |
分割支払い | 625円×60回 |
かなり高額な工事費用ですが、「+電話」を申し込むと『初期費用相当額割引』という割引が受けられます。
初期費用相当額割引とは、60ヶ月間ネット回線の月額料金から625円が割引されるというサービスです。
この割引サービスを利用することで工事費用を実質0円にすることができるのですが、auスマートバリューに申し込むと初期費用相当額割引が終了してしまうのです。
割引金額としてはauスマートバリューの方が大きいですが、併用できないというのは非常に残念なポイントです。
この点が気になるのであれば、auひかりではなくauスマートバリューが適用される他のインターネット回線サービスを利用しましょう。
スマホセット割との併用ができない
auには「スマホセット割」というタブレット専用の割引サービスがあります。
auスマホとタブレットをセットで使うことでタブレットの月額料金が割引されるサービスなのですが、こちらもauスマートバリューとの併用ができません。
知らずに申し込んでしまうと、スマホセット割が強制的に終了しauスマートバリューのみの適用となってしまいます。
auスマートバリューに申し込むと、
- auひかりの初期費用相当額割引が強制終了
- スマホセット割が強制終了
という2点を覚えておきましょう。
auスマートバリューmineとは
auスマートバリューについて調べていると必ず一緒に出てくるのが「auスマートバリューmine」です。
auスマートバリューmineとは、固定のインターネット回線サービスではなくモバイルWi-Fiルーターが対象となります。
「Wi-Fiルーター+au携帯電話」の組み合わせで利用料金が最大1,000円割引されるというサービスです。
対象のWi-Fiルーターは「auスマートバリューmine」をご参照ください。
Wi-Fiルーターでもau携帯電話の月額料金を安くすることができるので、の対象エリア外の人や工事ができないという人でも、au携帯電話をお得に利用することができます。
割引金額は以下の通りです。
au iPhone/Androidスマートフォンの料金プラン | 割引金額 | |
---|---|---|
データ定額30 データ定額20 データ定額5LTEフラット | 永年:934円/月 | |
データ定額3 データ定額2 | 永年:743円/月 | |
データ定額1 | 永年:500円/月 | |
auピタットプラン | すべて:2GB超~20GB | 永年:1,000円/月 |
スーパーカケホ/カケホ:2GBまで シンプル:1GB超~2GBまで | 永年:500円/月 | |
シンプル:1GBまで | 割引対象外 | |
auフラットプラン20/30 | 永年:1,000円/月 |
auピタットプランやauフラットプランであれば、auスマートバリューと割引金額が同じなので、気軽に購入できるWi-Fiルーターの方が良いかもしれません。
特に、「auスマートバリューの注意点」で説明した『auひかりの初期費用相当額割引が併用できない』という注意点が気になる人はこちらをご検討ください。
逆にデータ定額30やデータ定額20といったデータ容量の大きなプランを選んでいる人は、割引金額が大きく減ってしまうので「auスマートバリュー」が適用されるインターネット回線を選んだ方が良いでしょう。
ガラホ、ガラケーの場合は以下の通りです。
auガラホ/ガラケーの料金プラン | 対象機種 | 割引金額 |
---|---|---|
データ定額5(ケータイ) | ガラホ(4G LTE) | 永年:934円/月 |
データ定額3(ケータイ) データ定額2(ケータイ) | 永年:743円/月 | |
データ定額1(ケータイ) | 永年:500円/月 | |
カケホ(3Gケータイ・データ付) | ガラケー(3G) | 永年:743円/月 |
ガラホやガラケーの場合は、auスマートバリューと比較して若干割引金額が少ないですね。
auひかりの対象エリアではない人、ご自宅の都合でauひかりを導入できない人でも「auスマートバリューmine」という割引があるということを覚えておきましょう。
一般家庭なら毎月最大で8,000円もお得になる!
それでは、いよいよauスマートバリューを適用した場合の料金シミュレーションをご紹介していきます。
この記事では、以下の3つのパターンを例として説明していきます。
それぞれを見ていきましょう。
4人家族、全員がauユーザーの場合
4人家族で全員がauユーザーで、全員「データ定額30」プランを選択している場合は、最大で毎月8,000円、年間で96,000円もお得に使えるようになります。
父 | 母 | 息子 | 娘 | |
---|---|---|---|---|
スーパーカケホ | 1,700円 | 1,700円 | 1,700円 | 1,700円 |
LTE NET | 300円 | 300円 | 300円 | 300円 |
データ定額30 | 8,000 | 8,000 | 8,000 | 8,000 |
auスマートバリュー | -2,000円 | -2,000円 | -2,000円 | -2,000円 |
合計金額(割引前) | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
合計金額(割引後) | 8,000円 | 8,000円 | 8,000円 | 8,000円 |
差額 | -2,000円 | -2,000円 | -2,000円 | -2,000円 |
割引前の家族合計は40,000円で、割引後は32,000円となります。
かなり単純な計算になりますが、4人合わせれば最大で毎月8,000円も月額料金を下げることができます。
auピタットプランの場合は以下の通りです。
家に固定回線を引きつつ全員データ定額30プランを契約するのはかなり珍しいパターンなので、現実的にはこちら程度の割引額で落ち着くことが多そうですね。
auピタットプラン(スーパーカケホ) | 父 | 母 | 息子 | 娘 |
---|---|---|---|---|
~1GB(1年間) | 2,480円 | - | - | - |
~2GB(1年間) | - | 3,480円 | - | - |
~3GB(1年間) | - | - | - | 4,480円 |
~5GB(1年間) | - | -5,480円 | - | |
auスマートバリュー | -500円 | -500円 | -1,000円 | -1,000円 |
合計金額(割引後) | 1,980円 | 2,980円 | 4,480円 | 3,480円 |
割引前の家族合計が15,920円、割引後の合計金額が12,920円です。
合計で3,000円安くなっているので年間36,000円の節約ができます。
一人暮らしでauを使っている場合
一人暮らしでauを使っている人で、auピタットプラン(スーパーカケホ)を使っている場合の料金シミュレーションをしていきます。
auピタットプラン | |
---|---|
~1GB(1年間) | 2,480円 |
auスマートバリュー | -500円 |
合計金額 | 1,980円 |
auピタットプランでデータ使用量が少なければ、この月額料金でau携帯電話を利用することができます。
ですが、ここでauスマートバリューの加入条件を思い出してみましょう。
au携帯電話+特定のインターネット回線が加入条件ですが、「固定電話サービス」の加入も必須でしたよね。
auの電話サービスの場合は月額500円の料金が発生します。
つまり、あなた個人の通信費としてau携帯電話とインターネット利用料を考えた場合、使いもしないau電話サービスで500円の料金が発生しているので、auスマートバリューが適用されているにもかかわらず全くお得になっていないのです。
もちろん、家族で使っている場合でも固定電話サービスへの加入は必須ですが、固定回線を1回線ひくだけで最大10回線まで適用できます。
元々、auスマートバリューは一人暮らしで使うより、家族で使った方が合計の割引金額が大きくなりお得に使えるサービスなのですが、一人暮らしの場合でも割引額が500円以上の「データ定額5」などのプランを選べばお得になります。
なお、プラン選び以外にも一人暮らしの人でもauスマートバリューをお得に使うテクニックがあります。
- 50歳以上なら別居していてもauスマートバリューは適用可能
- 携帯電話の契約者住所を家族が使っている固定インターネット回線の契約者住所と同一にする
携帯電話の契約者住所の変更はWebから申し込むことが可能です。
請求書を郵送にしている場合は住所変更先に郵送されるようになるので、その点はご注意ください。
格安SIMへの乗り換えとauスマートバリュー、どちらがお得?
最後に、格安SIMへの乗り換えとauスマートバリューを適用させる場合を比較していきます。
結論からいうと、格安SIMに乗り換えた方が通信費を削減できるのでお得に利用することができます。
この記事では、au回線の格安SIMであるmineoを例に挙げ、なるべく同条件で比較していきます。
mineo(音声通話+3GB+10分かけ放題) | au(スーパーカケホ+データ定額3)+auスマートバリュー | |
---|---|---|
月額料金 | 2,340円 | 6,200円 |
auスマートバリュー | - | -934円 |
合計金額 | 2,340円 | 5,266円 |
上記の比較表を見て頂ければ一目瞭然ですね。
ほぼ同条件で比較していますが、mineoにすれば毎月3,000円ほどの料金を節約することができます。
しかも、auは5分かけ放題なのに対してmineoは音声通話が10分かけ放題です。
データ容量は同じなので、1回の通話時間が長くできて、かつ月額料金が安くなる格安SIMへ乗り換えた方がお得だといえます。
反対に、auスマートパスやauの各種サービスを利用している人は格安SIMに乗り換えると利用できなくなるので、そういったサービスを利用している場合はauを使い続けた方が良いでしょう。
auスマートバリューの加入方法
最後に、auスマートバリューの加入方法について解説していきます。
auスマートバリューの加入方法は3つあります。
- 全国のauショップで申し込む
- KDDIお客様センター(0077-7-111)へ電話をする
- Webから申し込む
最もお手軽な方法はKDDIお客様センターに電話する方法です。
Webからの申し込みは各項目への入力が面倒なのと、auショップへの来店は待ち時間や他商材の売り込みが多いのでおすすめしません。
au携帯電話からの電話であれば「157」に電話をかけるだけでKDDIお客様センターにつながるので、オペレーターの指示に従うだけで簡単に手続きができます。
ただし、2点注意点があります。
1つ目はWebと電話でauスマートバリューを申し込む場合、申し込める回線数は4回線までであることです。
5回線以上の申し込みをする場合は、最寄りのauショップに行く必要があります。
auショップに行く際は下記の持ち物が必要になるので、5回線以上の申し込みは少し手間がかかることを覚えておきましょう。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 使っているau携帯電話
- 家族関係の証書書類(必要な場合のみ)
2つ目の注意点は、使っているインターネット回線が以下に該当する場合は、auショップか電話のみの受付となることです。
- eo光 (ケイ・オプティコム)
- ピカラ光(STNet)
- メガエッグ(エネルギア・コミュニケーションズ)
- BBIQ(QTnet)
いわゆる「電力系光回線」を利用している場合は、auショップか電話で申し込むようにしましょう。
電話の場合は、KDDIお客様センターへの電話でOKです。
また、申し込みをした後に割引が適用されるのは翌月の利用分からです。
例えば2018年6月に申し込みをした場合、2018年7月利用分からの割引適用となるので、割引されたことを目にできるのは2018年8月に届く請求明細からです。
この部分を勘違いしてしまう人が非常に多いので、しっかりと覚えておきましょう。
まとめ
以上、auスマートバリューについて徹底解説してまいりました。
最後に、この記事のおさらいをしていきましょう。
- auスマートバリューとは、au携帯電話と特定のインターネット回線を両方契約すると最大で2,000円の割引が受けられるサービス
- auスマートバリューの割引金額はau携帯電話の料金プランによって変わる
- 毎月の通信費だけを見るなら格安SIMに乗り換えた方がお得。auサービスを利用するならauスマートバリューを上手く使おう!
- auスマートバリューの申し込みは「Web・電話・auショップ」の3パターンから選べます
- auスマートバリューの適用は申し込んだ月の翌月利用分から
au携帯電話を使うのであれば、毎月の携帯電話料金が最大で2,000円も割引になるauスマートバリューを使わない手はありません。
auスマートバリューの申し込みも電話で簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてください。
auひかりの総合的なスペック・1番お得な申し込み方については、下記の記事を合わせて参考にして下さい。
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