初デートで男性が全額支払うべきと思っている女性は何割?クーポンの利用はアリ?20代~30代女性に調査!
株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林和樹)は、20歳~39歳の未婚女性316名を対象に「節約」に関する調査を実施しました。
調査結果概要
- 初めてのデートでの支払いは「できれば男性に多めに支払ってほしい」(30.4%)が最多、「全額男性に支払ってほしい」は4人に1人。
- 30代前半女性は「全額男性に支払ってほしい」(33.3%)、「できれば男性に多めに支払ってほしい」(33.3%)の割合が多い
- 男性が行っている節約で女性の好感度が高いのは「自炊をする」「お弁当を作る」「マイボトルを持ち歩く」
- 初デートでクーポンやポイントカードを利用する男性を「とても嫌だと感じる」女性のうち、約6割が初デートの支払いを「全額男性に支払ってほしい」と回答
目次
初デートの支払いは、「できれば男性に多めに支払ってほしい」が最多
まず、初めてのデートでの支払いに関して、20~30代の未婚女性316人に聞きました。
最も多かったのは「できれば男性に多めに支払ってほしい」で30.4%。「全額男性に支払ってほしい」(24.4%)と合わせると、54.8%となりました。
一方、「大体同じ額の支払いでいいが、きっちり割り勘(1円単位や10円単位など)は嫌だ」と回答した人は27.2%で、約4人に1人という結果。「きっちり割り勘がいい」と回答した人は13.3%にとどまっています。
30代前半女性は「支払ってほしい」割合が多い
初デートでの支払いに関して、回答した女性の年齢別に見てみるとどうでしょうか。
特徴的だったのは、30代前半の女性は「全額男性に支払ってほしい」「できれば男性に多めに支払ってほしい」(ともに33.3%)の割合がほかの世代と比べて多かった点です。
また、20代前半女性は「きっちり割り勘がいい」と答えた人が25.0%と、4人に1人の割合となりました。この割合はほかの世代ではいずれも1割に満たなかったため、ポイントに倍近くの差がついています。
次の章からは、「全額支払ってほしい」「できれば多めに支払ってほしい」「大体同じ額の支払いでいいが、きっちり割り勘は嫌だ」「きっちり割り勘がいい」を選んだ人に、それぞれ回答した理由を聞きました。
全額支払って欲しい派:「いつもそうしてもらっている」「最初はかっこつけて」
それぞれの回答を選んだ人に、その理由を聞いてみました。
まず、「全額男性に支払ってほしい」と答えた人の主なコメントは以下の通りです。
「全額男性に支払ってほしい」
- いつもそうしてもらっているから
- 気前がいい人の方が男らしく感じる
- 最初から割り勘した経験がない
- それすら出来ぬ者とは付き合わない方が良いと聞く
- 収入的にそうであるべきと考える
- 男だから
- 自分のことをどれだけ本気かの目安になるから
- 女性にお金を少しでも出させようとする心の狭い人は嫌い
- 最初なので男性が誘った側だったら全額出して欲しい。会計前にモタモタするとせっかくの楽しい雰囲気が壊れるので
- 私の収入がとても少ないので、デート=出費だと、出かけるのを躊躇ってしまう。毎回は無理でも、私の収入事情を考慮して、支払ってくれる男性となら、気兼ねなく出かけられる
- 多めに稼いでいるから
- 初デートなのでリードする感じでご馳走してもらえたら嬉しいと思う
- 大切にされている感があるから
- 好意をもってデートに誘ったなら、まずはおごりか、多めに払って欲しい
- はじめてのデートでは見栄を張って欲しい
- 最初くらいはかっこつけてほしい
「いつもそうしてもらっている」「そうあるべき」「男だから」といった、「支払ってもらうことが当然」といった意見が目立つ一方、自分の収入の低さを理由に、男性に支払ってほしいという意見もありました。
また、支払ってもらうことで「自分のことをどれだけ本気かの目安になる」「大切にされている感があるから」といった、男性がおごってくれるかどうかで自分への愛情をはかっているという声もあるようです。
男性に多めに支払ってほしい派:「初めてのデートならリードしてほしい!」
次に、「できれば男性に多めに支払ってほしい」と答えた人の声を見てみます。
「できれば男性に多めに支払ってほしい」
- 何となくいつもそんな感じ
- 割り勘だとなんだか女々しいから
- ケチは嫌い
- 男が払うのは当たり前だから
- 飲食の量が違うから
- 男性の方が基本的によく食べるため
- 男のプライドを持って欲しい
- はじめてのデートなので、多少は男のプライド?をみせてほしい
- エスコートとして少し多めに払って欲しいです
- 男性にリードしてほしいので
- 男性の方が安定して収入があり、女性より稼いでいる人が多いから
- デートなので男性のリードする姿を見たいので。きっちり割り勘だと彼女として見られていないのかなと思ってしまう
- タダ飯をしたい訳ではないが、建前だけでも女性に対して気を使える人かどうかを判断する基準になると思うから
- 全て支払ってほしいという気持ちはないが、男女の仲として会うのであれば、多少なり多めに払ってもらえると、嬉しい気持ちになる
- 特別扱いというか女の子扱いされたいから
- 自分も出さないと申し訳ない気持ちはあるが、私のために出したいと思ってもらえることが嬉しい
- 初めてだったら少し多めに払ってもらって次のデートからは割り勘でいい
- できれば男性に多めに支払ってほしい。2回目とかならいいけど、初回のデートだから
- 向こうからのお誘いならば多めに払ってほしい
おおむね、「全額男性に支払ってほしい」派の意見と同じく、「初めてのデートなので男のプライドを見せてほしい」「女の子扱いされたい」という意見が目立ちました。
また、「全て支払ってほしいという気持ちはない」「自分も出さないと申し訳ない気持ちはある」という一方で、「きっちり割り勘だと彼女として見られていないのかなと思ってしまう」「建前だけでも女性に対して気を使える人かどうかを判断する基準になる」といった声も。
負担にはなりたくないけれど、初回のデートでは多少は男性に多めに支払ってもらいたいという、複雑な思いを感じている女性が少なくないようです。
大体ワリカン派:「対等がいいけど、細かすぎるのは嫌!」
次に、「大体同じ額の支払いでいいが、きっちり割り勘(1円単位や10円単位など)は嫌だ」という人の声を見てみましょう。
「大体同じ額の支払いでいいが、きっちり割り勘(1円単位や10円単位など)は嫌だ」
- 奢ってもらうのが当たり前だとは思っていないから
- 自分が食べた分は自分で払いたいので
- どちらも楽しんだのであれば、同じように支払いも精算すべきだと思う
- 対等でいたいから
- あまりにもきっちり割り勘はめんどくさく感じるので、大雑把な割り勘がいい
- たった数十円~数百円すらも損得にこだわる人は神経質でこちらが辟易する。交互に端数を出すなど大体同等の負担であれば関係も対等を保てる
- 初デートで全額男性に奢ってもらう理由がないので折半でいいと思う。しかし、1円や10円単位で割り勘にこだわるのは、支払いにかける時間が余分にかかる恐れがあり、スマートでないと思う
- 小銭まできっちりされると、財布に入っていないときに支払いしづらいから
- きっちりだと細かい人なんだなって思ってしまう
- お互い平等でありたいと思うけど一円単位の精算にでレジ前で時間を取りたくない
- 男性に限らず、1円単位での割り勘は嫌だ
- 奢ってほしいとは思わないが、端数まで請求されると恋愛対象にはならない
- 細かすぎる性格は自分とは合わない
- 親密になってきたら、多めに払ってもらったりもしたい。
大体同じ額の支払いでいいと答えた理由としては、「対等でいたいから」「奢ってもらうのが当たり前だとは思っていない」といった声が目立ちます。
一方で、「あまりにもきっちり割り勘はめんどくさく感じる」「細かすぎる性格は自分とは合わない」といった神経質そうな割り勘に抵抗を感じる声や、1円・10円単位の割り勘は「スマートでない」「支払いしづらい」といった意見も多く見られました。
「端数まで請求されると恋愛対象にはならない」といった声もあり、きっちりしすぎる割り勘は、望ましくないと感じる女性が多いことがわかります。
きっちり割り勘派:「借りを作りたくない!」
「きっちり割り勘がいい」を選んだ人の意見はどうでしょうか。
主な理由として挙げられたのは、以下の通りです。
「きっちり割り勘がいい」
- 借りをつくりたくないので
- 自分の負担が大きくなるのはもちろん嫌だが、借りを作るのもそれはそれで嫌だ
- 初デートだと付き合ってないことが多いと思うので、まだ付き合ってない人におごらせたくはないから
- 相手に払ってもらうと申し訳なく思うから
- 後々めんどくさくなることを考えるならきっちり割り勘の方が楽であるため
- 初デートではお互いの価値観がわからないので、後くされのないように割り勘にしたい
- 割り勘で、きちんとしたい。お金を多く払ってもらうのは嫌だ
- 自分の分は自分で払いたいから
- 奢らせるとうまくいかなくなった時に恨まれるから
- 相手と平等な立場でいたいから。金銭的に借りを作りたくないから
多かったのは「借りを作りたくない」「自分の分は自分で払いたい」といった声。
また、「後々めんどくさくなることを考えるならきっちり割り勘の方が楽」「後腐れのないように割り勘にしたい」といった、初デートでまだ相手のことがよくわからないからこそ、自分の分は自分で支払いたいという意見もありました。
また、「その他」を選んだ人の中には、「状況に応じて決めたい」「相手次第」といったように、支払いに関しては状況に応じて決めたいという声もありました。
女性の好感度が高い節約は「自炊」「お弁当」「マイボトル」
ここまでご紹介した通り、20代~30代の未婚女性の半数以上が、初デートの支払いに関して「全額男性に支払ってほしい」もしくは「できれば男性に多めに支払ってほしい」という意見でした。
その中には、「ケチは嫌い」「気前のいいひとの方が男らしく感じる」といった声も。
一方、前回の調査で「節約をしている男性のイメージ」を聞いたところ、「とても好感を持つ」(28.5%)、「どちらかといえば好感を持つ」(42.1%)と、節約をしている男性に好感を抱く人が圧倒的多数でした。
男性が行っている節約への印象に関して、「とても好感を持つ」「どちらかといえば好感を持つ」と答えた人の合計が最も多かったのは、「自炊をする」(計81.0%)でした。
これに「お弁当を作る」(74.7%)、「マイボトルを持ち歩く」(73.4%)、「水道・光熱費を抑える工夫をする」(73.1%)が僅差で続き、少し開いて「格安SIMを利用する」(48.7%)という結果です。
また、反対に「とても嫌だと感じる」「どちらかといえば嫌だと感じる」と答えた人が最も多かったのは、「無料のシロップや調味料を持ち帰る」で、合計60.5%でした。
「クーポン・ポイントカードは嫌!」という女性、約6割が「全額男性が支払い」希望
初デートでクーポンを利用したり、ポイントカードを使ったりする男性に対して「嫌だと感じる」という人と「好感を持つ」という人で、デートの支払いへの希望は異なるのでしょうか。
特徴的だったのは、初デートでクーポンやポイントカードを利用する男性に対して「とても嫌だと感じる」と回答した女性は、ほかの回答をした女性と比較して初デートで「全額男性に支払ってほしい」と回答した割合が大幅に高い点です。
全体で見た割合(「全額男性に支払ってほしい」24.4%)と比較すると、いずれも30ポイント以上高いことがわかります。
男性に支払ってもらうことで「男らしさ」や「自分への本気度」を感じたいという「全額男性に支払ってほしい」派の女性としては、初デートでのクーポンやポイントカードの利用が許せないのでしょうか。
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